[2106] ライティングは、チーズバーガーの単品でいい

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

例えば「ナポリタン」が食べたいといったのに、ナポリタン味のケーキが出てきたとしたら、どう思いますか。
シェフいわく、プロとしてベストな一皿に苦心したんだと。
あれこれ考えた末の結論なんだと。
「知るかっ」て思いませんか。

ライターが納品するテキストにも、同じことが言えると思うんです。
発注者が想定している範囲の中で原稿を仕上げるのが、本当のプロ。
丸投げされている場合は別ですけどね。
料理にしろ文章にしろ、注文した人の意に沿うことを第一義にすべきでしょう。
作り手の主観は、かえって邪魔と感じられるかもしれないのです。

ケーキナポリタン
実在する「ナポリタン味のケーキ」

実際、編集者は、さまざまな打合せをして、ライターに指示を出します。
そのなかには、取材先の考えや社内の方針なども含まれるでしょう。
もしかしたら、「最初は一般的なテキストを見せておいて、プラスアルファが出そうだったら、取材オプションを売っていこうよ」なんて話があるかもしれません。
それなのに、取材の必要がない「完璧な原稿」を納品したら、「ちょっと待って」になっちゃいますよね。

あるいは、ライターに相当な知識があり、良かれと思って啓発的な内容を入れたとしてください。
ここまでかけるヤツは、そうそういないだろうと。
それ、事前に打ち合わせていない限り、ただの迷惑です。たぶん。
テレビで評論家の言うことを聞いていても、そうじゃないですか。
コッチの知りたいことではなくて、アンタの言いたいことに終始しちゃっている。

ですから、「認めてもらえるように、難しいことのひとつでも書いておこう」というのは間違い。
そんな時間があるなら、むしろ「求められていないコト」を極限まで削ってください。
もし文字数が足りないとしたら、それはライターのスキル不足。
結論を急ぎ過ぎていたり、本当に必要な要素が漏れていたり、やるべきことができていない証拠です。
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[2605]20170604読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

20170604読売新聞

[1751] 歯医者さんの在り方が大きく変わる、「か強診」という制度

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

ここ1カ月、「か強診」についての書籍を執筆していたんですが、やっと脱稿いたしました。
実は昨年から、歯医者さんの一部が、歯医者さんではなくなっています。
それが、「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」、通称「か強診」という制度です。
簡単に言うと、体の健康も診てくれるプライベート医院みたいなイメージですかね。

なぜ、歯医者さんが、体の健康という領域まで面倒をみてくれるのか。
それは、一般医院より歯科医院の方が、ある意味で通いやすいから。
体の健康診断というと、マメな人でも、年に1回前後じゃないですか。
しかし、歯の検診なら、やりようによっては1カ月に1回くらいまで短縮できる。
そのとき、体の異変に気付いたら、一般医院を紹介して、早期の治療を図りましょうと。
そういう仕組みなんです、この「か強診」は。

ただし、「か強診」の認定歯科医院は、いまのところ10院に1院くらいの割合。
全部が全部ということではないので、ご注意ください。
ちなみに「か強診」なら、以下のようなことが毎月、保険を適用しながら受けられます。
・歯石取り
・フッソ塗布
・・・ついでに、食事や生活習慣の相談など
通常の歯医者さんでは、3カ月に1回しか保険適用が認められていません。
もはや医療費の負担増が無視できないため、国もここまで大きくかじを切ってきたのでしょう。
で、ここから大切なところです。

か強診のイメージ
歯医者さんで「歯の悪いところを直す」のは時代遅れ

「か強診」は、いわば、プライベートドクター。
歯が悪くなくても、原則として毎月、通うんだと。
するとどうなりますか?
初診なんて受け付けている余裕は、なくなるはずです。
固定客で手一杯になるでしょう。
すでに、一見客を断っている歯科医院も散見され始めています。
「か強診」の認定割合は約10院に1院。つまり、争奪戦状態に突入しているんです。皆さんの知らないうちに。
ぜひ、いまのうちからツバをつけておくことをお勧めします。
歯が悪くなくても行っていいんですから。
医師側も、そのことを重々承知していますしね。
「か強診って仕組みを知ったんで、とりあえず来てみたんですが・・・」で全然OK。

選べるうちが華ですよ。
「か強診」だけど、先生がキライ。でも、もう、ココしかない。
あるいは、通える距離に空いている「か強診」がない。
そんな状況が1年以内に来ますから、絶対。

[812] 読み込み時間との格闘その3/HTMLやCSSの圧縮

~スマホが変えたHTML文【ピクニックを始めたコンテンツたち】~

個人用のホームページを作りだした2000年当時、通信環境は、電話回線によるモデムでした。
凝ったフラッシュを突っ込もうものなら、即フリーズ。
写真にしても、生画像ではなく、想定サイズに縮めてから使っていたものです。
それが、通信技術の発達により、それほど神経を使わなくても良くなってきました。

時代は移って、現代。
スマホ対応のホームページづくりに苦戦させられていると、時代錯誤のような感覚を受けるんですよね。
画像はもちろんのこと、HTMLやCSSまで圧縮しろと。
その度合いを、「PageSpeed Insights」で採点してやると。
余計なお世話じゃないかと思う一方、検索順位というキモを握られているので、対応するしかないわけです。
しかし、そもそも論として、そんなに重くないですよ。個人のページなんだから。

サイトの構造
第一層のページとその重さ

合計しても100キロバイト弱。
仮に3割圧縮できたとしても、30キロバイト程度でしょ。
グロスで見たら、テキスト一文を削除した方が早い。
でも、「PageSpeed Insights」さんはネット評価のため、圧縮しているか否かで点数が分かれる。
アホか、まったく。

