[1358]敬語や丁寧語は、安易に使うと損をする

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

おそらく、嫌な印象を持たれたくないんでしょうね。
文字どおり「バカ丁寧」な文を見かけることがあります。
とりあえず、考えられる限りへりくだっておけってなもんで、

ご利用いただく際には、お手数でも、お手元にございます赤いレバーをお下げになってからご着席くださいますよう、心からお願い申し上げます。

これ、66文字使っているんですよ。
限られたスペースにギッシリ。
文字が小さくて読めないって。

レバーを押すと座ることができます。

でいいじゃない。
17文字で書ける内容を4倍にしたからといって、はたして丁寧感が出ているんでしょうか。

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悪意を持たれている方をお出迎えする艦船となっておりますことを、あらかじめご了承いただきたく存じます

解説文の場合は、ヘタしたら要らないですよね。丁寧語。
機能を説明するのが目的ですから、極力シンプルがいい。

では、「代表あいさつ」みたいに、人の気持ちが入る場合はどうでしょう。
経営者の性格にもよるでしょうけど、極力そぎ落として、必要最低限のワーディングにするべきだと思っています。

目に見える本気、肌で感じる誠意。こうした力強い炎を燃え立たせるのが当社の風、つまり「社風」なのです。

ねっ、全然問題ないでしょ。
これを「バカ丁寧」にすると、こうなります。

お客様にご共感いただけるようなひたむきさや、至誠が直接お伝えできるような熱意を大切に、私たちは自ら奮い起こす気持ちを社風に込めて、ひたむきに努力を続けさせていただく所存でございます。

全然伝わらないですよ。
第一、読むのに飽きる。「どうせ、たいしたこと書いてないだろう」と思ってしまう。
比喩を使う余裕もないですしね。

つまり、門を丸くする「丁寧」は、その分メッセージ性を失ってしまうんです。
あのね、読まれなかったら、終わりですからね。
最初から載せないほうがマシ。
特に後半部分、「努力する」の4文字を、26文字使っていること自体が変。読者をおちょくっている感じすらあります。
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[1258]ポケコインは、法律が定める「通貨」なのか

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

「ポケモンGO」で使われる「ポケコイン」は、一般的な通貨と見なされるのか。
この問題について金融庁は、資金決済法上の「支払い手段」と認定する方針を固めたそうです。
それと同時に、マスコミが「供託金の発生する可能性」を示唆しているんですけど、これは筋違いの議論と言わざるを得ません。
実際には、現金そのものを用意せず、取引銀行との間で資産の保全契約を結んでもいいからです。

かつて、LINEの「宝箱の鍵」でも、同じ問題が取り沙汰されました。
しかし同社は保全契約を採用しています。
また、公式サイトのなかで、上記のようなマスコミの論調をバッサリ否定しています。
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2016/1315

それよりも気になるのは、「資金決済法上の支払い手段とは何ぞや」という部分なのではないでしょうか。

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典型的な「供託金の議論」で終始する『YOMIURI ONLINE』

いろいろと調べてみたんですが、「前払式支払い手段」と見なされる要件は、ざっくり以下の3点になりそうです。

1.リアルのお金を払って利用する仕組みである
2.コインなどを使用すると一定の価値を入手できる
3.半年以上預けることが可能

しかしそうなると、いくつか矛盾が生じてくるんですね。

1.リアルのお金を払って利用する仕組みである
「ポケコイン」は、ジムなどを使えば、無料で手に入りますよね。別に、お金を払わなくてもいいわけです。

2.コインなどを使用すると一定の価値を入手できる
ここが微妙なところですが、例えば「捕まえやすくなる」ことは、一定の価値なんでしょうか。
ヘタな人だったら、いくらコインを払ってもゲットできないわけですよね。
ポケモンそのものを買ったのなら話は別ですよ。それは、一定の価値ですから。
そうじゃなくて、何て言うんだろ、「おまじないをかけてもらっている」ようなものじゃないですか。

「3」は特にないので割愛するとして・・・。
要は、無料で得たコインと交換したオカルトが「商法上の保護対象になるのか」ってことです。
是とするなら、いくらやっても捕まえられない場合(あるいは通常と何ら変わらない場合)、損害賠償請求の対象になり得ます。たぶん。
だって、見かけでは「お金を払って得た対価」ですから。
それが存在していないなら、金返せってことになるでしょ。

やっぱり、おかしいですよね。
無料という抜け穴を考慮していない点もそうだし、オカルトを保護するという観点も変だし。
マスコミは、無意味な「供託金の議論」を繰り返すんじゃなくて、こういうポイントを解説してくれないかな。
スマホを持っていないシロートの自分だって、ここまで考えつくんだから。

[1158]イレギュラー案件を受ける場合の注意点

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

編プロさんと仲良くなっていくと、変な事案が増えていくものです。
変な事案というのは、「通常の流れに乗っていないお仕事」のこと。
管理しづらいですから、社内に制作を持っている場合は、主にそっちで処理されます。
ところが、事案の性質や得意分野によっては、外へ出すこともあるようで。

こうしたイレギュラー案件の場合、何ていうか、気分が「社内」なんですよね。
直しや取材の回数に制限がなかったりして、「いつ終わったと言えるのか」が見えづらいわけです。
ですから、特に固定費で受ける場合は、ある程度進んでからでも遅くないので、天井を決めておくようにしましょう。

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限られたパイの場合、分母が大きくなれば、取り分が少なくなる

自分の場合は、拘束時間を基準にしています。
例えば、「このフィーなら、最大30時間までは許容だな」という線を決めておいて、残り5時間ぐらいのところで相談を持ちかけるわけです。
「天井抜けたら、どうするんですか」と。

