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[2187] 【2週目】使える「聞き方」のテクニック2例

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

今回のテーマは、取材を前提にした「聞き方」です。
おそらく、聞き方のセオリーなんて、ライターの数だけあるんでしょう。
そして、どれが正解ということではないと思います。

そんななか、何をもって「使える」のかというと、おそらく「業種に関係なく通用する」ことなんじゃないかと思います。
その観点で、2例紹介します。

まず、1点目。
「この道を選んだときに考えていたイメージ」と「実際の職務に就いてから気付いたこと」を聞く。
これらのギャップが、おそらく「その人の原点」になっているはずです。
前にも書きましたが、歯科医師の実例を挙げてみます。

~この道を選んだときに考えていたイメージ~
「歯というモノを扱う仕事だと思っていた」

~実際の職務に就いてから気付いたこと~
「実際は、食事や食べ方など、ヒトを診る仕事ということに気付いた」

~そこから、いまにつながること~
「だから、患者さんとの会話を重視している」

最初に
「もっとも心がけていることは何ですか」
なんて聞くと、おそらく
「患者さんとの会話を重視している」
で終わっちゃうんですよね。
そこから深掘りしていってもいいんですが、上記の順で対比したほうが早い。ついでに理由も付いてくる。
もちろん、最初のイメージどおりだったという人もいます。皮膚感覚として3割くらいかな。
その場合は、正攻法に沿ってヒアリングしてください。

おいなりさんにいる対のキツネ
対比によって差が明確になるという茶濁でございます

2点目。
相手の語尾を重ねるようにして質問する。

入社の決め手はインターンシップでした。
「インターンシップ・・・」
はい、先輩たちの仕事をじかに見られましたから、実務が具体的にイメージできたんです。
「具体的にイメージできた・・・」
普通の会社って、入ってみないとわからないところがあるじゃないですか。そういうミスマッチがなさそうだなって思いました。
「ミスマッチがなさそう・・・」
入社してからミスマッチに気付いても、遅いですよね。

まあ、だいたい、こんな感じです。
この、語尾を繰り返す手法は、心理療法でも取り入れられているそうです。
こちらから聞かずとも、相手が全部しゃべってくれる。
あんまりやり過ぎると、くどくなりますけどね。

この2つのテクニック、覚えておいて損はないと思います
実際、多用しまくってます。
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[2186]【2週目】出納と予実管理、KPIの決め方-つづき-

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

前回、出納管理までで、予実管理の話へ進めませんでした。
今回は、収入をマネージメントしていく方法です。
結論から言っておくと、一般的なKPIの話に終始します。
知っている人は、読み飛ばしてください。

さて、出納管理によって、年間の出費予測が付けられるようになりましたよと。
さらにムダを省いていけば、最低の出費目標が立てられる。
予実管理の目標は、その年の総収入が、最低の出費目標を超えることです。

とりあえず、ライター業を始めたばかりで、ライティングによる年収が200万円しかなかったとしましょうか。
他方、最低の出費目標は230万円だと。
起業初年度で、この差が30万円以上だったら、アルバイトして埋めてください。KPIでは達成できません。
2年目以降なら、60万円以内が目安。
逆に言うと、年間60万円までなら、やりようによっては伸ばすことができるんです・・・たぶん。

ライターの目指すKPI
初年度の場合のアバウトなイメージです

さて、KPIとは、数字で評価できる行動目標のこと。
いままで、「仕事は人から出る、クラウドからは出ない」と言い続けてきましたから、1カ月当たりの「面会した人」をKPIに置きましょうか。
もちろん、その相手は、ライターを募集している編プロなどの担当者です。

1月から3月までは、「面会した人」の数を仮に“各月3人”と仮設定しておきます。
1月から3月まで、合計して9人に面会するわけです。
そうしたら、4月から6月の稼ぎがどうなったか。
3カ月合計で、10万円以上伸びていれば、そのKPIは正しいことになります。
一方、10万円に未達だったら、その程度によって、KPIの数値を増やしましょう。
4人なのかもしれませんし、5人なのかもしれない。

