[2614]20170826朝日新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

20170826朝日新聞
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[1760] 最近、どこへ言っても「保育士コトバ」な件

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

「保育士コトバ」なんて決めつけたら、怒られちゃいそうですけど。
最近、猫なで声というのか、バカていねいというのか、子どもに向かって話すような口調が横行してませんか。
特徴としては、語尾に「ー」を入れて伸ばすこと。もしくは「さーい」。

歯科医院なら、「楽にしてくださ-い」。
スーパーのレジなら、「お釣り、大きい方が3千円ですねー」。
ラーメン屋でも、「ご注文は、お決まりですかー」。
全部、おんなじトーン。
一番腹の立つのがコンビニの兄チャン。鼻につく高い声で「いらっしゃいませー」をやってくる。しかも、人の顔すら見ずに。
バカにされているような気がしてくるんですよ、コッチは。

全部同じメニュー表
別の意味で「全部おんなじ」という茶濁でございます

あの起源は何なんでしょ。
おそらく、マックかスタバあたりじゃないですかね。
それなのに、吉野家ですら、「お待たせしましたー」だもの。

たぶん、ビチっと言い切らないほうが、優しさを打ち出せるんでしょうよ。
少なくとも、「へい、らっしゃい」じゃ、ないと。
そういうマニュアル・・・あっ、いきなり気付いたけど、キャビンアテンダントかもしれない。
えと、話を戻しまして、そういうマニュアルが、街の隅々まで浸透している。
気味悪いですよね。

デパガにも特有の口調があるものの、あれは、そんなに嫌悪感を覚えさせるものじゃない。
やっぱり、語尾を伸ばすって部分が、所在の悪さを感じさせると思うんです。
豊田議員の、人をバカにしたような発言も、ところどころそうでしたもんね。
「どちてかなー、どちてなんだろなー」
みたいな部分があったじゃないですか。
アレと一緒。人を不快にさせるワーディングなんです。
・・・いかん、全部、批判で終わってしまった。
たまには言い切りというか、フツーに話したほうが、好感につながるのではないでしょうか。

[2401] 慣れてる観光協会、慌てる観光協会

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

某メディアの年末イルミネーション企画を無事、脱稿しました。
もう、そんな季節なんです。
まだ今年の企画が決まっていない団体もあったけど、昨年実績で対応するしかありません。
それは、それとして。

このような場合の画像は、もらいものです。
イルミに限らず、沖縄の海とか、北海道の山とか・・・海や山じゃなくても構いませんけど・・・いちいち撮りに行くわけがない。
そこで頼りになるのが、各地区の観光協会さんです。

大都市はさすがに慣れていらっしゃって、
「はい・・・はい・・・あぁ、そういう依頼って多いのよ。いま所長がいないけど、企画概要を送ってくれれば、3日くらいで申請降ります。うん・・・うん・・・じゃあ、メールアドレス言いますね」
ってな具合。
他方、うんと離れた地方都市は、電話に出た人が素で対応してくれるので、これも楽。
「写真って、私が撮ったのでもいいんですか? だったら、いま撮って送りますよ」
それはさすがに困るんだけども、話の通りはいい。
ややこしいのが、中間の都市です。

山渓園のイメージ
こういう画像を貸してくださいって言ってるだけなんだけど

まず、話自体を理解してもらえない。
「写真を撮りに来るんだったら、別に許可要りませんけど」・・・そうじゃねぇって言ってんだろ。
「借りるって、何かに使うんですか?」・・・ハナっから説明してんじゃん。
「あっ、担当が戻ってきたんで、替わりますね」・・・で、最初からやりなおし。

おそらく、公のモノを「貸し出す」ってことに、慎重なんでしょう。
施設を借りるとか、所蔵品を一時的に持ち出すとか、そういう延長線上に画像の「貸し出し」がある。
だから、「借りるって、何かに使うんですか?」って話につながるんだと思います。
まるで、市のマークを借りてサブレか何かを作るように。

違うんだよ。記事に挿れる画像なんだよ。
まあ、そう言われちゃうと、サブレと同じようなものかもしれないですね。
マークのような意匠も自然公園の景色も、画像は画像だろうと。
でもって、サブレが作れそうな申請書類を送ってくる。
「作成数?」・・・1個だよ1個。
「展開エリア?」・・・webなら世界中だっ。
ホント、理解してもらえてんのか、心配でたまらんですよ。

