[1614]20151002朝日新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

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[760]機能性表示食品に手を出してみる

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

老眼が、いよいよもって、いよいよな状況にお成り遊ばせまして。
ふとしたきっかけから、機能性表示食品というブツを買ってしまいました。
思ったより高かったので、お試し版みたいなハーフサイズを選択。
1日2粒で、15日分入っているそうです。

とりあえず一週間ほどが経過しましたが、これまた、一向に効きませんな。
残り半分あるので、これから違った展開が待っているのかもしれません。
ただ、このままだったら、追加購入することはないでしょうね。

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具体的な商品名は、差し控えさせていただきます

この機能性表示食品なんですが、「科学的根拠」さえ示せれば、勝手にうたっちゃっていいみたいですね。
届け出は必要なものの、許認可制度じゃないんです。
しかも、厚生労働省ではなくて、消費者庁。
クレーム対応を織り込み済みってコトじゃないですか。

しかも、良く調べてみたら、当該論文の内容がお粗末とのこと。
グラフと対応する説明文が一致していないミスもあったようです。
どうやら、科学的根拠ではなく、「届け出の形式踏んでるからいいんじゃないの」的なお役所仕事で棚に並んじゃったらしい。

そう考えると、小保方さんがかわいそうな気もします。
覚えてますか? 「それでもSTAP細胞は存在します」のアノ人です。
エビデンスじゃなくて自分の気持ちを語っちゃった科学者、晴子。
機能性表示食品だったら認められたかもしれないのに。

「飲むだけでどんな細胞もよみがえる万能食品」
グラフの取り違いは許容範囲、届け出すればいいんですよね。
いまからでも遅くないので、やってみたらどうですか?

[1414]旬の時期に起きがちな、ロケ隊のバッティング

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

取材先に何チームものマスコミが集中することは、珍しいことではありません。
典型としては、記者会見や人気イベントですね。
また、1年のうちでその時期限り、「ほかの日は寝て過ごすぐらいの1点主義」が旬を迎える場合も同様。
例えば、伊勢で「伊勢エビ祭り」なんかが行われると、各局が殺到します。

さらに、ご当地の有名店が限られていると、入れ替わり立ち替わりでロケが行われるわけで。
一応、時間を区切って個別対応するのですが、ここで問題となるのがタレントのタレントなんです。
気分が乗らないのか、「おいしー」の一言で何度もリテイクする「使えないヤツ」がいるとしますよね。そうなると、当然、後続とバッティングします。
彼らもヤルことがないのか、その店で、休憩がてらメシ食ったりしてます。
もう、完全にダラダラモード。
それでまた、後続のタレントが集中力散漫になっていく。
考えただけで胃が痛くなるような、魔の連鎖ですな。

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その点、単独行は、あまり制限を受けません

一方、ボクらのような紙やWebの記者は、ラ・テと違って少人数ですから、現場対応が取りやすくて楽ですね。
予定していた店を後回しにしたっていいし、2の線、3の線を厚めに取材してもいい。
「たぶん使わねぇだろうな」というカットに、余計な手間をかけたっていいわけです。
で、とりあえのず尺を収めて、当初の店へ戻ってみると、まだ収録やっていたりする。

それにしても、タレントは使いようですな。
見栄えだけで選んじゃうと、「おいしー」すら言えませんから。
なんとなくですけど、OA見ていて「これ、相当やり直してるな」っていうの、伝わっている気がします。

[1314]混同しがちな、生産性と生産効率

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

経済成長的な話の中に、「生産性を上げる」というコトバが使われるのですが、考えれば考えるほどわからなくなってくるのです。
例えば、コストを下げるとか同じ原価でより多くのモノを産み出すとかは、生産効率の話ですよね。
「生産性」というと、モチベーションを高める工夫みたいな、気持ちや様態を問う場面で使われるコトバじゃないかと。

ほかに「性」の付くコトバを挙げてみましょうか。
「独自性を打ち出す」
他者のまねなどをしない「姿勢・態度」というニュアンスであって、どの程度なのかは計測できないところがある。
「安全性を高める」
これも「使っていて平気だね」という気分の問題であり、何かと比較して順位を決められるものではない。
つまり、「性」は、数字となじまないんです。
だいたい、定性的と定量的というコトバが、実を表しているじゃないですか。

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虹を見て生産性は上がるが、生産効率は上がらない

そうなってくると、経済的な話題での「生産性を上げる」とは、どういうことなのでしょう。
これは、おそらく「人事マター」だという気がします。
待遇改善によって、ヤル気が出ちゃう。
楽しみながら仕事ができる環境にする。
上司に直談判して新規事業を立ち上げ、別の収益源を確保する。
そういう方向ですよね。
「悪いけど、人手が足りないので、来期から営業とマーケ両方やって」とか「そこまでこだわらなくていいから、早く仕上げてよ」というのは、生産性を上げることじゃないんです。むしろ、逆。

一方、量の結果として「性」が上がる場合もあるので、ややこいところです。
品質テストのクリア率が99パーセントを達成し、安全性が上がったみたいな。
でも、クリア率と安全性は因果の関係であって、同一のものではないはずです。