もちろん相手次第なので、最初に話しておいたほうが良い場合や、ギリギリでも押せるケースなど、さまざまに考えられるでしょう。
その辺はバランスですけど、早いに越したことはない。

同じ編プロですけど、文字数が小さいイレギュラー案件のときは、最初に話しておきました。
「1日かけるんだったら、文字数によらず、グロスで2万円は欲しいよ」と。

この辺の外注感覚が、社内に振っている営業には乏しいようで。
社内制作の場合、無秩序・無制限とは言いませんが、やはりコスト意識が薄れてきますからね。
ところが、基本的に外部は、動いただけのフィーが発生する。
その事実を、仲が良いなりに言ってあげないと。
むしろ、そのことで信用度が上がるような気もしてます。
責任を持ってやってますよと。ズーズーにしてませんよと。
当たり前のことなんじゃないかな。

[1657]20160625読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

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[1703]自民党の女性代議士にニックネームを付けてみた

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

自民党の片山さつき議員って、ナナメ上を見ながら話すじゃないですか。
文字通り視線のことです、比喩じゃありません。
カメラを直接見ないんですよね。

ずっと「何かに似ている」と思っていたんですけど、この間、やっとわかりました。
それは、ペコちゃんなんです。
以来、テレビなどでお見かけすると、「片山ペコちゃん」とお呼びしています。

自民の女性代議士って、アクが強いですからね。
ほかにもニックネームが付けられそうなセンセー方を探してみましょう。

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比べちゃうと、そうでもないか

「チュートモ」
これは、稲田朋美議員です。
あの人、見かけがシナっとしていて、どうしてもアノ事件を忘れられないんですよ。
それと、収録中に息を深く吸ったりしていますよね。
バリバリの武闘派なのに、ひょっとしたらメンタルは弱いのかも。
非常に、「女性」を感じてしまうセンセーです。

「テトラポッドさなえ」
波を消してしまうコンクリートブロック、高市早苗議員です。
例の「電波停止発言」は衝撃でした。
個人的にも、マスコミ規制に賛成です。
なぜか大阪人の匂いがしますが、奈良県出身なんですね。
内陸県だけに、波なんてお構いなし。

「タコヤキまるちゃん」
伝説として語り継がれる、渋谷での中継。
実際にこの目で見てましたよ、丸川珠代議員。
アツアツで一度口から出しそうになったんだけど、オンカメだったから、無理して丸のみしてましたよね。
渋谷西武のパーキング前を通るたびに思い出します。

以上、勝手なこと言ってますが、勘弁してやってください。

[1457]ライターはなぜ編集にかみつくのか

[1457]ライターはなぜ編集にかみつくのか

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

実際には、かみついてなんかいませんよ。
付き合いの浅い編集に対して、「原稿は直さず、コメントを付けてクレ」って頼んでいるだけです。
なぜなら、半分ぐらいの確率で、元に戻ることが多いから。

今までの例を挙げてみましょうか。
タイトルで、「ありがたい」としていたとしますよね。
でも、本文中は、漢字のニュアンスがほしくて「在り難い」を使いました。
編集いわく、表記揺れを一致させたいと。

このような場合、自分のコトを理解している担当であれば、ほぼ無抵抗で直します。
そうじゃなく、何も考えていないボケなら、やっぱりかみつきますね。
表記揺れを承知した上で、使い分けているんだと。

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まんまの茶濁でございます

要は、
「あのライターだったら、たぶんこういう意図で書いているんだろうな」
という愛情が感じられるなら、別に、どういじられてもいいんです。

一方、コッチの思惑も知らないで、あるいは知ろうとしないで一律的な処理をする相手には、
「どうしてなんだか、1回、考えてごらん」
と促しているわけです。
先に答えを言ってしまってはダメ。
ますます考えない人間が増えていくだけだから。
こういうことをしていると、やがて意思疎通がかみ合ってくるんですよね。

かみつくことで、かみ合ってくる。

ここまで関係が進んだ相手に対しては、原稿以外でも、いろいろ意見を投げかけたりしてます。
マーケとは何ぞやとか、朝日新聞が「メードじゃなくて『メイド』を使ってきたぞ」とか。
だって、考える下地が整っているから。
一律的な処理をするヤツに言っても、「ふーん」で終わっちゃうでしょ。

ライターはなぜ編集にかみつくのか。
それは、人間として育ってほしいからなんですよ。
少なくとも自分の場合、そういう意識があります。

[1357]コミュニケーションは、聞く側のコトバで語られるベキ

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

「そんなツモリで言ったのではない」
「あんなに苦労して伝えたのに、全然わかってくれない」
この類いのセリフは、ほとんど無意味じゃないでしょうか。
なぜなら、会話というのは、受け手への伝わり方が全てだからです。

だって、そうですよね。
普段の会話では、一生懸命に真意を探ろうとしたりしないでしょ。
単に鼓膜が振動しているだけじゃないですか。
それなのに、こちらの言ったことが100%伝わっていると過信してしまう。

ですから、表現を工夫するとともに、理解度を確認する作業が必要になってきます。
「いい? わかった?」とかじゃなく、
「もし、売ってなかったらどうする? 別のモノで済ませる? ほかのスーパーを当たってみる?」といった具体的なツッコミで。
上の空だったら付いていけないような質問を、適度に織り交ぜてみましょう。

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まんまの茶濁でございます

この「自分の言ったことは、もれなく伝わっている」という過信は、長男や長女に顕著な気がします。
あと、社会的立場が上の人ですね。
周りが普段から傾聴姿勢を取っているというのか、袖にされたことが少ないというのか。
要は、支配的なポジションにあるので、上意下達に慣れ親しんじゃってるわけです。

