[2608]20170511読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

170511読売新聞
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[1754] 台風の覚え歌

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

まず 潮風が香り
次に 都市のホコリが舞い
最後に 冷たい山の風が吹く

台風が進むにつれて変わっていく風の流れは、南側に海岸線を持つ関東地方の場合、おおむねこのようになる。
巨大な渦は左回りだから、猛烈な南風を先陣に、「まず 潮風が香る」。
第二フェイズは台風の進路によっても異なるが、基本的には東西の風。南に位置すれば東京、北に位置すれば静岡の、「都市のホコリが舞う」。
中心が過ぎ去った後は、一転して北風。だから、「冷たい山の風が吹く」。
だから何だって話ですが、まあ、知っておこうかなと。

台風のイメージ
我が街、藤沢市に接近中の台風イメージ

そんな台風ですが、温められた空気の上昇によって引き起こされる現象であることは、周知の通り。
ただ、エレベーターのような上下運動ではなく、渦を巻くところがユニーク。
地球の自転による影響を受けているらしいですが、もし、この力が働かなかったら、そこら中で空気が上下しているだけだと思われます。
しかし、渦を巻くことで、周辺のエレベーターが集約される。
文字通り、巻き込む。
そう考えると、なかなかにやっかいですよね。

自分はいつも、天気図に描かれた台風を、掃除機のように捉えています。
最先端のトルネード技術が、あの辺で地表の空気を吸収し、上空へはき出す。
そういえば昔、掃除機の先端に、いろいろなオプションが着いていましたよね。
イメージとしては、タワシみたいなヤツに近いかな。
トルネードになってから、とんと見かけなくなりましたが。
あれでゴシゴシやられ、むしろゴミを散らかしていく自然の驚異。
正直、毎回、ワクワクしている自分がいます。
大きく見れば、台風一過、空気が掃除されるもの。

[1495] リニューアル工事中でも行っちゃう? とある観光情報のコラム

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

映画のロケ地を巡るコラム、10月号のテーマは「デスノートx九州北部」になりました。
漫画は読んでいませんが、アニメと実写版なら追えています。
全然、大丈夫。
登場人物のライトとエル、ご当地にある太宰府天満宮の菅原道真、門司港レトロから行ける巌流島など、「天才と、そのライバル」という軸でまとめられそうです。
あまりロケ地ってませんが、このコラムはそういうところを気にしていないので、いいんです。
全体として、観光情報になっていればヨシ。

ところがですな、肝心なロケ地の一つである「北九市美術館」は、10月いっぱいまでリニューアル工事とのこと。
1カ月ズラすのもやむなしと思って報告したら、思いの外、GOってんですよ。
そうなっちゃうと、あの・・・本当のロケ地って福岡市地下鉄空港線「赤坂駅」しかないけど。
しかも、カーナビユーザー向けのメディアなので、車との相性悪いけど。
ロケッたの構内だし、キップ買わないと入れないし。
それでもGOだと。
ヨシ、わかった。後は知らん。

北九州市美術館
どちらかというと『図書館戦争』のイメージが強い、「北九市美術館」

頼みますから、記事見て、すぐ行かないでよね。リニュのことに触れときますので。
それにしても、仮囲いしてるし、中へ入れないし。
まあ、アーカイブ扱いになった後日、見ることもあるんだろうけれど、こういうのって、どうなのかな。
時事系のメディアでやったら、クレームがワンサですよね、きっと。
担当のSさん、メディア出身なのにな。
すっかりプロモーション屋になっちゃって、クライアントしか見てない。
読者意識より、1カ月ずらすストレスの方が、影響大なんでしょう。
それでもGOだと。
ヨシ、わかった。後は知らん。

このようにですね、「不親切な記事」というのは、必ずしもライターの凡ミスに起因していないのです。
だから、SNSなどでタタク場合は、媒体元にしてください。それなら、仮にライターが悪くても、窓口としては正しいことになります。
逆の場合、コッチは気を配っているのに、名指しで攻撃を受けてしまう。
とんでもない誤解です。

[2308] 三人称「だ・である」で注意したい、伝聞と推量の見極め

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

テキストの発注時に確認すべき重要なポイントとして、「です・ます」なのか「だ・である」なのかという記述の問題があります。
さらにいうと、一人称なのか三人称なのかも必要で、一般的な組み合わせとしては以下となるでしょう。

○一人称です・ます
取材対象者の口調
「当事務所は常日頃より、満足のいくサービスを目指しております」

●三人称だ・である
取材者の口調
「同事務所が常に目指しているのは、満足のいくサービスだ」

可能性としては、「一人称だ・である」や「三人称です・ます」も考えられるんですが、実際のところ、あまり使われません。

避難勧告が解かれた富士山方面
自然現象のような一人称がなじまない場合は、「三人称です・ます」もあり得る

話を標題に戻しまして。
「です・ます」のカブリは、もともと丁寧な言い方だけあって、そんなに気にならないんです。

当社は常日頃より、満足のいくサービスを目指しております。
そのために必要なのは、お客様への感謝だと考えています。
「満足なくして感謝なし」がポリシーとなっています。