[1214]1億人に響くか、「ラ・ム-」の生き方

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

23日に発表された、「1億総活躍社会」丸の乗組員。
その中に、元タレントで短大客員教授の菊池桃子さんがいましたね。
驚いた方も多いと思いますが、各紙によると「雇用政策」に詳しいからなのだとか。
NPO法人「キャリア権推進ネットワーク」の理事も務めていて、自分の働き方を自分で決める「キャリア権」の推進役でもあります。
こうした兆しは、「ラ・ムー」を立ち上げたときからあったのでしょう。結果は別にして。

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各民間議員の内訳を報じる、『朝日新聞DIGITAL』

ほか、船乗りにどのような人がえらばれたのか、正確さよりわかりやすさを優先して、コメント付けてみます。

飯島勝矢・東大高齢社会総合研究機構准教授
主な主張・高齢者が社会からおいてけぼりを食らうと、健康への関心が薄れる

大日方邦子・日本パラリンピアンズ協会副会長
主な主張・見ていておもしい障害者スポーツを、偏見や差別のない真の平等を

工藤啓・NPO法人「育て上げネット」理事長
主な主張・若者が働きやすい環境を「社会」が整備する

榊原定征・日本経済団体連合会会長
主な主張・安倍首相寄りの立場から、原発や消費税増税に積極的

白河桃子・ジャーナリスト
主な主張・女性はもはや、結婚じゃ食べられない

高橋進・日本総合研究所理事長
主な主張・基本はデータマンなので、主義主張の薄い一般論者

対馬徳昭・社会福祉法人ノテ福祉会理事長
主な主張・高齢化産業は成長のパイを広げる新しい分野である

土居丈朗・慶大経済学部教授
主な主張・成長 x インフレは過去のもの、デフレ社会に増税は欠かせない

樋口美雄・慶大商学部教授
主な主張・企業が人を育てるのではなく、人が企業を育てる

増田寛也・元総務相
主な主張・「消滅可能性都市」を言い出した人

松為信雄・文京学院大人間学部教授
主な主張・日本の生産性を上げるためには、障害者も戦力に加えるべき

松本理寿輝・まちの保育園代表
主な主張・大人はとっとと帰宅して、地域が子育てを支えるようにしなさい

三村明夫・日本商工会議所会頭
主な主張・企業のやることに、いちいち国が口を出すな

宮本みち子・放送大副学長
主な主張・若者がいつまでもピーターパンではいけない、もっと大人になれ

[1114]出金伝票でマイナンバーに対抗

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

来月あたりから随時届くんでしょうな、マイナンバー。
今年はとりあえず考えなくていい。2016年になってからの収入を、2017年に申告するときから必要になるらしいです。
つまり、実務ベースまでは、まだ丸1年の余裕があると。
正直、源泉徴収票が出ていない収入はナニしてましたからね。

ところが、税理士さんの取材をしていたら、年明け早々から始めた方がいいコトがあるそうで。
それは、山のように「出金伝票」を切ること。

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いままで、ほとんど日の目を見なかったコイツ

要は、マイナンバーによって、収入がガラス張りになってしまうわけです。
そうなると、支出の方でも、いい意味でガラス張りにしておく必要があります。
やらずの、ぼったくりになってしまいますからね。

例えば、仕事で一服したとする。
喫茶店ならレシートがあるものの、自販機の缶コーヒーはどうでしょう。
ほかにも、屋外イベントなどで領収書がもらえない出費や交通費などが考えられます。

また、撮影用にグッズをナニしてもらった場合、買ったことにしてもいいですよね。
取材帰りのランチを経費扱いにしてもいい。だって、仕事でやむなく、昼時に外出していたんですから。
とりあえず「考えられるものすべてを切っておきなさい」と、その先生は言うわけです。却下されたら、そのとき引っ込めればいいわけですから。
さらに、必然性が見えるようなものがあると完璧らしい。例えば、その店のパンフレットなど。

マイナンバーによって無条件降伏みたいなことを強いられるわけですから、多少レジスタンスしておかないと。
後になって1年分をまとめるのは大変なので、週次をめどにナニしたり、ナニじゃないのにアレしたり、そういうことに励みましょうというお話でした。

[1613]20150921朝日新聞

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[759]ゴソっと取れる「怖さ」

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

しつこい油汚れでも、数滴垂らすだけで取れちゃう食器洗剤。
あのCFを見ていると、何かほかのものも取られやしないのか、かえって不思議に思うわけであります。
くわえて、除菌もできちゃう。
何か必要なものまで除かれるんじゃないかと、ちょっとした怖さを感じないですか。

自分の体はもちろん、地球的なレベルにしてもそう。
手頃な例が思いつかないけど、ウナギの稚魚とかね。
粘膜洗われちゃって肌荒れしてんじゃないかと心配です

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とか言いつつ買ってますが。ロール敷いて撮ったりしてますが

確かに、効き目はあるんですよね。
ウチでは、鉄のフライパンなどで使う素洗い用のスポンジと、洗剤を付けるものを分けています。
先に雑菌臭がしてくるのは決まって素洗い用の方で、少しネトっとした感じも出てきます。

