[297]砂川判決の意味をエロビデオに例えるなら

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

安保法制を巡る違憲論。
高村自民党副総裁は、「日本周辺域」の解釈あたりから、理論が飛躍しすぎていますよね。
彼が論拠としている「砂川判例」は、多くの人が指摘しているように、在日米軍の是非を問うものです。
基地拡大に反対していたデモ隊が敷地内に入ったのをきっかけに、外国の軍隊は日本の戦力に当たらないという見解が示されたのでした。
そのとき、日米安保が合憲かどうかは、触れられていません。
さらに、裁判所長官が補足意見を出しました。思いっきり意訳すると、

「自衛も他衛も同じだろ、国家なら双方が認められる」

高村副総裁はこのセリフを見つけて、安保法制を合憲としているんですね。

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某所の名物、ソッチ方面へ向けた茶濁画像でございます

では、この流れをエロビデオに例えてみましょう。
未成年者が、ビデオショップのピンクコーナーに入っていったとします。
最高裁は、高裁で停学処分になった若者を「エロビデオを買ったわけじゃないからセーフ」とし、店舗の営業禁止処分については何も触れませんでした。
ときに長官が、「エロもノーマルも同じだろ、ビデオ店なら双方が認められる」と言いました。
これを受けたK君、「じゃあ、ボクは何を見てもいいんだね」と曲解し、堂々とエロビデオを楽しみましたとさ。

うーん、ちょっと違うか。
要は、前提があっての枝葉を、自分の都合のいいようにクローズアップしているということ。
未成年者がエロビデオを購入することの危険性は、依然論じられていないのです。
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[197]崇高な文学より、使えるテキスト

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

「得意分野はストーリーテリングです」
てなことを方々で吹聴しております。
お決まりの[驚き-発見-共感]サイクルに、最近では[-戻し]が加わりました。
話すとややこくなるので、別の機会があれば、記事と一緒に紹介する予定です。

ところが、そういうことを求めない版元さんもあるわけで。
納期を割ってスゴイ文を書くより、1日前に「使えるテキスト」を収めた方が、むしろ歓迎されるのです。

では、どうやったら使える文が書けるのか。
答えは1つに限りませんが、誤字・脱字、ルールからの逸脱などは、比較的容易に対応できるでしょう。

197.jpg
つかえないのがつかえる、という茶濁画像でございます

例えば法律関係のテキストには、「申立て」や「手続き」に代表されるような、揺れってのがあるんですね。
 なるべく早く、申し立てるようにしましょう。
 訴訟手続の申立窓口は2階にあります。
これらは、その媒体にとって間違い。
 なるべく早く、申立てるようにしましょう。
 訴訟手続きの申立て窓口は2階にあります。
が正解。
ある程度類型化できるので、納品前にワードの検索や置換機能を使えば、一括対応できます。
早い話、一度指摘を受けたら、二度と繰り返さないこと。

もちろん、一般的な見直し作業も欠かせません。
自分の場合、初稿は何も考えず、打つだけ打っちゃいます。
必ず日を挟んで見直し、納品前にもう1回、最後に検索や置換機能で洗って終了です。
指摘を受けるのは、1万字に対して1カ所ぐらい。
あくまでストーリーテリングを求めない版元さんの場合ですが、そういう方向の編集には、使い勝手がいいでしょうね。

[696]20150327朝日新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

696.jpg

[742]もし、時間を止められるとしたら

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」をモチーフにしたBARが横浜にありまして、かつて取材をさせてもらったことがあります。
例えば「魔術師の赤」。紅いリキュールの上に、75.5度の引火したラム酒を注いだもので、ホントに火が付くんですね。
もっとも、店名検索をしたら出てこないので、現在もあるかどうかは不明です。

その店名、「BAR The World」というんですが、本家のスタンドは時間を止められることで有名です。
ところが、もし本当にそうなったら、自分も身動きができなくなると思うんですよ。

742.jpg
昔の画像を引っ張り出してきました

ペラペラマンガを想像してみてください。
あれは、ページが進むから、動いて見えるわけです。
ペラペラが止まったら、いっくら眺めていても、変化しませんよね。
この「ペラペラ」が時間に該当します。

だって、同じ時間に別の場所に動けたとしたら、自分が複数存在するってことじゃないですか。
ココにもいて、アソコにもいる。
というか、連続体になるのかな? そうなると、見た目では誰だか分からないです。

いいでしょう。100歩譲って、ディオにはそういう才能があったとします。
じゃあ、周りの空気はどうなりますか? 氷の中の人形のように、固定した空気分子の中へ閉じ込められてしまうのではないでしょうか。

わかりました。ディオに触れた部分だけ、同じような作用が起こるものとしましょう。
それでも、呼吸はできないですよね。
よーし、大負けに負けて、何かしらの方法が見つかりましたよと。
でも、相手を殴ったりはできないはずです。正確には、へこませることができないというのかな。
だって、相手に変化が生じたということは「時間が進んだ」ってことですから。

