[371]「良い」お年をで、「いい」と思う

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

「良い」と「いい」の表記問題。
まず、記者ハンの見解を見てみると、「いい」でも「良い」でも「よい」でも構わないそうです。
好きにしろと。
ただし、「好い」などの漢字は使いません。

次に、実際の現場はというと、「いい」がデフォルトです。
デフォルトというからには例外があるのですが、めんどくさかったら「いい」一本でいいと思います。
もちろん私文には正解がありませんから、お好みで。

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これは「宵」という、茶濁画像でございます

では、どんな例外があるかというと、ものごとの優れた様を強調したいときには「良い」だと思うんですよ。
「良い姿勢が健全な精神を育てる」なんて場合、「いい姿勢」だと、まったく気分が出ません。
否定を伴う場合もそうで、「いくない」とは言いませんよね。良くないが正解。

もうひとつは、「悪い」との対比をする場合。
「悪い歯並びは体のバランスに影響を与え、いい歯並びは消化促進に役立つ」
が正しいんでしょうが、漢字とひらがな混ざり、バランスが気になるところ。
これはいつも悩むところですが、結果としてワーディングを変えます。
「歯並びに問題があると・・・、理想的な歯並びでは・・・」

ちなみに、「よしあし」は「良しあし」というように「悪し」とせず、「よいわるい」は「善い悪い」なのだとか。
こんなの、記者ハンに従ってたらダメですからね。
基本は別のワーディングですが、どうしても使わざるを得なかったら、私は「良し悪し」「良い悪い」で通します。たまに直されちゃいますが。
もしくは、「よしあし」という手もあるんですが、これはさすがにどうも。
個人的に「よい」は、まったく使いません。
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[271]二十歳を迎えられるか、「でんこちゃん」

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

東京電力の今期決算。
どうにか黒字で迎えられるということで、15年の値上げは、心配しなくて済みそうですね。

これを伝える各紙報道によると、東電は2年後、社債の償還などで1兆3000億円の資金が必要なのだとか。
今期の黒字額が2270億円ですから、このままの状況が進んだとしても、2017年の段階で8500億円のキャッシュが要りますよと。
もちろん、再建計画でコスト削減を図ったり、廃炉のノウハウを海外に売ったりする予定があるそうですが、間に合うんだろうか。
文字通り、黒字倒産するんじゃないだろうか。
そんなことが、心配になってきたわけです。

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街から電気が消えうせた、震災直後の計画停電

同規模の社債で資金調達しても、自転車操業的な結論が見えているし。
税金、もしくは16年の値上げでまかなうなら、世帯当たりざっくり1万5000円の上乗せになる。
そう考えると、とっとと値上げ始めちゃった方が、いいんじゃないの?

あまりに不透明でシナリオが見えないんですが、はたして黒字倒産を免れる目当ては、付いているのでしょうか。
そこのところが一番知りたいのに、各紙は触れてくれないんですね。というか、突っ込んでくれない。
節電したところで、東電の売上げが落ちちゃうし、いったい何をすればいいのか。
でんこちゃん、教えてください。

[171]冷静に、47歳という年齢を考えてみる

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

この時期、媒体社主催のパーティや忘年会にお呼ばれされることがあります。
サラリーマンのころと違うのは、メンバーが毎回違うということ。
それと、身分や役職による上下関係がないことですね。
みなさんフラット。半分以上が初めてお目にかかる方なので、適度な緊張感もあって、なかなか楽しいものです。

もちろん、その媒体で書いているライター歴が、ヒエラルキーみたいなものを形成している場合もあります。
立ち上げから参加していた某ニュースサイトでは、ヘタな社員より詳しくなっちゃってますからね。
歳も歳だし、「レジェンド」扱い。
翌日早い時間から現場入りがあったので、途中で退席させてもらったら、総出で見送られました。
正直、そういうのは、ちょっとね。

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そういえば、去年は「1000円で作るおせち料理」なんて企画をやってましたな

で、その原因というか「神経を使わせちゃってる」要因を考えてみると、どこかで意固地になっているところがあるんじゃないかと思うんですよ。
気に入らないものはためない性格なので、文句というか、コッチからすれば正論を言っているんですね。
それが、頑固ジジイになってはいないかと。
「あの人と接するときは、気をつけた方がいいよ」
みたいな、そんな雰囲気があるとしたら、改めないとイカン。

取材力や企画力では、「若いモンに負けない」つもりでいます。
ただ、それと同時に、弾力性というか融通が利かなくなっているところもあるんじゃないですかね。
この辺が、フリーランスの難しいところです。
経験という「色」を求めるのか、無地の「白さ」が求められるのか。
40代にしかできないこともあれば、おっくうに感じることもある。

「レジェンド」ね。
意識して言っていたのかは分かりませんが、来年は、本来の「高み」を目指そうと思います。

[670]20140515朝日新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

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[716]最後の転職[後編]

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

ということで、7年半勤めていた企業を、結局は去ることになります。
「やっと見つけた、マトモな会社」でしたし、転職も4社目だったので、辞めるツモリはなかったんですけどね。
ですから、その理由も、決してひとつではありません。

・部下を数値で評価する人事制度に疑問を感じたこと
・成績が良かったので、ジョブローテの希望を受け入れてもらえず、7年も同じ仕事をしている唯一の社員だったこと
・クライアントから、会社の業務以外で相談を受けることが多くなってきたこと
・「山ガハ」がらみの問い合わせが多くなってきて、独立しても行けるんじゃないかと、勘違いしたこと
・日航の経営破綻で、企業にいる意味を考えさせられたこと

