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[3112] 軽減税率の区分経理

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

税務署から、軽減税率に対応した納税ガイドみたいな書類が送られてきまして。
ざっと見たところ、仕入れの項目を8%と10%で分けないといけないみたいですな。

ライターに仕入れなんでねぇだろ。
せいぜい、グルメレポしたときの飲食代くらいか?
あれは店内飲食だから、10%固定じゃん。

そんなふうに考えていたものの、出納表をひっくりかえしたら、ありましたね。結構。
細かな項目は後述するとして、これを、出納表上では、分けておかないといけない。
確定申告の帳票は・・・おそらく・・・変わらないだろうから、経費的に合算でもいいと思うんですよ。
しかし、何かのときのために、分けておけと。
それに、こんな書類が送られてくるということは、自分を事業主と認めているということ。
まあ、年商1000万以下の個人事業主に税調が入る可能性なんて、ほとんどないんですが。
しょうがない、やるだけは、やっておきますか。

軽減税率のパンフレット
めんどくさくて、全体の2割くらいしか読んでいません

さて、区分整理が発生すると思われるブツについてです。

【飲食料品】
たとえば、ロケの差し入れで飲み物やお菓子類を買っていった場合、8%ですね。
打ち合わせで買っていったペットボトルも8%。
他方、喫茶店で打ち合わせをした場合の会議費は10%。
これらは、分けなきゃならん。
出金伝票も、税率ごとに分けて書く必要がある。
メンドクセーなー、もう。

【新聞】
定期購読をしている、いわゆる新聞の書籍代は8%。
週2回以上発行している定期誌も8%。
週1回とかの頻度になると10%。
自分が書いた記事の載っているムックを買うと10%。
これらも、分けなきゃならん。
メンドクセーなー、もう。

【一体資産】
ムックでも、お菓子付き冊子で食品の占める割合が3分の2以上なら、8%。
待てよ、お菓子のパッケージの広告を書いたら、売上はどうなるんだ?
そうか、売上は関係ないか。フツーのお仕事とおんなじか。
あくまで、参考資料として購入するとしたら、8%。

ライターが影響を受けそうなのって、こんな感じですかね。
頻度が高そうなのは、「差し入れだと8%、イートインだと10%」のパターン。
それと、自分の場合、定期購読をしている新聞が8%。
あとは、伝票を逐一チェックして、8%モノがあったら分ける。
で、出納表に、「※印」とか打っておくんだってさ。
メンドクセーなー、もう。
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[3111] 「ワタシ、文章書けますよ」という人への試金石

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

研修を終えた新人が、現場へ配属されてくるこの時期。
「ワタシ、結構、文章書けますよ」と豪語する子がいたので、その実力を探ってみることにしました。
以下、そのときの例題です。
別の機会で使うかもしれないので、いくつか加えて、まとめておくことにしました。
内容としては、このブログでさんざん紹介してきた、「初歩中の初歩」です。

【質問】 以下の文で、手直しすべき箇所があれば、修正してください。
助詞編
1.歯周病が重症化すると顎の骨が溶けてしまうことがあります。
2.鶏肉を小麦粉でまぶすと、トロミが付きます。

名詞編
3.金額のもっとも近かった方には、ニヤピン賞をご用意しています。
4.レントゲン撮影による画像診断で判明することがあります。

動詞編
5.急いで旅支度を整えるようにしてください。
6.この件については、上司から信用され、一切を任せられています。

読点・句点編
7.お願いしたいのは、他人への中傷と、乱暴な言葉づかいをやめていただくことです。
8.「成績を残したい。絶対に勝ってみせる。」というセリフが印象的でした。

作りたての活字
「一刻千金」という茶濁でございます

【解説】
1.歯周病が重症化すると顎の骨が溶けてしまうことがあります。
回答例
歯周病の重篤化により顎の骨を溶かしてしまうことがあります。
ポイント⇒同じ助詞「が」が連続していて、構造的に不安定。

2.鶏肉を小麦粉でまぶすと、トロミが付きます。
回答例
鶏肉に小麦粉をまぶすと、トロミが付きます。
ポイント⇒まぶすのは小麦粉。この場合の助詞「で」は、手段と受けとられる。

3.金額のもっとも近かった方には、ニヤピン賞をご用意しています。
回答例
金額のもっとも近かった方には、ニアピン賞をご用意しています。
ポイント⇒「ヤ」と「ア」の違い。慣用句となっていない単語は、原則として「ア」。

4.レントゲン撮影による画像診断で判明することがあります。
回答例
X線撮影による画像診断で判明することがあります。
ポイント⇒「レントゲン」は、発見者である人名の場合のみ可。医療用語としては禁則。

5.急いで旅支度を整えるようにしてください。
回答例
急いで旅支度を調えるようにしてください。
ポイント⇒「整える」と「調える」の誤用。「乱れたところをなくす」のが整えるで、「そろえる、まとめるは調える。

6.この件については、上司から信用され、一切を任せられています。
回答例
この件については、上司から信用され、一切を任されています。
ポイント⇒「せられて」は使役受身、無理やりさせられているニュアンス。