さて、最悪のケースを想定して、4月から7月の間の伸びしろが「0円」だったとします。
「KPIの精査」という期間をおいているのは、このためです。再チャレンジができる。
4月から6月まで、頑張って15人に面会。
そうしたら、7月から9月の稼ぎがどうなったか。
3カ月合計で、10万円以上伸びていれば、新KPIは正しいことになります。

2年目以降は、ある程度のKPIが見えているはずなので、最初の3カ月を省きましょう。
4月以降に、ピンクの枠をそれぞれ乗っけた形。合計6個。
基本は「面会する人の数」だと思うんですけど、場合によって、複数を組み合わせてもいいですよね。
ただし、数値で追えるKPIにしておくこと。

そうそううまくはいかないと思いますが、増収することだけはたしかです。
もししなかったら、アピールの仕方やプレゼン資料を工夫してください。
そして、とっとと、最低の出費目標を超えること。
そしたら、次年度から、生活に余裕ができます。
再びKPIで増収を図って、贅沢でも何でもしてくださいな。

-KPIのサブ案-
人に合わないで、Web上の登録をする・・・かなり効率悪いです。月10とかいけそうなら、やってみても。
応募していない編プロに、飛び込みの連絡をする・・・意外と結果が出ます、断られる場合も多いけど。
勝手に原稿を送りつける・・・メディアとマッチしていれば、目に留まるかも。
友人・知人からコネを紹介してもらう・・・KPIとして固定できますかね? 長期継続が可能なら指標にしてもいいでしょう。

[2185] 【2週目】出納と予実管理、KPIの決め方

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

今回は、経営計画の話。
ピンのライターといえども経営者なので、経営計画を立てましょう。

まずは、日々の出納管理から。
簡単に言えば、業務の出費も含めた家計簿です。
自宅兼の場合、高熱費や家賃の一部は、経費に回すことができます。
もっというと、「事業主貸」というテクニックがあるんですけど、ここでは割愛します。
要は、「プライベートな出費」と「事業に関わる出費」を、きちんと分けておきましょう・・・ということです。
一例としてですが、自分は、家賃の3割、高熱費の5割、通信費の9割を経費に回しています。なんとなくの割合ですけどね。

なお、「事業に関わる出費」には、領収書かレシートが必要です。
交通費などの明細がないものは、「出金伝票」を買って、記載しておきましょう。

出納管理表
細かくてわかりにくいですが、出納表の一部です

「プライベートな出費」の項目分けは、管理さえできれば、何でもいいと思います。
自分の場合は、

食費Ⅰ~食べ物と飲み物
生活消耗~食糧以外の買い物
嗜好品~主に酒とタバコ
食費Ⅱ~食事以外の食べ物
税金現計~「事業主貸」「租税公課」に含めない税金・保険などの出費
高熱・家賃~自己負担は7割
通信費~自己負担は1割
趣味~場合により、経費扱いへ回す(だって、雑学が仕事の役に立つって、結構あるもの)
調整~計算が合わないときの逃げ口

で切っています。
このそれぞれに月額の目標値を立て、コントロールしていきましょう。
ちなみに、「調整」の目標値は、月3000円ってところです。何に使ったんだか、結構、忘れます。
他方、「事業に関わる出費」の項目は、確定申告の用紙にあわせると便利です。

減価償却~実質、消耗品費で処理
地代家賃~本来家賃の3割
租税公課~交通費コミコミのフィーで、交通費に消費税がかかっちゃっている場合の処理など
水道高熱~水道は0割、高熱費は5割
旅費交通費~そのまんま、プライベートな移動も経費扱い
通信費~実際の9割
広告宣伝費~名刺代、サイト・ブログの管理費など、広告だと思われるもののすべて
接待交通費~打合せの飲食代など、要は「会議費」
損害保険料~そのまんま
消耗品費~減価償却に回すほど高いモノって買わないので、基本はココ一本

これらを整理しておくと、確定申告が楽。
基本は、週ごとにまとめています。
とくに租税公課はやりだすとキリがなく、年間70万円以上になったりします。月5万円以上、発生するということです(グレーなズル含め)。