普通の会話は、業務命令じゃないですからね。
セミの鳴き声と同じ程度しか、関心を払ってませんよ、たぶん。
個別の単語なんて、ほとんど意識していない。
CPUを自分のコトで7割ぐらい使っていて、残りの3割で聞いている。
まあ、実際にどうなのかは別にして、そういう意識を持ってみてはいかがでしょうか。

この間、弁護士さんの取材があり、「依頼者への質問の仕方」という話題で盛り上がりました。
ライターのインタビューと同じ側面があったからです。
わかったような気で済ませると、真意からかけ離れていたりする。
「やっぱり、聞く手の使う言葉で質問しないとね」
出された結論は、全く同じなのでした。

[1257]存在しないかのような、4位以下の五輪選手たち

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

リオ五輪で四連覇を狙っていたレスリング女子の吉田選手は、金メダルを逃したことに対し、謝っていましたね。
自分はむしろ、「ああ、普通の人間だったか」と安心しました。
これで、「絶対女王じゃなきゃいけないんだ」という強迫観念から、開放されたのではないでしょうか。

それと平行して、マスコミの取り上げ方に、何だか嫌悪感のようなものを覚えるんですよ。
特に際だったのは、15日にがい旋した日本柔道代表選手の記者会見。
総勢14人いたはずの選手のうち、写真に出たのは、メダリストの12人のみ。
残り2人は、蚊帳の外に追い出されてしまったわけです。
自分だったら、ストレスで胃に穴が空きますよ。
そういう扱いを、マスコミは平気でしているのです。

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『東スポWeb』の心ない記事

ちなみに、到着ゲートを肩身の狭い思いで歩いてきたのは、以下の2選手。
Wiki か何かを調べて、注目してあげてください。
田代未来(たしろ・みく)選手
梅木真美(うめき・まみ)選手

あとですね、選手がガッツポーズしているのにも腹立つ。
そもそも、メダルを取れたのは、ライバルがいたからじゃないですか。
本来なら、育ててくれて感謝すべき相手なのに、蹴落として喜んでいる。
日本女子サッカーがワールドカップで優勝したときも、一人、相手チームの健闘をたたえていた選手がいましたよね。
ああいうのが、カッコイイと思っちゃうんですよ。

もともと、日本のスポーツは、「道」なんですよ。
柔道とか弓道のように「道」の字が付く。
技を競う競技ではないの。
人格を研ぐものなの。
礼に始まって礼で終わるはずなのに、自己主張しちゃってるじゃないですか。

ですから、五輪関連は、ニュースなんかでたまたまやらない限り、見ていません。
気持ち悪くなってくる。
終わってくれて、本当にありがとう。

[1157] 最も重要なマーケティング要素は、技術論ではなく、「読ませる書き方」

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

編集部によると、とある記事が「空前の大ヒット中!!!」なのだとか。
内容としては、「80年代中心のシビックを中心に扱う中古車ディーラー」のペイドで、どちらかというとロングテールな内容なんですね。
ですから、「マスには刺さらないだろう」というヨミをしていました。
だったら、中途半端なことをしないで、シビックファンを狙っていこうと。
10万人に読ませて10個のアクションを起こさせるのではなく、10人が読んで10個のアクションを起こさせようと。
そういう作り込みをしていった結果、大ヒットなんだそうですよ。
良い意味でヨミが外れました。

ここから、いつくか言えることがあると思います。
1.Webはマスとニッチを選ばない
2.オウンドより、外部メディアを活用した方が有効である
3.マーケティング論より、「読ませる書き方」を優先すべき

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画像に記事へのリンクを埋め込んであります

1.Webはマスとニッチを選ばない
これは、別に説明しなくてもいいですよね。
検索エンジンがあるおかげで、情報を取ろうとする人が取捨選択をしてくれる。
チラシを何万部刷って、どこにいるのかわからないターゲットへ届ける必要は、もはやないわけです。

2.オウンドより、外部メディアを活用した方が有効である
ここでいう「オウンド」とは、「自分のサイトへ定期訪問させる」という意味で使っています。
もちろん、毎回おもしろければいいですけどね。
そんなことに固定費をかけるより、単発をぶち上げちゃったほうが楽じゃないですか。
それに、興味を持った人が拡散してくれます。

3.マーケティング論より、「読ませる書き方」を優先すべき
どうやったら「興味を持ってくれた人が拡散してくれ」るのか。
手前みそになりますが、やはり、「刺さり方を知っているライターに書かせる」って話なんじゃないのかな。

冒頭の「驚き」で、心をつかみ
続く「発見」で、読者側に有益な情報を出し
最後の「共感」で、取材先の言いたいことに触れる

これができていないと、マーケ手法をどうこうしたところで、最後まで読んでくれないですよ。
特に、取材先の言いたいことを最初に持ってきたら、絶対ダメ。
だって、そんなことは誰も興味がないから。
「あっ、コレ、自分に関係ある記事だ」っていう関心をおこしてからでないと、伝えるべきコトが伝わらないです。
むしろ、このストーリーテリングこそが、究極のマーケ手法だと思います。

[1656]20160620読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

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[1702]デジタルなシナプスが、なぜアナログな文を作れるのか

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

今回、何の文献も参考にせず、勝手なことをしゃべっています。

さて、豆腐があったとしてください。
これを豆腐だと思うのは、「豆腐専用シナプス」が反応するわけではないと思うんですね。
だって、あんなちっちゃな細胞が「豆腐」という単語を登録しているとは、とうてい考えられませんから。

「白い」とか「フワフワしてる」とか「食べられそうだ」とか、そういういくつもの原始的なシナプスが個別に反応し、全体で織りなすネオンサインの形をもって「豆腐」と認識しているはずなんです。
だから、「白い」と「フワフワしてる」に「軽い」なんかが加わると、「綿」って話になってくる。
ここまでは機械の認識方法と同じですから、別に違和感を覚えないと思います。

