[813] いけずなクローラー、あるいは個人サイトへのレクイエム

~スマホが変えたHTML文【ピクニックを始めたコンテンツたち】~

さて、CSSの導入に始まり、グーグル嬢の要求してきたさまざまなスマホ対策を導入した結果、何が変わったでしょうか。

答え・全く関係のないブログ「コトバの作法」に、クローラーが入ってくるようになった

スマホ施策を行った新サイトは、ほとんど効果ナシなんです。
新しいページを30個弱作ったものの、そこから「コトバの作法」へリンクを貼っていたため、こっちのブログの方が評価をされてしまうという始末。
バカにしてんのかって、感じですよね。

サイトのリニューアルは、G.W.直後で時間のあった5月13日から始めました。
そしたら、コレだもの。

ブログのアクセス推移
「コトバの作法」、直近5カ月のアクセス

アクセス数は、5月に倍、6月に3倍、7月に4倍といった推移を見せています。
この純増は、ほぼクローラーです。
ちなみに、こっちのブログには、何の対策もしていません。
好きなことを思いつくままに書いているだけです。
つまり、技術的なSEO対策を「しなくても」、グ嬢のお気に入りになれる。

一方、技術的なSEO対策を「した」新サイトは、けんもほろろ。
もちろん、そのすべてが正しくできていたかというと、そんなことはないでしょう。
でも、極端じゃないですか?

個人が新しいサイトで情報を発信しようと思っても、無理な時代になったんです。
SNSか、良くてもブログ。
そうなると、個人によるSEOチックな試みも、意味がないことになる。
SNSやブログには、そうしたツールが標準装備されていますから。
でもって、ますますサイトは、個人の手から離れていく。

知人・友だちとのコミュニケーションはスマホ。
法人が情報を集める場合は、PCで調べる。
もう、そういう世界感ができちゃっているんでしょうね。
つまんねぇな、Web。

ということで、次回から【取材現場の裏話】へ戻します。たぶん。
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[812] 読み込み時間との格闘その3/HTMLやCSSの圧縮

~スマホが変えたHTML文【ピクニックを始めたコンテンツたち】~

個人用のホームページを作りだした2000年当時、通信環境は、電話回線によるモデムでした。
凝ったフラッシュを突っ込もうものなら、即フリーズ。
写真にしても、生画像ではなく、想定サイズに縮めてから使っていたものです。
それが、通信技術の発達により、それほど神経を使わなくても良くなってきました。

時代は移って、現代。
スマホ対応のホームページづくりに苦戦させられていると、時代錯誤のような感覚を受けるんですよね。
画像はもちろんのこと、HTMLやCSSまで圧縮しろと。
その度合いを、「PageSpeed Insights」で採点してやると。
余計なお世話じゃないかと思う一方、検索順位というキモを握られているので、対応するしかないわけです。
しかし、そもそも論として、そんなに重くないですよ。個人のページなんだから。

サイトの構造
第一層のページとその重さ

合計しても100キロバイト弱。
仮に3割圧縮できたとしても、30キロバイト程度でしょ。
グロスで見たら、テキスト一文を削除した方が早い。
でも、「PageSpeed Insights」さんはネット評価のため、圧縮しているか否かで点数が分かれる。
アホか、まったく。

以前バイクで、一時停止違反のキップを着られたことがあります。
コッチは、バイクのステップから大きく身を乗り出し、まったく交通のないことがわかっていたから、スルーしたんです。
それは、警官も認めていました。
なのに、ルールはルールだと。
じゃあオマエね、一時停止さえしていれば、左右を確認していなくてもセーフなのか? 事故を起こさないようにすることが目的であって、一時停止は手段だろ?
まあ、いくら言っても、聴く耳を持ってくれないわけで・・・そんなことを思い出しましたな。
中身より形式重視。
実際に軽いかどうかではなく、圧縮の有無を問うんだと。

もう、いいかげんバカらしくなってきたので、スマホ対策はヤメにしました。
しかしですね、編プロの多くは、こんなことに多大な時間とコストを割いているわけですよ。
なぜなら、チャチ造りのスマホが、主たる閲覧ツールだから。
さらに、グーグルが、スマホ対応のサイトを優先するから。

標題「スマホが変えたHTML文」とは、このことです。
もはやホームページ作りは、個人の手から完全に離れました。
グ嬢の言いつけを守る一部の召使いだけが、忖度を図れる。
さようなら、山ガハ。
さようなら、自由な意見を述べられる場としてのホームページ。