油汚れの方は、スポンジに洗剤が残っていると使い回したりするので、あまり実感を得ていません。
それに、粘度が薄いと使いやすいということもあり、水を加えているんです。
多少、残ベト感があっても、そのまま。
皿を食べるわけじゃないですからね。
仮に油が残ったとしても、食器の中まで汚染されていそうな感覚よりマシじゃないですか。

効果を訴えるプロモーションは、それなりに効き目があります。
特に、洗剤系では、セオリーになっているようです。
ただ、洗濯洗剤なんて、ちょっと病気入ってますよ。
おそらく代理店もそのことには気付いていて、でも「消費者ってバカだから、わからないだろう」的な打算をしていると思うんです。
いいですか、そのうちウナギから、芳香剤の香りがしてきますからね。
そしたら、「あっ、いい臭い」なんて、評価されたりして。

[1413]柿食えば、金がなくなり、もう10時

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

秋が深まったので、遠距離案件にエントリーしてみました。
栃木県の某医療機関です。

午後2時入りということもあり、ランチになりそうな地元の名物を調べてみたんですが、そば屋さんぐらいしか見つかりませんでしたな。
代わりに目に付いたのが「乙女」という地名。
何でも、崖を意味する古代語「オト」の境「目」という説、徳川家康の馬を「お留め」して船運に乗り換えたという説などがあるそうです。

誰かがタイミングを見て、縁起の良い「申告」をしてしまったのでしょう。
地名の取材は結構やっていたので、得てしてこういうことが起こるのは知っていました。

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乙女屋さんで「乙女柿」確定

結局、ランチはありきたりのラーメンで済ませ、乙女探索をすることに。
交差点、保育園、学校、商業施設、いろいろなところに乙女がいらっしゃいました。
山ガハを続けていたなら、迷わず「関東観察図鑑」のネタにするところです。
期待していた紅葉は空振り、まだまだ照り返しがきつく、意外と汗ばみます。
それでも、後の取材で、アイスブレイクに役立ちました。

気付いたことといえば、このレベルの地方都市だと、食べログがあまり機能していないこと。
皮膚感覚ですが、掲載率は5割ぐらいで、そのうち2割は閉店していたりする。
残りの半分は手つかず。事前に知っていたら行ってみたいお店が結構あったなぁ。

結局、持っていった長袖シャツに袖を通すこともなく、終始カバンからぶら下げておりました。
ところが帰りしな、駅で気付いたら、紛失していましたな。
帰宅は夜半、とんだ散財でございました。

[1313]最寄り駅とアクセスの書き方考

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

つづりの話ではなく、
東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」(出口2)より徒歩約5分
のような、表記内容の問題です。

もう20年ぐらい前の知識ですが、不動産の広告部隊にいたとき、「駅歩の前には必ず『約』を付けろ」と教わったことがあります。
なぜなら、人によって歩くスピードが異なるからです。
じゃあ、そもそもの分数はどうやって決めるのかというと、専門の小道具があるんですね。
先に歯車が付いている体温計みたいな形をしていて、道順に沿って転がすと、分数が表示される仕組みになっていました。

そこまでの精度は求めないにしても、大手の地図サイトには「約」が付いていませんから、加筆すべきじゃないかと考えています。

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目的地の近くで目印になりそうなポイントも拾っておく

次に、鉄道会社表記ですが、JRはJRでいいでしょう。
めんどくさくなかったら、JR宇都宮線とか、書き加えてあげてください。
都内の地下鉄に関しては、旧営団も都営も「東京メトロ」で統一していいと思います。この場合、めんどくさくても、千代田線のような具体的名称を入れます。

問題は、複数の路線が乗り入れている場合。
JRが通っているなら、「JRほか各線」。
大手町のような場合も、「東京メトロ各線」でいいでしょう。
まったくの別路線は「・(ナカグロ)」を使って併記します。

駅名。
決まりではないのですが、自分の場合は「」を使います。
漢字が続いちゃってわかりづらいですからね。
出口については、「西新宿駅(出口2)」にすると後のカッコが続くので、外に出したいところです。

【用例】
JRほか各線「新宿駅」西口より徒歩約12分
東京メトロ各線「人形町駅」(出口A)より徒歩約5分
東武東上線・東京メトロ有楽町線「和光市駅」より徒歩約8分
※「豆腐横町」交差点すぐそば

商業施設を目印にすると、閉店の時に混乱するので、できるだけ避けます。

[1213]フリーランスライターにとって、インボイスとは何だ?