[2314]「院」「症」「治」が使えない整骨院などの表記

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

あくまで、広告表現上の話ですが・・・。
はり・きゅう院や整骨院は「健康増進」を行う場とされていて、「治療」という表記が使えません。
「手技」とか「施術」でボカしていきます。

ほか、「当院」のように医院を連想させるワードもNGなため、えらくやっかいです。
かといって「当施設は・・・」などとするのもあからさまなので、個人的に「私たちは・・・」を多用しています。
また、具体的な「自律神経失調症」などの病名も、その病気を医学的に「治せる」と誤解されるため、名称そのものが使えません。
「めまいや顔のほてり」などで茶濁するしかないのです。

頭部の骨格模型
この画像もまた、茶濁でございます

ただ、次のような使い方は、当然にしてセーフといえるでしょう。
「医院で行う治療を補完するのが、はりやきゅうによる施術です」
「自律神経失調症の諸症状を緩和する効果が期待できます」
つまり、「病気+治しちゃう」というセットがNGなのであって、単語そのものを問題にしているのではない。
ここがわかっていないんですよ。いっぱしの口をきく編集者ほど。
検索エンジンの広告規定などを持ち出して、「使うな・使うな」と連呼する。
まあ、言われれば、避けますけどね。

何て言うのかな・・・テキストをデータと見なさずに、日本語として捉えてほしいわけですよ。
整骨院で治療するなんて、書いてないでしょ。
自律神経失調症を治すとも、言ってないでしょ。
わかってやってんだ、コッチは。
そうしないと、「はり 治療」とか「自律神経失調症」の検索に引っかからないじゃないですか。
工夫を凝らしてんだよ、コッチは。

一方、治療や当院、先生・患者なとの表記をバンバン使ってクレという編集もいまして・・・。
この分野、本当にやっかいです。

[2214] 大学を無償化しても、塾がもうかるだけではないか

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

22日の朝日新聞本紙で、両親の収入による教育格差が特集されていました。
いわく、「格差再生産」。
すごい見だしですな。
話の筋としては、いまさら説明不要だと思います。

さて、気になったのは、「高等教育機関に対する支出の私費負担割合」というグラフでした。
主要国13カ国を比べたなかで、日本は米国に次ぐ第二位。
ここで言う「高等教育機関」とは、主に大学のことを指しているのでしょう。
その学費のうち6割強が、両親の収入から出ていると。
いわく、「格差再生産」だと。
これって暗に、学費の公的負担の必要性を示唆しているんだと思います。
でも、そうなったところで「大枠は変わらないだろう」というのが、自分の予想です。

高等教育の自費負担に関する主要国の割合
出展は『朝日新聞DIGITAL』、元記事を全文読むにはログインが必要です

なぜ、大学の学費負担を下げても、経済的な格差が縮まらないのか。
その理由は、ひとえに学習塾の存在です。
例えば、東大にタダで入れるとしましょう。
タダで日本一の学歴を手に入れられるんだと。
そうなったら、より競争が激化しませんか?

おそらく記事が想定している「高等教育機関に対する支出」の中に、私塾の費用は含まれていないはずです。
塾自体、必ずしも「高等教育機関」とは言えませんから。
でも、現実は、インクルードして捉えるべき。
むしろ除外する方が不思議ですけど、ここでは、図式を単純化しているのでしょう。

それはそれとして、「出口設定は、大学の学費負担に限らない」ということを言いたいんです。
逆に増長させる恐れもある。
一番好ましいのは、「受験勉強が、小学校から中学、あるいは高校までの教育の中で完結していること」。ソッチじゃないですかね。
日本の教員の労働時間が世界で突出していることを考えると、何かこう、不自然な感じを覚えるんですよね。
あんだけやっているのに、なぜ、塾が必要なんだろうと。
これはつまり、現在の学校教育が、洗練化・効率化されていないってことです。

学校教育は効率だけで考えるべきじゃない・・・もちろん、その理屈はわかりますよ。
でも、もう、それ、言ってられないでしょ。
その理屈が、先生に過負担をかけ、格差再生産を生じさせているのではないでしょうか。
で、我々も、自分の子どものために自腹を割き、かつ、他人の子どものために税金が引かれると。
むしろ、少子化が進むんじゃないの。