ということで、あと数回を最後に、また【取材現場の裏話】へ戻す予定です。たぶん。

[811] 読み込み時間との格闘その2/htaccess

~スマホが変えたHTML文【ピクニックを始めたコンテンツたち】~

スマホはチャチ造りだから、人間が気を使ってあげないといけない。
旧来の枠組みでホームページを作成すると、ページの読み込み時間が遅くなってしまう。

ということで、前回は、「いいね!」のような共有ボタンを、軽い仕様のものへ変更した話でした。
今回は、キャッシュへの取り組みです。

先に結論を言っておくと、スキルが追いつかず、なぜかサーバーが受け付けてくれませんでした。
なので、現在、キャッシュは「生」状態のままになっています。

サーバーのエラー表示
FC2では、このようなエラーになってしまいました

話を戻しまして。
画像やテキストを都度読み込ませるのではなく、閲覧者のパソコンに無理やりダウンロードさせ、そこから引っ張ってくる方法を「キャッシュ」というそうです。
パソコン内のデータを反映させるわけですから、「読み込み」という動作は必要なくなります。
気をつけたいのは、テキストの一部を変更しても、「キャッシュ」が優先されてしまうということ。
いじり方により、最新情報を見てもらえないリスクがあるのです。

そこで、「いつまでも古いキャッシュに頼るなよ、ある程度の時間がたったらデータを更新しろ」という命令を加える必要があります。
やり方としては、「ヘクタアクセス」というファイルへ、キャッシュの賞味期限を書き込むというもの。
具体的ないじり方については、いろいろなサイトに書いてあるので、そちらを参考にしてください。
注意すべきは、メモ帳で作業して、「すべてのファイル」で保存し、ファイル名の頭に必ず「.」を付けること。
とか言いつつ、うまくいってないですけど。

放置でいいやと思った理由は二つ。
すでにスピードインサイトで「Needs Work」のお墨付きを得ているから。
もう1点は、今回の取り組みと前後して、グーグルのインデックス登録が急に進み出したから。
グ嬢は、今の状態でも許してくれるみたいです。
ならば、トップページの更新が反映されやすい「生」でもいいんじゃないかと。
正直言って、スマホのためだけに時間を使ったりするのが嫌なんです。
「低いレベルに合わせてどうすんだ」
と、いまだにスマホを買う気になれないオジサンは、考えてしまうのです。

[810] 読み込み時間との格闘その1/共有ボタン

~スマホが変えたHTML文【ピクニックを始めたコンテンツたち】~

これからしばらくは、「ページの読み込み時間」について書いていきます。
いままでの流れを整理すると・・・
ホームページの閲覧はスマホ比率が高く、デザインを根本から見直す必要があった。
ところが、メディアクエリなら、PC用とスマホ用のCSSを併用できる。
その結果、ページの読み込み時間が遅くなってしまった。
じゃあ、どうすんの・・・という話です。

改善点は、グ嬢が提供している「PageSpeed Insights」というサービスでわかります。
それによると、特定のコードが邪魔をしているというんですね。
いくつかあるうちの一つは、共有ボタンに関するものでした。
当時、「忍者おまとめボタン」を使っていたのですが、この表示に時間を取られるらしい。
いろいろと調べてみたら、自己完結型のボタンと、他人の土俵を借りて演算処理するタイプがあるようなのです。
そして忍者は、後者のボタンでした・・・たぶん。
いわば、共有ボタンを表示する際、いちいち忍者屋敷に行って、手続きして帰ってくる。
それが、待っていられないんだと。

共有ボタン
自己完結ボタンを設定することもできるが、かなりめんどい

試しに「忍者おまとめボタン」を取っ払い、FC2のツールを使ったところ、結果は同じでした。
今度は、FC屋敷ってわけです。
ただ、読み込み速度の負担がかなり減ったので、FC2をイキにしています。
ちなみに、この時点で、モバイルPCともに「Needs Work」のお墨付きを得られました。
「役に立ってるよ」って、相変わらず上からですけどね。

余談として、「async属性」というウラ技も試してみました。
これは、特殊な暗号を付けておくと、その部分の読み込みを後回しにしてくれるというものです。
ボタンの処理をパスすることで、主要なテキストや画像が優先される・・・まあ、ページ全体の読み込み速度は変わらないわけです。

それにしても、「読み込みが遅い」って、スマホがチャチ造りってことじゃないですか。
レベルの下合わせというか、そこまでしてスマホに合わせる必要があるんでしょうか。
なので、「async属性」を使いこなそうという努力は、途中であきらめました。

[809] スマホが変えたモノ(中〆)

~スマホが変えたHTML文【ピクニックを始めたコンテンツたち】~

自分はスマホを持っていません。
だから、使ってみて「変わったモノ」という意味ではないです。
PCユーザーしか想定していなかったサイトの管理者が、スマホ対応の必要に迫られて四苦八苦してきた裏返しとしての、「変えられちゃったモノ」です。
それは、主に3点あります。