現実には、時間を止めた瞬間に何もできなくなって、時間の牢獄に収監されてしまうのでしょう。
意識がはっきりとしていたら、元に戻すはず。こうなると、時間を止めた意味がなくなる。
我慢していたところで、時間が動いている世界からしたら、単に銅像化しているだけ。
つまりディオは、世界で一番弱っちいヤツなんです。その意味で「ワールド」。

[496]テクニカルライターが持つ本当の価値とは

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

またまた弁護士の話題で済みません。
年間にすると、どれぐらいやっているんでしょうね。
そう思って弁護士の取材件数を調べてみたら、なんと60件以上でした。
週平均、1.15件。
まあ、そんなもんか。

さて、弁護士とはいっても、登録したばかりの人もいれば、特定の分野にたけたセンセーもいらっしゃいます。
自分のサイトを持つのは、独立するタイミングだと思いきや、さにあらず。
極論すれば個人事業主のようなものですから、大先生の下で働いていても、集客用の個人サイトを開く場合があります。
弁護士歴3年ぐらいのケースが、比較的多いですかね。

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一応、本文とは関係のない茶濁画像ということにしときましょう

そうなると、これから売り出しというセンセーより、ノウハウを知っちゃってる場合があるんですね。
コッチは海千山千に、週イチでヒアリングしています。
奥の手、レアケース、トリビア、トラブル、トレンドなどなどを蓄積していると。
もちろん法律的な知識は、遠く及びません。
テクニカルな話に限定されます。

例えばこの間、会社が労災に入っていない場合、ケガや事故は補償されるのかということが話題になりました。
一般論で言えば、保険を使わず、直接会社に請求する流れです。
ただしウラ技があって、後から労災保険に入っても、さかのぼって補償を受けられる場合があるんです。

インタビュアーが知ったかぶりをしてもしょうがないので、「こんなケースがあるらしいんですけど」程度で抑え、あくまで確認に徹しますけどね。
「それ、聞いたことがある」ってセリフは、そんなときに出ます。

テクニカルライターのメリットって、話に付いていけることじゃないんですね。
相手が煮詰まっちゃったときに、本人に代わって話題を提供できる、もしくはネタが出せる。
ちなみに、歯科医院でも同じようなことやってます。

[396]こだわりの技にこだわるの言い換え候補

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

いまだに「拘る」と書く人がいますが、大抵の場合読めません。
そんな「こだわる」ですが、類語辞書などを調べても、「執着心」とか「執念」になっちゃうんですよね。
そういうことじゃなくて、specialty的な方向が欲しいわけです。

本当は「矜持(きょうじ)」を使いたいんですが、かっこが伴うようなコトバなので、使用をためらってしまいます。
 こだわりの技に職人かたぎを見る
 こだわりの技に妥協を見せない
 ぜいたくな技を惜しげもなく使う
あたりになってくるんでしょうか。

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某記事では「抽象と具象の融合」にしたような覚えがある

それでもピッとこないときは、こだわりから抜けることを考えましょう。普通の平文でいいと思います。
自分が納得いくまで世に出さない
名に恥じない逸品を提供
その人の想いを料理に込める

主客を転じるという手もあります。
人気が絶えない
行列がやまない
顧客のほとんどがリピーターなのもうなずける

そもそも、本当に「こだわっているかどうか」って、取材対象者がそう言わない限り分からないですよね。
「思い入れが強い」ぐらいはあると思いますが、絶対曲げない感かどうかは疑問です。
基本は、ヒアリングの中で出てきたワードを使うべきで、安易に「こだわり」を付けるのもどうかと。
そういう意味では、「おいしい」に近いのかもしれませんね。
普段使いされすぎて、すり減ってしまったコトバなのかもしれません。
よし、決めた。しばらく使わない。

[296]遺族年金の受給要件を巡る判決が前提としているもの

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

配偶者が亡くなった場合に給付される遺族年金。
その給付要件が男女で違うことを、最近のニュースで初めて知りました。
それによれば、夫が亡くなった場合、妻は配偶者の年齢にかかわらずいつでも給付可能。
対して妻が亡くなった場合、夫が55歳未満だと認めてもらえないのだとか。

今回問題とされたのは、地方公務員のケースでした。
先行した一審では、男女差別につながるものとして、憲法に抵触するとの判断が下された模様。
それが二審判決により逆転。もともと男女間には賃金格差があることから、違憲ではないという見解です。

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比較的分かりやすいのが「NHK NEWSWEB」

これがどういうことかというと、おそらく、60歳の定年制度が関係しているんだと思います。
55歳以上の人は、残り5年以下しか給与をもらえないので、妻の給与分を見てあげましょうと。
55歳未満なら、まだまだたくさんもらえるんだから、要らないよねと。
もちろん、「若ければ再婚の可能性がある」という見方もできますが、これはあまり現実的とは言えません。

実際の支給額はどれぐらいなのかというと、年額約100万円前後のようです。
細かな根拠は省略しますが、妻の年収が250万円程度だとすると、このぐらいの支給額になる計算。非正社員を含んだ女性の平均年収とほぼ近い値になっています。
つまりこの判決は、以下の項目を大前提としているのです。