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

消費税の軽減税率に関連して、最近とみに見かけるようになったのが「インボイス」という単語。
すごく簡単に言うと、レシートのことみたいですね。
いまのところ、コンビニなどでもらうレシートの消費税は合算になっています。
ところが、品目ごとに税率が異なってくると、おのおのの内訳を明記する必要が出てくる。
これが「インボイス」の正体らしいのです。

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「毎日新聞」のWeb版より(図示は、請求書の例)

それとは別に「益税がどうたら」という話もあって、実は、コッチの方が良くわからない。
調べてみたら、主な論点は二つあるみたいです。

まず、年間の売上げが1000万円未満の事業者は、消費税を納めなくていんだそうです。
仮に、オモチャ屋さんで5000円分の商品を仕入れたとしますよね。
外税だとすると、5400円支払うわけです。この消費税「400円」は、オモチャ屋さんが国に収めます。
次にあなたは、これを8000円で売ったとする。
税込みで8640円。本来なら、この「640円」と「400円」の差額「240円」が、あなたの商行為に伴う消費税であり、納税義務を負いますよと。
ところが、1000万円未満の事業者は、消費税を納めなくていい。
つまり、「240円」がまるまる懐に入るわけです。これが、「益税」の1点目。

もう一つは、「みなし仕入率」に関するもの。
本来は、各仕入れごとに売上げを立て、消費税の計算をしていくわけです。
ところが、「めんどくさかったら、仕入れ率を一律に計算しちゃってもいいよ」という制度があるんですね。
料率は業種ごとに決まっていて、卸売業なら90パーセント、サービス業なら50パーセントといった具合。
先ほど8000円で売ったオモチャ。理屈は置いておいて、卸売業なら7200円で仕入れたことにできる。
つまり、「640円」-「576円」=「64円」しか収めなくていい。176円の儲けが「益税」の2点目です。

では本題、ライターはどうするのか。
まず、消費税免税業者であれば、低減税率がどうあろうと、「益税-1」が享受できるわけです。
一方の「益税-2」。
原則として仕入れってものはありません。イベントレポの入場料や取材先の飲食代に「乗っける」なら話は別ですが。
領収書を取っておいて、実費精算する上では、何も変わらないでしょう。
結論。「放置しておいて、何の問題もなし」。

あっ、カメラマンを仕入れて、2割ぐらい乗っけて売る場合があるな。
サービス業の「みなし仕入率」は5割。
2万円で頼んで2万4000円で請求した場合、仕入れは1万2000円に見なされてしまうのです。
消費税の開きが大きくなりますから「損税」。
まあ、一括するほど量がないので、いままで同様、個別計算すればいいだけですな。

[1113]止まれないチキンレース

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

「カラオケして、疲れちゃった」
ある日、お昼を食べ終わってエレベーターに乗っていたら、同乗していた妙齢の男性から、そんなことを言われたんですね。
定年してからというもの、2日にいっぺんぐらいの割合で通っているのだとか。
それだけが楽しみで、年金も限られているから、ほかにすることがないらしい。
「あさってまで、することがなくなっちゃった」
壮絶だなぁ。

実際、あと36時間どう過ごすのか聞きたかったんだけども、話が長くなりそうですからね。
なにせ相手は、無限の時間をもてあましている。
水向けという意図もあったんでしょう。
一方コチラは、仕事の待ち合わせ時間が迫っている。
エレベーターのドアが開くと、一言も口を利かずに、そのまま別れてしまいました。

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老人を笑うな、いずれ行く道。子どもを笑うな、いつか来た道。

一応、定年がない身の上ですけども、いつかは、カラオケしかすることのない日がやってくる。
耐えきれるだろうか。
気が病んだりしないだろうか。
そう考えると、長生きって、必要なんだろうか。
もちろん、60代70代を感じさせないアグレッシブな人もいて、夢の実現に奔走している。

老いが迫ってくるなか、ブレーキの踏みドコロが、問われてきますよね。
がんばり過ぎちゃうと、崖からはみ出ちゃって、地に足が付かない。
早めにブレーキを踏み過ぎると、中途半端な位置で停滞してしまう。

このチキンレースに対する有効な解は、途中で「崖に向かわない道を選択する」こと。
先の見えない上り坂は危険なので、なだらかで進みやすい下り坂を選択する。
それなら、エンジンが止まりかけても、いましばらくは惰性で進めるでしょう。
勇気が求められるのは、チキンレースに限らないはず。
自分にできることを見つけて人生を計画的にダウンサイジングするのも、英断の一つです。

[1612]20151001朝日新聞

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[758]シミュレーションゲームとリロード

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

シュミレーションのことを「シミューレーションだ」と言い始めたのは、21世紀になってからじゃないですかね。
それまで、名だたるゲームメーカーのパッケージにも、堂々と「シュミレーションゲーム」って書いてありました。
いまではさらに、「ストラテジー」なんて呼ばれているみたいですけれども。

この手のゲーム、実は嫌いじゃないんです。
個人的には、リロードできるところが「シミュレーションゲームのいいところ」であり、むしろ要件とすら考えています。
戦艦だけの編成で突っ込んだらどうなるのか。
鉄砲隊だけだと、どういうデメリットがあるのか。
張飛と関羽が敵同士に別れたら、どのような戦いをするのか。
そういう楽しみ方って、絶対アリですよね。
むしろ、同じ土俵でいろいろ試せることに意味がある。

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JAMSTECにある「地球シミュレーター」も、基本はリロード&トライの積み重ね

ところが昨今、オンラインゲームが主流になりつつあり、これがなんとも口惜しいのです。
あれ、どうしても他の参加者を気にしてしまいますよね。
勝手にエルニーニョをこさえるわけにもいかない。
義務はないにしても、ある程度の予定調和ラインに乗っている必要がある。
それさぁ、シミュレーションじゃ、ないじゃない。