1点目は、世の中のサイトが、スマホの観点から二分されたこと。
グーグルが「ヨシ」と考えるのか「ダメ」と考えるのか、それによって検索サービス上の扱いが異なってしまいました。
チンピラじゃないですけど、「オマエ、そんなにエライんかいっ」って感じませんか?
ある意味、独占禁止法違反じゃないかと、思うわけです。
差別ですらありますよね、客観的・合理的かという判断によっては。

809.gif
PC前提だった、懐かしの「吉野家」特集

2点目は、画像に対する考え方が変わったこと。
基本的に、横幅350ピクセル以上の画やイラストなどが使えなくなりました。
使ってもいいんですけど、横スクロールを発生させてしまいます。
この防止策として、ワイドをパーセント表示にしたりするんですけど、キャプの折り返しまで変わってしまうんですよね。
あるいは、この間お話した、メディアクエリで制限するか。
何かこう、釈然としないわけですよ。
それに、小さな画じゃないと、横に並べられない。
基本は、画面幅に対して1個。
したがって、どのサイトを見ても、だいたい同じ造りになってしまっている。

最後は、サイトの中身が薄くなってしまったこと。
350ピクセルの幅だと、どうやっても、全体が縦長になりますよね。
1枚でプリントしようとすると、エライことになる。
どうでしょう、この前提だと、1500文字ぐらいで飽きがくるんじゃないですか?
いつまで続くんだみたいな。
実際、コラムベースの仕事だと、2000字を超えることは、まずないです。
ちなみに「吉野家」は、約2500字でした。
ページ全体のタテヨコ比は、だいたい1対4。
PC前提なら、数回のスクロールで終わりまで行けます。
ところがスマホだと、1対10以上になってしまうのです。
よって、長文が書けない。

逆に、1500文字以内に圧縮するスキルというのも、求められるんでしょう。
そこなんですよね。
つまり、スマホを前提としたインターネットの文章と書籍の文章は、いままで以上に異なっていくんでしょう。
そして、圧倒的なユーザーは、前者しか読まない。
あのね、1500字じゃ、伏線張ったり、レトリック使ったり、そういうことが何もできないわけ。
書けることも、大きく3つぐらい。
軽薄と言うと言い過ぎかもしれないけど、できることや中身は限られますよね。
いいんだろうか、それで。
・・・ちなみに、これで1119文字。

[808] モバイルフレンドリー番外編メディアクエリ

~スマホが変えたHTML文【ピクニックを始めたコンテンツたち】~

いまは、ホームページをスマホで見る時代。
だから、グ嬢が提示してきた「モバイルフレンドリーテスト」をクリアしなさい。
ということで、石器時代のサイトをフル改装してきたのが、いままでの話。

しかし、「メディアクエリ」という方法を使うことで、PC用のデザインがそのまま生かせるらしい。
スマホがあるために泣き泣き・・・という妥協をしなくてもいいんだそうです。
使い方としては、PC用とスマホ用のCSSを2種類用意し、ヘッダー内の宣言文をこのようにします。

link rel="stylesheet" type="text/css" href="mob.css" media="screen and (max-width:760px)"
link rel="stylesheet" type="text/css" href="PC.css" media="screen and (min-width:761px)"

FC2ブログの機能により、前後の<>を削っています。
mob.css やPC.cssの名称はダミーです。
この場合、画面幅が760ピクセル未満かどうかで、mob.css あるいはPC.cssを対応させています。

メディアクエリの一例
左がPC.css、画面幅を狭めていくとmob.cssに切り替わる

例えば、ワイド500ピクセルぐらいの大きなバナーなんかを使いたい場合。
数値を固定してしまうと「モバイルフレンドリーテスト」に刺されますから、width=100%とかにせざるを得ませんでした。
すると、画面幅をちょっと動かしただけで、画像の大きさが上下するんです・・・当たり前ですけど。
それによって、テキストの折り返しも違ってくる。

ところが、「メディアクエリ」ならどうか。
画面幅を小さくしていったところで、761ピクセルまでは何も動かさない。大きさ固定。
760以下になったら、やむなくwidth=100%。
そんなことができちゃうんですよ。
あれ? 大したことない?
おかしいな。自分にとっては、ものすごく重要なんだけど。

ということで、「デザインをこちらでしない、端末に決めさせる」という障害は、部分的にクリアできるようです。
でもそれって、元のもくあみですよね。
「CSSはテーブルの代わりじゃない」っていうのが、スタート地点だったハズじゃないですか。

また、後になって気付くことですが・・・。
グ嬢は、ページの読み込み時間についても文句をつけてきます。
CSSを二つも使っているなんて、「遅い」と。
スマホはPCに比べるとチャチ造りだから、負担をかけるなと。
もうね、どうせいって言うんですか。ホント。

次回、一度、中〆します。
読み込み時間についての格闘は、その次の回から。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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