[2114] ライターから見たジャンル研究その6「公認会計士・税理士」

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

■ 総論
「社長の代わりに電卓をタタク先生」と、「社長を育てる軍師役」に二分される。
公認会計士と税理士の差は、取材現場に限って言えば、ほとんど同義。
税理士の方が、いくぶん細かいかな。
節税についてのこだわりを、ちまちま載せたりしますからね。
ただ、歯科医院と同様に、細かな情報を載せるのがホームページの役割では「ない」と考えています。
どういう場面で士業が必要なのかを論じるベキであって、500万円の控除が受けられるとか、いや年間100万円までだとかは、「直接、聞け」って話だと思う。
むしろ、インターネットの情報をうのみにするなと。
勝手に、できる・できないを判断するのは危険だと。
とりあえず、電話をよこせと。
自分が手掛けるサイトは、そういう作りにしています。

■ 発注元
法律系メディアか、サイトコンテンツの制作会社。
あるいは、世界で一番硬い鉱物の名前を冠するD出版社。
医業系と違って、練習台になるようなステップはないと思う。
ただし、典型というものがあるので、とっとと場数を踏んで慣れること。
最初の2・3件は、失敗覚悟ですね。
慣れてしまえば、アホらしいくらい同じことの繰り返しです。
それなのに、専門知識のあるライターが少ない「とされている」ので、仕事は一定量あります。

電卓をたたく公認会計士のイメージ
どこだかわからないような茶濁でございます

■ 注意点
会計事務所のキーワードは、「自計化」と「月次決算」。
帳票整理と伝票記入を代行するか、社長にやらせながらサポートするか。
後者は、経営者育成という視点が絡んできます。
税理士のキーワードは、「不動産の評価」。
相続に絡んできます。
あとは、「経営者を支える専門家集団」とか「チームプレーであらゆる問題を解決」とか、人的な物量作戦を突っ込むだけ。
個人事務所なら、「他士業・専門家との連携によるワンストップサービス」なんてのが、お決まりですかね。

■ 個人的な感想
一応、「先生」と呼ばれる方々ではあるものの、会社員というコースに乗っていけなかった人が「食べていくために、やむなく資格を取った」という側面もある。
社会常識というのか、他人に合わせて自己を抑える努力というのか、そういう資質を持ち合わせないので、得てしてやっかい。
「それを言ったら、収拾付かないじゃん」的なコトに執心する。
そういう先生らは、自分のことを「所長」とせずに、「代表社員」と呼ばせるので注意。
この「代表社員」を見たら、地雷原と思ったほうがよろしい。
意をくんで書くと「こんなセリフは、言った覚えがない」になるし、そのまま書けば書いたで「こんなツモリで言ったんじゃない」になる。
法的な知識よりも、だだっ子をあやすスキルが求められる業種。

[2613]20170220朝日新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

20170220朝日新聞

[1759] 世間をお騒がせして申し訳ない人と、それが役目の人

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

標題の、「世間をお騒がせして申し訳ありません」という定型句。
政治家が口にするならわかるんです。
彼ら・彼女らには利害関係で結ばれた支持者がいますから、「おい、どうなってんだ」と心配するのも無理はない。
でも芸能人は違うでしょ。
むしろ、話題をまくのが彼ら・彼女らの役目なので、自己否定を含むことになる。
にもかかわらず、「世間をお騒がせして申し訳ありません」が横行するのは、どうしてなんでしょう。

おそらく、政治家のメッセージと、芸能人やスポーツ選手のコメントには「質の違い」があって、それを理解できていないからだと思います。
政治家の場合は、メッセージを発端にして、さまざまな臆測や吟味がなされる。
このタイミングでの発言は解散総選挙を示唆しているのではないか・・・といった具合ですね。
その先があるわけです。

マラソン出走前の、猪瀬元都知事
元政治家がスポーツイベントに参加すると、ややこしいことになる

一方、芸能人やスポーツ選手のコメントは、基本的に「言ったこと」がそのまま載っかります。
「ファンの皆さまに感謝したいです」というタレントの発言に対して、タイミングを推測したりはしません。
「一打席一打席を大切にしました」・・・「じゃあ、いつもは違うんですか」などと混ぜっ返さないですよね。

