[1708]歯ブラシの永久リサイクル術

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

歯科医院の取材で、目からウロコのウラ技を教えてもらいました。
さっそく家で検索したら、似たような情報がポロポロあったので、もしたしたら知っている人がいらっしゃるかもしれないですね。
それは、使い古した歯ブラシの広がりを新品同様に戻す方法。

ただし、あくまで「お遊び」です。
実際には、1カ月もすると雑菌が繁殖するので、マメに取り換えたほうがいいとのこと。
その前提で、読んでやってください。

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比較するために、真ん中やや下の部分だけリサイクル

まず、使い古した歯ブラシを、沸騰する少し前ぐらいのお湯に3分漬ける。
繊維を柔らかくするためです。
次に、クリップなどを使って、広がった穂先を挟み込み、そのまま3分待つ。
実験では、真ん中のところだけ、洗濯バサミでつまみました。
水につけて3分ほど冷やす。
一応、氷水で冷やしてみたんですが、必要だったのかどうかはわかりません。

で、洗濯バサミを外してみたら、そこだけ直立しているというわけです。
元には戻りません。
まあ、これを口の中に入れるかどうかは、別問題ですが。

ということはですよ。
毎日、何かに挟んで置いておいたら、長持ちするんじゃないだろうか。
あっ、そっか。乾きにくいから、菌が増えちゃうか。

最近、「かため」のブラシが柔らかくなったような気がして、2週間も持たないんですよ。
メーカーの策略なんでしょうか。
何か裏をかいて、鼻を明かしてやりたいんですが・・・。
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[1462]地方鉄道の広報対応が大好き

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

OE川鐵道の広報って、いい人なんですよ。
例えば、素材の提供。
「いつぐらいになりそうですか?」って聞いたら、「忘れちゃうので、すぐやります」との回答。
さっそくその夕方、資料を送ってくださいました。

担当者のお名前で、漢字を確認していたら、
「そうなの、そう書くんです」って、1文字ずつ返してくれる。
何ていうか、フランクですよね。
こちらとしても、相談がしやすい。

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さて、これはどこの会社でしょう

同じ案件でJRの物件があったんですけど、のっけからメンドクササを感じて、県の観光協会に頼んじゃいました。
だって、絶対アレしろコレしろって、うるさいもの。

そう考えると、広報へ求められる資質のひとつに、「フランクさ」が入ってくるんじゃないでしょうか。
もし、同じエリアでロケを迷うことがあったら、絶対OE川鐵道にしますよ。
だって、声がかけやすいもの。
確か、以前もお世話になったときも、即断・即対応。
こうしてですね、JRさんはスポット紹介の機会を失っていくわけです。確実に。
横浜でもそう。
相鉄ツーカー、東急と小田急はややきつめ、JR論外。

地方の官公庁にも、似たようなところがありますよね。
都会より、絶対ゆるい。
ゆるいから、話を切り出しやすい。
ただし、沖縄県はウチナータイムに浸っちゃってますから、唯一例外です。
あそこは、3日で済むものを、2週間かけてくる。
それはそれとして。

ですから、対応ひとつで商機を失ってる会社って、あると思いますよ。
マジメならそれでヨシってわけでもないんですよね。
打てば響く感じというのかな。
敬語なんか使ってくれなくても、ツーカーが一番うれしい。仕事のめどが立ってホッとする。

[1362]「は」や「が」の後に打つ読点考

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

夜の海はとても静かで、月の光に満ちていた
夜の海は、とても静かで月の光に満ちていた

どちらを選ぶかは、気分じゃないでしょうか。
個人的には上かな。
実は、使い切れていない「何となくのマイルール」がありまして。
先日、ある作家の文を読んでいたら、全く同じ発想をしていることに気付きました。

それは、
主語単独のときに「、」を打つ
主語の前にいろいろと付く場合は続ける
というものです。

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赤信号の影響を受けた影は不気味で、鈍く輝くのだった
その影は、赤信号の影響を受けて鈍く輝くのだった

もう少し例文を出してみましょうか。

近江にいたころの秀吉は孤独で、相談役を探していた
近江にいたころの秀吉は、孤独で相談役を探していた

<主語、述語>の原則に当てはめてしまうと、上の文は不適切なんですよね。
しかし、「孤独」という部分と「相談役を探していた」という部分が切り分けられているので、<理由、結果>がわかりやすい。
つまり、複数の要素を詰め込む場合、「主語は[A]なのに、[B]も持ち合わせている」といった記述のほうがわかりやすいわけです。
試しに、要素をもっと増やしてみましょうか。

かん水不使用の麺は口当たり良く、するすると入っていくのだった
かん水不使用の麺は、口当たり良く、するすると入っていくのだった

下の最初の「、」は、不要な気がしてくる。
一方、
主語単独で始まる場合はどうでしょうか。

近江にいたころの秀吉は孤独で、相談役を探していた
秀吉は、孤独な生活を送っていた近江で相談役を探していた

かん水不使用の麺は口当たり良く、するすると入っていくのだった
その麺は、かん水を使っておらず、口当たり良くするすると入っていくのだった

こんな感じです。
もちろん、全てのケースで当てはまるとは思っていませんが、基本的なデフォとしてもいいのではないかと。
まあ、何より驚いたのは、同じワーディングを意識している人の存在でした。
あっ、この場合の「は、」って、当てはまってないじゃんね。

