[1484]営業を断われない人

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

開業して四半世紀以上もたつ医院があったとしましょう。
地域に信頼されていて、集患には困っていない様子。
じゃあ、改めて・・・ということで取材を開始したら「何のことでしたっけ?」と。
そういえば、たまたま来た営業さんが言っていたような気がするけど、「30分ぐらいで済みますか」と。

そんな現場が、あるっちゃ、あったりするんです。
通常なら、撮影1時間に、インタビュー1時間半は必要。
おそらく押しに弱くて、なあなあのまま受けちゃったんでしょうね。
いまさら、どうせいっていうんですか。

1484.jpg
詳細がわからない、ギリギリをねらった茶濁でございます

「ボリュームとしては1時間半必要です。30分しか取れないなら、テキストの3分の2は、同業のサイトから勝手に引っ張ってきます。後で先生が手直ししてください」
これが、自分にできる唯一の抵抗手段といえるでしょう。
抵抗というか、そうするしかないじゃないですか。

もちろん、手直しする部分には、「こんなことを言った覚えはない」というテキストが散見されるはずです。
あたりまえですよね。
こっちは、聞かないで書いているんですから。
でも、このリスクを先生と営業に伝えておかないと、コッチがケツを拭くはめになる。

じゃあ、やれるだけやってみましょうか・・・で始まったところで、実績のある医院は、いまさらアピールが要らなかったりします。
だって、集患ができているわけですから。
「開院したてのクリニックじゃあるまいし、急にポリシーとか理念とかいわれたって・・・」
みたいな感じで、インタビューが続くのです。
どうせいっていうんですか。

こういう現場。場数を踏めていないライターだと、パニクりますよね。
時間はない、題材は取れない、相手と協力関係にない。
そこを、しょうがないから、何とかしてあげちゃいました。約40分で、聞かなきゃいけない最低限な部分だけ確保。
こんなことやっているから、ヤヤコイ現場の指名が増えていくのでしょう。

あのね。その前に、営業を教育して。
少なくとも、カメラ、ライター、デザイナー、ディレクターといった大勢の関係者が、「この取材のために動いている」ことを、きちんと先方に伝えて。
頼むよ、ホント。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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