7.お願いしたいのは、他人への中傷と、乱暴な言葉づかいをやめていただくことです。
回答例
お願いしたいのは、他人への中傷と乱暴な言葉づかいを、やめていただくことです。
ポイント⇒例題の読点位置だと、中傷をお願いしたいと受けとれる。

8.「成績を残したい。絶対に勝ってみせる。」というセリフが印象的でした。
回答例
「成績を残したい。絶対に勝ってみせる」というセリフが印象的でした。
ポイント⇒閉じカッコの直前には句点を打たない。一部の広告表現などは例外。

8問中、最低でも6問、できれば7問以上正解していないと、「ワタシ、文章書けますよ」とは言えません。
真のライターは日々、紙面などから用例研究を積み、適切なワーディングに努めています。
また、それこそが、文章で食べていく方法です。

[3110] 新規営業案件のその後

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

何回か前にご紹介した、新規営業の件。
受注にごぎつけたものの、初回から、京都府の舞鶴市へ行かされたのでした。
ちなみに、この案件の商流は、エンドクライアント→代理店→制作会社→編プロ→自分となっています。
現地へ赴いたのは、代理店と制作会社と、飛んで、自分。
制作会社いわく「クセのある代理店」とのことで、かつ初回ですから、かなり慎重に進めました。

制作会社の担当が言うには、「大きな戻しが出るとしたら、7月下旬あたり」とのこと。
無事、8月に突入したということは、事なきを得たのでしょう。
また、最近になり、お盆前後の予定を聞かれました。
つまり、「継続発注」ということなんだと思います。

京都府北部の海岸
京都府の日本海側という茶濁、現地ではありません

さて、どんな点を「慎重に進め」たのか。
別のコーナーでも書きましたが、取材前に、想定されるプロット案を提出しました。
書くことは同じでも、その順番が異なると、得てしてNGを出されるからです。
この記事の流れはこうで、この部分を取材して埋めるんだよと。
結果、代理店からひっくり返されることになるのですが、そのおかげで、事前のコンセンサスを得られました。

次に現場ですが、インタビュイーと代理店の反応を、平行して確認しながら進めました。
のみ込み具合というのかな。
とにかく、「自分だけがわかっていて、代理店がわかっていない」事態を防ぎたかったんですね。
後で、「そんなこと言ってたっけ?」なんてことになりかねません。
また、随時、代理店から入れる質問の時間も作るようにしました。
「彼らは、そこが気になっているんだ」という視差を得るためです。
ライター目線だけで物事を進めない。その場にいる全員を巻き込む。
全員の総意が原稿になっていれば(そして、プロットの順番も一致していれば)、文句は出ないでしょう。

これはね、かなりなテクニックですよ。
電車に例えるとしたら、乗客全員の意見を聞きながら、行き先を決めて運転するようなものです。
人によっては正反対な事を言うし、場合によっては線路がつながってないし。でもって、車掌の役割も受け持つ。
ライターであり、ファシリテーターであり、インタビュアーであり、今回おまけにカメラマンと。

残念ながら書籍案件なので、このブログでは、中身を紹介できません。
っていうか、見本誌が来るのかな。どれくらい、最終的な手入れが入ったんだろう。
まあ、進め方とライティングに関しては、合格点をもらったと。
まだまだ、手探り運転状態が続きそうです。

[3109] 達人の原点は承認欲求

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

「センセー」と呼ばれている人の原点は、得てして“承認欲求”だったりします。
中には「世のため、人のため」という方もいらっしゃいますが、やっぱり、「身を立てて認められたい」ところが大きいんじゃないでしょうか。

しかも、頭のいいセンセーほど、人とは違った発想をします。
そりゃそうですよね。人が思いつかなかったことを成し遂げたからこそ、センセーなわけです。
問題は、この「人とは違った発想」の部分です。
とくに日本の場合、周りと違う事は“否定”されがちですから、すんなりと進まない。
それこそ、承認欲求の度合いが強くなります。

これに関しては、自分もそうでしたから、理解できます。
ところが雑誌や新聞で紹介されるようになると、「センセー」とは呼ばれないにしても、扱いが変わってくる。
この現象を、ストライクゾーンに例えてみました。

天才とアホのストライクゾーン
正しさと世間的なストライクゾーンは「違う」という図

つまり、「一般的に正しく思えること」には、下限と “上限”があるってことなんですね。
地動説という球は、その当時のストライクゾーンに入っていませんでした。
ニノキンという分野も、研究対象として認められませんでした。
だからこその「承認欲求」。
これはね、すごくわかるんです。

他方、大した腕もないのに承認欲求をしたがる人もいます。
これらは、低めのボールです。
よく、犯罪者の言い訳で見かけますよね。
バカと天才は紙一重とか言いますけど、確かに、双方ともボールなんです。世間的には。
ただし、高いボール・・・つまり正しいボールは、投げ続けていれば、いずれ認められる余地がある。
そのモチベーションをどう維持していたかなんてのは、聞き応えがありますな。