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無数のシナプス反応が、一つのネオンサインを作る

ところが、「文を作る」という作業になってくると、これは条件反射じゃない。
じゃあ、誰がやっているんだということになってくる。

ここで、仮にですけど、豆腐のネオンサインを「osdGkgSd654Y」型としておいてください。
脳は、「osdGkgSd654Y」に、ショウガの「h3fsl=P%vcr4」と、おいしかったの「oiTrs9’&c/654」を足した、「osdGkgSd654Yh3fsl=P%vcr4oiTrs9’&c/654」というサインに反応できるはずです。
そういう成功体験を持っています。

このため、豆腐から、「osdGkgSd654Yh3fsl=P%vcr4oiTrs9’&c/654」を連想することがある。
だって、ネオンサインの一部は一緒ですからね。
ここで脳は気付くわけですよ。
「豆腐」と「しょうが+おいしい」は、何か関係あるなと。

また、別のあるとき、「焼きなす」のテキストを読んでいたことにしてください。
このときも、「しょうが+おいしい」のサインが出ていたはずなんです。
こうなると、テキストの「焼きなす」を「osdGkgSd654Y」に変えることで、豆腐のテキストが連想できる。
試しに書いてみましょうか。
「豆腐は、ショウガを添えると、おいしい」
ここに至って、人間としてというか、改めてそういう意味なんだということがわかる。
つまり、ネオンサインは、文にしない限り、意味を持たないと思うわけです。
文にする。このことが、実は思考なんじゃないかと。
思考というか、今まで読んだことのあるテキストをベースにし、単語を取り換えることで、新しいネオンサインを創り上げる。
この説でいけば、条件反射だけで思考を説明できますよね。
実際どうなのかは、わからないですけど。

[1456]あの番組がうらめしい

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

イベントレポなんかでありがちな、一般人へのインタビュー。
聞き手の怪しさ度合いにもよりますが、応じてくれるかどうかは、主に媒体のメジャー度で決まります。
安心度というんですかね、「聞いたことのあるメディア」だと、それだけ通りも早い。

ですから、「はまれぽ」が立ち上がったばかりのころは、随分、苦労させられました。
一応目安みたいなものがあって、3組以上取れないと撤収できない。
ところが、「2組のジレンマ」と言いましょうか、あと1個でつまずくケースを多々経験してきました。
そこで、試行錯誤の末に編み出したのが、「PRESS」と書いたカードを首からぶらさげること。
これ、ほかのライターもやっているみたいで、「やっぱり、効果あるよね」なんて言い合ったことを思い出します。

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成功の影に、無数の失敗あり

しかし、メディアが有名になってくると、明らかに抵抗率が減ってくるんです。
今の「はまれぽ」なら、拒否されるのは半分ぐらいの確率じゃないでしょうか。
ですから、新人のライターは楽していると思いますよ。

そのようななかで、やっと本題です。
直近の状況でいえば、むしろ下降ムードにあるんですよ。
その理由は、「モニタリング」という番組の存在です。
もう、断言しちゃう。だって、インタビュー中に、具体的な番組の名前が出てきますから。
要は、「調子のいいコトを言わされたあげく、ドッキリでした」ってなパターンを警戒しているわけです。

断るための言い訳に使っているのかな・・・と思われる節がなくもないですが、そういうアレルギー反応って、実際にあるんですよね。
「コレ、本当にインタビューですか? ヤラセじゃないの」みたいな感じで。
そんなとき、メディアのステッカーがあると、だいぶ助かります。
あれ、結構使えるので、作っていない媒体社は、ぜひ、検討してみてください。
現場が泣いて喜びます。

[1356]ホワンホワンなタイトル

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

弁護士サイトのトップを飾るタイトルコピー。
これを、「人柄推しで」なんて頼まれることがあります。
ということは、人柄だろうと。
その人なりの特徴というか、キャラを出していくんだろうと。

なので、インタビューから得られた手がかりをヒントに、「どんな人なのか」というキーワードを紡いでいたわけですよ。

「それぞれの『正しさ』があっていい」
「元気と勇気は本気から」
「未来への扉をのぞいてみませんか」

ところが、実際に立ち上がったサイトを見ると、どうも違っている。
何ていうか、一般的な言い回しが多いんですよね。

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こんなコピー、書いてないって

おそらく「人柄推しで」の真意は、「問い合わせの電話をかけやすいような人物イメージ」という意味なんでしょう。
ランディングを意識する分、個性を出さないというか、とんがらないでいいというか。
丸っきり、逆じゃないですか。

これを、あえて確認しようとは思っていません。
だって、こんなの、誰でも書けるから。
実際、営業がコピーを付けているんでしょう。

まあ、これは、この編プロさん独自の方向性かもしれないですね。
普通、タイトルコピーっていったら、世界感が全て凝縮されているものなんですよ。
何千文字の本文を、数十文字で表現しないといけない。
少なくとも、ほかのメディアではそうです。

なので、「本来のコピー志向に戻ってコイ」という願いを込めて、頑固に抵抗しています。
つまり、ホワンホワンしたコピーは付けない。
相も変わらず、「明るい日と書く、明日のために」なんて頑張っている次第でございます。
なのに、「見つめる」の4文字にされたことがあるんですよね。
そんな話、出てないじゃん、どこからも。
「人柄推しで」っ言ったら、普通、人柄考えるって。
おかしいよ、絶対。