ということで、DLで完結するゲームをメインにしているのですが、これまた風化しちゃっててエポックが起きない。
こうしてオジサンは、世間から置いていかれるのですね。
でもなぁ、シミュレーションって、そういうことじゃないかなぁ。
別に勝たなくてもいいじゃん。
「戦力が拮抗する条件って、この辺だったか」みたいな楽しみ方、してもいいじゃん。
一人で逐電して何カ月生きられるか、サバイバルゲームしてもいいじゃん。
そう思いませんか?
人生じゃ、できないんだから。

[1412]16時間耐久イベントレポ

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

久々に「はまれぽ」のイベントレポートを担当しました。
横須賀で10日に行われた、海上自衛隊カレーフェス海上自衛隊カレーフェス です。

イチオシというペイドパブは結構やっているものの、名入りの通常記事はご無沙汰。
あそこはのオファーは一週間ぐらい前なので、埋まっちゃってることが多いんですよね。
ところが、1112でも書いた通り、今月はヒマだったのです。

さて、開始前の準備段階から追ってほしいというので、8時入りを目指します。
そうなると、なんだかんだで6時起床。
夕方早めに撤収し、夜の8時には初校、遅くても深夜0時には校了したいと。
そうなると18時間耐久ですからね、全般的に省エネモードで突入します。

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23部隊のカレーが食べ比べられるイベント

編集の要望は、時間順に、
・ブースの準備状況
・同時に行われる護衛艦一般公開の様子
・カレーの実食5店舗ぐらい
・イベント客へのインタビュー2組
・主催者コメント
そんな感じでした。

一方、最近になってできたルールなのですが、スマホの関係上、文字数の上限を3500字で収めたいと。
なので、全ての項目をモリモリ載せるわけにはいんないんですね。
実際、書き下ろした段階で、4000字越えてました。

ここから何をそいでいくか。
まず、護衛艦の一般公開はメインじゃないので、利用客のインタビュー部分を削除しました。
こうなると、海自広報に同行していただく必要なかったのですが、ごめんなさい、そんな次第です。
ただ、「てるづき」のウンチクと「普通の人が来ていることを打ち出したい」という部分は、盛り込ませていただきました。

次、カレーの利用客コメントも、2組のうち片方は削っちゃいましょう。
写真だけ残してあります。
あともう少し。

カレーの実食、5つも要らないよね。
どれか一個深掘りした方がおもしろそうだったので、「ゆうぎりカレー」一点集中。
まだ多い。
あまりやりたくなかったのですが、主催者コメント、バッサリ行きます。
本当は、4月の反省点があっての、「お客さんをいかに滞らせず、スムーズに流すか」なんです。
ここを省略したら、根案の定、感想欄でツッコマレましたな。

最後。本当は金曜日に限らず、土曜日をカレーの日とする場合もあるそうですが、尺オーバーしちゃってるのでカット。

内輪ではそこそこの評価をいただいたので、ヨシとしますか。
結構早めに済ませられたので、実働は16時間といったところ。
でも、時給にすると、1000円切っているんですよね。
半分遊んでいるようなものなので構わないんですが、メインにはしたくないな、やっぱり。

[1312]自分とじぶん

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

先日、自分を「じぶん」と表記している記事がありまして、びっくりしました。
インターネットで検索してみると、少数派ながら、全くいなくもなくもない。
記事本文ではありませんが、「じぶん銀行」とか「じぶん年金」みたいなサービスも出現しているようで。
確かに、「自分銀行」「自分年金」と比べ、あたりの柔らかさを感じますよね。
そのうち、「じぶん探し」などにも使われていくのでしょう。

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さて、じぶんはどこに隠れているでしょうか?

もともと、記事本文に使われていたのを発見したわけですから、固有名詞に限った現象ではありません。
無作為に列記してみると・・・

「じぶんがやりたいこと」に目を向ける
じぶんの見込みの甘さを
パートからの挑戦~第二のじぶん人生

などなどです。
これらのように、myself 的な意味で使うときは、ありっちゃ、ありという気もしますね。
一方、本人という意味の場合。つまり、「ご自分で」とか「自分から」などは、漢字がふさわしいように思います。
「ごじぶんで」「じぶんから」だと、一瞬、何のことだかわからないでしょう。

自分自身、じぶん自身
自分勝手、じぶん勝手
自分の首を絞める、じぶんの首を絞める
自分が悪者になればいいんでしょ、じぶんが悪者になればいいんでしょ
自分で言うなよ、じぶんで言うなよ

こう見てみると、「じぶん」+「漢字を伴う名詞・連用形」に限って、相性がいいようです。
じぶん探し、じぶん磨き、じぶん専用、じぶん枕
カタカナはどうでしょう。
じぶんメニュー、じぶんベッド、じぶんハブラシ、じぶんカレンダー
何だか、おこちゃま用のマニュアルっぽい雰囲気になってきました。

ただ、いずれそうなりそうな気配はあるんですよね。
こういうときにアレルギーを起こすと「ただの頑固な年寄り」になってしまうので、じぶんを戒めるようにしないといけません。