・男女間の賃金格差は、この先も埋まらない。(同一労働同一賃金推進法案と反する)
・定年は60歳である。(公務員も含めて、定年が見直されている)
・「平等」よりも「公平」を重視している。(「平等」というコトバの解釈に法律的な見解が下された)

えーと、もろもろ、そういうことでしたっけ。

[196]病は気から、老いはストレスから

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

スーツを来ている同年代の方が何だかフケて見えてしまう、きょうこのごろです。
6年前まではアレを着ていたかと思うと、もう、戻れないですね。
そんなはずはないのに、よろいのように重たい気がしてしまいます。

先日、久々に動物病院の記事がありまして。
それも、はりきゅうを主体とした東洋医学を併用している。
ワンちゃんにも効くのかと思いましたが、どうしてどうして。
ペットの病は、ストレスから来ることが多いそうです。

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意外と気を遣っているんですよ、こんな顔をして

西洋医学は、排除もしくは薬で押さえ込むという考え方をしますから、副作用が避けられません。
気というかエネルギー的なものが、シュリンクしてしまう。
一方の東洋医学は、気やエネルギーの交通整理をするわけです。
なので、最後までガソリンを使い切ってから「ご愁傷様」となるそうで。

この話を聞いていて思ったのは、西洋がスーツで、東洋がTシャツなんじゃないかということ・・・別に、Tシャツである必要はありませんが。
要は、ストレスを抱えていると、それだけでフケるということが言いたいだけです。
だって、自由業の同輩は、みんな若い感じがするもん。10歳ぐらいは違って見える。
自分の正義が貫けないですからね。不完全燃焼のもやもや感は、かつて良く経験していました。
やはり、最後までガソリンを使い切ってから「ご愁傷様」となりたい。

動物病院とは違う趣旨ですが、意図するところは分かっちゃいましたね。
生かされているんじゃなくて、「生きろ」と。
人生のありようが、顔に出るんじゃないかと思います。ペットも人間も。

[695]20150326朝日新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

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[741] 検索エンジンは、名入り記事の筆者名をそんなに評価しない

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

皆さん、自分の名前で検索したことがありますか?
ライターには「名入り記事」というものがあるので、それこそたくさん出てくるのかな・・・と想像していましたが、実際には違うんですね。
私だけかもしれませんけど、上位には乗ってこないです。

媒体によっても違うのかなと思って、一時、ひらがなや漢字を使い分けていたことがあります。
A社は「河野哲弥」、B社は「河野てつや」といった具合。
これまた、まったく意味を持ちませんでした。

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名刺も、相手によって使い分けてみましたが、同じく意味なし芳一

「河野哲弥」のトップに出てくるのは、某媒体社の「ライター紹介」のページ。2位と3位が自分のFB。以下、ずっと下って13番目に、自分と関係のある結果が出てきます(Googlの場合)。
その間は、ほかの人でした。

一方の「河野てつや」。
2位に上記と同じ「ライター紹介」のページ、11位にJBPressの同じようなページ。
この後者は、あえてねらったところだったんですが、ひらがな「てつや」をドンズバで表示してくれないんですね。
河野哲也さんという方の結果ばかり、並んでしまうようです。

おそらくですが、いったん記事化してしまうと内容に変化のないことが、検索結果に関係しているんだと思っています。
「ライター紹介」やFBは、記事を書けば、リンク数などが増えますからね。

ということでこの名刺は、Googleに限っていうと、あまり意味がない。
「知りたいと知らせたいを結ぶ」や「YM我報」は鉄板です。山ガハがありますから、ちょっとやそっとじゃ、地位を脅かされないでしょう。
そうなると、名刺は漢字にするべきでしょうか。
その前に、検索する人自体「いない」って話なんですが。

[495]お酒を出されても、取材内容を忘れない方法

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

ベロンベロンに酔っ払って、夕方4時には、完全にできあがっておりました。

飲食店やビールフェアなどの取材があっても、基本、手を出しません。お酒には。
だって、撮影するのがめんどくさくなるし、聞きこぼしが多くなるから。
しかし、カメラマン付きで、完全にヒアリングが済んでいたとしたらどうでしょう。
しかも、ダブルヘッダーでまぁまぁ働いたし、終了しちゃっても良かったとしたら。

で、エビスの新サーバーを導入しましたよ、と。
いままでよりクリーミーな泡ですよ、と。
「試して見ますか」「いただきます」

宮崎料理のお店だったんで、霧島系の品ぞろえがすごいんですね。
しかも、いわゆる「ノーマル霧島」が「白霧島」に変更され、いままでのレシピは味わえなくなるそうです。
「それぞれ試して見ますか」「いいですね」

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同じ「霧島」でも、こんなに種類がある

日向夏というかんきつ系があって、サーワーはもちろん、果実を刺身みたいにしょうゆに浸して食べるそうだ。
「両方出しましょうか」「お願いします」

日向夏のリキュールもあるんですよ。あっ、ビール足りてますか。この焼酎はね、「ツルナシゲンヂ」という特殊な芋で作ってます。以下略。
もちろん、お料理も出してもらっちゃった。