[1262]その地域でメジャーなら、マイナーな発想も正論になり得る

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

にわかに現実味を帯びてきたかにみえる、北方領土返還問題。
ロシアのプーチン大統領は年内にも日本を訪れ、安部首相とトップ会談を行う模様。
日本のカードは「8項目の経済協力プラン」。
対するロシア側は「歯舞・色丹の二島返還」という図式。

しかし、個人的には、そうすんなり進まないと思っています。
だって、いままでどんなに押しても、進展がなかったじゃないですか。
今回は特別、あるいは異例だと言われても、いまひとつ信じられないですよね。

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地元議員による「熱き想い」はあるようだが・・・

日本をのぞく極東、具体的にいうと北朝鮮・中国・ロシアとの問題は、とかく難航する傾向にあるようです。
戦後、アメリカナイズされた日本からしてみれば、交渉が進まないことに不思議さを感じますよね。
でも、待ってください。
こと極東だけをクローズアップすると、むしろ、他国と協調姿勢を取ることのほうが「異例」なんです。

日本も江戸時代までは、独自の考えに基づき、鎖国を行っていました。
もし戦争で欧米色に染まらなかったとしたら、今、どのような外交をしていたんでしょう。
少し横道に反れました。話を赤い人たちに戻します。

そもそも、社会主義国がほかの国の意見に耳を貸すのか。
党の決定、あるいは既存概念を、他国が動かせるのか。
例えは悪いですけど、電力会社の寡占に横やりを入れても、なかなか通らないじゃないですか。
社会主義っていうのは、そういうことでしょ。
少なくとも、自由主義とは異なる。
正論と思えることが実は異端であることに、早く気付かないと。

どうなんでしょ。
民主主義的なアプローチを当たり前と思わず、ときには社会主義的なアプローチをしてみては。
それがどういうことなのかは、まったくわかりませんが。
例えば、ワイロとかですかね。

[1162]デンチャーでGO

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

入れ歯のことを、別名「デンチャー」といいます。
これを作る技工士の企画がありまして。
考えた末、「デンチャーでGO」という内容とコピーを提案したら、ものの見事に却下されました。

おかしいな。
検索しても該当なさそうだし、周知効果バツグンのハズだったんだけどな。
型取りの達人に、石こうでいろいろ作ってもらったら良かったのに。
そこら辺にあるホッチキスとか付箋とか、「えー、ここまで再現できるの」みたいな見せ方ができたら、相当インパクトありますよね。
そもそも、デンチャーから離れちゃってますけど。

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職人技への挑戦、やってみたかったな

結局、「お口にフイット」系のコピーと型取りの手順をまとめた、ありきたりの企画になってしまいました。
個人的には、なかなか知られていない世界をのぞくことができて、おもしろかったですけどね。
でも、白いモノを白いと言ったところで、イマジネーションの幅が広がらないでしょ。

それよりも、下の方が丸まった塗り薬の容器とか、もみくしゃにした吸い殻とか、話題的にポピュラーなもののほうが、リアルに伝わるんじゃないでしょうか。
ここまで再現できる職人って、すげぇなと。
じゃあ、入れ歯を作らせたらどうなるんだと。
その先が、「デンチャーでGO」なワケですよ。
一所懸命、弁解してますけど。

そういえば、かつて4月に販売される等々力の不動産にコピー付けたときも、
「聞こえるか、聞こえるだろう、春から、等々力」
って提案して、同じく却下されました。
予算あったから、サンライズとコラボしても良かったのに。
まあ、あの話の筋だと、住人が全滅しちゃいますからね。

いまのところ、いじくり系のコピーとして生きているのは、JCASTの
クルマ選びに「感性の法則」 自分らしさが主張できる「スニーCAR」
ぐらいです。
センスないのかな、オレ。

[1661]20160901朝日新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

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[1707]月夜に思う、観月さんと日本の性

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

日本のお月見には、色っぽい事情が関わっていると思うわけですよ。
平安時代に読まれた「月待ちの歌」の多くは、そのまま「殿方待ち」じゃないですか。
また、月待ち講の一部には庚申塚と同じような趣旨があって、共に「おこもり」なんですよね。

それに、あの当時は確か、女系なんじゃなかったでしたっけ。
家を女性が継いで、男は種まきに来ると。
なので、「夜ばい」という風習が、公然と行われていたりする。
お父さんやお母さんも、それを楽しみにしていたりする。
「きょうは、いったい誰が来るんだ」
そんなことを、月でも見ながら考えていたんでしょうか。

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浅草は某寺にある月のオブジェ

さて、月見のことを「観月(みづき)」と表現することがあり、名字にも使われていますよね。
観月さんは、はたしてどんな職業だったんでしょうか。
もしかしたら、お月見の行事を執り行うディレクターかもしれないです。

ただし、そこにオープンな性を掛け合わせるなら、アッチ方面のプロモーターという解釈も成り立つわけで。
出会いの演出業というのか、おせっかいババアというのか。まあ、バアさんである必要はないですけども。

第一、月を池に映して楽しむという風習に、何か不自然さを感じてしまうんですよ。
だって、単に月を見るなら、上を向いてりゃいいだけの話でしょ。
なぜ視線を下にする必要があったのかといえば、それは相手を探しやすいからで、面通しも容易にできるじゃないですか。
みんなが夜空を眺めていたら、参加者のアゴしか見えないですよね。

あまり世界に類を見ないという、月をめでる習慣。
もし、そのモチベーションが下半身にあるとしたら、そりゃ流行しますよね。
そう考えると、『かぐや姫』という物語の題材は、更年期障害なのではないかと。
行為をさせなくすることが、長生きの秘薬だったのではないかと。
そんなことを、中秋の名月を見ながら、妄想しておりました。