それと、即今、キャッシュレス化が進んでいるんですけど、あれって、〆の月が遅れますよね。
レシートの日付と引き落とし日が合わない。
なので、現金の割合が非常に多いです。

あっ、予実管理の話までいけませんでした。
出費の管理は以上。
例えば健康保険の引き落としみたいに、出費の多い月と少ない月があると思います。
これらを加味して、月ごとの目標値を持っておくこと。その合計が、年間の出費予測値です。
次回は、収入管理とKPIについて。

[2184] 【2週目】仕事は「人」から出る、「クラウド」からは出ない

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

何回か前にも書きましたが、「クラウド」をやっていたところで時間のムダです。
とにかく人に会い、人から仕事をもらいましょう。

今の自分には、「はまれぽ」というメディアが大きく関係しています。
うれしいことに、「はまれぽ」を辞めていった人が、転職先から声をかけてくれたのです。
仮に彼らを、AさんとBさんにしましょうか。
Aさんのつながりで、同じ会社のanさんとamさんとも、太いつながりができました。
また、Aさんの仕事でご一緒したX社さんからも、定期的な仕事をいただいてます。
Bさんも同様で、加えて、その部下のboさんやbpさんからも発注をもらっています。

早い話、「はまれぽ」つながりだけで、7人のキーマンがいるってことなんです。
現在、仕事の8割は、この人たちで成り立っています。
ちなみに今、「はまれぽ」の仕事はやってません。

人脈のイメージ
人つながり的な茶濁でございます

もちろん、自分自身、クラウドを利用していたこともありました。
某クライアントに気に入られ、ご指名を受けたこともあります。
しかし、長い目で見ると、続きません。
結局は、応募案件へエントリーし、一方的に選考されるのがオチ。
こんなの、量が読めないですよ。
全然、主体的に仕事をしていない。偶然任せもいいところ。

他方の人つながりは、自分という存在を信頼してくれているので、何かと声をかけてもらえます。
こちらが、選択肢の上位にいる。最優先で、仕事が回ってくる。
で、その期待に背かないよう、ベストを尽くす。
それが仕事ってものでしょ。

この、「辞めた人が、よそで引っ張る」という流れって、ライターやカメラマンに多いと思います。
それだけ、元のメディアで信頼されてないといけないんだけれども。
顔を合わせないクラウドで、そこまで人間関係が築けるかなぁ。
せいぜい、「便利遣い」されているだけじゃないの。
まぁ、やれている人はいいですけどね。
王道を行くんだったら、人に会ってください。
そのほうが、絶対、楽だから。

[2183] 【2週目】取材は準備7割、現場3割

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

取材をするときは、下調べが肝心。当たり前の話です。
極論すると、行く前から原稿ができているイメージ。
現場では、下調べでわからなかった事実を補う程度。

もちろん、当初の想定とまるで違っていることも起こりえるでしょう。
そしたら、改めて乗っかり直すだけ。
むしろ、想定と違っていたことが、訴求ポイントになるかもしれない。
いずれにしても、手ぶらなんてのは、絶対にありえない。
たとえ、タウンレポであってもね。

ケチャップ発祥の被
「トマトケチャップ発祥」の碑があると知っていれば、その話題でふくらませられる

よく、「おや、こんなところにこんな店が」的な展開をみかけますけど、あれは仕込みです。
少なくとも、自分が仕切っている場合は。
事前にオススメを聞いて用意してもらってますし、何をたずねるかも伝えてある。
とくに波の場合、品切れがあったり、コメントを考え込まれたりしたら、話にならないじゃないですか。
多少のアドリブ要素はあってもいいけど、リスクののめる範囲にとどめるべき。

レポ系に限らず、インタビューでもそうです。
自分は、想定質問を作って、3日前くらいに渡しています。
「あくまでイメージであって、このとおりでなくても構いません」と含めたうえでね。
だって、逆のことを考えてみてくださいよ。
もし、あなたが取材を受けて、「人生で一番肝心なこととは何ですか」なんて聞かれたとしたら・・・。
とっさに出てきますか?
たとえ出たとしても、後で「やっぱ、こう言っときゃよかった」なんて、後悔しませんか?
そういう重要な質問は、事前に伝えておく。
そして、考えておいてもらう。
当たり前の話です。
もちろん、「何も考えてなかった」なんてケースもありますけどね。

その調べ方ですが、インターネットの検索結果を、ざくっと2・3ページ目までは追っておきましょう。
異なる意見が含まれるかもしれないからです。
例えば「コーヒーのばいせん」にしても、直火と電気でやり方が異なったりする。
じゃあ、インタビュイーはドッチなんだと。
なんでソッチにこだわってるんだと。
深掘りできるとっかかりが広がるわけですよ。
こういうネタを拾えずに取材するとですね、「直火」って言われても、それが当たり前なんだと思ってしまう。
ほかの方法があるとは考えもしない。
そういうリスクがあるわけです。
前述しましたけど、行く前から原稿を作っておいて、取材で確認するくらいのイメージ。
そのうえでアドリブがあったら、喜んで拾う。

まるっきり想定と違っていたケースって、皮膚感覚で、20に「1」くらいじゃないかな。
逆に、想定どおりスポっとはまったケースは、ほとんどないです。
それくらい現場は揺れるんですれど、揺れるからこそ、基軸になる下調べが重要。
基軸がなかったら、ほんろうされて終わり。自分が何をしているんだかもわからない。
記事にならないです。

[2182] 【2週目】ビギナーライター向けメディア

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

ライターの仕事は「人」からもらえ、「Web」からはもらうな。
クラウドなんぞ、もってのほか。
これ、鉄則です。

ということで、ライターを募集しているメディアと、積極的に面会しましょう。
初心者向けでオススメできるのは、

はまれぽ
ドクターズファイル

ですかね。実際、自分もやってました。
はまれぽのフィーは、月2本以内だと1本1万円、3本以上だと1本1万5000円。
ドクターズファイルは、変わってないみたいですね。インタビュー込みで1本1万円。
拘束時間は、記事によっても違いますが、はまれぽでおおむね14時間といったところ。
ドクターズファイルは8時間くらいかな。
ともに、慣れが必要ですけどね。時給1000円をめどに時間管理をしましょう。

ライター紹介のサンプル画面
はまれぽのライター紹介のページ、まだ載ってましたな

仮に、月4本ずつこなしたとして10万円。
拘束日数として、のべ12日くらい取られるでしょうか。
はまれぽの14時間イメージとしては、「初日の取材7時間」+「翌日の執筆5時間」+「別日程で修正ほか2時間」みたいな感じです。
空いた時間は、もちろん、ほかの仕事を入れます。

さて、前回を参考に月の出費が18万円だとして、まだ8万円足りません。
ほかのメディアで稼げればヨシ。
ただし、クラウドのような時給1000円に満たないモノをやってしまうと、時間ばっかり取られます。
思い切って、コンビニでも何でもいいから、アルバイトしましょう。
月の残り18日で、ざっと80時間。
1日4時間半で済むんです。
そして、空いた時間を利用して、せっせとメディアにラブレターを書く。
うまく仕事にありつけたら、その分、アルバイトの時間を減らす。
これが、もっとも安全にライター業を続けられるコツです。

自分は、ライター業だけで生きていこうとして、5年間の間に約500万円失いました。もちろん、生活費としてです。
余裕があればいいですれどね。もったいないと思ったら、アルバイトでも何でもする。
クラウドだけは、手を出さない。
時給にして1000円前後は維持しないと、時間だけが過ぎて、何も残りません。

他方、人に会うと、人脈が構築できます。
仲の良かった担当者が転職して、新しい会社で声をかけてくれたりする。
あるいは、こちらから転職先に連絡してもいいでしょう。
これがバカにならないんですよ。

ライターの仕事は「人」からもらえ、「Web」からはもらうな。
人脈ならぬWeb脈なんてのは、100年かかったって構築できません。
だって、コッチのペルソナなんて、把握してませんから。
大量に募集をかけて、応募してきたメールに返信しているだけ。
そんなの、相手にしていたらダメです。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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