これ、意外と聞き逃しがちな盲点です。
エライセンセーだからといって、フツーに成し遂げられたかというと、そうとは限りません。
「当たり前にできちゃった」のではなく、「投げ続けてきたからこそ認められた」んです。
それ、わかってます。
ものすごく人間臭い承認欲求、誰しもが持っているだけに、おもしろいですよね。

[3108] 思考と会話のパラレル処理、考えてからでないとしゃべれない人へ

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

自分はかつて、いったんセリフを考えてから、しゃべる人でした。
例え瞬間的であっても、「考える部分」と「しゃべる部分」が、直列の関係にあったんです。
それがいまでは、別々に機能しています。
「しゃべる」のは口に任せておいて、次の展開なんかを別頭で「考える」ことができるんです。
おそらく、仕事柄、そうなったんでしょう。

この、考えてからでないとしゃべれない人というのは、一定の割合でいらっしゃると思います。
男性の思考は一系列ですからね。
ひとつのことに取りかかったら、別のことができない。

とくに問題なのは「しゃべっている」ときのほうで、つまり、しゃべることしかできないんですよ。
話し終わるまでは、他人の会話が耳に入らない。
まったく入らないってことはないですけど、同時に吟味できない。
話し終えた後、耳に残ったそのときの音声を繰り返して吟味し、セリフを考え、しゃべる。
ローカル線の単線なんです。
往復できるのは、常に一編成だけ。

線路の交差点
珍しい「線路の交差点」という茶濁でございます

ところが、ライター・・・というかインタビューを続けていたら、知らない間に複線化してましたね。
これは楽。
そうか、女性って、こうやって会話を楽しんでいるのかと。
我々男性の一部は、生まれつき単線なんです。
しゃべっているか、聞いているか、考えているか。
そのうちどれかが線路を使っていたら、ほかの編成は待機していなきゃいけない。

仕事の打合せなどで、「うーん、そうですか。そうなるとですねー」なんて時間のあるときは、単線でも目立たないんです。
実際、不都合を感じていませんでした。
しかし、時間の限られた収録となると、単線ではもちません。
女性のインタビュアーが多いのって、その辺と関係していると思います。
話しながら、次の質問やセリフを考えられるんですよね。

そんな複線化工事。
慣れと経験で、後天的に施工できます。
「口が勝手に動く」といったほうがいいのかな。
もちろん、本人の意識と離れてではなく、ある程度のコントローラブルな状態で。

スピーチにはアンチョコが不可欠だと思っている人。
クライアントの打合せ前などに、想定をしまくって臨む人。
デートで何を話したらいいか迷う人。
そんな男性は、複線化工事を意識してみてください。
つまり、しゃべりながら考える練習です。
すごく楽になりますよ。

[3107] 音声通話ツールを使うために出かける不思議

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

取材対象者がニューヨーク在住だというので、音声通話ツールを使うことになりました。
しかし、スカイプについては懐疑的で、あまり乗り気じゃなかったんですね。
すると編プロいわく、「Zoom」がイイと。
うーん、どうなんでしょう。
良くわからなかったので、編プロの会議室にお邪魔して、そこから「Zoom」ることにしました。

せっかく音声通話ツールが使えるのに、電車で1時間半かけて現場入りする始末。
使いこなせてんだか、こなせてないんだか。
とりあえず試してみて、具合が良かったら、夏に予定しているWin10への乗り換え時にDLしてみましょう。
まあ、それでも、ニューヨークとの取材ができるわけだから、一応「使いこなせている」ことになるのかな。

ZOOMの公式トップ画面
「Zoom」のトップ・・・カギカッコの中に句点を入れるなって

やってみて気づいた点。
音声がきれいでストレスフリーでした。これなら十分だな。
それと、手持ちの資料を双方で見ることのできる「画面共有」という機能があって、とても便利。
パワポなら事前に送付しておけばいいだけですけど、そのとき思いついたウェブサイトなんかは、アドレスを教えたり検索ワードを指定したりして、メンドイじゃないですか。
その点「Zoom」は、どちらかが閲覧できていれば大丈夫。
その画面を共有できます。
スカイプでもできるのかもしれないですけど・・・。

ニューヨークとの通信で、音声割れしたのは、1回くらいだったかな。
安定してますね。
それと、今調べたら、通話の録音ができるんですな。
知らずに、ICレコーダーを、スピーカーへ向けていました。

加えて、「Zoom」は“いきなり”始まるのでビックリしました。
スカイプだと、「プルルルル」っていう通信の時間みたいのが挟まるじゃないですか。
あれがない。
サインインみたいな表示が出て、もう始まってる。
要は、アポの時間までにメンバーがそれぞれログインする形なんですね。
最新のスカイプでもそうなのかは知りませんけど。
昔のスカイプは、電話とあまり変わらなかったんです。

ということで、「Zoom」気に入りました。
これがあれば、国内でも、ロケ要らないじゃん。
初めて会う人や通話ツールを使うのが失礼にあたる人など、例外はあるでしょうけどね。
撮影があるときもそうか。
他方、移動の時間がなくて済むんだから、効率的といえます。
まあ、選べる選択肢が増えたってことに尽きるんでしょう。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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