[1461]現実を知らないデザイナー

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

詳しいことは書けませんが、とある許認可申請があったとしてください。
そして、その手続きに特化している士業のサイトを制作するとしてください。

こうした場合、デザイナーから、サイトイメージが振られてくるわけです。
おそらく、著名な競合でも調べたんでしょう。
申請手続きの「早さ」を、具体的な数字で打ち出したいと。

「その日にご連絡いただければ、最短3日で手続き終了」

みたいな感じです。
ところがセンセー、「うちは、スピードで商売してないんだよね」とのこと。
もう、話の根底がすべてひっくり返っちゃうんです。しかも、取材中に。

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許認可業種としての茶濁でございます

さらに・・・。
士業ですから、デザイナーとしては、報酬が発生すると思い込んでいる。
ところがセンセー、「あくまで代行手続きの委託料」とおっしゃる。
つまり、カウンセリングのような頭脳労働に対する報酬ではなくて、業界で決められている手数料をもらうだけだと言うのです。
第一、お客さんは急いでいるので、面談なんてやっているヒマないよと。
電話一本だよと。
結局、報酬だけで予定していたページが、ものの2行で終わってしまいました。

初年度5000円
翌年以降の更新料3000円

一方、デザイナーがイメージしていたのは、こんな構成なんです。

1.○○士報酬とは
2.初回の無料相談について
3.費用の種類と内訳
4.支払い方法について
5.費用に関するQ&A
6.依頼をお悩みの方へ

全然埋まらないし、全然必要ない。
初年度5000円
翌年以降の更新料3000円
以上。
目指しているのは、質対応ではなくて、量対応だったわけです。

なので、無理くり体裁を作ったパターンと、費用ページを削除してサービスのページに盛り込んだパターンと、2種類作って納めました。
もうね、ハッキリ言って、時間のムダ。

何ていうのかな。デザイナーが、先方とすり合わせないで、勝手に妄想しちゃってるわけですよ。
事前に営業を通していれば、確認できた話じゃない。
もしかしたら、ある程度の経験がある編プロなもんで、逆に「ヒナ型」でイメージしてしまったのかもしれないですね。

いずれにしても、そのしわ寄せは、ライターがかぶってしまいます。
それが業務のうちなら、やりますけどね。
でも、あまりスムーズにやっちゃうと、また妄想を押しつけられる。
なので、いじる程度に文句をつけてあげました。
「たまには現場に出てきなさい」って。
あのね、プロダクションの信用は、現場で苦労している外部ライターが築いているんです。

[1361](かっこ)の基本は全角で

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

新しいメディアとお仕事をする際に確認したいのが、独自の表記ルールがあるかどうか。
「特にないので、都度打ち合わせしながら・・・」みたいなケースも、それはそれであったりします。
でも、カッコを全角にするか半角にするかについては、皆さん声をそろえて
「全角で」
とおっしゃるんですよね。

おもしろかったのは、打合せにいた3人とも肩をすくめて
「こーなっちゃうから」
と言っていたとき。
アメリカ人などが首を振ったときにする、あのポーズです。
なぜか急に思い出したので、全角と半角の違いを書体ごとに調べてみました。

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上合わせの書体では、下がはみ出る

肩をすくめるというより、矢吹ジョーがやっていた「ノーガード」っぽいですよね。
それはそれとして。
作業ベースで使う明朝やゴチ系では、全角も半角もあまり違いがない。
だから、そのまま納めてしまう人がいると思うのです。
ところがWebで多用される書体の一部は、なぜか腕が下がるんですよ。
これを嫌がるんですね、メディアの皆さんは。

自分の場合は、単語登録を使って、「かっこ」のヨミから()が出るようにしています。
もちろん全角です。
その後、1文字戻して、テキストを打っています。
あと、念のため、[編集]→[置換]機能で (半角を(全角に一括変換すると便利です。
当然、逆の) 側もやっつけておきましょう。

ついでですが、!と?も全角でいいんじゃないでしょうか。
共に、「びっくり」と「はてな」のヨミで単語登録しています。
ただ、Yahoo! のびっくりは、半角なんですよ。
くっついちゃって読みにくいのに、いまさら変えられないんでしょうね。
oとiを打ち間違えてYahii!にしたときなど、境目がわかりづらいので泣けてきます。

[1261]豊洲にはコンクリよりもニンジン

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

豊洲市場への移転問題。
なぜ歴代のトップが改革をしたがるのか、うっすら見えてきましたね。
一言で言えば、公務員体質。
得点アップより減点されないことが行動原理なので、「あれ、待てよ?」という発想にならないわけです。
右から来たモノを、左へ流すだけ。
ヘタなことをしようものなら、飛ばされてしまうと。

この理由は、社会主義に似た給与体系なのだと思います。
財源は税金なので、アッパーが決まっていますよね。
民間企業みたいに、業績連動制が取れない。
得点してもムダなら「減点されないこと」に注力すべきで、きっと自分でもそうすると思います。
だって、ヤル気出したって意味ないし、余計な責任かぶりたくないし。

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一般論としての『毎日新聞』

でも、給与の変動って、予算が決まっていたところで、やり方次第ですよね。
例えば、予算の20%をプールしておいて、論功行賞を公明正大にやってもいい。
ただし、最初のウチは、名目だけ「8割給与」+「諸手当」にして、現状ママにする。
一定の経過期間が過ぎたら、「諸手当」を変動制にする。
そのうえで、コンピテシーとか取り入れて外部に採点させれば、モチベーションが上がると思うんですけどね。