そんなことを会社に相談したら、「もし、独立を考えているなら、仕事出しますよ」と言われたんですね。

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日航のロゴがなかったので、鶴見神社の社紋

それに、リーマンショックで業績が悪くなり、ちょうど希望退職者を募っていたのです。
当時、預金で1000万ぐらい持っていたこともあり、「それなら、やってみるか」と。
なので、独立直後のメインクライアントは、元職場でした。

後は、いままでにもポツポツ書いてきたことなので、省略します。
40代後半でフリーランスに踏み切ったわけですが、後悔はしていません。
メリットとして一番大きいと感じるのは、すべてのジャッジを自分で行えること。
小さなころから、「他人を気にしない性格」だったので、むしろ合っているような気がしています。

次回からは、独立直後のお仕事などを紹介していく予定です。
いま見ると、文章がお粗末に過ぎるのですが、赤裸々に公開していこうと思っています。

[470]前歯から幸せが逃げていく?

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

矯正治療専門の歯科医院って、結構、あるんですね。
この仕事をするようになってから、初めて知りました。

驚いたのは、乱ぐいの人でも、まるで歯を作り直したかのように整列すること。
ビシーッとそろいますな。
もちろん、必要に応じて抜歯をしたり、親知らずを使って差し歯を作ったりするんですけどね。

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ビフォア・アフター例、右側が治療前の歯形

トリビアとして感心したのは、出っ歯と舌の動きの関係。舌壁(ぜつへき)というそうですね。
ちょっとしたテストをしてみましょうか。歯を閉じたまま、唾を飲み込んでみてください。
普通の人は、何ともないと思います。
一方、「舌を前に出さないと飲めない」人は、ジタバタするだけで、何もできないはずです。
この動きが、歯を押し出しているんですね。

それと、前歯に隙間がある人。
実は自分がこのタイプで、永久歯の生え替わりの時に、1本だけ内側へ生えてきちゃったんです。
なんとなく覚えていますが、結局、抜歯することになりました。
なので、両側の歯が大きく育ったものの、完全に閉じきってはいません。

先生によると、そこから幸せが逃げるのだとか。
そういうオカルトには影響を受けませんが、ここまでダイナミックに動かせるんだったら、考えちゃいますね。
自分の場合は、前へ開いて隙間ができているのではなく、もともと1本少ないタイプ。
両側の歯を盛るか、逆に削って差し歯をはめるか、思い切って1本抜いて2本分の歯を入れるか・・・その辺の話を聞いていたら、だんだんめんどくさくなってきたので、しばらくはこのままの状態が続くと思われます。

[370]どおいう、どういう、どのような

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

今回、かなり短いです。
クリスマスイブですからね、ぱぱぱとやっちゃいましょう。

個人の文には、正解なんてないので、どれでもアリ。
その上でという話ですが、「どお」は間違いです。
どうにもならない、どういったときに、どうしたらいいのか分からない、どうせ・・・を使います。

ただし、インタビューの会話文などで、その人の雰囲気を出したいときは、
「どお、最近?」
なんて書く場合があります。

370.jpg
どうなってるの? という茶濁画像でございます

もっとも、一番いいのは、「どのような」で統一すること。
 現場では、どういうことに気を遣っているのですか?
ではなくて、
 現場では、どのようなことに気を遣っているのですか?
が、しっくりきます。いかにも「書きコトバ」って感じですけど。

以下、蛇足ですが、「どおゆう」ってゆーのは、完全な話しコトバですからね。
山ガハのときは、あえて「どーゆー」とか「とゆー」にしていましたが、プロになってからは書いていません。
あっ、例外があった・・・「ってゆうか」。
これもインタビュー限定ですが、「っていうか」は中途半端なので使わず、どうせなら「ゆ」。

ちなみに、Google で「どおゆう、どういう、どのような」を検索すると、一番下の「関連するキーワード」のところに、「ドsってどんな人」なんてのが出てきて笑いました。再現性がないかもしれませんが。

[270]マララさんの受賞で考えた、関取と衣服の関係

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

死者140人以上とされる、パキスタン北西部の学校襲撃事件。
「パキスタン・タリバーン運動(TTP)」が犯行声明を出しましたね。
おそらくその狙いは、マララさんがノーベル賞の栄誉に輝いたから(原因)、子どもたちが死んだ(結果)という、因果関係を作りたかったんだと思っています。
オマエのやっていることは、欧米では評価されているが、イスラム社会では「破滅行為」だと。

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事件を報じる、CNN.co.jp

これには、当たり前ですが、宗教的な価値観が大きく関係しています。
『聖書』や『コーラン』などの教典は、向こうの人にとっての「行動指針」。自分の行動が正しいのか、その判断をするマニュアルなわけです。
世の中のルールが定めてあるという意味では、「法律」と同じ重みを持つかもしれませんね。
さらにイスラム教の場合、力による解決、「聖戦」を認めています。

一方、マララさんの主張は、「女性への教育の自由」という形式を取っていますが、その実は「イスラム教の否定」になるわけです。
そこで、ご自身が被害を受けたのは、ご存じの通り。聖戦が発動されました。

ところがその後、ノーベル賞を取りましたよね。
キリスト教文化は、「女性への教育の自由を是」とし、「イスラム教を否」としましたよと。
これ、他方の立場としてはどうなんでしょう。
例えば、ブルガリア出身の力士が、「裸で相撲は恥ずかしい」と。
服を着させてクレと世界に発信したと。
欧米が「その通りだ、公共の面前で何考えてるんだ」と、相撲協会に圧力をかけてきたとしますよね。
そのとき、日本は従うんでしょうか?

