[2439] アノ観光課・続編

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

某県庁の観光課が、観光コンテンツの問い合わせ先として記載されることを拒否してきた件。
加えて、観光サイトを運営する委託先からも、「責任が持てない」と断られる顛末。
確か、[ 前々回 ]でしたっけ。
そんなご報告をしました。

しかし、黙って指をくわえているわけにはいきません。
自分はピンのフリーランス。誰にも頼れず、自力で解決することが求められます。

そこで、県庁所在地のある市町単位の観光課に泣きついてみようと考えました。
今回のコンテンツの中には他市の観光情報も含まれているので、フツーに考えれば、断られて当然。
レベルの高い、寝技が求められます。
その結果・・・、
後者の委託先からOKをもらうことができました。
イエーイ。

企画概要書の泣き落とし部分
企画書で「泣きつき」ました

O2市観光課の電話対応が好印象だったので、「いけるかな」という実感はあったんです。
実際、O2市から県の上役に直談判してくれたようです。
また、最悪ダメでも、ウチで引き受けますよと。
泣きついたかいがあったというものです。
電話でピンチ感を訴え、しかも甘えたトーンで頼る。
寝技でしたな、まさに。

さて、やりとりを見ていると、観光課の上の「局扱い」にしてもらったんですね。
そこで了承され、観光サイトを運営する委託先に指示が落ちた模様。
確認の電話をしたら、
「あぁ、その件ならOKですよ」
の一言。ゲラを出す必要もありませんでした。
あっさりしたもんです。

O2市に感謝、O2市大好き。
役所のツボを心得た名さばき。O2市すげーよ。

県に断られた場合・・・って、そもそも、そんなことは起こらないんですが・・・有力な市町単位に泣きつく。
これって、汎用性のある方法なんですかね。
例えば東京都がダメだったら、新宿区に相談するんでしょうか。
新宿区が、檜原村のキャンプ場の対応をしてくれるんでしょうか。
そう考えると、いまさらながら無理がありましたな。
「最悪ダメでも、ウチで引き受けますよ」と言ってくれたO2市、改めてすげーよ。
何かをなすのは最終的に人だな・・・と痛感しました。
スポンサーサイト

[2352] 「はらむ」のマイブーム

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

かっちょイイ言葉を見かけると、つい、使ってみたくなるもので。
しかも、バカみたいに多用してしまう自分がいます。
それが、どこかの冊子で見かけた「はらむ」。

問題点をはらむ、危険をはらむ、なんて使うと気分じゃないですか。
もともとは「お腹の中にあかちゃんを抱えた」という意味でしょうから、「内在している」とか「完全な形をしていないものの、その姿が見え隠れしている」シーンが適宜。
または、思いきった詩的表現として、

SLやまぐち号は、いったん火をはらむと、ゴウゴウと進んでいった
ウイスキーをその中にはらんだ木の樽は、この後、約3年間も寝かされるのだ

なんて使い方もできます。
「はらむ」。なかなかでしょ。

築地の玉子塚
「はらむ」の象徴的な茶濁でございます

その一方、この言葉は、差別用語的なニュアンスをはらみます。
差別じゃないか、女性固有の状態を平準化して扱っていることへの反目か。
看護婦じゃなくて、看護師。
スチュワーデスじゃなくて、キャビンアテンダント。
どうなんでしょうね。
いまのところ、各所から指摘は受けていません。
そこまで考えていないというのが実情なんでしょうけど。
やっぱり、男女問題に近いデリケートな描写では、使えないのかな。

女性の老後は、独り暮らしというリスクをはらむ
男性は、薄毛になりやすい傾向をはらむ

むしろ、男性とマッチしないですね。妊娠しないもの。
そうなると、ヒトではなくて、モノの描写に限定されるんでしょう。
モノだからこそ、ヒトの比喩が生きる。

この時期、水を大量にはらんだ日本ダムでは、放水イベントが行われる
温かい空気をはらんだ数々のバルーンが、空の彼方へと消えていった

待て待てって。
これは、妊娠末期・・・というか、いっぱいいっぱいに詰まっているシーンですよね。
「はらむ」とは、また違う気がしなくもないです。
水を大量に抱えた、温かい空気で満たされた・・・うん、コッチのほうがしっくりくる。
数字で表すのは難しいけれど、あえて容量率や具現化率にするなら50%以下。
タップタプだったり、思いっきりわかっちゃっている状態は、「はらむ」じゃないんでしょう。
違うかな。
とりあえず、そういうマイルールにしておきます。

[2252] 自動撮影サービスに「アンチ」条件は付せるのか

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

14日の読売新聞経済面によると、パナソニックは今後、全国の遊園地や観光地などに「カメラシェアリングサービス」を展開していくそうです。
A.I.機能の付いたカメラが、事前登録しておいた人の顔を認識して、勝手に映してくれるらしい。
しかもこのA.I.、プロ級の腕前なのだとか。

まず気になるのは、無関係な人の映り込みですよね。
本人の知らないうちに、浮気の証拠写真が取られている怖さ。
浮気じゃないにしても、「この遊園地は、勝手に撮られっぞ」みたいな反目って、出ないんでしょうか。
おそらくは、SNSなどで使われることを想定しているんでしょう。
「あいつ、風邪だとか言って会社を休んでおいて、遊び倒してるじゃん」
そういう被害って、真っ先に考えられますよね。