給与かどうかは別にしても、やはり、競争原理を取り入れないと。
ベンチャーなら2年目で部長とかもあり得るわけで、そうなればヤル気が出るんじゃなかろうか。
ヤル気というか、「より優れた仕事をしよう」という、当たり前の気構えなんですが。

自分だって、何書いても同じフィーだったら、手抜きしますよ。
公務員って、そうなんですよね。
おっかないよ、実際。

[1161]知り合いからの直受けがエステだった件

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

知り合いと言いますか、いつもお世話になっている営業の人なんですが・・・。
いわく、「友人がサイトを作りたいらしくて、取材をお願いできますか」と。
「喜んでっ」、といきたいところですが、ジャンルを聞いてみたらエステなんですね。
以前やってみて、二度とヤルかと痛感した分野です。

なぜなら、話が理論的ではないから。
医院の治療なら医学的根拠を伴いますし、弁護士なら法律の裏付けがある。
話を聞いていて「ナルホドね」と納得できるわけです。

では、エステのバックグラウンドとは何か。
それは、「気持ち」とか「いやされ感」みたいな定性的なモノなんですよ。
ビジュアル的な要素だったり、俗に言う「落ち着いた雰囲気」だったり。
要は、ステキな言葉を並べておけば、サイトとして成り立つんです。
早い話、中身がない。

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一例として、特注ミラーが訴求ポイントだったりするケースも

さて、どうしましょうか。
編プロルートの正規発注なら、間違いなくお断りしています。
そんなの、女性のライターにやらせろよと。
ただ、人的広がりってバカにできないので、直発注の芽は残しておくべきですよね。
その場で全部正直に話して、現在、双方とも検討中になっています。

今回に限りませんが、直発注案件は、変にズレることがあるんですよ。
正規ルートに載せられないものだから、人づてに回ってくるというのか。
以前あったのは、「ママグッズに詳しいライターをかき集められないか」という相談。
あのね、自分は、プロダクションじゃないから。

ライターって、ライターを良く知らないんですよ。仕事を一緒にしないので。
むしろ、カメラマンなら声をかけられます。仕事を一緒にしているので。
そのときは、頑張って2人のママさんライターを集めたのですが、
「わざわざ声をかけたんですから、最低でも10人はご用意いただかないと」
みたいな話で終わりました。
何なんだろう。
まあ、声をかけてもらうだけヨシとすべきなんですかね。
一応、「ライターとか、やってます」と言っているわけですから。

[1660]20160827朝日新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

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[1706]お肉の「ジューシー」は、ある年代に対してネガティブになり得る

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

この間、文字通り肉食系の取材がありまして、そこそこのリブステーキを提供いただいたんですが、正直「めんどくせぇ」と思ってしまいました。
よく、「年をとると、肉より魚が食べたくなる」って言うじゃないですか。
まさに、あの感覚ですね。

何なんでしょう。
消化するのにより力を使うから、「めんどくせぇ」になっちゃったんでしょうか。
以前ならそんなことなかったんですが、脂のサシに嫌悪感のようなものを覚えてしまいました。
でも、不思議なことに、残念な気持ちはないです。

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サッと火を通せば、口の中でトロけるというのだが

この感覚。
いまのところ、牛肉以外には感じないですね。
トンカツOK、ケンタッキー大好き。
あと、チンヂャオロースのような料理の中に入っている牛肉は、どうってことありません。
なにせ、ステーキがダメなんだな。
焼肉も、カルビとかは微妙なところがある。

もうすぐ50歳ですけど、やはり、食の好みが老人になってきたのでしょう。
ちなみに父親は、医者から「タンパク不足」を指摘されて、嫌々肉を食ってます。
魚や植物ではダメみたいで、とにかく肉を食べろと。
で、たまに帰るとローストビーフを作ってくれたりするんですが、おいしかった試しがない。
パサパサの、ビーフジャーキーみたいなブツが出てきます。
それはそれとして・・・。

今後、鶏や豚からも離れていくんでしょうか。
確かに、チャーシューメンとか、頼む気しないものな。
あとね、マグロでも、トロより赤身が好きになっている。
どうやら、その気配というか予兆は、すでに出始めているようです。
何て言うか、たぶん脂なんだな。敵は。
そう考えると、ビーフシチューどうだろ。
あっ、行けますね。
ならば、ギャートルズ肉はどうか。
うーん、見てから考える。
・・・年取ったなぁ。

[1460]採用ページのインタビューで起きたこと

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

一般企業のサイトで、採用情報を載せる場合があります。
お決まりとしては、代表メッセージに始まって、先輩社員のメッセージへ続くパターンです。

・現在の業務内容を簡単に教えてください
・この会社を知ったきっかけは何でしょう
・入社して自分が変わったと思いますか
・最後に、メッセージをお願いします

あたりが標準的な質問になるでしょうか。
これを、営業、工場、総務など、それぞれの部署に聞いていくわけですね。
入社3年目あたりの人だと、そこそこ答えてくれます。

ところが・・・。
この間担当した某社。トップバッターは、なんと入社1カ月の新人クンでした。
まだ、業務フローも固まってないと言うのです。

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何を聞いても、「上司からの指示を待って」状態

社長がヤリ手の方だったので、おそらく、何らかのねらいはあったんでしょう。
それが前もってわかっていたら、きちんと押さえていました。
ところが、ぶっつけだったし、社長引っ込んじゃったし、もはや推測で進めるしかありません。

【推測-1】
1カ月、半年、1年、3年・・・など、皆さんの経歴にバラ付きがあるようなら、「時期による習熟度の差」みたいなものがねらいなんでしょう。
そうなると、入社年月を確認しとかないといけないですね。