[1256]地図を見たら、やっぱり四国はズレていた

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

四国の上、というか北のほうに、国内最大級の活断層があるそうです。
その名も「中央構造線断層帯」。
以前から何となくは知っていました。
ところが。
この間ニュースで、愛媛県にある「伊方原発3号機」の再稼働を取り上げていまして。
そのときの画を見たら、「ハッ」っと息をのんでしまったんですね。
だって・・・。

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Yahoo! 地図から

ズレてんじゃない。
まるで帽子みたいに、乗っかってるじゃない。
切れ目が、奈良のほうまで続いていますよね。
これが、地図で見た「中央構造線断層帯」なんです。

問題の伊方原発はアイコンの場所に位置します。
帽子よりは下にあるけれど、脱いだとたんに波がかぶってきそう。
報道によれば、原発の西側に約5000人が住んでいるそうです。
なので、再稼働停止の仮処分を求めているのだとか。
うなずけますな。

でも、それを言うなら、四国全体の交通事情も考慮しないと。
だって、この切れ目の上に、主要な高速道路や鉄道が走っているんですから。
たびたびズレるため境目が平で、施工が楽なんでしょう。
地図を見ても、緑すら生えてないですよね。
そう考えると、佐多岬というレベルじゃなくて、香川県全体の話じゃないでしょうか。
帽子ごと浮いちゃったら、どうなるんだろう。
不謹慎ですけど、「うどん島」とかできたりして。

[1156]オウンドメディアって言うほど、オウンドしてないんじゃないのか

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

いや、もう、「goo ニュース」さんって斬新。
他媒体で書いた記事が「goo ニュース」に転載されることを、このブログでは「お見舞いされた」と表現していました。
なぜなら、あそこは、画像を1点しか使わないから。
元記事で10点使っていようが、そんなことはお構いなし。
なので、小見出しや画に付けたキャプションが、本文の中に埋め込まれてしまうんですね。

ところが、この間「goo ニュース」さんを見たら、ほぼ元記事の移植になっているじゃないですか。
写真もたっぷり、キャプも小見出しもイキ。
ビックリするな、もう。

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ほかのライターの記事でゴメンナサイ

でだ、本題は違うところにあるんです。
一般に、「オウンドメディア」っていう何だかわからない「くくり」があって、メディアの管理者が独自に情報発信することなのだとか。
そうなると、「媒体を見に来させること」が目的になりそうですよね。

これに対し、反対方向からのアプローチを取るのが、FBなどを利用したマーケ手法。
SNSやWebそのものを一つの媒体とみて、その中で拡散してもらう戦略です。
これを「アーンドメディア」と言うそうですが、私ら現場の人間は、ほとんど使ってないですよ。
まあ、それはそれとして。

冒頭の話に戻ります。
「goo ニュース」の方向転換って、オウンドをアーンドしてるんですよね。
ここまで元原に忠実だと、「媒体を見に来させなくても」、そのままの記事を読むことができる。
つまり、Webそのものが一つの媒体になっちゃってる。
オウンドとかアーンドとか言っているマーケターは、この現象を、どう分析するんでしょうか。

それに、オウンド志向って、そんなに育たないと思いますよ。
一つ一つの記事に注目が集まるだけで、配信元を気にする人って、どれだけいるんだろうか。
特にメディア配信の提携を組んでいると、この傾向は強まるはずです。
だって、ポータルのニュースサイトが、すでにそういう状態じゃないですか。
Yahoo! ニュースを追っていれば、一通りの情報がそろう。

結論としては、マーケ手法が大切なのではなくて、注目されるような記事を書きなさいってことです。
そりゃ、そうですよね。
でも、マーケターと称するやからは、わかってないんだな。

[1655]20160429読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

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[1701]甲子園の応援歌で、ぜひ演奏してほしい「あの曲」

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

あっ、この曲って「アフリカン・シンフォニー」っていうんですか。
いま、高校野球応援歌ランキングなるものを見ていて、初めて知りました。
もう、何ていうか、「甲子園・シンフォニー」ですよね。
アフリカ色ないもの。
誰が最初に考えついたんだろう。

この後に、「サウスポー」とか「ヤマト」なんかが続くわけですけども。
なかなか、どれも名曲ですな。
甲子園風にアレンジしてあったり、地道な努力というものを感じます。
でも、自分にとって、どうあってもアノ曲というのがあるんです。
なのに、検索したところで、ちっとも出てこない。
それは・・・。

801.jpg
アニソンのYouTube 埋め込んであります

ねっ。
テンポといい、内容といい、まさに「甲子園のための曲」と言ってもいいのではないでしょうか。

イントロの最初は飛ばしちゃって結構。
タイトル字幕が立ち上がったとこからでいいです。
ティンパニという太鼓が持ち味ですから、効果的に絡めていってほしいですね。
チャ、ダカダカダン。
チャーチャ、ダカダカダン。
チャー、ダカダン、ダカダン、ダカダン、ダカダン、チャカチャカチャッチャー。

Aメロ。
基本はトランペットのソロでいいと思うんですよ。
サブのラッパ系がリフレーンで追っかけてほしいですけど。
Bメロ。
ここもソロで構わないんですが、ただ、キック・アタック・電光パンチの「電光パンチ」の部分だけ、オーケストラしてほしい。

例のところ、「フレンダー、ジェーッ」は、もちろんアドリブかませます。
みんなで叫びましょう。
「ヨシノリー、打てぇー」とか何とか。別に、ヨシノリ君じゃなくてもいいですが。

どうなんだろ。
著作権きびしいのかな、この曲だけ。
どこかですでに、聞いたような気がするんだけども。

[1455]取材方校正とクライアント校正、優先されるのはどっち?