もちろん、衣服と教育の問題を、並列で考えるわけにはいきません。
ただ、外圧と文化(宗教)って、どこまで干渉し合うものなのかが、よく分からないんですよ。

話戻って、タリバーン。
このままだと、女性への教育(もしくは、関取に衣服)が、標準化しそう。
そんなことは、アッラー神はおっしゃっていない。
これは「いい話」なのではなく、「悪い話」として、国内に広めなくてはならない。
ということで、第2次聖戦発動。
マララさんを、オナーを受けた人ではなく、「死を招く悪者、秩序の破壊者」として描く必要がある。

あの、個人的には、彼女を否定していませんよ。
すごいことじゃないですか。
タリバーンの行為を認められないことは確かですが、思考プロセスとして、「あっても、不思議じゃないな」と。
ただ、それだけです。

[170]ライターへ応募するには、「ライター 応募」で検索するな

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

オイシイ仕事を見つけたかったら、検索エンジンのワードを工夫してみましょう。
その手順を、4段階でご紹介します。

STEP-1~月10万円レベル
最初は、検索ウンヌンというより、クラウド系の募集サイトに、片っ端から応募してみること。
収支的には赤字になりますが、書く量を増やし、他人からの評価に慣れることを目的にします。
まるっきり初心者だったら、頑張って半年ぐらいは続けた方がいいでしょう。
この間は、貯金を食いつぶすか、アルバイトでもして補完するしかありません。

STEP-2~月20万レベル
次は、媒体のお仕事ですね。
たまにクラウド系でも紹介されますし、「ライター 募集」などで検索すると簡単に見つけられます。
イメージとしては、取材ナシで1件5000円、アリで1万円ってところじゃないですかね。多少の上下はありますが。
うまくすると「名入り記事」が出せるので、つぎのステップへの宣伝にもつながります。

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「他」に「抜き」ん出るという、タヌキ温泉の茶濁画像でございます

STEP-3~月30万レベル
媒体の仕事である程度実績を残すと、そこを辞めていった人が、次の編プロで引っ張ってくれることがあります。
仕事の内容としてはSTEP-2と代わりませんが、多少条件が選べるようになっているはず。
このころになると、クラウド系をいくら探しても、今の自分に合った条件は出てこないと思います。
自分の場合、それでも「毎日8サイト」ぐらいは目を通していました。
それと、曜日ごとに「神奈川 編集プロダクション」とか「インタビュー 取材 募集」とか、特定のワードで検索結果を洗い直していましたね。10ページ目ぐらいまで。


STEP-4~月40万レベル
前回も書きましたが、この段階の目的は、「こちらからの提案が受け入れられそうな仕事先」を探すこと。
言われた条件で書くのではなくて、「フィーを倍もらえたら、ここまでやりまっせ」という話が通るかどうかです。
さて、それでは、検索エンジンに何を打ち込むかという本題。
今さら「応募」とか入れてもダメですよ。STEP-3以下の仕事しか出てきませんから。
まず、著名サイトのトップページを比較してみてください。
「募集系」のワーディング以外で、良く目にするキーワードがあるはずです。
いっぱいあるので、紹介しきれないんですが、例えば・・・

「一緒に盛り上げてくれる方」(提案型の素地)
「ライター紹介」(多くのライターを抱えているといことは、個性を重視してくれる可能性が高い)

要は、応募に関連した「それっぽいキーワード」を、媒体のページから「パクれ」ってことなんです。
応募そのものに目が向いてしまうと、ピンキリになってしまう。
そうじゃなくて、「いい仕事が匂ってそうな別のワード」が、キーになるんです。

「編集部ブログ」なんていうのも、捨てがたいですね。必ずしも募集には結びつかないかもしれませんが、その会社の姿勢が分かる。気に入ったら、売り込みをかけてもいい。

肝心なのは、探して満足しないこと。月に1回は応募するようにしましょう。
受かるかどうかは、あまり問題にしなくていいです。
いま、どんな案件が動いているのかとか、ライターに求める資質とか、そんな情報交換が目的。その会社から仕事をもらうというより、ほかの会社に提案するネタ探しですね、自分の場合。
ここまで3年半ぐらいかかりましたが、最初からステップを踏んでいれば、1年ぐらいは縮められたと思っています。

[669]20140531読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

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[715]最後の転職[中編]

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

一生働けそうな職場を探して、3回目の転職、つまり4社目に入社したというのが、前回までのお話。
無料求人誌の草分け的な存在で、自分に任されたミッションは、代理店開拓でした。
それまでは、事業主の元へ直接出向いていたらしく、エージェントを使うという発想がなかったんですね。

そこで思いついたのが、中学生時代にやっていた、「貸しレコード店」戦法。
なんのことはない、『代理店名鑑』などでアイウエオ順にアタックしていくだけの話なんですが、やはり「あ」で始まる会社との取引がやたらに増えましたな。
思い起こせば、アースウィンド・アンド・ファイヤーと同じ結果に。成長してねぇなという話です。

一方、おかげさまで、2年に1回は「社長賞」を獲得していました。
売上げの達成度合いが、全社中一位だったわけです。
支社単位の「部長賞」と合わせると、ほぼ毎年結果を残していましたね。
なので、比較的早く、管理職になることができました。

