[1398] 書籍とWebの文は、やっぱり違う(書籍編)

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

G.W.を過ぎてからというもの、紙の仕事がひきもきらない、今日この頃です。
以前、Webの書き方は独特・・・という話をしたことがありました。
ブラウザには戻るボタンがあるため、ツカミで勝負、結論を先出しするんだと。
また、関心を維持するため、「さらにズゴイのは」とか「注意したいのは」といった吸引ワードを多用することになります。

一方の紙。
こうしてみると、落ち着いて物事を論じられますな。
あせらなくていい。慌てる必要がない。
吸引ワードなんて、無かったら無かったで困らないんですよ、こんなもん。
紙で見ると、むしろ、せっついているように読めてしまいます。
本を手に取った読者は逃げないので、イイタイコトをじっくり、かみしめながら書ける。

紙面レイアウト
レイアウトが前提になるのも、紙のおもしろさ

一方、制限を受けるのが、レイアウトの問題。
紙はレスポンシブデザインじゃありませんから、テキストの量やスペースが厳密に決まっているわけです。
また、テキストの折り返しも、気を使うところ。
新聞だと・・・確かめずに続けますが・・・15文字じゃなかったかな。
なので、16文字目に「、。」が付くと、行の冒頭に回ってしまうのです。
このことによって、使いたかったコトバを変えなきゃいけないときがあります。
あるいは、意味のない「、」を途中で挟んじゃうか。

ところが、「行の終わりは、半分より下で」という、暗黙の了解的な慣行もあるんです。
1・2文字で終わらせると、下にムダな空白が生まれてしまい、紙面がもったいないと。
なので、ワードに書きなぐりではなく、テキスト挿入で「折り返し」を意図的に発生させつつ、推敲しています。

紙にはこうした「折り返し制限」があるため、「大きなところを先に固めちゃう」という進め方をしますね。
だって、文字数を整えたところで、中身そのものが変わっちゃったら、意味を持ちませんから。
ここも、Webとの違いかな。
初稿に誤字があっても、比較的スルー。
大枠が固まってから、最後に細かなところを見て、「折り返し制限」をクリアする。
好みでしょうけど、紙のほうが、ある意味「やりやすいのかな」と思っています。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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