[1212]日本の存在価値を知らしめた、TPP交渉

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

約400種類の農林水産物がお安くなると見込まれる「環太平洋パートナーシップ協定」。
トップ会談では大筋合意が得られたものの、各国の批准はこれから。
まあでも、この形で落ち着くんでしょうね。

ジャパンブランドが崩壊するという見方もありますが、とりあえず、様子見てみましょうよ。
「かわいい子には旅をさせろ」と言いますし、温室栽培ばかりしているのもどうかと。
遠い将来、国境がなくなったとき、いずれ問題になるのですから。
最悪の場合でも、他の国からしたら特殊な食べ方・食材が減るだけです。
特殊でないとしたら、受け入れられているはずなので。

それよりも、甘利担当大臣の大活躍に拍手を送りたい。
アメリカをはじめとする各国に対し、これだけ強いけん引力というか、クロージング力を示せたのですから。
日本を見る目が違ってくると思いますよ。ジャパンの地位が、格段に上がりました。手放しで、エライ。

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もう一点は、この問題(ニューズウィーク日本版)

いわく「TPPの湯に入れない」だって。
共産主義だけに、アカが浮いちゃってるんでしょうね。
仲間はずれにしたことをヨシとは思ってません。逆に、日中間交渉の足掛かりが築けたことを評価したいです。
日本側の手札が増えましたからね。
オバマさんの、「オレが法律だ(中国にルールを作らせない)」発言は、ちょっと行きすぎですけども。

何か、久々に、日本が国際政治に物を言う場面を見たな。
こういうことをドシドシしていかないと、常任理事国の席が遠のくばかり。
むしろ、拒否権を持つ五大国を除いた「凖国連」のリーダーになって、彼らに対し強い主張をしていってもいい。
例えば、核兵器廃絶とか。
この勢いで、新しい銭湯作っちゃえば。

[1112]レッドオクトーバー、または、赤字の10月

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

10月に入ってからというもの、実は、2日に1日ぐらいしか働いていません。
シルバーウィークを堺に受発注のタイミングが狂ってきて、おいしい案件が重なったり、「そろそろアレが来るな」と思っていたら来なかったりで、いつものように日程が埋まらないんです。

一方、いままでほぼ無休という状態が続いたので、甘んじちゃってるところもありますね。
今年の売上げ目標達成は確実だし、思い切ってオフの月にしようかと。
かといって、10万円つかんで北海道へ行っちゃうなんてことはできないわけです。
予定外の支出が出たら、その分、稼がなくちゃいけなくなりますから。
結局、近場で済ますか、家でダラダラ。
映画関係の仕事もしているので、名作を一通り鑑賞し直したりしてます。

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手足を伸ばして横になるの図

やっかいなのは、いつもなら2日でやっつけている仕事を、3日かけるクセがつき始めていること。
「あしたでいいや」が染みつくと、後に響きそうです。

とはいえ、こんなに怠惰でありながら、気付けば20万円も稼げているのはなぜなんでしょう。
答え。「効率の悪い仕事を引き受けていたから」
そうか、そうか。
あれですな。来年に向けて、営業しておくべきなのかもしれませんね。どうせ、ヒマなんだから。

11月の仕事がボチボチ入り始めているので、やはりこの現象は一過性のものだと考えられます。
しかし、来年の年商を手取りで400万円台に乗せたいこともあり、いまからその準備を始めておいても損はないでしょう。
これだと、月25万円までぜいたくしても、100万円の現金が残る。
よし、その作戦、乗った。

[1611]20150321朝日新聞

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[757]寺社の向きから旧道をひもとく

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

我が町「辻堂」の由来について、すでに多くの先人が調査を行っているようです。
辻、つまり十字路のような場所に立てられたお堂であると。
場所もおおかた特定できていて、意外とウチの近くでしたな。
ただ気になるのは、十字路の片割れである「鎌倉街道」には言及しているものの、もう一方については触れられていないことなんです。

そこで地図を見ていたら、ある仮説が見えてきました。
まだオカルトレベルなので、具体的な発表は控えさせていただきます。
ただ、方法論については言ってみてもいいんじゃないかと。
それが、「寺社の向き」ということなんですね。

757.jpg
大鳥居や本殿が参道の直線上にそろっていない例

参道が最近の宅地造成などで変更されると、この画像のように「くの字」に曲がる。
このことは逆に、本堂の向きは変えられないことを示しています。
もちろん、最初から正対をきらって、あえて参道とズラすことがあるのは織り込み済み。
知りたいのは、どの方向からお参りが行われていたのかです。

こうしたアプローチラインを、昔から続く各寺社で調べてみれば、その先にかつて存在した「交通の要所」が見えてきそうじゃないですか。
それが、「鎌倉往還」と交差する「第二の道」がじゃないかと。
そう考えて、この間、近所を3時間ほどブラブラしてきました。
なんとなくですけど、「白旗神社」-「浜見山」ラインが見えてきたような気がしてます。

その交点が、現「諏訪神社(辻堂元町)」の北東に位置する十字路。
境内には、向きが互いに直交する2つの鳥居があって、その1つは「推定辻堂ポイント」を向いているんですよね。
「何でこれだけ中途半端な方を向いているんだろう」
この疑問がすべての原点でした。