以前バイクで、一時停止違反のキップを着られたことがあります。
コッチは、バイクのステップから大きく身を乗り出し、まったく交通のないことがわかっていたから、スルーしたんです。
それは、警官も認めていました。
なのに、ルールはルールだと。
じゃあオマエね、一時停止さえしていれば、左右を確認していなくてもセーフなのか? 事故を起こさないようにすることが目的であって、一時停止は手段だろ?
まあ、いくら言っても、聴く耳を持ってくれないわけで・・・そんなことを思い出しましたな。
中身より形式重視。
実際に軽いかどうかではなく、圧縮の有無を問うんだと。

もう、いいかげんバカらしくなってきたので、スマホ対策はヤメにしました。
しかしですね、編プロの多くは、こんなことに多大な時間とコストを割いているわけですよ。
なぜなら、チャチ造りのスマホが、主たる閲覧ツールだから。
さらに、グーグルが、スマホ対応のサイトを優先するから。

標題「スマホが変えたHTML文」とは、このことです。
もはやホームページ作りは、個人の手から完全に離れました。
グ嬢の言いつけを守る一部の召使いだけが、忖度を図れる。
さようなら、山ガハ。
さようなら、自由な意見を述べられる場としてのホームページ。

ということで、あと数回を最後に、また【取材現場の裏話】へ戻す予定です。たぶん。

[2305] トリバゴのサブリミナル効果を企画書で使ってみた

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

「ホテル? トリバゴ!」ってCFがありますよね。
あれを見ていたら、かつて隆盛を極めたサブリミナル効果じゃないかと思えてきたわけです。
「バザールでこざーる」のような、社名やサービス名のインプリンティングというのか。
大阪電通の得意技として有名でしたっけ。
あの、忘れていた流れが、再び時を経てよみがえってきたなと。

そこで、たまたま手掛けていたホワイトペーパーに流用してみようと思いつきました。
企画書の端々で、「ホテル? トリバゴ!」をやってしまえと。
ただ、テレビと違って音声は出ないので、フキダシが必要。
そうなると、誰にしゃべらせるのかが問われますよね。

サブリミナルっぽいイラスト
別に、赤城乳業のホワイトペーパーを手掛けていたわけではありません

フォントのなかには、「字」の代わりに、「絵」を対応させているものがあります。
今回目を付けたのは、そのなかのひとつ、Vacation MTです。
山ガハ時代から、結構、お世話になっています。
この、小文字「r」を使ってみることにしました。

もともとはボールをナニしていたのに、ハイタッチ風なトーンへ変わりましたよね。
もちろん、好ましい偶然です。
ただ、そのままQ数を大きくしても機種依存の可能性がありますから、画像扱いにしないといけない。
ついでに外枠を消して、フキダシを付ければ完成。

これ、何でもいけます。
「家電? パナソニック!」
「ケチャップ? デルモンテ!」
「出金伝票? コクヨ!」

こんなサブリミナルを全ページに付けたら、嫌でもサービス名を覚えるんじゃないかと。
企画や仕様に関心を持ってもらったところで、肝心のサービス名が記憶に残ってなければ、意味ないじゃないですか。

この作業をやっていて感じたんですが、サービス名は「4文字以内」がベスト。
ちなみに、このときは11文字でした。
もうね、全然もたついちゃってダメなんですよ。
仮に、11文字の例として「マーズパスファインダー」としましょうか。

「火星探査? マーズパスファインダー!」
「ホテル? トリバゴ!」

重たくって、サブリミナルにならないでしょ。
ですからね、商品の名前を付けるときは、よくよく考えてください。
「4文字以内」かどうかで、取れる広告戦略が変わってきます。

[2205] 横浜市長選の投票率低迷は、旅人と観光客が多いから

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

この間、人を「住人」「観光客」「旅人」で分類する方法についてご紹介しました。
地域に縛られている人・・・例えば、この道50年も続く中華街の店主なんかは「住人」。
たまたま住んでいる人・・・都内に勤めていて、町田でも浦和でも良かったんだけど、何らかの理由で横浜に住んでいるような人が「観光客」。
通過途中の人・・・実家が九州で、合格した横浜の大学寮に住んでいるような学生は「旅人」。
さて、彼らは、どれだけ政治に関心を持つでしょうか。

わかりやすいのは、通過途中の「旅人」。
カジノ法案なんて、在学中には具現化しない話ですから、論点になり得ない。
彼らにとっては、かなりどうでもいい話題。
次に、たまたま住んでいる「観光客」ですが、彼らは2通りに分かれると思うんです。
それは、転勤や子どもの進学などの可能性を残す「純観光客」と、ある程度のライフステージが固まってきた「住人予備軍」。
比較的若い「純観光客」は、政治に関心を持たないでしょう。
最後の「住人」は、自分の住む場所がすべて。

さて、ベッドタウンかつ観光地の側面を持つ横浜って、「住人」がどれだけいるんでしょう。
横浜市長選の投票率は、そのまま「住人比率」だと思うんですよね。

横浜市長選の投票率推移グラフ
グラフと記事の内容は『カナロコ』参照

09年の投票率が高かったのは、衆院選と絡まっていたから。
「旅人」や「観光客」も日本人なので、国策を問う選挙に出向いたのでしょう
一方、地域性を問う市長選には、関心が無い。
そんな推測が、容易になり立ちます。
つまり、「住人の心」をいかにつかむかが大切。

なのに、今回の選挙対策は、若い世代の流動票を囲い込む方向らしいんですよ。
つまり、「観光客」「旅人」ファーストだと。
もし地方都市なら、地元の大学や地元の企業を選ぶ人もいるでしょうから、「観光客」「旅人」ファーストが成り立つかもしれない。
しかし、横浜は違うでしょ。
本当に横浜が好きで、横浜を選び、横浜の将来に関心のある層は、「住人」ですよね。
カジノに賛否しているのも「住人」だし、子育ての安否を分けているのも「住人」。
国政選挙とは、そもそものロジックが違うんです。
「住人」やその勤務先が多い都知事選とも異なる。
これはね、もともと3割しかないパイの取り合いなの。そこが当落を分ける。
当たり前のことだと思うんだけどな。