残しちゃ悪いですし、編集と一緒にやっつけるのが礼儀ってものです。
ちなみにこの業界、会社員であっても、昼間から飲むことに抵抗感はありません。
ただ、今回は女の子だったので、あらかた受け持つ必要があってですね。
撤収時間が迫るにつれ、イッキみたいなことになっちゃいました。

こうなると、お酒や料理の味なんて、忘れちゃいます。
だから、レコーダーに印象を吹き込んでおくのがコツ。
個人的にいえば、あまり味のことは書かない主義なので、どうでもいいんですが。
読者が知りたいのは、食べ方のヒントとか、お酒の選び方とか、「利用者はどうしたらいいのか」ですよね。
タレントじゃないんだから、「オイシー」なんて言ったところで、何も始まらないわけです。

[395]「」の前に読点は打たない?

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

この間、少し距離を置いていたニュースサイトから、久々に指名がございまして。
やってみたはいいものの、ヘンテコなルールが相も変わらず増えてましたな。
その最たるものは、かっこの前に読点を「打たない」という縛り。

逆なら良く聞く話ですが、「打たない」ってんですから、わけ分かりません。ちなみにこれも(、「)なのでNG。
で、自分なりに、良く考えてみたのです。
例えば、以下のような例。

IP電話、(インターネットを使った電話のこと)は費用が安い。
国が導入する、「マイナンバー制度」は情報漏れの危険がある。

確かにこのような場合は、用いない方がいいかもしれません。
しかし今回の場合、例外ナシ。全部が全部らしいです。

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世の中には、常識の通用しない世界がある

そりゃ、おかしいって。
そこで、こんなメールを送ってみました。

――引用――
だってさ、「」を使うかどうかで、文の構成が変わるってことでしょ。(←これも例の1つです。取るの? コレ)
大切にしたいのは、本人がどうしたいのかということ。はヨシ。
大切にしたいのは、「本人がどうしたいのか」ということ。はダメ。
そういう話になっちゃうよね。
読点は、文の要素を決める大切な部分。
一方のかっこは、表現手法に過ぎない。
枝葉が幹より優先されるって、やっぱりおかしくない?
――ここまで――

そしたら、記者ハンでそう決められているというんですな。
確かに送られてきたpdfはそうでしたが、さっそくその日の新聞を見てみたところ、1面だけでも5カ所以上(、「)が使われていました。
つまり、読みやすくするためのルールであり、目的と手段が逆になってはいけないということなんです。

こういう、ヘンテコリンなのが多いから、距離を取ってたの。
ある意味、すごいですよね。
「ライターさんでは覚えきれないから、自由に打ってください。編集で直すようにします」だと。
あのね、直さなくていいから。

[295]伊勢志摩サミットを機会に、知ってほしいこと

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

かつての「お伊勢参り」といえば、ヒシャクが必需品だったそうですな。
多くの場合は事前準備をしてから旅立ちますが、最悪、手ぶらでもたどり着けちゃう。
なぜなら、土地土地の人が道中の面倒を見てくれたからです。
そのサインがヒシャク。
つまり、喜捨の文化が根付いていたことになります。

日本には、クラウドファンドに代表されるような「寄付の文化」がなじまないという意見があります。
しかし、自分はそう思っていません。
だって、「お伊勢参り」という大義名分さえあれば、手ぶらで旅行できちゃったんですから。

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茶濁画像もいいとこですが、これしか見つけられませんでした

本決まりとなった「伊勢志摩サミット」。
政府は、「日本らしさを伝えたい」と言っていますが、ホワンホワンしていて分かりづらいですよね私たちにしても、外国人にしても。
宗教や心のよりどころのような精神論をかざすのであれば、「助け合いの精神」をアピールした方が、外交面のポイントになるのでは。

要人へのお土産は、もちろんヒシャク。
これを持っていれば、いつでも味方だよと。
そんなことになったら、楽しいと思いますけど。

一方、自分たち市民は、何をすればいいんでしょうか。
ぜひ、外国人観光客に「喜捨」をしてみてください。
何も、お金を寄付する必要はないんです。
余っていて、とりあえずの使い道がないものを、有効利用してもらう。
タオルやTシャツだっていいし、半分空けちゃったお菓子だっていいじゃないですか。
昔は、ヒシャクに入るものの積み重ねで、伊勢まで行けちゃったんです。

[195]交通費は源泉徴収の対象となるのか

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

原稿料や講演料などは、支払う側があらかじめ税をさっ引いて、その残りを振り込む仕組みになっています。
これを源泉徴収と呼び、1割とちょっと引かれます。

では、交通費とギャラがコミコミになっている場合、どうなるのでしょう。
このケースでは、総額から10.21パーセントが持って行かれます。
まあ、しょうがないと思ってますけどね。
問題なのは、交通費が切り出されて、別途請求になっているケース。
実は、この場合でもさっ引かれてしまうのです。

