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[2370] 一刻一秒と一国一城

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

「一刻一秒を争う」
と書いておいて、はたして正しい表現なのかなと、考え込んでしまいました。
こういうセルフチェック、大切です。

試しに「一刻一秒」で検索してみたら、使われてはいるようなんですね。
ただ、著名なWeb辞書は取り上げていない模様。
紙の『新明解』にも載っていませんでした。

そこで思ったんですが、もしかしたら「一国一城」との混同ではないかと。
そもそも「一刻」を現代の時間で表すと、30分になるそうじゃないですか。
つまりは1800秒。
1800や1を争うって、ずいぶんルーズーですよね。
緊迫感がない。
結局、『新明解』になかったこともあるし、使わないことにしました。

姫路城で一刻一秒
一国一城の茶濁として、姫路城様のおでましです

こういう誤用というか混同って、ほかにもありますよね。
そう言いつつ、ぱっとは出てこないんですけども。
そうだっ、「弥が上にも」と「いやが応でも」が混ざった、「いやが上にも」とかね。

その一方、こうした誤用は、マジョリティになると市民権を得るんです。
カラオケで、「いやが上にも」盛り上がっちゃう。
あながち間違いとは言い切れなくなってくる。
コミュニケーションの可否は受け手側の問題なので、使っている側が「違う」と言ったところで、受け手に通じれば十分。
その線引きは、市民権を得ているかどうか。
名だたる辞書が用例を載せはじめたら、「得た」と言っていいでしょう。
さて、「一刻一秒を争う」はいかに。

難しいですよね。
うーん、現代小説などでは散見されるもの、まだ、「得てない」んじゃないですか。
もっともらしい記事で「一刻一秒」を見かけると、ちょっとバカっぽく思えちゃう。
少なくとも、自分はそうならないように気をつけます。
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[2270] トルコの領事館殺人事件から学ぶべきこと

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

サウジアラビアに批判的だった記者が、外国にあるサウジ総領事館で殺害された・・・と思われる事件。
殺人という猟奇性にのみ注目が集まり、かえって事の本質を見逃してないでしょうか。
この事件は、外国で行う国内手続きの不備を示唆していると思うんですよ。
わかりやすいように、日本のケースへ置き換えて考えてみましょうか。

雪田氏は、内閣の特務機関で、犯罪防止にまつわる情報収集をしていました。
日々、交わされるメールやチャットの中から、犯罪絡みのキーワードを検索していたんですね。
えー、スノーデン氏をイメージしていただければよろしいかと。
しかしあるとき、プライバシーの盗み見に嫌気がさして、ハワイへ移住することにしました。
さて、在住資格の更新などの必要性から、ハワイにある日本領事館を訪ねたところ、そこに待ち受けていたのは日本警察。
「待ってました」とばかりに、つかまってしまいました。

サウジ総領事館殺人事件の記事
報道一例としての「FNNPRIME」

つまりですね、領事館の外交特権を理由に、人権が侵害されかねないってことなんです。
何かしらの理由で本国を離れたとしても、手続きの必要から、わざわざお縄になりにいく場面が考えられる。
例えばですよ、本当は無罪なのに、要らぬ嫌疑をかけられて死刑になりそうだと。
だから、国外に逃げとけと。
でも、何かしらの手続きをしに行った領事館で捕まってしまう。
日本は平和なので、コレといったケースが思いつかないものの、そういう怖さをはらんでいるじゃないですか。
できれば避け続けていたいのに、どうしても通らないと行けない関所がある。
おなじみ「勧進帳」から、弁慶の飛び六方みたいな一幕。まあ、判官贔屓が常に行われればいいんでしょうけど。

それはそれとして、「領事館じゃないと手続きできない」という部分がネックだと思うんです。
身に危険を感じた場合、ハワイの窓口でも国内手続きができる。もし、そうなっていれば、今回の事件は防げましたよね。
もちろん、正当性を立証する必要はあるでしょう。
犯罪者に悪用されたら、たまりませんから。
そのとき、生命に関わる事態だったら、「証拠がないから認められん」なんて言ってないで代行してあげる。
ボーダレス化にともない、そろそろ、そういう仕組みが必要なんじゃないでしょうか。

[2170] 経営者になりたかったワケではない

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

えー、標題。
気をもむようなことを言ってますが、全くもって仮のお話です。

先日の取材帰り、某メディアさんが、「もっと発注量を増やしたい」とおっしゃるんですな。
例の、委託契約を結んでいるところです。
何でも、月100個の記事を配信する予定があるそうで。
それを、「コーノさんレベル」のクオリティに保ちたいと。

100時間の委託契約で、どれくらいいけるだろう。
取材入れて、10から12ってとこじゃなかろうか。
そしたらですね、そのメディアさん、「ライターを雇ってもらってもいいですよ」とのこと。
ただし、最終的なアウトプットの質は保ってくださいと。

18年10月段階の稼働状況
図にするほどでもございませんでした

現在、ワタシの稼働枠は、上半分の白枠です。「個人負担分」と書いてあるところ。
100時間の委任契約に加え、他社からポチポチ仕事をいただいている状態。
このメディアさんの受注量は、全体の約7割。
ただ、単独1社への依存度をあまり高めたくないので、現状でいいと思ってます。

そこにきて、「もっと発注量を増やしたい」らしいんですわ。
月100記事だもんね。
仮に全部請けたら、月900時間から1000時間ってところ。
1カ月分だけで、1年暮らしていけるだけのフィー。
まあ、全部は請けられませんけれど。