[2105] アンケート回収方式の記事で気をつけること

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

記事のなかには、広告費のかからないものと、出稿するタイプのものがあります。
前者の代表例としては、事件の記事など。
あれは、犯罪者がスポンサーをして書かせているわけじゃない。
よって、ある程度、ライターの意のままに書けます。
「自分がベストだ」と思う文章でいいわけです。

一方の後者。
お金が絡んできますから、「自分がベストだ」ではなく、「スポンサーがベストだ」と思うものを書かなきゃいけない。
取材が伴う場合はまだ良くて、対象者の温度が体感できるため、そんなに難しくありません。
しかし、アンケート回収などで進める場合は、意外と手こずるんです。
「こんな情報、要らないだろ」と思われる内容が、多々あったりします。

この「要らないだろ」という判断は非常に微妙で、スポンサーからしたら、その一文を入れたいがために、お金を払っていることがある。
かつてあったのは、「お年寄りに、大変喜ばれた」といういきさつでした。
自分としては、そんなことにクドクド文字数を割くより、一般読者から見たメリットを入れ込むことの方が、重要に思えたのです。
しかし編集は、「これが言いたかったんでしょ」という判断をしました。お年寄りのいきさつに、費用をかけたんだと。
この視点、ペイドには欠かせない配慮かもしれませんよね。

野原に放置されたボーリングピン
無意味と思われるものでも、費用をかけているなら、意図があるはず

お金が絡む記事の場合、ライターのベストを目指してはいけない。
少し前にはやった、「忖度」をする必要がある。
スポンサーが望んでいる内容をほんのちょっとだけ上回るあたりが、満足につながるゴールとなるのでしょう。

じゃあ、じゃあ、アンケート丸まんまで、多少美化してあげればいいのかというと、そういうものでもない。
スポンサーはヨシとするかもしれないものの、編集者が黙っちゃいません。
なぜなら、スポンサー目線に偏った記事ができてしまうから。
何のために、フィーを払っているんだと。

難しいですよ、コレ。
フィーが低い事案なら、そこまで考えている編集なんていませんから、どうにでもなる。
そうじゃなくて、文字あたり10円ももらっている媒体だと、10円なりのクオリティを出さなきゃいけない。
ちなみに、今回のブログの文字数にして、約1万円もらっている計算です。
丸まんまじゃ、さすがにヤバかろうと。
そこで、スポンサーの公式サイトをのぞいて意をくんだりするんですけども、そうすることによって再び、「こんな情報、要らないだろ」感が醸し出されてくる。

正解なんて、たぶんないです。
非常にキビシー、頭がパンクしそう。
ひどいときなんて、1000文字に5時間かかりました。
まあ、だからこそ、フィーがいいんでしょうけど。

[2604]20170421朝日新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

20170421朝日新聞

[1750] 最近、夢の中で出てくるテキストが、まともな日本語になってきた

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

突然ですが、夢の中で読んだ文章って、覚えています?
現実では、「何が書いてあるかわからない」という事実が先にあり、テキストを読むことで、後から知るわけです。
ところが、夢の中では、この状況を作り出している。
自分の頭が書いた文章であるにもかかわらず、夢の台本的には、知らないことになっている。

このことに気付いて以来、起きた直後に、文章の記憶を強く思い出すよう心がけてみました。
その結果、夢の中のテキストが支離滅裂であることに気付いたのです。
テニヲハなんかもムチャクチャで、要は、日本語の呈をなしていない。
あれは、決して書いていないんですよ。
その瞬間に浮かんでいたイメージを、文法なんか無視して並べているだけ。
だけども、内容があらかじめわかっているというのか、そこから適切な意味合いをくみ取れるのです。

街路樹の看板イメージ
こんな文章でも、大船FCに始まる起源だと思い込んでしまう

それがですね、最近は日本語しているんですよ。
1日中文章に接していることで、左脳が鍛えられたんでしょうか。
いわば、いままでは、ダミー稿だったわけです。
中身を知っているんだから、わざわざテキストワークしなくてもいいだろうと。
そう、頭脳がサボっていたのです。
ところが、無意識下でのテキストワークが可能になると、きちんとした台本をイメージできる。
これ、自分でもおもしろい変化だと思います。

きっと、取材や資料の精読を終えた時点で、ある程度のプロットが生成されているんでしょう。
納品レベルのテキストになっているかどうかは別にして。
その、プロットを生み出すプロセスが、夢の中でも稼働しているんじゃないかと。
これを逆に受け取るなら、シロート時代の自分は、プロットの自動生成ができていなかったことになります。
イメージから文章を起こしていたので、ヌケや漏れもあるし、時間がかかっていた。

これは、進化ですな。
50歳にしてですけども。

[811] 読み込み時間との格闘その2/htaccess

~スマホが変えたHTML文【ピクニックを始めたコンテンツたち】~

スマホはチャチ造りだから、人間が気を使ってあげないといけない。
旧来の枠組みでホームページを作成すると、ページの読み込み時間が遅くなってしまう。

ということで、前回は、「いいね!」のような共有ボタンを、軽い仕様のものへ変更した話でした。
今回は、キャッシュへの取り組みです。

先に結論を言っておくと、スキルが追いつかず、なぜかサーバーが受け付けてくれませんでした。
なので、現在、キャッシュは「生」状態のままになっています。

サーバーのエラー表示
FC2では、このようなエラーになってしまいました

話を戻しまして。
画像やテキストを都度読み込ませるのではなく、閲覧者のパソコンに無理やりダウンロードさせ、そこから引っ張ってくる方法を「キャッシュ」というそうです。
パソコン内のデータを反映させるわけですから、「読み込み」という動作は必要なくなります。
気をつけたいのは、テキストの一部を変更しても、「キャッシュ」が優先されてしまうということ。
いじり方により、最新情報を見てもらえないリスクがあるのです。