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交通的な茶濁画像でございます

おかしいでしょ。
仮に、本来のギャラは1万円で、交通費が12万円かかったとしましょう。
事前に立て替えるのは、当たり前ですけど「12万円」。
対する振込額は、(1万+12万) x (1-0.1021) = 「116,727」円になってしまうのです。
原稿料はおろか、赤字なんですよ。
おかしいでしょ、絶対に。

実際に交通費を12万円使うことはないと思いますが、遠くなればなるほど損をする仕組みであることは、間違いがありません。
そこで、待遇改善を求めて闘っているわけですが、「税理士のセンセーが問題ないと言っている」程度の回答しか得られないことが多く、なかなか耳を貸してくれないですね。
あのね、税理とか、そういう話をしているんじゃないの。
「立て替え費用は、全額もらうのが筋なんじゃないの」という、当たり前の主張をしているだけなんです。

こうした編プロは、「ライターと合議してものごとを決める」という姿勢に欠けているってことですよね。
源泉徴収の問題は、金額にしたら大したことありません。
それよりも、要は「黙って仕事しとけ」という体質が確認できたことを、交渉の成果とするべきでしょう。
もちろん、なかには、
「あれ? 普通に考えたら、そうですよね」
と言ってくれる編プロさんもいます。僕らがどっちを選ぶのか、分かりそうなものですけどね。
でも、税理士のセンセーを持ち出してきちゃうんだな。

[694]20150417朝日新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

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[740]健康診断に必要なアレ、どうやって採取してます?

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

3年ぶりに、健康診断を受けることにしました。
というのも、B以下の評価が続くことって、全くなかったんです。
ある年が「A B A A A」だとしたら、次回は「A A A C A」といった感じ。
なので、フリーになって2年目かな、受診するのをやめてしまったんですね。

ですが、たまたまポコっとしたお休みが取れそうだったので、暇つぶしがてらで申し込んでみたと。
そうなると、検査当日までに採取しておくものがありますよね。2セット。
あれ、皆さん、どうやってます?

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ブツでございます。もちろん、使用前。

説明書を読むと、トイパを敷けとか逆向きに座れとか書かれていますよね。
あんなの、やってられんでしょ。

そこで、お勧めしたいのが、ズバリ「頭出し直採り」方式。
勘の良い方は、もう、お分かりだと思います。
あのね、出しきっちゃわないで、ブラブラの状態にしておくんです。アレを。
それをひっかけば終了。
わずか5秒でミッション完了。道具不要。逆向き不要。
終わったら、そのまま通常通りに、コトを済ませてください。

ただし、柔らかいと、頭出しが不可能なときってありますよね。
その場合は、トイパが結構色づくので、そこから集めることができます。
わずか5秒でミッション完了。道具不要。逆向き不要。
終わったら、そのまま通常通りに、コトを済ませてください。

もう遅いですが、お食事中の方がいらっしゃいましたら、申し訳ございませんでした。

[494]テレビ出演料の話

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

言っておきますけど、自分のことではないですからね。
取材先が著名な先生で、マスコミなんかに出演されているとき、はたしてそのギャラはいくらぐらいなんだろうという内容です。

いろいろなパターンがあるでしょうが、よくありがちなのが、クイズ番組の答えなんかで10秒ぐらいの解説を求められるヤツ。
あれで、3万円から5万円といったところが多いようです。
報道の「特集」なども似たような感じ。

タイミングとしては、前日か当日に電話がかかってきて、「一言ください」と。
OKならカメラマンがやってきて撮影。夕方には波に乗っているわけです。

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茶濁ではなく実画像ですが、どこだかバレないようにトリミングしています

一方、視聴率が1パーセントに届いていない番組だと、予算は厳しいですね。
基本はコメントなんてもらいませんが、やったとしても寸志。ヘタしたら「ご協力扱い」です。

ちなみに自分も、地方のニュース番組の声だけで、「ご協力扱い」をやったことがあります。
この場合は、視聴率じゃなくて、著名度の問題。
ギャラなんて決めないし、口座を持っているかどうかにもよると思います。
開いていれば、何カ月もたった後に、えらく中途半端な入金を発見することもなくもなくもない。

冒頭の「ン万円」の話に戻りまして。
一応「オフレコ」になっていたので、そのまま記事に書くわけにはいきません。
そこで、「1カ月間、毎食牛丼を食べられるかどうか」にしてみました。
これから校正ですが、はたして、アカがくれられてくるんでしょうか。

[394]使っちゃいけない「無痛治療」という表現

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

歯科医院のサイトなどで見かける「無痛治療」というコピー。
厚労省が定める「医療広告ガイドライン」には、「科学的根拠がなく虚偽広告や誇大広告のおそれがある表現は広告として使用できません」と書かれてあります。
だから、やっちゃダメなんです。

「無痛治療」で検索すると、違反例がヤマのように出てきますが、これらはみんなアウト。
ただし、「痛くない治療をめざします」みたいな方針に関しては、使ってもいいようです。