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のし袋だけは、今でも取ってあるんです

なんとなく、イイ感じじゃないですか。
その後、JASDAQにも上場しましたし、ついに「根を下ろす会社」を見つけたかなと。そんな風に思っていたんです。

独立しようと思ったきっかけは、今考えると、上場そのものでした。
例えば、人事評価で取り入れたコンピテシー制度。簡単に言うと、部下の管理を「数値化」で行うというものですな。
あのね、数字じゃ人は、評価できないんですよ。
点数が低くても、クライアントから愛される「バカ」というヤツはいるもので、彼らの受け皿がない。
で、それを主張し過ぎると、コッチの評価が下がるんです。点数で。

ほか、参ったのは、一括した管理システムの導入。
コンプライアンスの関係で、売上げに透明性を持たせるのが目的でしたが、全然現場とリンクしていないんですよ。
もちろん、そうした問題を、総務の連中とひとつひとつ解決していきました。
でも、それと同時に、どこかで「組織って何だろう」と思い始めていたんですね。
そうした中、紙面をにぎわせたのが、日航の経営破綻。
あれだけの会社にいても、ダメなもんはダメだと。

またまた長くなってきたので、以降、後編へと続きます。

[469]だから、ガイジンってヤツは

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

裁判所によって、ヘイトスピーチに対する一般的な方向性が示された昨今。
こんなことを口に出すべきではないのでしょうが、今回に限り、大声で言います。
「だから、ガイジンってヤツは」

それは、「みなとみらい21」の名付け親について、取材していたときのことでした。
ご本人のインタビューを終えた後、横浜大通り近辺の「重厚な建物」を、画的に押さえておく必要があったですね。

公募で決まったという「みなとみらい21」の名付け親は誰?
http://hamarepo.com/story.php?story_id=3612

でだ、現場に向かって、いきなりお見舞いされたのがコレ。

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オマエはミツバチかっ

シャッター切るまで、このままどこうとしないんですよ。
コッチも意地になって1分ぐらい無視していたんですが、微動だにせず、このポーズをとり続けておりました。

あのね、お仕事なの。
お仕事で、建物撮ってるの。目的はアンタじゃないのっ。
そうやってると、画が使えないのっっ。早く終わらせてとっとと帰りたいのっっっ。

だんだん腹が立ってきたんですけどね、「ジョークの分からない日本人」とも思われたくなかったので、ピントもアングルも確認せず、とりあえずシャッター押しましたよ。
これでいいんでしょ、満足しましたかってぇのっ。
もう、ここで載せちゃえ。

問題の記事ですが、荒井さん本人からお礼のメールが届きまして。
>素晴らしい、また、非常に楽しい文章として戴きまして心から感謝申し上げる次第でございます。
この世代の書き方だなって、感じです。

[369]「茅ケ崎」「市ケ谷」、ヶヶヶのケ

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

「ケ」にまつわるお話です。

1カ月や1カ所などの場合、記者ハンは、ケではない大きな「カ」を推奨しています。
一方、媒体では、1ヶ所、1ヶ所とすることが多いみたいですね。
個人ブログなどで普通に書く分には、どちらでもいいと思います。
ただし、数字を使わない場合は、「箇所数」になります。

問題なのは、駅名などで、大きな「ケ」が使われている場合です。

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市ケ谷、千駄ケ谷など、一例

JRの駅名の場合、どうやら、そうなっているようなのです。
ところが町名表記の場合、「ヶ」を使うことが多いんですね。
したがって、茅ヶ崎市にあるJR茅ケ崎駅・・・のような事態が、往々にして発生します。
さらに、その街の施設名などがどちらを採用しているかで、無限のバリエーションが登場するのです。

例えば、保土ケ谷駅の場合、「保土ケ谷警察署」で「保土ケ谷市役所」。
茅ケ崎駅になると、「茅ヶ崎警察」で「茅ヶ崎市役所」。
さらに私鉄では、駅名・町名ともに「ヶ」を使います。
新百合ヶ丘駅なんて、そうですね。

なので、「ケ」の場合は、常に調べるクセをつけておいた方がいいでしょう。
人の名前も同様です。
関係ないですが、ワタナベさんって、4通りぐらいあるんですよね。電話で名前を聞くときには、注意するようにしたいモノです。
もっとも、めんどくさがっちゃって「一番簡単なのでいいです」という人が一定数いますが、一応記事にするので、ちゃんと教えてください。

[269]選挙予想ってしていいの?出口調査の形骸化について

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

これを書いているのは、13日。選挙前日です。
仕事で出口調査の取材を頼まれることがありまして、当たり前ですけど、投票所から出てくる人を追わないといけません。
投票前に余計なバイアスをかけたり、はっきりしていない段階で決意を促したりするのはNG。
なので、入口ではなく、「出口」調査なのです。

事前の記事についてもそう。
各政党や候補者の主張を載せるのはヨシ、それを批判したり推奨したりするのはダメ。
つまり、マスコミが投票結果を左右してはいけないというのが、基本ルールなわけです。
というか、そうだと思っていました。

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投票予想を行っている記事例「NEVERまとめ」

ところが、最近の報道は、票読みしちゃうんですね。
多少の差こそあれ、自民が305以上の議席を獲得して、大勝するだろうと。
記事を見て、投票先を変えようと考える人はいないんだろうか。
その部分に、大きな疑問を感じてしまうのですよ。