そこで、「いつまでも古いキャッシュに頼るなよ、ある程度の時間がたったらデータを更新しろ」という命令を加える必要があります。
やり方としては、「ヘクタアクセス」というファイルへ、キャッシュの賞味期限を書き込むというもの。
具体的ないじり方については、いろいろなサイトに書いてあるので、そちらを参考にしてください。
注意すべきは、メモ帳で作業して、「すべてのファイル」で保存し、ファイル名の頭に必ず「.」を付けること。
とか言いつつ、うまくいってないですけど。

放置でいいやと思った理由は二つ。
すでにスピードインサイトで「Needs Work」のお墨付きを得ているから。
もう1点は、今回の取り組みと前後して、グーグルのインデックス登録が急に進み出したから。
グ嬢は、今の状態でも許してくれるみたいです。
ならば、トップページの更新が反映されやすい「生」でもいいんじゃないかと。
正直言って、スマホのためだけに時間を使ったりするのが嫌なんです。
「低いレベルに合わせてどうすんだ」
と、いまだにスマホを買う気になれないオジサンは、考えてしまうのです。

[2304]「たり」の重複ルールが使いにくい場合の代替語

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

繰り返して使うのが原則の「たり」。
サ変の動詞で用いると、どうもシーシーしちゃうんですよね。
「したりする」という部分がどうしても避けられない。

「追加したり変更したりするときに重宝します」

そこで最近、多用しているのが「あるいは」です。

「追加する、あるいは変更するときに便利です」
「追加、あるいは変更の場面で重宝します」

「または」でもいいんですが、「あるいは」のほうがソレっぽくなる。
評論家が使っていそうなコトバですもんね。
それに、文頭で「また、」を使っていると、知らずに重複している場合があるんです。

「また、追加、または変更の場面でも重宝します」
よって、「あるいは」が一番使いやすい。

宇宙食のヨーカンとタコヤキ
宇宙食の一例として、ヨーカン、あるいはタコヤキなどが挙げられる

「あるいは」の後に「、」を打つ人もいるようですが、読点だらけになるのも何なので、自分は使いません。
ただ、「たり」にも捨てがたいところがあって、ニュアンスをボカせるんですよね。
「吸ったりもんだりできます」と聞くと、それ以外のこともできるような気がしてくる。
「吸う、あるいはもむことが可能」だと、できることが限られる。

また、商業文では使わないものの、シングルたりって、意外と好きだったりします。
明言を避けられるというのか、トーンが柔らかくなったりしますよね。

話しを戻して「あるいは」。
結構、目につくコトバなので、多用できないところが玉に傷。
そこで、ときどき、まんま並列という技を使うことがあります。

「例えば、小腹がすいたときにちょっと食べる、朝ご飯の代わりとして空腹を満たす、そんな使い方が考えられます」

要は、「したりする」っていう部分に、ものすごいアレルギーを感じてしまうんです。
文字のムダというのか、工夫のなさというのか。
文字のムダ、あるいは工夫のなさというのか。
文字をムダにしていたり、工夫のなさが露見したりするというのか。
ね。変でしょ、やっぱり。

[2204]「1記事100円」の仕事に独占禁止法適用か

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

13日の読売本紙を見たら、「労働市場に独禁法 議論へ」という記事が載っていました。
クラウドなどを通じて受発注する仕事は、契約書を結ばないことが多い。
きちんと業務請負契約を締結していれば独禁法の対象になるので、アホみたいな価格の案件は廃除されてしまう。
だから、意図的に契約を回避しているのではないか。
もしそうなら、これから刺しにいくよ・・・という趣旨だと思います。

一方は、質を求めていないから「安く」振る。
他方は、お小遣い稼ぎだから「安く」てもいい。
一見すると、そんなバランスが取れているように思えるものの、実はアウトなんだと。

労働市場に独禁法 読売新聞
Web上には出ていないようなので、誌面を謹写

この独禁法。
独占の禁止というより、価格統制力を問う法律なんです。
大学で習ったのは、当時、人気があったキリンビールのケースでした。
キリンさんが10円値下げをすると、他社も追随せざるを得ない。
シェアの取れていないライバルはじり貧となり、やがて市場から撤退する。
そうなったらキリンの天下。市場を独占し、1缶1000円でも商売が成り立つだろう。
よって、価格統制力を持った段階で、独禁法の対象になる・・・そんな話でした。
つまり、消費者が納得ずくで1000円のビールを買っていたとしても、アウトなものはアウトなんです。

そうなると問題は、クラウドが価格統制力を持っているかどうかでしょう。
独占ウンヌンという話じゃない。
「1記事100円でヤレ、嫌なら他をあたれ」
この状況に対し、「お小遣い稼ぎだから安くてもいい」と応じたとしても、アウトなものはアウト。
合意形成が意味をなさないという点では、ビールと同じリクツになります。
じゃあ、シロートが書いた文章にセミプロ並のフィーを払わないといけないのか。
問われるのは、ソコですよね。

たぶん、「ある程度のクオリティに対し、ある程度のフィー」というのが、裾値になってくるんじゃないですか。
量より質が問われ始めるでしょう。
いいことだ、それは。
ライティング・・・つまり情報発信は、お小遣い稼ぎなんかでヤルもんじゃないんですよ。
正しい情報を、誤解のないようにわかりやすく伝えられるから、報酬が伴う。
コピペしてリライトかけて無為なバイナリデータを量産したって、価値はないの。
独禁法、ウェルカム。