【推測-2】
もしかしたら、入社して間もないころから、「業務をきっちり任せるよ」路線なのか。
この場合、新人クンの内容にかかってきます。
インタビューの感じでは、この想定でも行けそうです。
とりあえずザックリした感じに押さえておいて、2番バッターから手の内を探ってみましょう。

さて、続く2人目の写真は、入社1年目の人。
なかなかしっかりしていて、内容はOK。
逆に、推測-1なのか推測-2なのかは、判断できず。
3番バッターあたりで見極めないと、そろそろまずいですよね。
何がねらいなんだろう。

ところが・・・。
その日はそれで終了だと。
後日、別の社員をそろえるので、また連絡しますと。

ああ、いったい、何しに来たんだ。
「ねらい」とか何もないのかなあ、形式的に書けばいいんだろうか。
打合せにライターかましてくれれば、いろいろ提案できるのに。
もったいないですよね。

[1360]「から」「ので」の使い分けは、連続回避だけでいいのでは

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

理由を表す「から」と「ので」。
いろいろと難しい説明がなされているようですが、皮膚感覚による使い分けでまるっきり構わないと思います。
なぜなら、違った意味として伝わることが、あまり考えられないから。
あっ、偶然ですが、語尾に来るときは「から」のほうがいいみたいですね。
なぜなら、違った意味として伝わることがないので。
だと、尻切れトンボっぽくなります。

むしろ、「から」はダブルことがあるので、その場合の代替として「ので」を使います。
田舎から来たから・・・は避けて、田舎から来たので。
今日から配属されたから・・・今日から配属されたので。
空気がカラカラだから・・・空気がカラカラなので。

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台風が過ぎた「ため」、夕焼けがキレイ

それよりも気をつけたいのは、目的を示す「ため」との使い分けです。
事実を知りたい「ため」、ご連絡しました・・・は、当たり前ですけど、目的ですよね。
事実を知りたい「から」、ご連絡しました・・・も、理由なので、意味は通る。
なので、得てして混同しがちです。
しかし、台風が過ぎた「ため」、夕焼けがキレイ・・・というのは、本来、おかしいんですよ。
キレイだと台風が過ぎるのか? という話になってしまいます。

おなかをすかせる「ため」、朝食を抜いてきた・・・はヨシ。
朝食を抜いてきた「ため」、おなかがすいた・・・はダメ。理由ですから、「ため」を使いません。
この例文を見てわかるように、「理由」と「目的」では、因果の順が逆になります。

難しいですけど、「ため」は、
目的→やったこと
の順じゃないと成立しないんです。
魚を釣るため、川へ行った・・・はヨシ。
川へ行ったため、釣りをした・・・シチュエーションとしてはあるかもしれないけど、目的はドッチなんですかって話です。これだと、川目当てになります。

[1260]江の島の風雲を告げるハーバーマスター

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

朝日新聞の記事で初めて知ったんですが、どうやら江の島には、ものすごい達人がいたそうです。
その人は、海の天気を読み、レスキュー艇を駆り、「ハーバーの顔」として知られていたのだとか。

「いた」という過去形で書いたのは、定年によって引退し、いまでは非常勤顧問をされているから。
これに対し神奈川県のセーリング連盟は、「マスター、帰ってきてくれ」と、署名活動を始めた模様。
いわく、「このままでは、海上の安全確保に難あり」とのこと。

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『朝日新聞DIGITAL』の記事

この記事を読んで、二つのことが気になりました。
一つは、リスク対策が属人化しちゃっている点です。
企業や組織の存続を優先するなら、「いつでも誰でも同じことができる体制」が好ましいのでしょう。
一番良いのは、職人のスキルをきちんと受け継いで、平準化しておくこと。
いつまでもスーパーマン頼りというのは、体制として未熟ですよね。

もう一つは、オリンピックを控えたこの時期に、かえって「危険性」をアピールしている点です。
署名運動の反作用というのか、ぜい弱性を周知している側面があるわけですよね。
内々でやれば良かったのに。
公的な方法を採る必要があったんでしょうか。得られるメリットとデメリットの比較ができていたんでしょうか。

オリンピックまであと4年あると考えれば、ちょっと短慮というか乱暴じゃないのかな。
それに、マスターとのコンセンサスって、取れているんですよね。
もし勝手に担ぎ出していたりしたら、どうなんだろ。
ここまで行くとご本人も動きづらいはずだし、やり方がまずかったんじゃないかと思うわけです。

なので、総論としてはうなずけるんだけど、署名運動求められたら「反対」かな。
オリンピック後のことも考えれば、決してベストな方法ではないでしょう。

[1160]ロケが早く引けたら、媒体社巡りをしなさい

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

会ったこともない人より、知っているライターに発注する。

これは、どんな場合にも当てはまる「不滅の大原則」だと思います。
「ライター応募」や「外部スタッフ募集」を掲げている編プロは山ほどありますが、どれだけ成果が見込めるかというと、100に1つぐらいじゃないでしょうか。
もちろん、レベルを問わず、「ネコの手でもいいから欲しい」というケースは除きます。
あくまで感覚値ですが、文字2円以上を狙うなら、別のやり方を考えたほうが良いのではないかと。

そこでオススメしたいのが、既知を直接訪ねる方法。
パターンとしては3つほどあって、
1.何かほかの仕事出ないですか?
2.聞いてほしい相談があるんだけど(企画や構成、マーケティングなど)
3.他部署を紹介してもらえないですか
これらを、メシでも食べながら、結構ストレートに聞きます。
もちろん、勘定は持ってあげましょう。
わかりやすく言えばワイロです。