ここから先は、ジレンマというか閉じた矛盾なんですが・・・。
実際の投票結果が票読みに近かった場合、それはそれで、世論操作が成り立っていることの現れでもあります。
逆に大きく違っていた場合、報道が、投票先を変えたことになる。

今度は逆の見方。
実際の投票結果が票読みに近かった場合、報道は何も影響を与えず、正確な推測を行ったことになる。
逆に大きく違っていた場合、記事の持つ意味は、からっきしない。

どうなんでしょうかね。
個人的には、記事を読んで、「何かしらの心証を持った時点」でアウトだと思います。
もちろん、主張を正しく理解したことによる、主体的な再定義であればセーフ。
そうじゃなくて、「こんな結果になるんだったら、野党に入れても意味ないじゃないか」というような外圧になる場合、違反が問われるんじゃないかと。
いつか問題になりそうな気がしていますが、まだぬるま湯なので、漬かっている誰もが煮え切らないのでしょう。
それと、違憲である可能性を知りつつ投票した場合、違法行為にならないんですかね。

[169]御用聞きライターが超えられない、月20万円の壁

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

ここ数ヶ月で、収入面の環境が大きく様変わりしまして、正直、面食らっています。

士業のサイト関連については、「イチロク案件」が月3件ほど入るようになり、これだけで18万円。
詳しくは [164] で書きましたので省略しますが、向こうから振られる仕事をこなすのではなく、「だったら、こうしてみましょうよ」という提案型の仕事ですね。

次に大きいのが、新人タレントのプロモート。
インタビュー記事、代理店や業界向けのニュースレター、カメラマン手配、メディアへの素材提供・管理など。
月2件もあれば、上記と合わせて、十分食べていくことができる。日数は15日もあれば十分。
こうなると、いままでやっていたメイン業務が、「余力があったらやるサブ業務」になってしまうわけです。

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過日、都内で行ったアーティストロケの様子

この違いはドコにあるかというと、ひとえに、「自分で仕事の幅を膨らませられるかどうか」にかかってくると思うのです。
金額や内容が決まっている、いわゆる「御用聞き」ライターだと、頑張っても月30万円ぐらいが上限なのではないでしょうか。
フィーが決まっているので、可能な作業時間内に詰め込みきると、それ以上の「伸びしろ」がない。
コトバとしては正しくありませんが、「出るくいは打たれてしまう」わけです。

一方、提案やディレクションを含めることができれば、くいを伸ばした分だけ収入につながる。
プロモートにしても、宣伝にメディアを買ったり、タレントとの契約書を司法書士にチェックしてもらったり、画像や音源の管理をしたり・・・やることは無限にあります。
インタビューなどを自分がやらずに、人に任せたっていい。まぁ、今のところ楽しいので、そんな気はさらさらありませんが。

頭を抑えつけられるような仕事は、いくらやっても、発展性がない。
では、どうやってオイシイ仕事を見つけてくるのか。
その辺は、次回にまとめようと思います。

[668]20141201読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

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[714]最後の転職[前編]

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

40歳を目前にして、3回目の転職に挑んだという話でしたね。
それまでを振り返ってみると、給与面では、着実にステップアップしていたといえるでしょう。
年収で700万ぐらいあったんじゃないかな。
ただ、体が持たないという不安があって、またもや辞職願を提出することになりました。

経緯は忘れてしまいましたが、フリーペーパーを何誌か手がけていた出版社へお世話になることに。聞けば、日本で初の無料求人誌を生み出した会社なのだとか。
後に、JASDAQへ上場することになります。

話は、ここでガラリと変って・・・。
ちょうどそれと前後して、湘南の友人からカレーパーティに呼ばれたんですね。
自分とある女の子を引き合わせようというのが真の狙いで、それを聞いて、鼻の下を伸ばしながらノコノコ出かけていったわけです。
そうしたら、その娘より、「湘南」という土地が気に入ってしまったんですな。
一週間と開けずに、引っ越してしまいました。

で、まぁ、当座の休日は、やることもないと。
そうだ、放置してある八丈島のサイトに、手を加えてみるかと。
名前は・・・そうだな、検索しても出てこないワードにすれば、オンリーワンになれるなと。
こうして誕生したのが、「山ちゃんガハハ」です。

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保存してあるうちでもっとも古い、2005年Ver. 「漱石 捜索願い」の文字が確認できます

「湘南 研究所」というコーナーがあるんですが、これは、引っ越してきたときの勢いですね。
週2回更新を目指していたので、1日使う「お出かけ系」と、家事をしながら半日でできる「考察系」が、セットになるようにしました。
「つったか隊」と「蜻蛉団」、「観察図鑑」と「湘南研」。こうしておけば、土日でネタ作りすることが可能になります。

話戻りまして・・・。転職先では、リクルートさんの担当になったので、全国出張の機会がかなりありました。
そんなこともあって、全47都道府県を網羅する企画が、はじまっていくわけですね。
具体的には、「全国のやきそば」や「路面標識『止まれ』コレクション」なんかです。

あっ、全然転職の話になってませんな。
今回、[前編]とさせていただきます。

[468]オババ、無邪鬼に転ず

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

苦手な人って、いますよね。
つい先日までは、取材先や営業担当も含め、どんなタイプでも大丈夫だと思っていたんです。
コッチも40代ですから、ある程度の敬意は払ってくれますし、足元を見られるということはまず、ないです。

ところがある日、はじめて会った女性の担当者なんですが、かなり険しい顔をしていたことがありまして。
正直、「おっかね」と思いましたね。
後から考えればそのときだけだったんですが、以来、何となく苦手意識を持ってしまいました。