[2104] メインビジュアルが左ページに多い理由

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

「ページを半分めくったときにね、ドワッとビジュアルが目に入ってくるでしょ。そのワクワク感に合わせてタイトルを付けてほしいんですよ」

冊子の編集者からそんなレクを受けまして、「なるほどねー」と関心いたしました。
この発想、Webにはないなと。
紙の場合はスクロールができないので、「ページをめくる」ごとにダイナミックな変化を起こす。
ビジュアルが左ページに多いのは、そのダイナミズムを意図的に作り込んでいるからなんだと。

つまり、読者の視点は、最初に左ページへ行き、めくり動作を終えてから右ページへ行く。
このとき、左ページのビジュアルと右ページのタイトルは、リンクしている必要がある。
タコヤキの画像が目に入ってきて、「家電製品の裏事情」的なタイトルでは、ポカンになってしまいますよね。

ページネーションのイメージ
よくわかんないイメージですみません

ガラス細工が目に飛び込んできたら、メインタイトルは「ガラス」絡みだろうと。
そういうイメージ茶濁なんです、これは。
紙の場合、キャッチとビジュアルの絡み度合いが、Webよりも一層濃くなる。

確かにWebはテキスト主導で、それを補足するのがビジュアルでした。
少なくとも、自分の記事スタイルはそうです。
ところが、紙はちょっと違った発想をする。
各ページが、劇の一幕みたいな役割をしているんですね。
幕のツカミはメインビジュアルで、そのイメージに沿ってテキストが走る。

ただし、このリクツがわかったうえで、タイトルを紛らわすのはアリ。
例えば、「星が海に浮かぶ街」とするなら、「あー、ガラスが星と関係してんだな」という先行イメージを、苦も無く抱かせることができる。
わざわざ、そのためのテキストを付けなくても済むわけです。

画がドワッっときて、タイトルがバシッと目につく。
このテンポ感って、なかなかおもしろいと思いませんか。
本文の作りも、おのずと違ってきますよね。
うーん、やりがいがあるな、紙。

[2603]20170527読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

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[1749]「木々の名は。その7」キョウチクトウ

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

同じ木から紅白の花が咲いていて、「めずらしいな」と思ったので調べてみました。
実は、このキョウチクトウ、ものすごくキケンな輩であることが判明。
なぜかというと、葉から幹、根っこに至るまで、全身が毒だらけ。
植わっている周囲の土まで汚毒してしまうんだそうです。

しかし、逆の見方もできるわけで。
タフコンでも生き残れるしぶとさがあるらしい。
ウィキの請け売りですけど、公害に強いことから緑化樹として重宝されたり、広島の焦土にいち早く花を咲かせたことから市の花に指定されたり。
「毒には毒をもって制す」という言葉があるものの、それとはちょっと違いますかね。
何かいい例えがありそうですけど、思いつきません。

キョウチクトウ
手前の、花を付けている樹木がキョウチクトウ

特徴は、ササのような長い葉をしていること。
裏側がうっすら白くなっています。
調べ始めたころは「イヌマキ」かと思ったんですが、ああいう松葉チックな形ではなく、フツーの葉っぱです。
新興住宅の玄関先などにも用いられていて、イヌ・ネコよけなんですかね。
他の場所でも、結構見かけます。
身近な毒、ありふれた毒、振り返ると毒がいる。

名前の由来は、枝ぶりが竹に似て、花が桃に似ているから。
いわく、「夾竹桃」。
夾竹という種類の竹があるんだそうです。
「夾」の字ははさむとかハサミの意味がありますから、ハサミの刃の部分のような竹なんでしょう。たぶん。
あっ、さっきの例え、「キョウチクトウとハサミは使いよう」でどうでしょう。
ともに間違えると、生死を脅かします。

[810] 読み込み時間との格闘その1/共有ボタン

~スマホが変えたHTML文【ピクニックを始めたコンテンツたち】~

これからしばらくは、「ページの読み込み時間」について書いていきます。
いままでの流れを整理すると・・・
ホームページの閲覧はスマホ比率が高く、デザインを根本から見直す必要があった。
ところが、メディアクエリなら、PC用とスマホ用のCSSを併用できる。
その結果、ページの読み込み時間が遅くなってしまった。
じゃあ、どうすんの・・・という話です。

改善点は、グ嬢が提供している「PageSpeed Insights」というサービスでわかります。
それによると、特定のコードが邪魔をしているというんですね。
いくつかあるうちの一つは、共有ボタンに関するものでした。
当時、「忍者おまとめボタン」を使っていたのですが、この表示に時間を取られるらしい。
いろいろと調べてみたら、自己完結型のボタンと、他人の土俵を借りて演算処理するタイプがあるようなのです。
そして忍者は、後者のボタンでした・・・たぶん。
いわば、共有ボタンを表示する際、いちいち忍者屋敷に行って、手続きして帰ってくる。
それが、待っていられないんだと。

共有ボタン
自己完結ボタンを設定することもできるが、かなりめんどい

試しに「忍者おまとめボタン」を取っ払い、FC2のツールを使ったところ、結果は同じでした。
今度は、FC屋敷ってわけです。
ただ、読み込み速度の負担がかなり減ったので、FC2をイキにしています。
ちなみに、この時点で、モバイルPCともに「Needs Work」のお墨付きを得られました。
「役に立ってるよ」って、相変わらず上からですけどね。

余談として、「async属性」というウラ技も試してみました。
これは、特殊な暗号を付けておくと、その部分の読み込みを後回しにしてくれるというものです。
ボタンの処理をパスすることで、主要なテキストや画像が優先される・・・まあ、ページ全体の読み込み速度は変わらないわけです。

それにしても、「読み込みが遅い」って、スマホがチャチ造りってことじゃないですか。
レベルの下合わせというか、そこまでしてスマホに合わせる必要があるんでしょうか。
なので、「async属性」を使いこなそうという努力は、途中であきらめました。

[2303] 最大限の努力って、もう、誰も信じないから

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

政治家がたびたび使う「最大限の努力」。
これって、実質、「手を抜かない程度に、そこそこやってます」くらいの意味しか持たないと思いませんか。
だって、本当に最大限だとしたら、ほかのことへ手が回らないはずでしょ。
余力があるということは、最大限じゃない。