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媒体社っぽい茶濁でございます

「応募」を否定するわけではありませんが、これは、レスを期待しない予備行動にとどめておくべきでしょう。
目標値を設定したりするのは、お門違いだと思います。

対する訪問というか「営業」ですが、空き時間に頼るので、やはりマネジメントしづらいところはあります。
ただ、やってみると案外高確率なので、月一ぐらいのペースを保ってみてはいかがでしょう。
あと、バカにできないのが、辞めた人からの連絡。
たまには会ってあげてみてください。
全く別の仕事に就いていたって構いません。
何かのときに相談できるかもしれないですから。
というか、仕事に割り切って人付き合いしていてもしょうがないでしょ。

イメージとしては、いつでも立ち寄れそうな編プロの名詞を5つ以上用意しておいて、3カ月ごとに一回りする感じ。
誰かほかの人と一緒に行ってもいいですよね。直前のロケで仕事したカメラマンとか。
要は、自分で流れを作って、そのなかにいることが大切。
「応募」はムーブメントを生み出せないし、人任せになっちゃうじゃないですか。
それに、「賽の河原」って感じ、しませんか?

[1659]20160629読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

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[1705]山ちゃんガハハは、2016年の10月初旬に完全閉鎖します

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

本当は、年末のはずだったんですけど。
段階的な整理・削除が中途半端になってきたので、やはり、あと1カ月でなくします。
言い忘れましたが、2002年から10年ほど続けてきた個人サイト「山ちゃんガハハ」のことです。

一番大きな理由は、自分の関心がほかのことに向いてしまったから。
「山ガハ」は、「どうしてだろう」で終わらせないで、「きちんと結論を出すサイト」だったツモリです。
ニノキンしかり、シャチハタしかり、全国のやきそばしかり・・・。
2002年のスタート段階では、まだ、そういうコンテンツが少なかったんですね。
じゃあ、「ここでやらねば、誰がやる」と。
そのうえで、マジメにおもしろい読み物にしていったのでした。
ところが現在、同じことを仕事でやっているので、動機付けというかモチベーションがないわけです。

また、プロとして文を書くようになってからというもの、自分のテキストが「見ちゃいられません」。
このブログでも取り上げている数々の「おかしな言い回し」を、自らやっちゃってます。
一応、インバウンドも意識しているので、さすがにまずいだろうと。

1705.jpg
2009年5月頃のサイトバナー周辺

それに、もはや「山ガハにしかない情報」なんて皆無でしょう。
やきそばなんて、ウチをリスペクトしてくださっているサイトさんのほうが詳しいですからね。
また、いくつかの固有ネタを、意図していろいろなメディアのなかに分散させました。
ニノキンの基本的な考え方なんかは、「はまれぽ」に書かせてもらってます。
なので、一部を残すことも考えたんですが、もはや無くても構わないかなと。

今後は、文章の作り方について、実践的なコンテンツを作っていく予定です。
あのね、ヘリクツばっかり言っている人が嫌いなんですよ、ワタシは。
マーケティング理論、くそ食らえと。
そんなことに余計なお金を使わなくても、反響は出せます。また、出してきました。
検索エンジンより、中身が大切。
今やりたいことは、文章に関する「どうしてだろう」に対し、「きちんと結論を出すサイト」。
ですから、そういう方向に切り替えていきます。

[1459]先方に引きずられるな! 取材テーマの立て方

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

設備建設系の取材を依頼されまして。
何でも、米軍基地の中に入れるのが自慢なんだとか。
なので、取材先もベース基地。
また、そういう面をアピールして、求人にも結び付けたいと。

ちょっと待ってくださいね。
何でベースに入れると、求人が増えるんでしたっけ。
確かに、同業にはない差別化なのかもしれないですけど、「普通の人が入れない現場」をウリにする企業なんて、いくらでもあるでしょ。
プローモーターなら楽屋裏に入れるし、建設業ならスカイツリーのてっぺんに登れる。
米軍基地での仕事って、そんなに魅力かなぁ・・・と思ってしまったワケです。

また、担当編集も流れ作業でやっちゃってるものだから、基地に行けば良い記事ができると考えている。
おそらくこのままだと、「ふーん」という感想で終わりますよね。
なので、取材依頼に対して、こんなメールを返しました。

1459.jpg
ミリタリー系が好きな人なら別かもしれないですけど

 従業員の方から「会社に入って驚いたこと」を5項目(多ければ多いほど可)程度集めることは可能でしょうか。
 ネガティブでもポジティブでも構いません。
 先方にとってはネガティブでも、ポシティブ要因になり得ることがあるので、現段階ではフィルターをかけたくないです。

【ねらい】
 採用も含め、読者に刺さるポイントを考えたとき、やはり「驚き」の要素は外せないと思います。
 「米軍の基地に入れる」ということが驚き要素になるのかというと、それだけでは薄いのかなと。
 例えば・・・

 英語が話せないのに、ベースの人とのコミュニケーションは全然問題なかった。
 設備工事というと「建物」というイメージがあったが、あらゆる構造物(艦船など)に関わっていることがわかった。
 横須賀のトリビア。

 などがあると、それに添って取材をかましていくことで、企業に対する興味が出せると思うんです。
 なので、ドライドックは既定路線ではないと考えています。
 逆に言えば、なぜドライドックを取材すると採用・興味に結び付けられるのかが見えていません。
 もちろん、「ネタは十分、任せておけ」状態なら構いませんが。