別の日。カメラマンと先に現地へ着いたときにも、
「あのオババ、怖ぇよ」
「何となく、分かる気がします」
そんな話をしてしまったような記憶があります。

468.jpg
後日、再びオババ担当の現場へ

ところが、次の案件で、やたらにオババがはっちゃけちゃってるんですよ。
頭上を、厚木基地に所属する戦闘機が飛んできたときなど、コッチの肩をバンバンたたいて喜んでる。
そのとき、ふとよぎったのは
「あっ、あのカメラマン、チクったな」
ということ。
だって、そんなキャラじゃ、ねーもの。原因はそれしか考えられないじゃないですか。
まぁ、気を遣ってもらっちゃって恐縮なので、できるだけアイスルようにします。

一方、取材対象者で苦手というか困るのは、とにかくしゃべらない人ですね。
これには2通りあって、ひとつは、考え自体が思い浮かばない人。これは、どうしようもありません。
ただし記事になると、ライターが大部分を補完しますので、かえっていいコンテンツになったりすることがあります。

もうひとつは、考えはあるんだけど、口にしない人。
こういうタイプは、校正が真っ赤になります。
だったら、最初からそう言ってクレと。
あのですね、記事を見ていて、「いつもはこんな言葉使うライターじゃないのにな、何か変だぞ」と感じたら、それは多くの場合、先方の修正です。

[368]「・・・しており」って表現が、どうしても好きになれんのです

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

標題の件。
個人的な見解であることを、お断りしておきます。
何となくで、コレという理由がないのですが、アレルギーを感じるんですね。

 合計300点以上となる製品を手がけており、今後も増える予定
 矯正手術によらない審美治療を行っており、信頼性に定評がある
 その日は朝から雪が降っており、京子ちゃん、富良野に冬が来ました

「北の国から」のときは何ともなかったんですけどね。
少なからず影響されている人が多いと思われ、こんな口調が、誰からともなく使われていったのでした・・・って、こうなっちゃうんですよ。

368.jpg
「手織り」というだけの、茶濁画像でございます

そもそも、要らないんですよ、この「ており」。
正体は何なんでしょうね。

 合計300点以上となる製品を手がけ、今後も増える予定
 矯正手術によらない審美治療を行い、信頼性に定評がある
 その日は朝から雪が降り、京子ちゃん、富良野に冬が来ました

継続性のような気もするし、理由を明示しているような感じもするけど、定見がない。
継続性なら「手がけながら」でいいし、理由であれば「行っているので」に置き換えられる。その方が伝わりやすい。
つまり、蛇足なんですね、「ており」。

少なからず影響されている人が多いと思われ、の「思われ」も、何となくイヤ。
「れ」「り」系が好きになれないのかと思ったんですが、「根性があり、頼もしいタイプだ」なんていうのは、別にどうとも感じません。むしろ普段使い。

そう考えると、アレルギーの原因は、北の国からワードなんですかね。
あれは、子どもが無理して背伸びしたコトバを使っているから愛きょうなのであって、大人が使うと「辛気くさく」感じる。
それが、店舗紹介などのカジュアルな文には向かないのでしょう。

[268]デモが有効に機能する国、しない国

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

取調中の死亡事故が不起訴になったことに端を発した、黒人差別に関するデモ行進。
報道によれば、NY市長は、警官の再教育を行う旨の発言をしたそうです。
このとき感じたのは、「デモって、一定の効果があるんだな」ということ。
日本国内では手段が目的になっている風潮があり、「結果が出る」ということに、ちょっとビックリしました。

268.jpg
YOMIURI ONLINE の報道

一方では主張が施策に反映され、他方では「迷惑なヤツら」で片付けられる。
この違いはどこから来ているのかを考えてみると、「民主主義の根付き方」の違いが見えてくるように思います。

日本の民主主義は、まだ100年前後といった歴史しか持ちません。それに、そもそも国民が勝ち取ったものではありませんから、どこかに「お上のやることには口出ししない」という風潮が残っています。
逆に言えば、国が良きにつけ悪しにつけ世話をしてくれるので、赤ちゃん体質になっているのでしょう。
ただ、デモという手段があることは知っているので、とりあえずまねてみようと。
「主義」つまり「ベキ論」であり、実を伴っていないんですね。

その点アメリカでは、デモが「権利行使」の一種として認められ、「是正」という目的もはっきりしている。
「権力を公的機関に付与しているのは国民」という意識があるから、委託先が間違った行動に走ったとしたら、正すのは当たり前だと思っている。

これが中国になってくると、日本ともアメリカとも異なっていて、おそらくその目的は「体制への反抗」。
一見アメリカと似ていますが、国家が聞き入れる耳を持っていないことを、学生らも十分理解している。

「型」が日本で、「実」がアメリカだとすると、中国は「情」なのかなって気がしています。
何かに影響を与えるという意味で有効かどうかは、「実」>「情」>「型」の順で表されるでしょう。
では、この国に「ガス抜き」のシステムがないのかというと、そんなことはありません。それが、旧来の「どぶ板選挙」。
この国で陳情しようと思ったら、裏から「根回し」するのが順当で、表で「シュプレヒコール」をしても効果がないのでは。

それに、文句を言っていることに満足しているので、実が伴ったら、逆に驚くんじゃないですか。
たぶん冒頭のビックリも、これが原因だったのではないかと思います。

[168]媒体社のストライクゾーンと、ライターの変化球

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

「ここに投げればいいから」
そんなふうに、球種もコースも指定してくるような媒体社に限って、フィーは安いものなんです。
構えたところに投げられないヤツに、稿料を払う必要はない。控えのピッチャーはいくらでもいるんだぞ・・・という発想ですな。