この、鼻白み感があるもんで、商用文でも避けるようにしています。
「当院は、衛生管理に最大限の留意を図っています」
→まあ、病院だからね。当局から刺されないくらいのことはやってます。
この程度のニュアンスしか、込められないと思うんですよ。

じゃあ、どうしているのかというと、ごく普通の言葉を書いています。

春の芽生え
自然な姿こそ、力強さを感じることもある

患者さんに気持ち良く通ってもらうには、清潔さが何より。
特に、始めて来院される方は、衛生面を気にされるのでないでしょうか。
「ここなら安心」と実感していただきたくて、わたしたちは、目に見えない部分にもこだわっています。

文字数が増えますけどね。
でも、それに比例したメッセージが伝わるはずなんです。
やってもいない前提の「最大限」を使うより、気持ちや理由を置いておくことが大切。
器具の使い捨てウンヌンとか、患者さんごとに取り換えるとか、そういう細かな話は、むしろ要らなくなってきたりする。
というか、どこもやっているので、置く意味がないわけです。
少なくとも、それが「最大限」ってことじゃないだろうと。
コアにくるのは、あなたたちの気持ちだろうと。

話は戻って、政治家の「最大限」。
何か、こう、見ていて目を伏せたくなってくるわけですよ。
気持ち入ってねぇなと。
よく、そんなこと言ってられるなと。
慣れちゃってフォーマット化しているんでしょうね。
その時点で、最大限じゃないわけですが。

[2203] 官公庁主催のツアーを疑ってかかる・続編

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

[2200] で取り上げた、旅行業法の登録をしていない官公庁が、直接、ツアーを企画・実施してしまったという問題。
氷山の一角ではないのかという部分と、どうやって見分ければいいのかということに、言及させていただきました。
そしたらですね、ここにきて、類似ケースが続々と出てきたようなのです。

例えば、川崎市の地域間交流事業「ふれあいサマーキャンプ」。
市内の小中学生を対象として、3泊4日の日程で他県の自然や文化に触れさせていたものの、その内容が旅行業法に抵触すると判明。今年の開催は急きょ、中止となった模様。
あるいは、神奈川県平塚市の交流事業。
こちらは、伊豆市と岩手県花巻市へ小学校高学年年生を派遣する予定でした。しかし、同様の理由から、今年の実施は見送りに。

官公庁主催のツアー
平塚市のケース、「毎日新聞」から

これらのツアー、何が問題だったのかを、少し調べてみました。
すると、旅行業者にしかできないことというのが、主に3点あるようです。
・運送と宿泊がらみ
・収益を前提とした集金
・企画商品としての組み合わせやアレンジ
これらの項目がいずれか1点でも含まれていたら、官公庁にはできない。

じゃあ、じゃあ、私たち利用者は、何を根拠にヨシとダメを見極めればいいのか。
まず、旅行業者に委託していて、そのことが外見的にわかる場合は、オールOKです。
そうじゃない場合、以下のすべてをクリアしている必要がある。
1.「運送と宿泊がらみ」ではないこと。
現地集合かつ日帰りならヨシ。
2.「収益を前提とした集金」ではないこと。
施設利用料を実費で集めたりするのは構わない。
3.「企画商品としての組み合わせやアレンジ」をしていないこと。
ここは微妙ですよね。例えば、「七福神ウォーキング」などは、実質、組み合わせと見なされていないようです。
「大河ドラマのロケ地を歩く」みたいなのもセーフ。
問われるのは、施設系の組み合わせ・アレンジなんでしょうよ、たぶん。
博物館で学んで、漁港の食堂で食べ放題組んで、アウトレットモールで買い物・・・なんていうのはアウト。
結構ギリギリなのって、ありますけどね。
言えないけど、自然科学館的な施設で見かけました。あれは、本来ダメなんですな。

ちなみに、友だちと一緒にスキーへ行くことが決まり、幹事として仕切った場合。
こういうケースは事業とみなされないので、セーフなんだそうです。
なので、ツアーをしている官公庁と参加者全員がお友達になるという、クリアの方法もあります。

[2103] やっぱり必要だった、10倍稼げるライターの専門分野

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

ライターに得意分野は不要。
聴き方と書き方がすべてを分ける。

いままでは、そのように思っていました。
しかし、専門ライターとしてある程度の技量・経験が伴うと、「こんなにもらっちゃっていいの?」という案件が振ってくるんですね。
例えば、A社の場合、1万円を稼ぎ出すのに必要な時間は、わずか90分。
しかも、難易度としては、至極フツー。むしろ易しいぐらい。

つまり、「簡単な内容だから安いライター」という世界と、「このジャンルだったら、難易度問わず、あのライター」という世界があって、後者にはそれなりのフィーが担保されているんです。
自分の得意分野である法務・税務・労務・会計絡みは、基本的にB向けですから、予算もがっしり付く。
早く気付けば良かった。
「得意分野は不要」ばかり主張していました。

猿島の石垣
基礎の積み重ねがゲタを履かせるという茶濁

では、どうしたら、コッチの世界へ来られるのか。
少なくとも、一定の分野に特化した仕事をする必要があります。
メディアなんてやってちゃ、ダメ。

あくまで自分のケースですが、最初は、医療系のインタビュー記事を手掛けていました。
ママさんライターも多いようなので、そのレベルに甘んじず、しっかりと勉強すること。
その知識を持って、今度は、サイトコンテンツ制作の編プロに営業しました。
もちろん医療ねらいだったんですが、士業もやっているうちに、いつの間にか「弁護士チームお抱え」のライターとなっていました。
年間70人ぐらいの先生に、直伝で話を聴けるわけですからね。
嫌が応にも、専門知識は高まります。