こうした医院。知っていて勇み足なのか、知らずに書いちゃったのかは分かりませんが、いずれにしても認識が甘いってことですから、要注意ですね。
実際に痛いのか無痛なのかは別にして、頭が弱い印象を受けます。

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茶濁画像です。記事本文とは、何の関係もございません

定型的な商品を購入するのではなく、人によって効果が異なるサービスには、「絶対」のような言い切りを用いないのが原則。
上記の方針であっても、「満足度99パーセントの痩せられる薬を目指して」なんてのはダメらしいです。
なぜなら、目標と実績を誤認させる恐れがあるから。

一方、「同業者、売上げNo.1」が事実であるなら、この旨の表記をすることは可能。
ただし、医療や士業になると、比較広告が禁じられていますから、おそらくアウトになるのでしょう。
何だか、ややこしいですね。

したがって、良いライターとしては、とりあえず逃げまくります。
NGをやってくるのは、悪いライター。
ところが、頭の弱い営業にとっては、悪いライターが良いライター。
頭の切れる営業にとっては、良いライターが並のライター。
良いライターって、何でしたっけ。

[294]情報流出が避けられないなら、運用と管理を分けるべきでは

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

日本年金機構がサイバー攻撃を受け、個人情報約125万件が流出した問題。
同機構は、「同じ過ちを二度と繰り返さないようにする」なんて言ってますが、そんなこと、本当にできるんでしょうか。
組織の体質とかそういう話ではなく、悪意を持ったIT空き巣に対し、100パーセントの確立で漏出を防止することが可能なのかということです。
たぶん、無理なのでは。

リスクマネジメントは、絶対を前提としません。
例え漏れたとしても、被害を最小化することが主眼。
さすがにCレベルだけあって、リスク管理の視点が幼稚という気がします。

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続報で詳細を報じる、朝日新聞DIGITAL

さらに気になるのは、今度導入されることが決まった「マイナンバー制度」。
これ、情報管理と機能面の運用を分けたらどうですかね。

国がねらう脱税防止やら富の適正な再分配やらは、数値を追えば事足りる。
その部分の情報は、最悪の場合漏れても、経済的な損失につながらないですよね。
もちろん、なりすまし詐欺とかは除きますが。

一方、具体的な手続きを伴うものに関しては、無理してまでシステムを統合する必要がない。
外部と接触しないクローズドな環境でも機能しうるはずです。
わざわざネットを使わなくたって、年金受給の手続きはできる。
「個人番号を外部の人に教えないといった自衛策が必要」みたいな論調が多いですが、バレるときはバレるって。
それより、バレることによって生じる実害を、ミニマム化することの方が大切。
いっそのこと、銀行などの民間金融会社が参画できるようにして、レベルを競わせたらどうですか。
個人的には、他人に個人情報を知られるより、銀行に知られた方がいいです。

[194]ひょうたんから駒、ケガの功名、ウソから出た誠

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

つい先日、某社のエリアマネージャー的な方と意気投合しまして。
その事業所が請けるお仕事を、まるっとご指名いただくことになりました。
別に自慢話をするツモリはないので、この先の続きも読んでやってください。

一般的に2日前ぐらいが多いんでしょうか。
担当営業から資料が送られてきて、それを元にライターは、取材イメージを膨らませていきます。
ところが今回、前日の遅い時間に届いたばかりか、資料の内容が「かなりずさん」でした。
なので、質問を山のように返したのですが、一向にレスがない。
「どうせ、この営業バカなんだな」と思っていたわけです。

当日の取材後。
エリアマネージャーいわく、「自分が口を挟まなかったケースって、初めてです」と、やたら興奮しているんですな。
よくよく話を聞いてみたら、スキル的にも知識的にも未熟なライターが多くて、いままで、すべて彼がインタビューを行っていたとのこと。
だから、事前資料なんて、あってもなくてもいいだろうと。テキトーでいいだろうと。
つまり、「どうせ、このライターバカなんだな」と思っていたわけです。
なんてこった。

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マグネットで固定する入れ歯。厚労省認可を確認したら、驚いてました

コッチとしては普通にインタビューしていたツモリなんですが、彼からすると、いい意味で「裏切られた」んですね。
「じゃあ、もう、ボクが質問しなくてもいいんですね。取材中、別の仕事してられるんだ。すげぇ、名刺いただいてもいいですか」
ってなことになりまして・・・いや、ソコを評価されても。

ちなみに、医療系の取材って、そんなに難しくないですよ。
というか、仕事をしていれば、技術的なことは自然と覚えます。
知らない言葉やブツが出てきたら、聞けばいいだけ。
それよりも、話の引き出し方が問われます。いままでのライターは、それすらできていなかったんでしょう。

そう考えると、別の意味で「?」が生じます。
それは、「いま仕事をしている環境って、レベルが低いのかな」という疑問。
だって、ほかのライターは、その程度のスキルで、同じフィーをもらっているんですよね。
ちなみに、13時間ぐらいの拘束で3万円。
もっと上をねらえる気がしてくるわけです。