その一方、サインを事前にやりとりして、「あっ、それいいですね。いくらならヤレます?」という担当者もいます。
さらに、「基本はお任せしているので、先方確認だけお願いします」ということころもありますね。「エースはあんたしかいない」と言ってくれているわけです。
条件もなかなかだし、そろそろ、こういう球団に絞っていってもいい頃合いなんじゃないかと。

以前、某所の名付け親の取材をしていたときのことです。
「命名とは、(街に)命を吹き込む行為」というような表現を使ったら、「理論的におかしい」と返ってきたことがありました。名前をつけなくても、セックスすれば、命は生まれるだろうと・・・。
もうね、こういうところと付き合うの、疲れました。

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黄色い消火栓があったっていい、表現はその人の自由

両者を比べると、ライターと編集側の位置が真逆であることに気付きます。
変化球なんて求めてないと。「いいから早く投げろ」というのが前者。「メイン」を「メーン」に直してくるのは、このタイプです。
一方、ピッチングを買っているんだから「表現手法に口を出しません」というのが後者。「メイン」については、話題にも上りません。で、条件もいいと。

時間をかけてでも「いいものを作ろう」と思うのは、どう考えても後者です。
だって、仕事のワクワク感が、断然違うもの。

[667]20141116読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

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[713]転職先の公用語が大阪弁で

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

脱線ばかりしていましたが、転職の話に戻りたいと思います。
えー、結婚するのに、年収であと100万円必要だと。
そんなことで選んだ就職先は、年末の大掃除になると、社員に洗剤の染み込んだ軍手をはめさせて、窓やら蛍光灯やらを拭かせる会社でした。
雰囲気がどよ~んと暗いところで、3年たったら「すぐ、辞めよう」と、入社したその日に誓ったのでした。

もう、35歳ぐらいになっていましたかね。
今度は、エージェントを使って、グラフィック系の広告代理店へお世話になることに。
担当したのは、「エディバウアー」や、イギリス版のマツキヨみたいな「Boots」などの店舗装飾でした。

大阪に本社があるので、上の人がみんな大阪人。
俗に言う「いらち」というのか、ろくすっぽ教えないで、やらせた後から怒るというのが社風。
また、上司がかなり属人的で、自分のやり方じゃないとお気に召さない人でしたな。

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まさに、オニのような上司。手前の人形に、ちょっと似ています。

そんなことはどうでもいいんです。
コッチもオトナになってますから。
問題は、店舗が閉店した後に、現場作業をすることなんですね。
日中は営業、夜までグラフィックの検品をして、深夜に取り付け。
交通広告の部隊も終電が終わってからだったし、展示場部隊なんて会場から通勤しているような世界。皆さん、全般的に帰りが遅いんです。

そういえば、週の睡眠時間が、15時間だったこともあります。
2時間、徹夜、3時間、徹夜、徹夜、2時間、徹夜、日曜に8時間・・・みたいな。
そうなってくると、現場がない日でも、すぐ帰る気にはならないんですね。
誰からともなく「ほな、行こか」ってことで、近くの飲み屋に集まり、タクシーで帰ってました。
残業代は出たので、そんな生活をしていても、おもしろいほどお金がたまったものです。

大阪人以外の同僚たちは、みんなイイヤツだったので、その点では楽しい職場でした。
ただ1点、体がもたないんです。
エスカレーターに乗っているわずかな時間で、立ち寝するほどでしたから。
で、ココも3年頑張って、悩んだ末転職。
ちなみに、同じ課のメンバーと意気投合し、3人で辞めました。

38歳ですよ。そろそろ、定年まで安心していられる会社を見つけないと・・・
てなことで、再び、就職活動を始めました。

[467]ウチから歩いて5分の場所がロケ先だったら

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

コンビニの数よりも多いとされる歯科医院。
医療系媒体は、その全てにアタックしていくわけですから、標題のようなことも起こり得ます。
このようなとき、本当にお隣さんだったら、しょっちゅう顔を合わせてしまうでしょう。
今回は、同じ駅ですが、ある程度離れているので、案件を受けてみることにしました。

話を伺うと、開院してからすでに15年ほどたつそうで。
自分が移住歴12年ぐらいですから、土地勘としては同程度になります。
当然、話が絡むわけです。

467.jpg
検索エンジンを意識して、あえて文字にはしません

例えば、ラーメン店。
自分は、南口にある「I」が、心から好きなんですよ。
遠方からわざわざ電車で来るような店ではありませんが、一言で言って、「飽きない味」。
飲んだ後とかね、酔っ払った勢いで行くことが多いですな。

で、先生も、食べに行くことがあるらしい。
そうなるとですよ、おそらく今まで、そうとは知らずに合ったことがあるんじゃないかと。
これが今後は、「あっ、この間はドーモ」の仲になってしまう。

まずいですよ、これは。
だって、こっちはおおむね酔っ払ってるんだもの。

また、助かったことに、お寿司が好きとのこと。
そんなとこ普段使いしませんから、遭遇確率はぐーんと減りますね。
こちらは同じころ、定食屋さんで、サンマとかナニしてますから。

いずれにしても、同じ駅の同じ側は、やめた方がいいみたいですね。
住所を確認して、そうだな・・・2km四方はアンタッチャブルとさせていただきます。

[367]「行う」「行った」「行なった」、Goしたのはドレ?