そしたら、ビジネス系で名の売れている雑誌社・プロダクションに営業をかける。
得意分野は、法務・税務・労務系ですと。
年間70件も現場を踏んでいましたと。
で、1万円90分。

どこまで参考になるかわかりませんが、いわゆる「得意ジャンルの登録」にも2種類あると考えてください。
Web上のアンケートのようなフォームのものは、ほとんど意味がありません。
「簡単な内容だから安いライター」の典型。
言うなれば、案件振りの目安でしかないんです。

そうじゃなくて、面談などを挟み、過去の経歴などを話したうえで、「例えば、こんなジャンルの仕事なら、どうですか」ってオファーされるのが後者。
単なるリライトでも文字あたり3円、オリジナルだったら10円は固い。
ここまで5年、早くて3年。
切り替えの見極めが難しいですけどね。

[2602]20170407朝日新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

20170407朝日新聞

[1748] 警戒してほえる犬への、正しいアプローチ方法

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

初めて会う人には、きちんとしたあいさつが必要。
このことは、犬にもいえることなんです。

まずは自己紹介。
といっても、コトバは理解できませんから、代わりに嗅覚へあいさつします。
ガブっとやられるとナニですから、まずは、固い手の甲側がいいでしょう。
犬の鼻の前へ、ゆっくりと差し出します。
すると、大抵はクンクしてくれるはずです。

そしたら、手を返して手のひらを上にする。今度は、味覚へのあいさつです。
人間の汗には、さまざまな情報が含まれているので、名刺代わりにうってつけなんですね。
ここでペロっとしてくれたら、しめたもの。
頭を軽くなでるくらいは、不承不承かもしれないですけど、受け入れてくれます。

1748.jpg
適切な画像がなかったもので、想像上のおいぬ様でございます

対する、猫へのアプローチはどうか。
かつて、猫の島と化している江ノ島で、リサーチしたことがありました。
結論からすると、定見のようなものはありません。
作法というのか、パターン化していないんですね。ネコさんは。
なので、こちらから近づくプッシュ型はやめて、ひたすら待つプル型がいいでしょう。
ヒトが好きな猫なら、向こうから寄ってきて、体のあちこちをなすりつけてきます。
メスの場合は、お尻をコッチに向けてスタンバッてくれます。
ご期待には添えませんけど。

自分の場合、どちらかというと猫好きなので、ヒザに乗ってくるようなこともあります。
例えば、ローカル駅のベンチで、電車を待っているときなどです。特に冬が多いかな。
きっと、温かい座布団なんでしょう。
こういう場合は、なでたりせず、放置が一番。
安心して、眠りこけてくれます。
お互いのことをわかって過度な接触をしないというのか、変な信頼感が生まれますよね。
これが正しい、猫へのアプローチ。
ただ、電車が入ってきても、身動きできなくなりますが。

[809] スマホが変えたモノ(中〆)

~スマホが変えたHTML文【ピクニックを始めたコンテンツたち】~

自分はスマホを持っていません。
だから、使ってみて「変わったモノ」という意味ではないです。
PCユーザーしか想定していなかったサイトの管理者が、スマホ対応の必要に迫られて四苦八苦してきた裏返しとしての、「変えられちゃったモノ」です。
それは、主に3点あります。

1点目は、世の中のサイトが、スマホの観点から二分されたこと。
グーグルが「ヨシ」と考えるのか「ダメ」と考えるのか、それによって検索サービス上の扱いが異なってしまいました。
チンピラじゃないですけど、「オマエ、そんなにエライんかいっ」って感じませんか?
ある意味、独占禁止法違反じゃないかと、思うわけです。
差別ですらありますよね、客観的・合理的かという判断によっては。

809.gif
PC前提だった、懐かしの「吉野家」特集

2点目は、画像に対する考え方が変わったこと。
基本的に、横幅350ピクセル以上の画やイラストなどが使えなくなりました。
使ってもいいんですけど、横スクロールを発生させてしまいます。
この防止策として、ワイドをパーセント表示にしたりするんですけど、キャプの折り返しまで変わってしまうんですよね。
あるいは、この間お話した、メディアクエリで制限するか。
何かこう、釈然としないわけですよ。
それに、小さな画じゃないと、横に並べられない。
基本は、画面幅に対して1個。
したがって、どのサイトを見ても、だいたい同じ造りになってしまっている。

最後は、サイトの中身が薄くなってしまったこと。
350ピクセルの幅だと、どうやっても、全体が縦長になりますよね。
1枚でプリントしようとすると、エライことになる。
どうでしょう、この前提だと、1500文字ぐらいで飽きがくるんじゃないですか?
いつまで続くんだみたいな。
実際、コラムベースの仕事だと、2000字を超えることは、まずないです。
ちなみに「吉野家」は、約2500字でした。
ページ全体のタテヨコ比は、だいたい1対4。
PC前提なら、数回のスクロールで終わりまで行けます。
ところがスマホだと、1対10以上になってしまうのです。
よって、長文が書けない。

逆に、1500文字以内に圧縮するスキルというのも、求められるんでしょう。
そこなんですよね。
つまり、スマホを前提としたインターネットの文章と書籍の文章は、いままで以上に異なっていくんでしょう。
そして、圧倒的なユーザーは、前者しか読まない。
あのね、1500字じゃ、伏線張ったり、レトリック使ったり、そういうことが何もできないわけ。
書けることも、大きく3つぐらい。
軽薄と言うと言い過ぎかもしれないけど、できることや中身は限られますよね。
いいんだろうか、それで。
・・・ちなみに、これで1119文字。