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

ペイドハブのような場合、取材先 = クライアントなので、校正先は1カ所。
ところが、社内報のスポット紹介みたいな形では、確認作業が別になるんです。
そしに、企業の担当者は、わざわざこんな企画を立てるぐらいですから、独特のこだわりを持っていらっしゃる。
「主導権はウチ」だと。
このような場合、進め方が難しいですよね。

最終責任はお金を握る側にあるので、やはり最終確認も企業側になってくるんでしょうか。
まずは取材先の広報に原稿確認をしてもらって、それから編プロ経由で企業担当者に渡るのが筋かもしれないですね。
それに、社内報なので表には出ないわけだし、多少直されたところで、わかりゃしないと。
そう思っていたんですよ、先日までは。

ところがこの間、スポット先から「見本誌がほしい」と言われまして。
さっそく取り寄せたら、全くの別物でした。
もう、エイヤで送って、電話がかかってこないことを祈るばかりです。

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主導権争いの一場面でございます

もっとひどいのは、編プロに面倒くさい人がいて、ここでも勝手に直される場合です。
あれは、猿島の紹介でしたかね。
レンガを「フランス積み」という方法で施工しているんですが、それを書いちゃうとややこしいことになりそうだったんで、避けていたわけです。
「フランス積み」とはなんぞやとか、「イギリス積み」との比較とか。そんなことをやっていたら、それだけでスペースが終わってしまうでしょう。

ところが編集、「フランス積み」の記載を入れちゃったらしい。
しかも、スポット先確認の後に。
で、企業担当がやいのやいのとちゃちを入れてくる。
もう、元原なんて、どこにも残ってないですよ。
時間給で5000円ぐらいの仕事だし、直しがこっちに戻ってこないので、別にいいですけども。

ただ、「確認した内容と見本誌が違う」って言われたら、ちゃんと対応してくださいよ。
こっちじゃ、ケツ拭きませんから。
だって、ライターの責任じゃないもの。
もちろん、追加フィーくれるなら、喜んでやります。

[1355]動詞が連続する文を作るうえで参考にしたいコツがあるテキストの直し方

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

今回のお題は、一つの文の中に動詞が二つ以上出てくるケースです。
「セメントが固まらないよう、常に外側のドラムを動かし続けている」
このような独立した文が並ぶときは、別にどうこうという話じゃありません。

「初めての方でも使いこなせる持ち運べるツール」
「電話がかけられた履歴の残った記録」
この辺から、どうやら怪しくなってきます。

なぜかというと、人は最初の動詞を見たとき、そこがオチだと思ってしまうんですね。
「初めての方でも使いこなせる」でフーンと思ったのに、まだ先があることで、落ち着かなくなっちゃう。
あるいは、後半の「残った」に対する主語が一瞬、見分けづらくなる。

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イチゴが一緒になった凍らせた素材

では、対処方法です。
「初めての方でも使いこなせる持ち運べるツール」
「初めての方でも使いこなしやすい持ち運べるツール」
こそくな手ですが、動詞を一つ形容詞にしました。
そうすると名詞と結びつきやすくなりますから、「使いこなしやすい+ツール」が一連のものに見て取れるわけです。

「電話がかけられた履歴の残った記録」
「電話をかけてきた履歴が残った記録」
主語を履歴に絞り込むため、もう一方の紛らわしい名詞は目的格に変更しました。
でも、気持ち悪さは依然として残りますよね。
こういうときはワーディングを変えるべきで、テニヲハレベルの修正は避けましょう。
「通話履歴が残った記録」
「イチゴごと凍らせた素材」

動詞のダブル使用は、自分で気付きにくいところがあり、要注意です。
何となくの不自然さはあるはずなんですよ。
そこに対し、「どうしてなんだろ」という目を向けることで、やっとこさ気付く。
あっ、「自分で気付きにくいところがあり」もそうですね。
「自分で気付きにくいポイントなので」に訂正します。

[1255]スマホしか持っていない学生は、どうやって履歴書を作ったのか

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

総務省の調査によると、日本の若い世代おけるパソコン普及率は、海外先進国に比べて約3分の1なのだとか。
その理由として考えられるのは、何でもスマホで済ませてしまうこと。
つまり、彼らがITに期待するのは、あくまで「アウトプット機」としての性能なんですね。

もちろんLINEやSNSを通しての文字入力はあるでしょう。
しかしそれは、あくまでコミュニケーションの範囲であって、クリエイティビティではないわけです。
したがって、履歴書を提出するような場面では、手書きの書類を画像にして送るそうです。

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『ITmedia ビジネスオンライン』の関連記事

じゃあ、パソコンに触らせる機会を作ればいいのかというと、そういう話じゃない気もしてきます。
上記記事の趣旨は、アウトプット機とインプット機を分けて考えて、パソコンに後者の役割を担わせるという発想。
どうなんだろ、「時代が戻る」印象を受けませんか。

もっと簡単なのは、スマホのインプットアプリを作っちゃう方法ですよね。
無理にワードやエクセルと互換させる必要はないでしょう。
だって、ワードやエクセル自体が、紙の書面の代用なんですから。
アプリで作って、A4なりA3にプリントできりゃ、それでいいじゃないですか。
特にA4の場合、紙とスマホは両方「縦向き」ですから、むしろ相性が合っているかもしれない。
というか、誰も作ってないんだ、まだ。

それに、近い将来、キーボードって不要になるでしょ、きっと。
テキストは音声入力でいいし、デザインはタッチ操作でできるし。SF映画で見るような空中に写るパネルみたいのも、そのうち出てくるんじゃないですか。
いまから中古のパソコンでスキル磨いたって、遅いんじゃないのかな。
まあ、ここ2・3年が過渡期なのでしょう。
そうだ、ライターのニーズって、それはそれであったりして。
あっ、それってゴーストか。