―――メールはここまで(一部編)―――

ここまでやっておけば、刺さるテーマが出てくるのではないかと。
ペイドなのに、探訪記を書いたってしょうがないですから。

[1359]「に対して」のきれいな使い方

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

対比表現である「に対して」。
これを挟むワーディングは、厳密に言うなら、シンメトリーになっているべきだと思います。

「京都では白みそを使うのに対して、関東の家庭の味といえばカツオだしだ」
これだと、意味は伝わりますけど、美しくない。
「京都では白みそを使うのに対して、関東ではカツオだしを使う」
ただ、さすがにヤボったいので、多少は工夫をしたほうがいいでしょう。

京都は白みそを使うのに対して、関東はカツオだしを多用する
京都では白みそがデフォルトなのに対して、関東ではカツオだしが当たり前
京都の白みそに対して関東のカツオだし

1359.jpg
例題として、一般的な標識と対比してみてください

ダメ文例。
「よく見かけるのが青い標識なのに対して、この地では、まだ黄色の標識が残っている」

要は、これだと対比になっていないってことなんです。
つまり、「に対して」を使うときは、前半から慎重に言葉を選んでいく必要があります。

よく見る青い標識に対して、珍しくなった黄色い通学路
よくある青い標識に対して、レアといえる黄色いタイプ
法改正後の青い通学路に対して、旧来の黄色い物件

単語のカブリを避けるため名詞のみ意図的に変えていますが、構文はシンメトリーを守っています。
この辺までは、許容範囲に含まれるのではないかと。
実際、どこまで原理を貫くかは別ですけどね。

ただ、それなりの雑誌やメディアで変な「に対して」を見かけると、やっぱり気になるものなんですよ。
そこで、著者を見たりするんですが、得てして本職、つまりライターではないようです。
どこそこ大学の教授とか研究者が多い。

「江戸時代までは職人が手掛けていたのに対して、近年、そうした作風が失われてきた」

なんて、平気でやってます。
対比じゃないじゃん。「手掛けていたものの」でいいじゃん。
なぜ、編集は手を入れないんだろう。
やっぱり、「せっかく頂いた原稿」という意識があるんですかね。

[1259]「都民ファースト」って何?

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

小池新都知事のお題目である「都民ファースト」。
この、「ナニナニファースト」っていうコトバは、「ユーザーオリエンテッド」と同時期の20年ぐらい前から使われ出したと記憶しています。
これからは「プロダクトアウト」ではなく、「マーケットイン」だと。
消費者が求めているモノを生産するのが、「ユーザーファースト」の発想だと。

なので、トランプ氏の「アメリカファースト」と対比するのは、ちょっと違う気がしています。
あれは、他者廃絶の考え方。
「ユーザーファースト」には否定のニュアンスが含まれません。
どちらかというと、マーケティング理論になるんでしょうか。
ヒットには理由がある。
勝手やってまぐれ当たりしていてもしょうがないよね。
当たるべくして当てよう。

「都民ファースト」は、おそらくコッチ路線じゃないかと思うわけです。
まず、都民の声を聞けと。

1259.jpg
総論としての「都民ファースト」を報じる『日経新聞』

ところが、ものづくりと政治は違うわけですよ。
理由を説明してもいいんですが、イギリスのEU離脱騒動を見れば、何をかいわんやというところでしょう。
また、都知事選にしても、「芸能人の有名度アンケート」みたいになってきていますよね。
シロートは政治に興味ないですから、純粋に政治的な判断とズレる場合がある。
青島都政を皮切りに、「失われた20年」が始まったわけです。

話を「都民ファースト」に戻しましょう。
すべてを民意に委ねようという意味ではないと思うんですが、少なくとも、即断は行えないですよね。
ズバっと断行するより、お話しをじっくり伺いましょう路線ですから。
あと、気分やその場の雰囲気に左右されがち。
つまり、「緊急性を要するリスク対策」と「世代を超えた長期的課題」に、うまく対応できない。
全く新しいパラダイムシフトも起こせないでしょう。
都民の感覚が異様なほど鋭くて、次から次へと議題を生めば別ですが。

新しい価値観は生めない、短期と長期は無理。
となると、中期戦略の見直し程度しかできないのではないかと。
それが、築地市場移転延期の正体なんだと思います。
聞こえはいいけど、結局、停滞するんじゃないのかな、「都民ファースト」。

[1159]ライターに必要な最低限のフィーを計算してみた

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

文字あたり1円以下の条件付けてくるところ、バカじゃないの。
とりあえず、手取りで月額25万円は確保するとしましょうよ。
計算しやすいように、月の実働日数も25日で考えます。
すると、1日8時間働くとして、1万円は欲しいことになりますね。

次に、その内訳ですけども。
ライターとはいえ、ずっとキーボードをたたいているわけではありません。
そこで、取材アリとナシに分けて考えてみました。

1159.jpg
こてんぱんな茶濁でございます

【取材ナシの場合】
微調整は後回しにして、尺をザックリ1000文字と考えます。
どんなに簡単な仕事でも、下調べで30分は必要でしょう。
参考になるサイトを三つぐらい探してきて要旨をコピペし、オリジナルの文に整えるわけです。
尺合わせというか、構成で30分。
キャッチコピーで30分。
本文のテキストと見直しで60分。
合計2.5時間かかる計算です。
先ほどの「8時間で1万円」を当てはめると、1000文字の稿料は3125円。
多少手を抜いたところで、「文字3円」じゃなきゃ、食べられないことになります。

