[1741] 万能ピリ辛調味料としての「チリソース」

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

水ギョーザにそのままかけてヨシ。
カップ麺もイケます。
塩やきそばの隠し味にしたら大成功。一発で東南アジアの風が吹く・・・南米なのに。

自分はいままで、チリソースのことを、チリソースとしてしか受け止めていませんでした。
エビチリとか、せいぜい天津丼のアンくらいしか、使い道はないだろうと。
ところがどっこい。
豆板醤感覚で何にでもつかえます。
むしろコクがあって、仕上がりが立体的になる。

チリソースやきそば
塩やきそばの下味にすると、ビールが加速する

それに、豆板醤って酸っぱくて辛いだけで、ちょっと暴力的なんですよね。
なので、ビールが合うようで、良く考えるとそうでもない。
舌の上を荒地にし過ぎちゃって、ビールでも潤せないところがある。

一方のチリソースは、辛さのダメージとビールのリペアが、ちょうどいい具合にマッチング。
むしろ、舌という土地を、耕してかんがいしているような感覚。
東南アジアの密林をくぐり抜けてきた、ウェッティな辛さ・・・南米ですけどね。

用途は、中華に限りません。
ステーキにタバスコとマスタードを塗って食べるのが好きなんですけど、チリソースでもOK。
天ぷらのツユに、モミジおろしの代わりとして。
サバやサンマ缶を直接火であぶって、マヨと交ぜて軽く煮込んだり。
ただし、日本酒と相性が悪いので要注意。
やはり、ビールが一番合いますな。
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[1741] 紙も積もれば科学遺産

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

夏の風物詩ともいえる、キンチョーのコマーシャル。
今年から、こっそり「科学遺産認定」なんてコピーが付いているの、気付きました?
調べてみたら、2017年度の最新版で認めらたようです。

この「科学遺産」。
公式サイトによると、科学マターであることはもちろん、特に「歴史的な資料」という側面を重視するらしいです。
人や道具類そのものよりも、保管状態と合わせたデータの蓄積を評価すると。
そのせいか、あまりなじみのないアカデミックな資料が選ばれています。

そんななかでのキンチョー・・・というか、正確には「除虫菊関連の資料」・・・って、思いっきり身近じゃないですか。
ほか、今年は「化粧水の資料」も認定。
方針が変わってきたんですかね。

キンチョーの看板
ある意味、これらも「歴史的な資料」という気がする

ちなみに、初回認定の資料で「具留多味酸試料」というのがあるんですが、これはグルタミン酸のこと。つまり「味の素」ですね、たぶん。
じゃあ、かつお節などの「イノシン酸」も認めてやれよ・・・という気がするんですが、残念ながら選外となっています。
なんでだろう。
資料としての呈をなしていないのかな。

そう、「科学遺産」が怖いのは、資料を対象とするところ。
功績・貢献が一義ではなく、何より学術性なんです。
これは、論文を重視する「科学」にありがちな志向で、文字になってなければ、例え事実でも事実じゃないと。
そういうノリなんでしょう、たぶん。

今後のことを考えると、「紙への記録」に限らず、デジタルデータをどう扱うかが問われそうです。
デジタルは可変できちゃいますから・・・。
何だか時代遅れという気もしますが、そもそも遺産って、そういう話でしたね。

[1694]20170325朝日新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

1694.jpg

[1740] 「木々の名は。その4」ユリノキ

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

街中で見かける樹木を知ろうという企画、第四弾。
今回は、一風変わったユリノキ。
どう変わっているかというと、葉の形が、なかなかにユニークです。
茎を上にして見ると「はんてん」のように見えることから、別名「ハンテンボク」。
また、「やっこだこ」「軍配」なんて見方もあるみたいです。

確かに、調べるまでもなく、そんな印象はありました。
自分の場合、Tシャツかブラウスみたいだと思いましたけどね。
葉の大きさ自体も、ほかに類を見ないサイズ。
大人の手のひらは、優に超えます。

ユリノキの葉
三方向に分かれた葉先が、さらに割れたような形

ブラウスの木・・・じゃなかった、ユリノキの特徴をもう一つあげるとすれば、花にちなんだ名前が付けられているということでしょう。
ユリとは無関係ですが、ユリに見えなくもない小ぶりな花を付けるそうです。
海外での印象は、むしろチューリップ。
学名もズバリ「tulipifera(チューリッピフェラ)」。