[1155]給与とは、自分の時間を切り売りした対価である

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

もし、学生時代の自分に声が届くなら、
「就職を中心にモノを考えるな」
と言いたいです。

いわゆるシューカツなんてするなと。
そんなヒマがあったら、「人生をデザインしろ」と。
一生続くテーマを見つけてもいい。
あるいは、40歳までに3億円稼いで、後は遊んで暮らすでもいい。

そうじゃなく、会社アリキで就職してしまうと、人生をムダにしてしまうような気がするんです。
だって、給料をもらうために働いている感覚になってくるでしょ。
自分のご主人は、自分ですからね。
発想を逆にして、「会社は、オレの時間を買っているんだ」と、そう思ってほしいわけですよ。
その肝心なオレさまは、個別固有のライフデザインに沿って生きている。
これが、働き方の理想じゃないかな。

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1かけら10年、何となく食べられてしまっては損

会社勤めが悪いとは言いませんよ。
自分のデザインの中に組み込まれているなら、それでヨシ。
商社でコネを広げて、いつかは自分の店を持つ・・・なんてのもステキです。

それなのに、シューカツって話になってくると、就職が目標になっちゃうじゃないですか。
その後がないし、寂しいし、視野が狭すぎるし、何だかもったいないですよ。
日本の経済力は、まだまだ捨てたものじゃないですから、食おうと思えば食っていけるんです。
なので、働き方より、まず生き方を決めなさい。

しばらくアルバイトを転々としたっていいんじゃないかな。
ただ、生活することを目標にしないでくださいよ。
オトナがどういうことに悩んで、何に価値を見いだし、どこに満足を覚えるのか。
そういう心の動きを観察すべきです。
これが見えてくると、対比として、自分の姿も明らかになってくるはずですから。

私って、みんなが悩んでいるほど、不便さを気にしないな。
結果こそが大切というけど、オレはプロセスを重視したい。
逆に、結果は二の次っていうけど、自分にはなじまない世界だな。

じゃあ、どうすんのってことで、やっと将来ビジョンが削り出されてくると思う。
この人間観察期間も、ぜひ人生デザインに含めようよ。
そのための時間を切り売りしてお金がもらえるなら、いい話じゃないですか。

[1654]20160622読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

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[1700]ほとんどの弁護士が持つ「あのペン」

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

たびたび弁護士ネタですみません。
取材中の撮影は人物に限らず、イメージカットを撮ることが多々あります。
書架に並んだ専門書だったり、弁護士バッジの拡大だったり。
メモを取っている手元なんかも多用されますね。

そんなとき、コンビニで売っているようなペンしか用意していなかったら、どうします。
会議室を抜けて、わざわざデスクまで取りに戻るでしょうか。
スタッフが持っている「それらしいペン」で済ませようとするんじゃないでしょうか。

そこで大活躍しているのが、ドコカの景品でもらった自分のボールペン。
カメラマンから、
「コーノさん、またあのペン出してもらっていいですか」
って具合に重宝されています。
ざっくりとした感覚値ですけど、登板率は約7割。
もはや、累計150近くの弁護士サイトで見かける、超有名ペンでございます。

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見た目はそれっぽいが、原価は50円ぐらいじゃなかろうか

いま改めて見ていて気付いたんですが、某新橋在所の代理店さんから、創立10周年のときにもらったペンみたいです。
その後、全く似たようなブツをノベルティの専門サイトで見かけました。
売価100円だったような気が。
そんなもんなんですよ。

今の人は知ってるかな。
昔、モンブランの万年筆を胸ポケットに挿すのがトレンドで、そのことを「ポケモン」って呼んでいたんです。
ところが、やっていそうな弁護士さんに限って、そうじゃない。チーピーなプラのボールペンを使っていらっしゃる。
あっ、もう、言わんとしていることはおわかりですね。
そうです、とっとと自分のポケモンをゲットしなさいってオチでした。

[1454]ケーススタディの作り方

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

弁護士さんのサイトで、具体的な相談イメージがわかるように、ケーススタディを載せることがあります。
その一方、彼らには「守秘義務」というものがありますから、ベラベラしゃべるというわけにもいかない。
やはり、ある程度の「作文」が避けられないでしょう。

一番進めやすいのは、本当にあったことを話していただいて、コッチが加工するパターン。
必ず校正をはさむので、リアル過ぎていたら、そこで直せばいい。
一方、先生がフィクションを作ると、得てしてきれいすぎるストーリーになっちゃうんですね。
何ていうのかな、逆にウソっぽく感じる。

現実は、どこかに矛盾が入っているものなんです。
例えば、最初の筋は「離婚したい」だったのに、どこからか「お金を支払わせたい」へ変わっていったり。
人間臭さと言えばいいんでしょうかね。

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別件のロケで自演した、「もめている夫婦」イメージ

一番進めにくいのは、先生が的を絞ってくれないパターン。
調停使ってもいいし、別居する方法もあるし、個別説得もできますよね・・・なんて具合で、煮え切らない。
おそらくこれが、一般的な相談の進め方なんでしょう。

そうじゃなくて、どれか一個に絞ったケースが聞きたいの。
コッチは、離婚できなくて困っているわけじゃないの。
取材してるの。
とりあえず調停を使った方法をメインにしておいて、ほかのやり方は【弁護士の一言】みたいな補足で触れればいいじゃないですか。

話を標題に戻します。
なので、皆さんもうすうす気付かれていると思いますが、本当にあった話ではありません。
少なくとも、自分が手がけた場合に限りますが。
もし「人間臭さ」が地で出ているケーススタディがあるとしたら、「守秘義務守ってないじゃん」という話になる。