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

「行った」だけでは、「おこなった」のか「いった」のか分からないという件。
判別のしやすさからすると、goを「行った」、doを「行なった」にすべきじゃないかと思っています。
でも、この国では、両方「行った」。
なぜなら、文科省が、そう定めたからです。

367.jpg
「送り仮名の付け方」内閣告示第三号
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/k19730618001/k19730618001.html

これによるとですね、原則としては、活用語尾を送りますよと。
活用語尾というのは、未然形とか終止形などの違いによって変わる部分です。
「書かない」「書きます」「書く」「書けば」「書こう」の場合は、かきくけこの部分が相当します。
ところが、「来る」などの場合は、最初の一文字が活用しちゃってるので、このルールが使えない。
そんなときは、続く文字を送りなさいねと。
「来ない」「来ます」「来る」「来れば」「来い」

問題は、通則1-(3)/「許容」にある次のコトバで、国からガイドラインが示されています。
表す(表わす) 著す(著わす) 現れる(現われる) 行う(行なう) 断る(断わる) 賜る(賜わる)
ただし、許容とあるように、()でも構わないとしています。
早い話が、ドッチでもいい。

では、実際の媒体社はどうしているかというと、頑固に「行った」。
前後の文脈から判断できるだろうと。
これは「行」に固有のケースなんでしょうか。
そこで、同じ文字で複数の意味があり、かつ、送り仮名が同じケースを探してみました。

 無理強い

「むりつよい」とは読みませんよね。
まあ、そう考えると、文脈判断でもいいのかなという気がしてきます。
結局、前に付くのが「を」だったら、「おこなった」。
「へ」とか「に」だったら、「いった」。
そんなところなんでしょうか。ちなみに「は」だったら、どうします?

 昆虫採集を目的に、佐藤さんは「行った」。

結果的に、どっちでも意味は通りますね。
いいか、もう。

[267]英語表記の、音読みと訓読み

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

「海外の文化が音から入ってくると、文字は従属する」

えー、今回、言いたいコトは以上になりますので、以下すべて蛇足でございます。
その昔、日本が開国の是非を問うていたころ、「カステラ」は「きゃすていら」でした。ほかにもいくつかあったはずですが、思い浮かばないので先に進めます。

さて、「McDonald's」の表音を文字にすると「マクダーナル」に近くなることは、皆さんご存じのことだと思います。なのに、一般表記は「マクドナルド」。
後々めんどくさいので、前者を「音読み」、後者を「訓読み」とすることにします。

英語が正式に学ばれるようになって以来、「音読み」は次第にすたれ、「訓読み」が定着してきました。
ところが、ごく最近、これが逆転したのです。

267.jpg
「紅白でも」の意味が不明だが、そうしたい気持ちが分からなくもない

従来の訓読みなら、「レット イット ゴー」。ビートルズの名曲を「レリビー」とする媒体はありません。
なのに、今回はズバリ「レリゴー」。
映画が文字文化ではなかったという以上に、主題歌から入る戦略があったから、あえてこうなったのでしょう。
文字媒体は、後追いせざるを得なかったわけです。

となると、今後、音読み文化が定着するかもしれないんですよ。
映画「ゴースタバスター」で、「アイ アイント アフレイド オブ ノー ゴースト」というのがありますが、訓読みが全くなじまない。リズムが狂っちゃってる。
音読みなら、「アイン フレイド ノッ ゴー」でいけるわけです。
これは、日本人の多くが英語を正確に発音できないからこそ有効なのであって、ちゃんとできていたら、わざわざ「音読み」する必要はありません。
一方、英語教育の開始時期が低年齢化していくと、そのうちこの前提がひっくり返るかもしれないですね。

何が言いたいかというと、音読み文化は将来、ここ10年ぐらいの年代を断定できる象徴的なカルチャーに育つのではないかと。
一時的にはやり、教育の浸透によって衰えていく。
そんな想像をしています。
全然、記事の論点検証になっていませんな。いつもですけど。

[167]「山ガハ」2nd.シーズン、スタンバイ

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

インバウンド戦略をかねて、以前から考えてはいたのです。
今のところ、このブログだけが「窓口」になっているわけですが、さすがにそれじゃあまずいだろうと。
そこで、今年の9月に「山ガハ」のリニュを考えていたのですが、あれは、シロート時代の文章ですからね。いま見ると、泣きたくなってくるような内容のものもある。
やはり、独立した、別個のサイトを立ち上げるべきでしょう。

とはいいながら、実は、以前から作ってあったのです。
「jimdo」で作ってあるんですが、クライアント直回しの仕事で記事の確認に使ったりしているので、いまだ一般公開できません。
随時、確認できたものから媒体に移植しているものの、あと2記事残っています。
しかし、どうやら2月ごろには完全に手離れそうなので、検索エンジンに入らせるのは、そのタイミングになりますかね。
「山ガハ」2nd.シーズン、スタートです。

167.jpg
どうしても知りたかったら、山ガハとjimdoを結びつけてみてください

かつてのインパクトイエロー「F9D33E」を使うかどうか悩んでますが、個人のページではないので、このままで行こうかなと。
ファビコンも作ってみたのですが、いろいろと詰め込みすぎて失敗。何が何だか、分かりません。

ともあれ、年末にもう少し手直しして、良きタイミングでリリースということになりそうです。
こんどは、スポンサードフリーでいきます。
だって、仕事の受注が来れば、それでいいですから。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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