花は季節に関係してくるので、マーブル状の幹で見分けるのも方法。
チェーンがかけてあるような「丸太に模したくい」って、良く見かけるじゃないですか。
茶系統と灰色系があるうちの、灰色系のほうに似ています。
もともと、ユリノキをまねしたんですかね。
ちなみに原産地のアメリカでは、幹からカヌーを作ったりするそうです。

[1739] カメラを持たないカメラマンの話

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

その人は、プライベートで出かけるとき、絶対にカメラを持たないそうです。
スマホやモバイルでも撮影しない。
なぜなら、「写真を撮ってしまうと、そのときの思い出しか残らなくなるから」。

彼の感覚では、シャッターを切ること = 対象を「記録」すること。
つまり、記録したものだけが、成果として残るわけです。
それと同様に、旅行などで風景を「記録」すると、それ以外の出来事が無かったものにされてしまう。
なるほどね。

そういえば、間違って押しちゃった写真を発見して、「こんなとこ、行ったっけ?」なんて思ったことはありませんか。
実は、それも事実なんです。
狙ったショットよりミスした一枚のほうが、得てしてリアルだったりする。

1739.jpg
ミスした例・・・某観光地の散策路には、枕木が使われていた

インスタを否定するわけじゃないですが、写真に熱中するあまり見逃しちゃっていることって、少なくないと思うんですよ。
何だろ。「撮る」っていう呪縛から解放されたとたん、いろいろなモノが見えてくるのではないでしょうか。

例えば、お目当ての飲食店があったとして、その両隣は何のショップでした?
ネコの島でネコを撮っているとき、現地の人は、どんな服装してました?
泊まった民宿はどんな立地に建っていたでしょう。記念撮影した外観しか思い出せないのでは?

そういう怖さが、写真にはあるのです。
いわく「カット」って言いますからね。写真以外の記憶がカットされるのもうなずける。
このG.W.。たくさんの思い出を作るつもりで、多くの真実がすり抜けていってしまうんでしょうね。

[1738] 誰でも勘違いして「ライター」を名乗る

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

いま考えると、ライターになったきっかけは、明らかな「勘違い」でしたね。
後悔はしてませんよ。
もちろん、これからも続けていきます。
ただし、「オレなら、もっとおもしろい文が書ける」という動機は、この世界であまり重要じゃなかったんです。
そうではなく、「求められているモノを、少しだけプラスアルファして納品する」ことが、商業ライターに欠かせない資質でした。

じゃあ、「山ガハ」でやってきたことがムダになったかというと、決してそうではありません。
最近になって思うんですが、「山ガハ」って、文章的なおもしろさはねらっていなかったんですよね。
目の前にあるフツーのことを、独自のフォーカスで「サマる」というのかな。
切り口、あるいは分析の仕方がユニークだったのではないかと。
全国のやきそばから「東湿西乾の法則」を発見したり。
グーグルの検索結果から「生駒軒の発祥地」を推測していったり。
城と神社の位置関係から「レイラインの存在」を導き出してみたり。
ニノキンも、そのノリですよね。あのシリーズは、学術書だったもの。

1738.gif

もはや、過去の遺物でございます

つまり、知らず知らずのうちに、「取材テーマの掘り出し、磨き出し」を練習していたんです。
これは、独立後の貴重な財産になりました。
言葉は不定形ですから、求められているモノを探るのに、「掘り出し、磨き出し」の技術が欠かせません。
むしろ、人が気付かないテーマでサマると、意外な真実が見えてくる。
事実、「生駒軒の発祥地」を割り出していたわけですし、「ニノキンの系統樹」を紡ぎ出していましたよね。
だから、取材先の強みを分析できる。それをロジックで説明できる。

その意味で、おもしろい文が書けるという人は、クリエイターや作家が向いているのではないでしょうか。
ライターに向いているのは、そうですね・・・例えば「言い訳がうまい人」。あるいは「あだ名を付けるのが得意な人」。
前者は、納得できるロジックによる具象化。後者は、言葉によるイメージの抽象化。
そういえば会社員時代、自分の言ったセリフが、いつの間にか人の「あだ名」になっていたことを思い出します。
あれ、ある種のキャッチコピーづくりだったんですね。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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