ともあれ、お抱えのライターになったのは、法律系のチームに続き2件目。
そろそろアシスタントを入れて、プロダクション化するべきなんでしょうか。
安定受注が見えてきたので、不可能ではないと思っています。
というか、すでに直近1カ月はフル稼働。これ以上、入りません。

[693]20150424朝日新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

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[739]あぁ、老眼鏡

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

視力には、自信がありました。
検査機器の一番ちっこいところも明確に見えたので、おそらく2.0以上あったんだと思います。
ところが、45歳を越えたあたりでしょうか。
手の届く範囲のモノが、ボヤけ出してきたんですね。

一番困ったのは、撮影でした。ピンが来ているのかどうか分からない。
手の届く範囲ってことですから、持ってたり首から提げていたりする限りは、モニターが確認できない。
何度か、イタイ目にあったことがあります。

739.jpg
そこで、2年ぐらい前かな? 老眼鏡を買うことに

人生で、メガネ初体験。
サングラスと同じようなものかと思っていましたが、ちょっと重たいんですね。
そのせいか、外しているときも、鼻の辺りに「乗っている感」が残っていて、老眼鏡をかけている気がします。

ちなみに、老眼と遠視って、描写が違うと思うんですよ。
視力検査は、どこまで「C」の切れ目が見てとれるかを調べるもの。
大きい「C」が見えなければ近視、極端に小さい「C」でも分かるなら「遠視」。そういうことですよね。

ところが、老眼は、距離が問題なんです。
細かさではない。
同じ文字でも、遠くにあれば読めて、近いとダメ。
なので、視力検査じゃ分からないような気がするんですけどね。
ちなみにこれは、完全なシロウトの感想です。

ここから先は、個人の問題ですが、実は遠くもダメになり出している。
以前は読めた電車の釣り広告にある小さい字が、次第に読みにくくなってきている。
しかも、アウトレンジですから、老眼鏡が効かないんですよ。
あれですかね、「遠近両用」ってヤツにした方がいいんでしょうかね。
要は、目が年取ったってことだと思いますけど、「ブルーベリー」とかに頼るのはイヤだな。ワラにもすがるというか、宗教チックじゃないですか。

[493]サイトに書くこと、メディアに書くこと

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

[193] の続きです。
サイトに盛り込むべき内容とメディアの記事では、書き分けが必要だと思っています。
話を圧縮すると、サイトは「セールスポイント」、メディアは「胸の内」。
特に、現行サイトが充実している場合、同じ事を書いてもあまり意味がないわけです。

その前提で、某工務店を取材したとしましょう。
サイトでアピールしているのは、「設計から現場監督、営業、アフターフォローまで、すべて1人ひとりの大工が担当している」ということ。
いわゆる「ワンストップサービス」によって、顧客満足度を上げますよと。

そうなると、メディアの役割は、「なぜ、そんな取り組みを始めたのか」「実際、どーなのよ」ということになります。たぶん。
社長や従業員へのインタビューで、ホンネを語ってもらう流れです。

493.jpg
社名検索でひっかからないよう、画像でお伝えします

そのホンネですが、実はもともと、ファミリー企業だったんですね。正確に言うなら、親子2人の大工がいただけ。
つまり、分業という発想は最初からなかったんです。自分たちがやってきたスタイルを、増えた従業員に移植していったと。
もちろん、サイトで述べられているメリットにうそ偽りはありません。
ただ、消極的選択というか、選択肢そのものがなかったというか、そういう話なんですね。

逆に、積極的な選択はなかったのでしょうか。
取材を通して自分がつかんだイメージをコピーにしたのが、以下の文案。

家づくりの始まりは、ご近所づきあいの始まり。新築から電球の交換まで何でも頼める「○○社」
住む人の、想いを建てる工務店。職人は、手抜きができるほど器用じゃない
「モノ売り」になったら最後、価格でしか勝負できなくなる
体育会系のノリが通用しない新人に、魂をたたき込め

タイトルやら、小見出しに使いました。
肝心なのは、これらのコンセプトが、サイトでは述べられていないこと。たぶん。
メディアの差別化ができたと思っています。
UPは6月下旬ぐらいになると思うので、上記コピーを検索しても、まだ記事は出てきません。

[393]遺言って、「いごん」なの? 「ゆいごん」なの?