さて、どーすっかな。
ライターって、意外とライターの知り合い少ないし。
大学の後輩とかで、ライター目指してるヤツとかいないかな。
ピンハネ分を引いても、1時間2500円くらい出せるんだけど。
とにかく、仕事はあります。
「助詞のカブリ」「シマウマ病」「煮込み病」の3つだけ避けてくれれば、ある程度の文は書ける。
100時間、25万円。とりあえずのベース稼ぎにどうだっ。
持ってけ、ドロボーっ。
いや、本当に独立して、持っていってもらってもいいです。
そしたら、ワタシのピンハネ分、さらにフィーが上がります。

[2669]20180820朝日新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

20180820朝日新聞

[2715] 新聞の拡材による米余り現象

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

前に書いたかもしれませんが・・・。
新聞のオマケがたくさん欲しかったら、長期で継続するより、短期で他紙と入れ替えましょう。
なぜなら、新聞の販売員は、こんな仕組みで動いているからです。

新規獲得・・・5点
継続契約・・・1点
契約打ち切り・・・-2点
(点数はイメージです。ただし、仕組みとしてはこうなっています)

ここで、一般家庭のAさんとBさんに登場していただきましょう。
Aさんはずっと朝日新聞の愛読者で、半年ごとに契約を更新しています。
今年は1月と7月に契約更新しました。
ここに出入りしている販売員の獲得点数は、1+1で2点になります。

一方のBさんは、3カ月ごとに朝日と読売を入れ替えています。
1-3月は朝日、4-6月は読売、7-9月は再び朝日、10-12月はもう一度読売。
ここに出入りしている販売員の獲得点数は、朝日と読売それぞれ、5-2+5-2で6点。
なんと、継続しているAさんの3倍。
Bさん単体で考えれば、毎年12点を放出している優良顧客なわけです。
(繰り返しますけど、点数はイメージです。ただし、仕組みとしてはこうなっています)

拡材でもらいすぎたお米
某メディアでネタにしたくらい米が余ってます

ここから個人的な話になっていくんですが。
いままで、3カ月ごとに5キロのお米をいただいておりました。
朝日さんと読売さん、双方からです。
もちろんこれは一部。トイパやらビール券やら、拡材がもろもろあるなかでのお米5キロ。
なにせ、コッチは優良顧客ですから。
ちなみに、こういったオマケのことを「拡材」といいます。販売拡大のための材料という意味です。

この3カ月に5キロっていうのが、ちょうどイイあんばいでして。
なくなってくると、次の契約がやってくる。
ただ、今年の夏は、すっかりバテてしまったんですね。お米をあまり食べませんでした。
その結果、ほぼ2クール分、つまり10キロのお米が過剰供給されています。

朝日はカタログみたいなのから選べるからいいんですよ。
なので、次回は、ダイヤモンドがコーティングされているフライパンなんぞを頼んでみようと思っています。
問題は読売さんで、玄関のドアを開けると、お米を抱えて待ってる。
しかも、増量してくれたりする。
うーん、夜に主食を食べない習慣が根付いちゃったんだけども。
予定では来年の2月にお米が襲ってくる。どうしよう。

[2456] 治療選択肢の多様化で考えられること

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

最近、治療の選択肢を数多く提示することが、医院のトレンドみたいになってきました。
例えば歯科なら、入れ歯に限らず、ブリッジやインプラントもできますよとか。
また、治療に限らず漢方やはり・きゅうを勧めたりと、その範囲はかなり広がっています。

その背景として考えられるのは、「患者が治療を選ぶ時代になった」こと。
オマエのところは、治療方法が1個しか考えられないのかと。
それは医療の押しつけじゃないかと。
だったら他をあたるぜ・・・的な風潮があるのでしょう。
もしくは、そうした危惧を医療機関側が感じているのかも。

医療用のビタミンサプリ
医療機関でしか扱えないサプリなどが、治療選択肢に含まれつつある

さて、多くの選択肢を持てることはイイコトなんだけれども、要らないバッタが問題ですよね。
不動産の案内でも、鉄則みたいなのがあるそうじゃないですか。
最初の2物件はテキトーなものを見せておいて、3件目に本命物件で勝負するみたいな。

もっと言えば、詐欺の入り込む隙というのか、お金目当てで医療を売られることも起こりえる。
サプリがそうだとは言っていませんよ。
そうだなあ、例えば、
「ウチは古代文明インカ帝国の流れを引く○○式の施術をやっています」
とかね。
本当にあったら申し訳ございません。全くの架空で書いてます。
要は、何じゃソレっていう選択肢がどーやったって増えてくると思うのです。
そういうバッタを、いまでは規制がかかった「Before After」や「患者の声」で飾り立てる。
「お金目当てで医療を売られる」とは、そういう行為を意味しています。
もっと簡単に言うなら、効き目のないものをあるかのように宣伝して客を稼ぐ。
いわく、当院は治療の選択肢が豊富ですと。

ちなみに、こうした補助的・補完的医療のことを、「代替医療」と呼んだりします。
代替医療が欧米で増えてきたのは、みなさん、自分で判断できるから。
対する日本は、口コミのような他人評価を参考にするので、詐欺の入り込む隙が大きいんですよね。
売上NO.1とか、著名な芸能人御用達みたいなことをやっておけば、すぐ乗っかってくる。
だって、インチキとは言わないまでも、CMの多くがそうじゃないですか。
自分でコンドロイチンの論文を引っ張って調べるようなことはしないでしょ。

そのあげく、国が規制をかけ、堅苦しくなる。
余計に難しくなるから、誰も自分で調べようとしない。
悪循環だなあと思います。
医療系の論文なんて、インターネットでチャチャっと入手できるのに。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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