[1411]取材対象者にそれっぽいポーズを取らせる

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

標題の件。
男性はあまり苦労しません。
さわやかな笑顔を作ってもらうコツは 492 で書いたので省略。
そのほか、あえてカメラ目線を外すと、意外といい画が撮れます。
壁のシミに話しかけてもらうのがいいようで、こっちが一人の場合でも、対談風な感じが出るんですね。
レンズを見ないので、その分、意識というかストレスが減るのかもしれません。
さらに、手のアクションを付けてもらえば完璧で、後は数撮って使えるものを選ぶだけ。

こういうときの会話って、全く関係のないことを話していることが多いです。
子どもの話とか、好きなスポーツ選手のこととか。
黙っていると目力が入らないので、何でもいいから、しゃべってもらうことが大切。

1411.jpg
もう少し手を大きく振れませんか。そんな感じです、じゃ、何枚かいきまーす

一方、女性の場合。
これは、モデルのしぐさを画像検索で調べていきますね。
取材対象者の職業や性格に合っていそうなのを事前に仕込んで、同じようなポーズを取ってもらう。
正面よりも、ナナメ45度が鉄則。これは、ほっそり見えるからです。
ただし猫背になっちゃうことがあるので、苦しさを感じるぐらい反らせる。
その状態で顔を外から振って、カメラに目が来たときがシャッターチャンス。
これも、何回か練習しながら、数で押さえます。

子どもや動物は、撮れたらラッキーぐらいな感じ。
基本はピントを合わせた状態でシャッターを半押しにして、そのままファインダーから目を放します。
直接見る。
それで「来たな」ってときに、逃さず押す。
動物の場合、フード類のビニール音に良く反応するので、借りられるといいかもしれません。

[1311]障害者と障がい者

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

先日の朝日本紙に、「障害者と障がい者の表記が混ざっている」という内容の投稿が載っていました。
回答としては、原則として「障害者」にするものの、先方校正で「害の字を使いたくない」という場合は希望を優先する、とのこと。
自分も「日本FIDバスケットボール連盟」の取材をしたとき、全部「障がい者」で返ってきたことがあります。
気にはなっていたので、事前に記者ハン確認しといたんですけどね。
1311.jpg
同じ質問はDIGITALでも紹介されていましたが、ログインが必要です

さらに、いろいろと調べてみたら、ほかの変換候補として「障碍者」という字もあるようです。
「碍」は「さまたげる」とも読み、石偏から想像できるように、道が岩で妨げられている様子を表します。
つまり、社会に害を与える存在ではないんだと。
思うようにいかなくて困っている存在なんだと。
だから、「碍」を常用漢字に戻してくれ・・・という主張が、たびたび繰り返されてきたらしいです。

よし、決めた。変換の第一候補にしよう。
編集に直されたら、そのときはそのとき。
ライターとして、人として、コッチの方が好ましい気がします。
「日本FIDバスケットボール連盟」の記事は不定期連載の予定で、まだ数回あるみたいだしね。
問題は、いったん「障がい者」で上げちゃっているので、碍げられるかもしれないということ。
まあ、機会を見つけて、この考え方を拡散していくしかないと思います。

[1211]「一億総均一社会」って共産主義じゃないの?

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

安倍首相の掲げる「一億総活躍社会」。
活躍したくないと思っている私は、どうしたらいいんでしょう。
そこそこ食べられて、そこそこ自由な時間が持てれば、それで十分なんですけどね。

安倍さんが言っていることも、理解はできるんですよ。
働きたいけど働けない、やり直しをしたいけどレールに乗れない、そういう機会損失をなくしたいんだと。
でも、これって、正社員を前提にした人生観ですよね。
一億人すべてがサラリーマンを望んでいるわけじゃない。
働きたくないけど働けている、やり直しにレールは必要ない、そんな人だっているんです。

1211.jpg
なにをか言わんやは、首相官邸のサイトを参照

この人、「一つの枠組みを決めて、そこに何でもかんでも突っ込む」ようなところがありませんか。
それでもって、「至極、当然のことであります」なんか言っている。
第一、一億人すべてがウンヌンって、共産主義のことじゃないですか。
右を見ても左を見ても、同じような価値観を持った人ばっかり。
やだな正直、そんな社会。

まあ、耳障りがいいんでしょうね。
その反面、甘いお菓子を出しときゃいいだろう的な、ある種、バカにされている感も覚えます。
国民があまり頭を使わず、フレーズに乗りやすいことを前提にしている。
実力がないんだから、国に任せとけと。

個人事業主としては、一億総均一社会になることの方が怖いです。
というより、そんな風にいくわけないじゃん。

[1111]朝昼夕、それぞれの能力を使い分ける

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

家でずっと仕事をしていると、時間によって向き不向きの作業があることに気付かされます。
「知らないうちに数時間没頭できたな」って時もあれば、全然メケメケで30分と続かない場合もある。

ヒントや着想がひらめきやすいのは、何といっても午前中ですね。
そのうちおなかがすいてくると、いてもたってもいられなくなる。
昼飯を食ったら食ったで、全然ヤル気がおこらない。
そんなことをしていると、いつの間にか集中してキーボードたたいてる。
これらには一定の傾向があるようなので、何となくグラフにしてみました。