一方の「だ・である」は、基本的に上からなので、カブリがきつくなるのだ。

同社が常に目指しているのは、満足のいくサービスだ。
そのために心がけているのは、顧客への感謝の心だ。
「満足なくして感謝なし」が同社のポリシーだ。

これを回避する便利な方法として、言い切ってしまう体言止めや、三人称を生かした伝聞調などが考えられます。

同社が常に目指しているのは、満足のいくサービス。
そのために、顧客に対する感謝の心を忘れないという。
「満足なくして感謝なし」が同社のポリシーとなっている。

体言止めを嫌うところもありますけどね。
また、伝聞はヨシでも、推量をダメとしてくる編集もいます。なぜなら、本当かどうかがぼやけるから。

「満足なくして感謝なし」が同社のポリシーといえるだろう。

ここは、要注意ですね。
「ポリシーといえる」だけでも微妙なところで、なぜなら、書き手の考えにすり替わっちゃうんです。
したがって、置換候補とはなり得ません。
近い表現ですけど、「ポリシーだという」はセーフ。これなら、取材対象者のコトバですから。

[2208] 生ごみの減量を食材づくりから考える?

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

横浜市が、食べ残しを減らす取り組みとして、子どもに向けた紙芝居を制作したそうで。
あそこは、そういうことを、良くやるんです。
確か、先行して青葉区の事務所でも、紙芝居を作っていたんじゃないかな。
しかし今回は、世界自然保護基金(WWF)ジャパンと連携した本格的なもの。
にしては制作部数3部と、えらくこじんまりしていますが。

さて、この報道を見て、「おかしいな」と感じるところがありました。
それは、担当部署が「環境創造局」となっていたところ。
ゴミは「資源循環局」ですよ。「環境創造局」の業務っていったら、公園や下水道整備などですよね。

環境創造局マターのゴミ問題
「環境創造局」としている『東京新聞』の記事

ちなみに、横浜市のリリースを追ってみたら、本件の案内が「資源循環局」から出ていました。
【参照】 紙芝居「おひさまトマトのトマゴロウ」完成発表会のご案内
案の定という感じ。
横浜市が推進する「ヨコハマ3R夢プラン」との連動なので、他局の管轄になる訳がない。
紙芝居の趣旨も、3Rの中の「リデュース」ですよね。
「食べ残しをなくそう」は、「生ごみを減らそう」から来ているはず。

ちなみに、古い記事ですが、「食べ残しをなくそう」系の取材をしたことがあります。
【参照】 「食べきり協力店」とは

もしかしたら、『おひさまトマトのトマゴロウ』というアグリカルチャー的な内容なので、校庭や園庭を担当する「環境創造局」がコメントを出したのかもしれない。
でも、普通に考えたら、「資源循環局」マターでしょ。リリースも出しているわけだし。
この記者、聞く相手を間違えている気がする。
ゴミ問題のはずが、野菜づくりになっちゃったというオチ。
・・・ところで、紙芝居は「製作」なのか?

[2108] ライターから見たジャンル研究その1「映画評」

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

■ 総論
特定の映画を、いかにも見てきたかのように書く仕事。
インターネットで検索すれば「あらすじ」がわかるので、視聴の有無を問わずに書ける。
ただし、ネタバレをせずにネタをバラすという高度なテクニックが求められるため、ストーリーを知っているに越したことはない。
自分の場合、「ここを注意して見ると楽しめるよ」という着目点の紹介にとどめ、筋や展開には、あまり触れないことが多い。
フリーという性格上、ヒマなときにBSなどで映画を見られることが多く、この仕事との相性は良い方。
実際、見たことある率は「7割以上」か。

■ 発注元
映画の配給先だと、いわゆる「ひも付き」になってしまうため、内容が偏る。
好きな会社の映画をとことんライティングしたいなら、配給先もありだろう。
そうではなく、バラエティに富みたいなら、版権や関連グッズ商売をしている編プロ・代理店がお勧め。
ロイヤリティを扱うプロなので、版元からの依頼に加え、独自の情報配信サービスを行っていたりする。
(例・カーナビメーカーをクライアントとした「ロケ地紹介」コラムなど)

みんなの映画ランキング
自分なりに、一番気に入っている映画紹介の一例

■ 注意点
あらゆる意味でディズニー。
おそらく、直轄のプロモーションしか成り立たないのでは。
ディズニー以外から仕事が出ることなんて考えられないし、仮に出たとしても、協力は得られない。
唯一あるとしたら、ジャケ画などの公式アイテムを載せずに、私文扱いの感想で済ます程度。さすがに個人の考え方なら、口をはさんでこない。
映画評ではないけれど、ロケ先の撮影時には、ディズニーキャラを撤去してから行うのがセオリー。

■ 個人的な感想
プロモーション扱いになることが多いため、フィーの条件は良い方だと思う。
いわゆる「文字あたりいくら」の仕事ではなく、一式ン万円(自分の場合)。
ジャケ画などを借りる相手は企業の広報であるため、きちんとした手順さえ踏めば、即レスが期待できる。遅くて2日、早くて2時間後とか。
「素材提供承諾書」に、使用目的、使用媒体名、使用期間、想定読者層や人数、掲載期日が終わった後の処理方法(画像を破棄することの明記程度で可)、マルシーの確認などの基本事項をきちんと盛り込んでおくこと。この手間が、「映画評」の最たる部分。
テキストワーク自体は、ぜんぜんややこしくない。
ただし、「あらすじ」に終始しないような哲学が求められるだろう。この着目点が、シロートとプロを分ける。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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