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

今回のテーマ、法律の周辺にいる人以外には、興味のない話題だと思います。
正解からすると、一般人が使う場合は「ゆいごん」でいいでしょう。
ただし、センセーやその道の方々に限り、「いごん」と言うことが多いようです。
専門用語というか、知識かざしたいときに使う読み方なんですな。

弁護士に理念やポリシーをたずねると、「平たい言葉を使って、分かりやすく」などとおっしゃる場合があります。
そんなとき、思わず試したくて、ウズウズしてきますね。
はたしてこのセンセーは、「ゆいごん」を使うのか。
直後に振ると気付かれるので、相続の各論に入ってから、じっくり確認するといった具合。
もっとも、文字には現れませんから、完全に自己満足の世界です。

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別にファンではありません、4年前に取材をしたときの画像でございます

ここから蛇足ですが、遺言には「自筆証書」「公正証書」「秘密証書」の3種類があります。
いままで200件以上の弁護士さんを取材しましたが、「秘密証書」を扱ったことのある先生には、いまだお目にかかったことがありません。
どういうケースで使うんでしょうね。興味津々です。

ちなみに、「秘密証書」とは、内容を伏したまま作成することのできる遺言。
ただし、公証人が書くので、その人にだけはバレてしまいます。
別途、証人を2人立てるのですが、彼らは存在を証明するだけで、内容は知らされません。この点と保管をしてくれないのが、「公正証書」と異なるところ。
すごいですね、ソラで書けちゃってます・・・自分で感心してますが。

ありがちなのは、愛人に財産を残したいけど、いま明かすわけにはいかないようなパターン。
ほか、秘密にするって、どんなケースだろう。「実はオマエ、オレの子じゃないんだ」みたいな話なんですかね。
ああ、ますます興味が沸いてきた。

[293]安倍先生、中谷クンが南シナ海に行きたがってますけど

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

シンガポールで開催されているアジア安全保障会議で中谷防衛大臣は、「自衛隊の精強さのもとでアジア太平洋のために、より大きな責任を果たす」として、自衛隊を南シナ海へ派遣する可能性に言及しました。

あれ? あなた、先日の記者会見で「今回の法整備で隊員のリスクが増大することはない」と言ってませんでしたっけ。
安倍首相も、ホルムズ海峡以外の派遣は念頭にないと、強調していたはず。
えーと、ホルムズ海峡って、意外と広いんですね。

293.jpg
「レ」印がホルムズ海峡、ピンク塗りが南シナ海

個人的には、「どうせ、こんなことだろう」と考えていたので、どうということはないです。
必要なら、自衛隊が宇宙に行ってもいいと思っています。
ただ、マスコミがあまり騒がないということに、変な不気味さを感じるんですね。

考えられるのは、各紙も、全面的な海外派兵を前提にモノを考えているということ。
中谷発言がデフォで、阿部発言がイレギュラー。
いずれにしても、世界のトップが聞いていたという点で、エポックです。
カーター国防長官も、同調する発言をしている。というか、言質を取っている。
これで、「やっぱ、行かない」ってことになったら、国際問題ですよね。

この、「外で既成事実化してから内をごまかす」手法は、安保法制の整備段階から行われていました。
その裏にあるのは、多数決すれば勝てるんだから、野党対策は適当でいいという理屈。
それに、陸自はこの夏、オーストラリアで日米豪合同の上陸訓練をするそうじゃないですか。
機雷の掃海って、上陸してやるんでしたっけ。

[193]ライターから見た、編プロというお仕事

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

本題へ移る前に、「編プロ」と「媒体社」の定義を確認しておこうと思います。
「媒体社」は、独自のメディアを持っている会社。
「編プロ」は、純粋なコンテンツ制作を請け負っている会社。
多くの方がそういう理解だと思いますけど、念のため。
その上で「編プロ」、しかも、営業に絞って話を進めていきたいと思います。

すべてに当てはまるとは思っていませんが、たいていの場合、入社当初は特定の顧客を持っていません。
つまり、スケジュール表が「真っ白」なわけです。
その状態から、電話なり突撃で、新規開拓をしていく。
内容は会社にもよりますが、「サイトを作りませんか」とか「ペイパブ打ちませんか」などになるんでしょうね。

193.jpg
新たな土地を「開拓」という茶濁画像でございます

問題なのはここからで、方向性が大きく2つに分かれます。
ひとつは、受注したことを「ヨシ」として、次の新規を積み重ねていくパターン。
言い方は悪いですが、問題ない限り「放置」という方向です。
もうひとつは、受注をきっかけとして、メンテナンスに力を入れていくパターン。
SEO対策やABテストなどを提案し、費用対効果を上げることが目的になります。

前者の場合、ある程度のクオリティが問われます。
極論、そのときにできたものが全てですから、「言いたいことが書かれているか」といったような「ソフトな部分」が問われます。

後者の場合、スタート段階のクオリティは、原則として問いません。だって、これからレベルアップしていくわけですから。
そして、読ませるようなコンテンツよりも、キーワードや作り込みといった「テクニカルな部分」を重視します。

そう考えると、ライターにとって親和性が高いのは前者なんですね。いっぱい取ってきてくれるし。
一方、後者にチャンスがないかというと、そうではありません。
「ときには難しいことを考えず、自分の想いを語りたい」という顧客が、一定割合います。
そういう人たちには、媒体を用意してあげちゃう。
キーワードやアクション率なんてことは考えなくていいから、思いっきり熱く語ってクレと。

つまり、「コンテキストは、編プロの性格や載せるメディアによって違ってくる」ということなんですね。
やっと、この辺のさじ加減が分かってきたような気がしています。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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