産経ニュースのカメラシェアリングサービス
報道一例しとしての「産経ニュース」

このサービスに関連して、以前、競輪場を取材したときのことを思い出しました。
あそこは、カメラNGなんですよ。
係員いわく、「ここにいてはいけない人の姿が映るかもしれない」と。
あの・・・オカルトじゃありませんよ。
まっとうな金策をしているはずの人が、イチかバチかのギャンブルに出ている。
そういう写真があると、トラブルの元になる。
だから、撮影はやめてくれと。

もちろん、パナのサービスは、競輪場を外してくるんでしょう。
でも、趣旨としては、同じことなんですよね。

そこで標題の件。
優秀なA.I.さんなんだから、「この顔があったら撮影禁止」というアンチ条件を付けられないんでしょうか。
もしくは、撮った後の処理でフィルターをかけてもらっても構いません。
トリミングで外してもらうとかね。
芸能人とか、そこそこニーズがあるんじゃなかろうか。
待てよ、週刊誌が勝手に狙っているタレントの顔を登録したら、どうなるんだろう。
行動、筒抜け。
カメラマンも不要。何せ、プロ並みですから。
やっぱ、怖いよ、このサービス。
警察がナイショでやっている・・・かどうかは知りませんけど・・・のとはわけが違う。
一般利用ができる仕組みにしちゃって、いいのかな。

[2152] 時間当たりの委任契約という方法

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

「例えば『月100時間』のような、案件内容によらない、包括的な契約ってできますか」

そんなご提案を、某社から受けました。
言うなれば、委任契約になるんでしょう。
対して、案件ごとに諸条件を決めてやりとりする形態は、請負契約。
いままで、この請負契約がメインでした。

いま、媒体社の広告手法は多様化してきて、まさにレップ状態なんですね。
レップというのは、何て言うんだろ・・・固定のブツに縛られず、要望や条件に合わせて組み立てる・・・といったところでしょうか。
よって、決まり切ったお仕事が落ちてくるわけではないのです。
メディアひとつ取っても、文章としてのインタビュー記事なのか、はたまた動画一本なのか、あるいは用意した記事に専門家の監修をいただく作業なのか、クライアントごとに多種多様。
その辺を、流動的にこなせないかと。

ランチメニュー
自分のイメージする請負契約 お任せ定食が委任契約

要は、1カ月で100食用意してクレと。
中身は、焼き魚だったりパスタだったり、カレーもありますよ。
そのたびに価格とかを打ち合わせないで、100食一式いくらでどうだと。

仮に1食3500円として、35万円ですか。
これで、月の半分くらいの時間が持って行かれるのかな。
あとは、決まっている連載と、請けられる範囲で単発を入れれば、ソコソコは行く。

ベースが固定されるのは、いいことですね。一番の魅力。
一方で怖いのは、いきなり終了すること。
ここは、「3カ月契約+前月の自動更新」みたいな形が好ましいんでしょう。
話が煮詰まってきたら、切り出してみますか。

あとですね、これは報酬扱いになるのかな?
ライターの場合、原稿料という項目だと、源泉徴収がかかるんですよ。
フィーから0.1021%もっていかれます。
その点、報酬扱いにしてもらえたら、いくらか助かるな・・・月3万5000円か。
あー、そうしてもらおう。
って、コレ書いたらダメですよね。
えーと、必ずしもライティングに限らず、メディア手配、版権の確認、ロケや撮影、進行管理、電話による各所の調整、打合せなど、内容は雑多・・・ということにしておきます。

[2651]20180301朝日新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

20180301朝日新聞

[1797] ヘタなブログも1000打ちゃ当たる

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

もともと業務日誌的な性格の強い当ブログですが、いつの間にか1500以上の記事を蓄積するに至りました。
ここまで来ると、さすがにクローラーがバカスカ入ってきますな。
だいたいのところですが、1日あたりで100アクセス。
一般の読者さんは約50アクセスですから、3人に2人はクローラー。
人ではなくて、件でしょうけど。

実は、あんまり有名になりたくないところがあります。
結構、きわどい暴露をしていますからね。
むしろ、そっとしておいてほしい。
このブログは、どちらかというと「書く修練」なんですよ。自分のための。
オープンにできない部分には、あえてSEOに引っかからないためのボカシを入れたりしてます。

コトバの作法から山ガハへ移植した記事
アクセスの多い記事を移植する試み

加えて最近、アクセスの多い記事を親サイトに移植し始めました。
こういうことをすると、検索エンジンの評価が“下がる”んですよね、確か。
下がって上等。
どちらかというと、親サイトが上がってほしい。
向こうは、基本のページを除くと、まだ20記事前後じゃないかな。
まだまだ、媒体力が弱いです。
山ガハのときは200記事前後になるようコントロールしていたので、それに比べると10分の1。
手近なところで、50記事くらいにはしておきたいですね。

仮に50移植しても、コッチは約2カ月でカバーできますから、大した影響を受けません。
っていうか、影響を受けてもいいんですけど。
アフリエイトなんてやってませんし。その気もないですし。
1日50人の読者が、人知れず訪れるブログ・・・というか業務日誌。
それで十分です。
お仕事のお問い合わせ
カレンダー
05 | 2018/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

最新記事
カテゴリ
お世話になっているサイト様
最新コメント
最新トラックバック
コトバカウンター
special thanks to
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR