[2101] 歯科医院の蝸牛考、人を診るのか技術を追うのか

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

半分オカルトではありますが・・・。
どうやら、大阪や仙台などの中核都市にある歯科医院ほど、人に寄り添ったスタンスを取っているのではないかと。
東京、あるいは北海道や九州では、技術を優先しているように思えます。
もちろん、ザックリの話です。

つまり、似た治療スタンスがドーナッツ状に分布しているんですね。
このような状態を国木田先生は、カタツムリになぞらえ、「蝸牛考」と名付けました。
ただし、本当の「蝸牛考」はちょっと違います。
首都から地方への傾斜が下り坂一辺倒で、登り始めるということはない。
その点、歯科医院の蝸牛考は、首都と遠隔地の「技術」と中間都市の「人」による二重構造。
これは、どうしてなんでしょう。

花時計
蝸牛考イメージとしての同心円、花時計です

首都は、わかりやすい。
競争が激しい分、期待度も高くなるから、一昔前の設備では見向きもされない。
よって、技術・設備偏重にならざるを得ない。

飛んで、北海道や九州。
おそらくですけど、「東京都同じ環境」ということが誘客要因になっているんでしょう。
テレビや冊子などで紹介されている最先端の環境が、我が町でも可能なんだと。

じゃあ、大阪や仙台などの中核都市はどうなのか。
なかには、ロッジ風の外観を備えた「癒やし系」の歯科医院があったりするんです。
また、院内設備の拡充よりも、訪問診療に力を入れていたりする。
これには、「地元を優先しないとやっていけない」という台所事情もあるでしょう。
しかし、何て言うのかな、東京を見ていない独自感があるんですよね。無視というより、アイデンティティという感じ。
都会の事情を知っていてなお、「オレらには、オレらの理念がある」という姿勢。

お年寄りが多いとか、地域コミュニケーションが密だとか、理由を探そうと思えばいくらでもあるでしょう。
でも、そういうコトじゃない気がします。
自分で正解を探していった結果、「人」になった・・・という感じかな。

他方、都市や遠隔地は、正解を人から得ようとして「技術」に目が向いた。
都市なら海外や学会など。
遠隔地は、そのものズバリ、都市です。
繰り返しになりますけど、この考えは「オカルト」に過ぎません。
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[2100] 独立7年目の転換期

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

ここにきて、ムックや書籍の話が増えつつあります。
ライター業だけで食べていくことを考えると、条件のいい「紙」の仕事は魅力的です。
ただ、一般的に、ハードルの高いことがネック。
なかなか、「オイ、それ」とは任せてくれないわけです。

では、どうしてWebから紙へ切り替わっていったのか。
実は、こんな事情があったのです。

いままで比較的メインだったウェブサイト制作の会社に、ライターの管理会社が挟まりました。
自分は、担当営業から直指名で仕事を頂いていたものの、これが通りにくくなったわけです。
とはいえ、ルールを突っぱねて声がけしてくれる人が2人いますけどね・・・。
おかげで、その会社からの発注量が激減。
新規営業の必要に迫られました。

で、基本は、得意なサイト制作系を当たったんですが、結果として「紙のオファー」になったと。
4件回って3件から反応アリ。
そこそこ実績はあるので、ムゲにはされないだとうと思っていましたが、予想外の引き合いにより、1件、断ってしまいました。

書籍編集の企画書
士業系と医療系の2件で手いっぱい、お盆前までは「お祭り」です

おもしろいことに、両社とも一括発注を希望しているものの、その理由が異なります。
一方は、「ムック全体の記事に統一感を持たせたいから」。
他方は、「似た表現にならないよう、一人のライターがクオリティを管理してほしいから」。
まっ、コッチはお仕事さえ頂ければ、何でも結構です。

また、比較的長いスパンで動くのも、紙ならではの特徴。
Webは、5ケタのフィーを2・3日でやっつけていく感じ。
紙は、6ケタのフィーをひと月かけて仕上げていきます。
このロングスパンは、「最初は緩くても、締め切り前がお祭り」という過酷な事実の裏返しです。
また、書店に並んでからフィーが入るため、その間のタダ働きを余儀なくされます。
それだけに、条件もいいですけどね。2冊分で7ケタいくんじゃないだろうか。
でも、振込は10月末だと。
実質、9月の減収をみとけば良さそうですね。
つまり、紙主体になるということは、3カ月先を見越しながら動くということ。
7年目の転換期は、支払いサイトの転換期でもありました。

[1199] 身に付く記事を書かないと、時間をムダにする

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

標題の「身に付く」とは何か。
結論から言うと、「目的と結果を常に意識してモノを書く」ということに尽きると思います。
そして、記事によってそれが達成できたかどうかを、必ず振り返る。
取材で聞いてきたことをただテキストにしただけでは、無目的だし結果にコミットできないんです。
そんな仕事では、誰も対価を支払おうと思いません。

目的がサービスの周知であれば、読者の理解度や属性を想定してテキストに傾斜を付ける。
サイトへのランディングであれば、URLの配置場所を試行錯誤してみる。
で、その結果どうなったのかをフィードバックしてもらう。
このPDCAなしに仕事を進めても、成長できないのでは・・・。

例えば自分は、「横浜」と「鎌倉」と「横須賀」というエリアによって、同じテーマでも書き分けができます。
それぞれの地域で、どういう目的なら刺さり、どのような反響をもたらしたのかが、ある程度把握できているからです。

小便禁止の看板
何の目的で看板を立てたのか、それは達成できたのか

目的と結果を意識してモノを書か「ない」ということは、無意味な看板をむやみに立てまくることと同じ。Web上のバイナリデータを増やしているだけなんです。

そうじゃなくて、トタンを無地にして、看板を青くしたらどうだろう・・・ネコが来ちゃった。
ペットボトルのネコよけと併用してみようか・・・近所から美観でクレームが付いた。
テレビで紹介していたスプレーならどうだろう・・・おっ、うまくいくじゃん。
こうした試行錯誤が、コミットへの道筋なのではないでしょうか。
同じセオリーを、最初から他所で使えますしね。
もし期待にそぐわなかったとしても、同じ進め方で、他所なりの成功要因が導き出せる。

テキストの良しあしは、10あるうちの「5」でいい。
プラスして、インタビュイーとの目的すり合わせが「2」、編集との後追っかけが「3」。
成長しようとするなら、そのくらいのバランスが必要なんじゃないかな。
ライターの業務分野のうち、テキスト作成が占める割合は、実のところ「半分」。
だからといって「50%で書け」ってことじゃないですよ、「200%発揮しなさい」ってことです。

[1198] 最新のコンテンツマーケティングは、陸海空軍で

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

ここ数カ月、もろもろ動いた結果、どうやら、

「コンテンツマーケティングを、大きく三つのステージに分けて考える」

ことが、イケテル編プロの共通点といえそうです。
もちろん各社なりの違いはありますが、煎じ詰めると、おおむね以下の通り。

【種まき】 将来の見込み客を囲い込む、「セールス色の弱いオウンド」
【収穫】 育った顧客をマインドセットさせる、「ランディングのためのホワイトペーパー」
【陳列】 ランディングしたページから確実にアクションを起こす、「魅せるデザイン」

この、順序立った一連のテキストをして「コンテンツマーケティング」・・・という理解でいいのではないでしょうか。現段階では。
例えば、通販サイトで長ネギを販売するとしましょう。

1.最初の【種まき】では、長ネギのパスタとか、長ネギの栄養素とか、そういう「売り込みにつながらないような情報」を、あえて「自社サイトの読み物」に加える。
いわゆる、顧客の囲い込みです。

2.次の【収穫】ステージで求められるのは、育った顧客のニーズをウォンツに変換するようなクスグリ。
手段としては、メルマガやリリースなどが代表的でしょう。

3.ただし、せっかくランディングページへ誘導しても、いかにもな「売り込みサイト」では熱が冷めてしまうため、【陳列】で買う気にさせる。

ネギの畑
アグリカルチャー的な茶濁でございます

もっとも、上記は一例というか極端な例であって、「オウンド」「ホワイトペーパー」「ランディングページ」それぞれには、それなりの質が求められます。

要は、いままで「ランディング」しか見ずにサイトコンテンツを作成してきたものの、今後は、より立体的な「コンテンツマーケティング」を意識しながらデザインするんだと。
同様に、ニュースリリースだけでニュースリリースを考えてはいけないし、ブログや読み物だけでオウンドを考えてもいけない。
三位一体でテキストを配置するのが、これからのコンテンツマーケティングだと。

ちなみに自分はライターなので、これらを統合的に捉えられる立場にいます。
ただ、個別バラバラにしか見られない編プロは、しょせん、求めるクオリティもバラバラなんじゃないかな。
そういうところに提案をしても、意識が育っていないから、あまり意味をなさないでしょう。

一方、陸海空軍の三位一体で戦略を立てているところは、ハナっから目指すテキストが違う。
あのエピソードが、このリリース文で生きてきた・・・とか。
リリース文で打った伏線が、ランディングページで意味を持った・・・とか。
おもしろそうですよね。いろいろと学ばせてもらおっと。

[1197] FBを見てないんだったら「いいです」

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

いままでお仕事をいただいていたプロダクションに、手配や校正の管理会社がはさまるそうで。
向こうの希望としては、Facebookを利用して連絡を取りあいたいとのこと。
そこで、担当者へ友リクを出してもらえないかと・・・。

そういうことでいいのか?
いままでは、まず、電話をもらっていましたよ。
わざわざ面会するほどじゃないけど、声を直接聞いて、相手とコミュニケーションを取る。
電話で粗くすり合わせておいてから、細かな条件をメールで詰める。
ビジネスって、そういうものでしょ。
そもそも、FBよりメールの確認をする頻度のほうが高いわけだし・・・。
そう思って「FBをあまり見てない」と伝えたら、標題の返信が来たわけです。今後は、メールにしますと。

「いいです」っていうか、この人は、どの程度の頻度を想定していたんでしょうね。
4・5回、へたしたら時間おきだったりして。
もはや依存症レベルでしょ、そうなったら。

1197.gif
「Facebook(フェイスブック)に関する調査(2015年)」ライフメディアリサーチバンク調べ

そんなことがきっかけで、フツーの人がどれくらい見ているのか調べてみました。
上図は全8問あるうちの一つですが、「2回以上」を細分化して考えていないんですね。
その必要がないというのか、2回以上見ている時点で「トップグループ」だと。
やっぱり、そんなもんですよね。
あー、ちょっと、安心した。

逆にあの人は、依存症レベルを相手にしたがっているんですな。
もしくは、「仕事が欲しけりゃ、そっちから歩み寄れ」と。
冗談じゃないですよ。
人をそんなに軽々しく「管理するな」。
モチ下がるよなぁ、こういう人が相手だと。

[1196] ホウムライターとチャッカマンの違い

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

世の中で一番硬いとされる6文字の鉱物。
その名前が冠された出版社のムックを執筆することになりました。
中身は「相続」関係です。

いままで、ダイレクトの執筆依頼としては、「ニノキン」しか来ませんでした。
それが、ついに法務関係ですよ。
士業のサイトコンテンツを手掛けてきた実績が、やっと認められたのです・・・たぶん。
いいですか? ホームじゃなくて、法務ですよ。
ホームライターだと、チャッカマンになっちゃいますからね。

1196.jpg
ホウムのほうの茶濁でございます

そもそも、法律系のライターって、法務ライターでいいんでしょうか。
例えば、お医者さんがらみは「医療ライター」というんですが、これに比べると、いまひとつ名が通っていない気がします。
「法務ライター」で検索してみても、一連の単語として使っているところは少ない模様。
分野としての「法務」と、スキルとしてのライターが切り離されている。

あっ、ってことは、seoワードとして見たときに、有望株ってことですよね。
検索量としては多くないだろうけど、打ち込んだ人へ確実に届く。
そして、問い合わせが自分のところに来る。
決めた。これからは、法務ライターの第一人者、河野哲弥です。

実は、「二宮金次郎像 河野哲弥」で検索したところ、かなり笑える結果になっていまして。
もう、ここまで行っちゃうと、覆せないよな・・・と思っていたんです。
貼られたレッテルを剥がしきれないと。
ところが、さにあらず。別のライターラベルをベタベタ増やしていけばいいわけです。
その答えが「法務ライター」。
いいですか? チャッカマンじゃ、ありませんからね。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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