【取材アリの場合】
だいたい3500文字ぐらいの原稿が多いんですかね。
事前準備1時間、往復3時間、取材2時間。
自分で撮影した場合は、写真のピックアップと画像処理に1時間。
テープ起こし4時間、原稿に整えて3時間、見直し1時間。
合計15時間になりました。
同様の計算で、3500文字の稿料は1万8750円。
多少手を抜いたところで、「文字5円」じゃなきゃ、食べられないことになります。
サイトコンテンツなどの文字数が多い事案でも、8000字-24時間として「文字3.75円」。

つまりですね、微調整を加味したところで、「文字0.3円とか0.5円」ってあり得ないんですよ。
10分の1以上の手抜きって、どういうことなんだろう。
もしくは、月収2万5000円で暮らせってことですよね。
レベルの低い文章をちからしたところで、自分の首が絞まるだけじゃん。誰も見てくれないメディア作って、どうするんだろ。
バカじゃないの、ホント。

[1658]20160101読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

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[1704]良く聞く人材不足とは、「人」が足りていないという意味だった

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

「人手が足りない」という声を、取材先に行ったいろいろな業種で聞きますな。
ただ、専門家が言うところの「労働者不足」とは、ちょっと違ったニュアンスのようで。
いわく、事務や製造などの募集は、すぐ埋まるそうなんですよ。
集まらないのは、販売や営業などの人員。
コミュニケーション能力の豊かな人材が「いない」んだと。

ある程度のスキルや知識は、インターネットにも載っていますからね。
問われるのは、それを持っているかどうかではなく、「相手に伝えられるかどうか」。
先方の理解度に合わせて説明し、アクションを呼び起こしていく。
そんなことは、人にしかできないじゃないですか。
情報や物を相手にするんだったら、機械でもできる。

1704.jpg
人つながりという茶濁でございます

そう考えると、人材不足解消の鍵は、構造改革という切り口じゃない気がしてくるんですよね。
教育とも違うんだよな。
パソコンやスマホばっかりいじっている人は要らないと。
信頼を得られる人間、情熱がにじみ出てくる人材、ミスはするけど憎めないヤツ・・・そういう社員がほしいんだと。

ここまできてフと気付いたんですが、それって、いかに「遊んでいたか」ということじゃないでしょうか。
ここで言う「遊ぶ」とは、仕事をしてなかったという意味じゃありません。
極論すると、オニゴッコしたり、河原で草野球したり、文字通りそっちの方向です。
大勢の仲間とコミュニケーションしていたかどうかが問われる。
もちろんLINEのやりとりとは違って、相手の表情を見ながら、心と心で会話できる能力が必要。

ですからね、リアルなサバゲーとか脱出系のイベントとか、ああいうのを教育カリキュラムの中に入れちゃうといいと思うのです。
集団になって一つの意思を紡いでいく練習というのかな。
キャンプとかでもいいですよね。
週一がマストになっているキャンプ塾。
そこの出身だと、就職に有利・・・というか熱望される。

あっ、ソレって、ボーイスカウトじゃないですかっ。
実際、そういう側面があるのかどうか、取材したくなってきた。

[1458]規制? それとも放置? 観光客のマナー

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

契約社会で育ってきた外国人に対し、「規制をしていない」と告げることは、「何をしても文句を言わない」と同じことなんだそうです。
国際取引の法律を専門にする弁護士さんが、そう言っていました。

ここで、いったん話は飛びます。
先日、某観光地の年末イベントを取材していたら、関係者の人が
「郷に入りては郷に従ってほしい」
というような発言をしていたんですね。

気持ちはわかるけど、ちょっと無理がある気もします。
なぜなら、「目に見えない物事の有無は、確認しようがない」わけですよ。
どこだか忘れましたけど、子どもの頭をなでちゃいけない国って、ありましたよね。
そういう文化は、言ってくれないとわからない。
もしくは、立て看板みたいな「規制」を設けることが必要なんです。
そうしないと、「何をしても文句を言わない」と受け取られる。

1458.jpg
ということで、「さしるな」という茶濁でございます

一方、日本には「暗黙の了解」というのがあって、規制と放置の間に、ある種の「道徳」や「常識」みたいなものが挟まっています。
ところが、この概念は、法による裏付けを伴っていません。
したがって、役所や警察に「外国人のマナーが悪いので、何とかしてほしい」と言ったところで、打つ手がないんですよ。

なので、手っ取り早い方法としては、そっこら中に立て看板を立てることでしょう。
私的な法なので罰則が伴うかどうかは微妙なものの、少なくとも「注意した」という事実は成立します。
注意してもやめなかったんだから、迷惑行為としてナニできるんじゃないでしょうか。
もっとも観光地だけに、美観が損なわれたりはしますけどね。
でも、耐えられないほどの被害を受けているのなら、外国人に何かしらの「契約」をさせる必要がるってことです。契約というのか、要は規制です。

問題は、10億人大陸に住んでいる方への対応でしょう。
彼らは契約社会とは無関係です。
それでも、日本固有の「道徳」や「常識」に期待するのは間違ってますよ。
自分だって、知らなかったら、子どもの頭なでちゃうもの。
マナーの悪さに文句を言っていても筋が通らないので、旅行代理店経由で説明してもらうとか、バスの降り口に立ってビラ配るとか、観光地の入口でガイダンス挟むとか、そういうことをしていかないと。
それだったら、役所も協力してくれるんじゃないかな。
もしくは、観光地の管理をNPOにさせて、予算を付けてもらうとかね。
そんな話を、取材後の余談でしてみました。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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