1111.gif
朝9時からスタート、夜8時までの12時間計です

「瞬発力勝負」の時間は、リサーチや構成に充てるのがいいようで。
コーヒーでも飲みながら、あーでもないこーでもないを、楽しみます。
前夜に上げた原稿を見直すのも、このタイムゾーン。

「だらだらタイム」は、どうせやってもハカがいかないので、短時間で済む作業が中心。
スケジュールの切り直しとか、撮ってきた画像の選択とか。
全くもって生産性がありません。半ばあきらめの境地。

原稿を本格的に仕上げるのは、「持続力勝負」の時間。
ここ、なぜか途切れないんですよね。
この時間が効率的だと言うライターは、私以外にもいました。ちなみに、某メディアのクドーくんです。

「瞬発力勝負」で構成ができあがっていると、「持続力勝負」が楽。
逆に、持続力が持つ間は、アレコレと考えて時間をつぶしたくない。
一見、執筆時間が限られるようですけど、分けた方がかえってスムーズな気がします。

もちろん、取材が入っている日だと時間割が狂っちゃうんですが、そこまで原理主義者じゃありません。
サラリーマンのときは気付きませんでしたけど、いろいろな能力が個々最大限化する時間帯って、多かれ少なかれ存在するんじゃないでしょうか。

[1610]20150904朝日新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

1610.jpg

[756]母校ならぬ、母園を訪ねて

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

この間、埼玉県の越谷に寄る機会があり、かつて総代を務めた「萩原幼稚園」に立ち寄ってみました。
思ったより駅近だったんですね。
そう思って昼飯を食べたお店に聞いたところ、10年ぐらい前に、現在の場所へ移転したのだとか。
でも、何となく当時の雰囲気を残しているような気がしました。

756.jpg
連休中だったので、防犯カメラとかに写ったんじゃなかろうか

記憶の限りでは、中庭に送迎バスが発着していたはずです。
そこから見上げた園舎の姿は、確かに、こんな形をしていたと思うんですけどね。
もっと砂ぼこりが舞っていたような気もするし、記憶にモヤがかかっているのかもしれない。

そんななか、お守りを分解した思い出がよみがえってきました。
あれは、バスの発車間近のこと。突然、おしっこに行きたくなったんですね。
授業時間は終わっていますから、当然、園舎にはだれも残っていないというシチュエーション。
いましかできないことをやってみようと考えた結果が、なぜか、そんないたずらでした。

当時住んでいた場所も確定してこようと思って、事前に地図を調べていたんですが、そこまではさすがに無理だったようです。
住所をソラで言えるように仕込まれていて、「宮元町5丁目」までは覚えていたんですよ。
家の裏にはドブ川が流れていたはずです。そこに落ちましたから。
大きな田んぼを挟んだ道路沿いに、消防署のような施設もあったはずです。
枯れた田んぼに火を付けたことがあって、署員にこっぴどく怒られましたから。

以上の記憶から「おそらくこの辺」という候補地がいくつか見つかったんですけど、いずれもどこかが違う。
いかんせん、周りがほとんど田んぼだったのに、いまでは住宅で埋め尽くされていますからね。
農地の真ん中の大きな木、「スティングレー基地」と名付けたあの遊び場は、もはやシナプスの中にしか存在していないのでしょうか。

[1410]責任者の弟子と、リタイアした師

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

対象者が複数の場合、インタビューをどう割り振っていくかというお話。
アーティストグループなら、同じ質問を繰り返すか、1つのテーマを決めて対談にしてしまってもいいでしょう。
企業や組織で分担が決まっているのであれば、それぞれの話題を聞くだけ。

難しいのは共同経営者、あるいは師匠と弟子みたいなパターンで、方向性が食い違っていたりするんですね。
特に技術がからんでくると、時代が20年ぐらい違いますから、得てしてやっかいなことになります。
かつてはできなかったことが、いまは可能になっているわけです。

例えば、医療を例に取ってみましょうか。
完治が無理という前提では、みとりや安楽死に対する精神的なフォローが大切になってくる。
ところが、医療の技術が進むと、高い費用を払ってまで治療を受けるかどうかが重要になる。
この医院のポリシーは、はたしてドチラなんでしょう。

1410.jpg
本件とは関係のない茶濁画像とさせてください

師匠はすでに引退し、自らを「一獣医師」と呼んでいる。
院長として軍配をふるっているのは、もはや後進の現院長。

事前に営業と打ち合わせていたのは、「歴史や総論は師匠、現状は弟子に任せちゃおう」というものでした。
でも、インタビューをしているうちに、「差が出たら出たでいいんじゃないか」と思えてきたんですね。
水と油のようには相反していなかったので、むしろ、かつての背景に上乗せしていくような書き方ができないか。

これを俗に「成り行き任せ」といいます。
ただし、結果オーライではないですよ。ライターの判断が加わった選択行動です。
最終的には、「安楽死も末期治療も選択肢の一つ、あなたにとっての『精いっぱい生きる』とはどちらですか」という記事になりました。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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