[2302] 小学校1年に習った「出る」は、もう、使わないのか

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

読売新聞はときどき、「出る」を「でる」にしてくるんですね。
自分は、「ください」や「いただきます」のような副詞的使用の問題だと思っていました。
オバケが出るとか、出るくいは打たれるとか、そういう本来の動作は「出る」。
傾きだしたとか、ウグイスが鳴きだしたとか、主たる動きじゃないときは「でる」。
ところが、そういう話でもないらしい。
1日の朝刊では、「映し出した」になっていましたからね。
頼りの記者ハンも、両方の変格候補を「出して」きます。

確かに、申し出た、進み出た、飛び出したあたりのステップ系は、「出る」のような気もするんです。
一方、雷が鳴りだした、徐々に走りだす、食べだすといったスタート系は、「出る」である必要がない。考えてみれば、「食べ出す」って、わけわかんないじゃないですか。

2302.jpg
こういうのは、めんどくさいから「デター」でいい

持ち出す・・・inとout、出し入れでいえば「出る」かな。
セーターを着だす・・・「着出す」だと、チャクシュツと読みかねない、それにスタート系。
炊きだし・炊きだす・・・この場合の「出す」って何だろう。
このように、「迷いだす」ことがあるわけですよ・・・強引に使ってますけど。

妥協点として、スタート系のみ「だす」にしておくのもアリです。
これだと、「張り出した」と「張りだした」が、使い分けられます。まあ、誤解を避けるために、「張り始めた」とかにすべきなんでしょうけど。

ああ、変換がメンドイ。

[2202] 限界自治体の空き家はタタミで解決

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

タイトルは地方マターですが、
「せっかくの長期政権なんだから、いつまでも成長戦略なんてやっているんじゃなくて、人口減少社会に対応した国づくりを始めれば良かったのに」
ということを書こうと思っています。

普通に考えれば、人口が減っているのに、経済だけ成長するってのはおかしい。
ただ、人口は8割になったけど経済の縮小を9割で収めた・・・という「勝ち方」はできる。
黒田総裁も、できもしない+2%に固執しているんじゃなくて、「人口が-5%なのに、経済は-3%」。どうだ、すげぇダロという自慢をしたらどうですか。
一人当たりのGDP、つまり所得にすれば、増えていることになるんですから。

国の予算にしても、増えていること自体がおかしい。理屈が合わない。
労働者不足なんですから、公務員を減らして、民間へ異動させたらいいじゃないですか。人口減の割合に応じて。
そうなってくると、庁舎を計画的に縮小していく必要がある。
そこで言いたいのが、標題の話なんです。

限界集落
議会の開催や選挙ができない自治体もあるという

予算削減が前提なら、新庁舎を作るなんて論外。
でも、不動産は余っているんですよね。しかも、一部に「寄付したい」という動きすらある。
じゃあ、活用すればいいのに。
日本の人口は、50年後に3分の2まで減りますよと。
それなら、50年後の庁舎の規模も、3分の2でいいじゃないですか。
6階建てだったものは、4階建て。
小さなビルだったものは、平屋の公民館へ引っ越し。
50年後の異動、もしくは25年ごとのタタミ方に向けて、いまから準備しときましょうよ。

あるいは、それぞれ住んでいる場所が離れている住民。
議会の開催や選挙ができる程度には集まって暮らせるよう、行政が音頭を取りましょうよ。ここでも空き家が役に立つはず。
予算を掛けるポイントは、もうそろそろ、そういう方向に動くはずなんです。
何ごとも、リユース、リデュース、リサイクル。しかも、規模を以前より小さくしてね。
いまの安倍政権。切り替え・・・とまではいかなくても、コンパクト化の必要性をアピールすることはできたはず。
短期政権では、絶対無理です。こんなパラダイムシフト。
10年後か20年後ぐらいになって、慌てて動き出すのかな。

<補記>
広告代理店って、「大会社」が抜けたビルに「中会社」が移ってきて、「中」の後に「小」が入ってきていたじゃないですか。
あれと逆のことが起こったら、オモシロイですよね。

[2102] 常に全力かフィー合わせか、プロの仕事とは

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

最近、ネタがかぶっててすみません。
医者の取材をしていると、皆さん、常に全力投球であることに驚かされます。
忙しいってコトや生命に関わるってコトもあるでしょうけれど、手を抜かないですよね。
もちろん、腕の差はありますよ。
ただ、スキルを惜しみもなく発揮する。

その点、自分は、フィーに合わせているようなところがありまして。
「時間あたり、いくら稼げているのか」ということを常に意識しているので、まず作業時間を設定し、それを超えないようにまとめちゃってます。
「もう、こんなところでいいんじゃないか」と。
その話を、医科の書籍編集者にしたらですね、
「コーノさん、医者に向いてませんよね」と。
ハイ、おっしゃるとおりだと思います。

2102.jpg
バランスという茶濁でございます

自分としては、依頼元の要求レベルを「少し超えたあたり」が、ベストだと思うんですよね。
それに、文章のベストって何なの? とも思うわけです。
「ラーメン本」に料理研究家が書くような文章を載せたって、読者レベルと合っていませんから、チンプンカンプンになってしまうでしょう。
その意味で、質が高ければベストってわけでもないし、ある意味、相手合わせなんですよ。
情報の取捨選択が、かなり大きな比率を占めることになります。

一方の医師は、患者レベルに合わせるということがない。
もちろん、入れ歯にするのかインプラントにするのかという意味での、選択やレベルはありますよ。
そういう意味じゃなくて、歯への健康が低い患者だから、テキトーな入れ歯をあてがっておけばいいかというと、そういうことは起こらない。
一生懸命説明して、デンタルIQを高めるところから始める。
この違いがあるのかな・・・なんて思っています。

そう考えたとき、メディアの役割の中に、「読者を育てる」という発想が見えてくるのです。
新聞が載せている社説も、ある意味、リテラルIQを高めるねらいなのかなと。
ああいうの、Web媒体にはないですよね。
今度、誰かに提案してみよう。「社説をヤレ」と。
おおかた「何で?」って言われちゃうでしょうけれど。

[2601]20170317朝日新聞

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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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