ここで言う「地」とは、ライターを使ったのではなく、あきらかに「自分で書いたな」と感じる雑っぽさのこと。
Aさんとかにボカしたところで、赤裸々というか、もう、個人情報ですよね。
ライターは、そういう小手先のプライバシー回避をしません。
ボディだけ同じで、見た目が分からないように、衣装だけ変装させる。それでいて「人間臭さ」はちゃんと残す。
それが、プロの仕事です。

[1354]受付が受け付けてくれなくて、申込書が申し込めない

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

結論からすると、諦めました。
編集から戻される修正を累積して、個別対応するしかないと。
キリがないわ、コレ。

きっかけは、低金利によるローン関係の原稿を書いていて、「借り換え」という変換に戸惑ったからなんですね。
参考にしたテキストでは、
「新しい引受先へ借り換えるときは、借入れ元とトラブルが起きないようにしましょう」
なんて書いてある。
引き受けでも引受けでもなく「引受」。
借換でも借換えでもなく「借り換え」。
借り入れでも借入でもなく「借入れ」。
こういう類いを、経済複合語というそうです。
ちなみに、ATOK記者ハンは、「借換」のみ「違うダロ」と注意してくれます。ほかのはスルー。

1354.jpg
一応、内閣法制局による「法令における漢字使用等について」

上記リンク先にある内閣法制次長通知を見ても、結局のところわからん。
慣用になっていて活用しない語尾は、省略できますよと。
例えば「申立て」でいうと、「申せ立て」みたいな活用はしないが、「申立とうかな」ならあり得ると。
だから「申立て」だと。

じゃあ、「受付」どうなのよ、「日付」しかり、「売上」ごもっとも。
また、慣用じゃないってものわからん話で、「借換」はアウトだと。

一番いいのは、その手の専門辞典を買うことですな。
使い勝手のいい変換ソフトはまだ出ていないようなので、いまさら紙ベースという話です。
BOOK OFF とか行けば、安く入手できるんでしょうけど。

そんなことで、当座は、修正戻しの履歴に頼ることにします。
というか、正解なんてないよ、絶対。
誰にとっての正解なんだって。

[1254]似て非なる障害と傷害、二つの廃除行動

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

相模原市の障害者施設で起きた殺人事件。
いろいろなことを考えさせられましたが、そのうち主なものを二つ挙げたいと思います。

一つは、「障害と傷害の字面が似ている」ということ。
容疑者の思想は、書くまでもないことですが、ある意味での「廃除」ですよね。
これに対し、塀の中に入れる刑罰や極刑の目的も、同じく「廃除」。
ベクトルの向きが違うだけで、大きさは変わらない。
ですから、この事件にノーマライゼーションを持ち出すのは、筋が通らないと思うんです。
だったら、容疑者もノーマライゼーションしましょうよって話になりますから。
加害者を責めるつもりが、知らずに擁護を始めているわけです。

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警察の対応を報じた例として、「毎日新聞」

もう1点は、「だれも、警察発表とマスコミ規制法を絡めようとしなかった」こと。
神奈川県警は今回の事件に際して、被害者の名前を公表しないと決めたそうです。
異例のことですね。

でもこれって、情報操作じゃないですか。
いままでは、同様の事件でも公表してきましたよと。
そうなると、警察はリリースの内容を「事件の性質に応じて変えられる」ということになる。

マスコミが規制を嫌うのは、こういうバイアスや圧力が嫌だからでしょ。
デリケートなケースなので、別に表だって食いつかなくてもいいけど、堂々と記事に載せる神経がわからない。
だったら、規制法を是認しなさいよ。
実際のところ、被害者の名前が確認できている上で、報じてないわけですよね。
バイアスや圧力、認めちゃってるじゃん。

[1154]記事広告とネイティブアドの違いは、書く側で決まる

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

「はまれぽ」は、読者からの投稿を調査報告する「キニナル」と、営業をかけて取ってきた「イチオシ」という記事に分かれています。
この後者のスタイル。
いままでは「記事広告」とか「ペイドパブ」とかいわれていたのですが、最近になって「ネイティブアド」という言葉が使われるようになってきました。

自分が思うに、明確な基準や使い分けができるほど、まだ、市場は成熟していないと感じています。
逆に言えば、ライターの意識によって、どっちにでも転がってしまうのではないかと。
御用聞きがちょうちん記事を書くような呈なら、どうしてもアド的な要素が強くなってくるでしょう。
そうではなく、読者の立場になって有用な情報を配信するなら、これはれっきとした記事です。

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一般記事の中に、さりげなく公告が埋められている例(Yahoo! ニュースより)

さて、そこで「イチオシ」です。
自分の場合、「キニナル」とは書き方を変えています。
まず、最初にクライアントの広告展開を聞き、できているコトとできていないコトを抽出。
露出が足りていないのであれば、モノがメインのアドになりますよね。
分かりやすい例でいえば、メニューの内容や価格などが必出になってくる。

逆に、公式サイトでは伝えられない「想い」を伝えたいなら、それを記事のテーマにします。
メニューの一部を紹介するにしても、価格までは不要でしょう。
モノの方向ではなく、ヒトが重要になってきますから。
ただし、ウンチクを語られても、読者にとっては有用となり得ないわけで。
「どうして鉄板焼き店なのに、お好み焼きを調理場で作ってから持ってくるのか」、そうした「知って納得」する部分が軸になる。

いずれにしても、読者が「ダマされた感」を持たないので、「ネイティブアド」とは一線を画すと思うんです。
スポンサーが納得の上でメディア費用を払うなら、それは、どんな内容でも「記事広告」。
つまり、やっていることによって内容が規定されるわけで、最初から枠組みアリキじゃない。
あくまで、「キニナル」と「イチオシ」を例に取った話ですけども。
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神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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