つまり、タレントの言う「世間をお騒がせして申し訳ありません」は、中身を問わない場で発言されているわけで、極論すると「斉藤さんだぞ」でも「お母さ~ん」でも大した違いはない。
「コメント取り」という言葉があるように、ある意味で一過性の「記録」なんです。
その先に続く議論のネタではない。
というか、タレントも、そういう意識下でしゃべっている。

もちろん、芸能レポーターからの「もっと知りたい」というツッコミは受けますよ。
そういう意味じゃなくて、よもや「お騒がせって、誰に対してですか?」とか、その手の吟味はなされないと踏んでいるんでしょうよ。
まあ、だから、ママゴトですよね。
見かけソレっぽいことはやっているけど、儀式的というか、実がないというか。
第一、「ファンの皆さまに感謝したいです」なんて言われたって、発言の価値がないもの。
それと同じぐらい、「世間をお騒がせして申し訳ありません」には、価値がないということでしょう。

[2400] 本当のウラ話(もう時効だし的なネタばらし)

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

今回、ネタが思いつかなかったので、久々に過去記事を追ってみることにしました。
そうしたなか、「ああ、これね」と思ったのが、海の清掃船を追った記事。
2014年のいまごろ、ロケをしていたんですな。

メインテーマとなる「海の掃除」は、官公庁の仕事を民間の会社が受託しているというスタイル。
比較的、良くあります。
このような場合、取材の許可申請先は、基本的に官公庁ということになります。
いくら委託会社がOKでも、お役所が「ウン」と言わなければ、前に進まない。
ところがこのとき、「とあるウラ技」を使って、官公庁の許認可をパス・・・というかスルーしました。

海の清掃船を取材した「はまれぽ」の記事
記事の上では、「画像提供」という形になっているのだが・・・

清掃船に同乗し、作業中の画を収めるには、市の許可が必要。
「じゃあ、画像が提供された呈を取って、実際は乗っちゃえば」
そんな提案が、するりと委託会社から出されたもので、文字どおり便乗させていただいたんです。
作業自体は事実、つまり報道扱いなので、「丘で取材を受けた形」なら、許認可は要らないんじゃないかと。
そういう判断を、現場でしてくれたわけです。

なので、記事に使っている画は、「丘から撮った」ものか、「資料提供」としたもののいずれか。
でも、実際は、すべて自分で撮ってます。
「船長とのお別れ、がんばって」
なんて言ってますが、ずっと横で張り付いてました。
本当言うと、一個だけ資料複写が混ざってますけども・・・。

こういうグルというか、害のないウソというのか、あまり意味のない手続きをパスする手法は、結構あったりします。
判断が難しいですけどね。
当事者以外に迷惑をかけないことと、犯罪行為そのものでないことなら、場合によっては「乗った」でいいんじゃないでしょうか。

[2313] 他方と一方はセットなのか

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

標題の一方。
話のフリきっかけ・・・とでもいうんでしょうかね。
「一方、そのころ。先行していたロケ隊は」
なんて使われ方をするじゃないですか。
「他方、そのころ」
とはいわない。

そう考えると、一方の後に続く内容は、「話題から離れたもの全般」を含むと思うんです。
対する「他方」は、「二つの対になった片割れ」に限定される。
じゃあじゃあ、他方の前提となる「初期条件」を記述する際、一方は必要なのか。
そこですよね。

一方通行のケーブルカー
ケーブルカー・・・一方通行という茶濁でございます

サンプルとして、メロンパンとクリームパンにご登場いただきます。
想定するテキストは、「他方、クリームパンは・・・」。
これに対し、一方を使うメロンパンの記述を考えていきましょう。

「一方、メロンパンには中身がない」
いきなり一方ってのは乱暴ですし、メロンパンの前提条件が必要な気がします。
ところが「の」を入れると、多少、緩和されるのです。

「一方のメロンパンには中身がないが、他方のクリームパンは中身がある」
う~ん、微妙ですね。
メロンパンには中身がない一方、クリームパンは中身がある。
メロンパンには中身がないが、他方、クリームパンは中身がある。
でいいんじゃないでしょうか。

一方と他方の組み合わせについて、念のため各所を洗ってみましたが、「セットで使う」という表記は確認できませんでした。
なので、明らかに「二つの対になった片割れ」の場合、シングル他方はアリ。
一方・・・一方はもはや、「二つの対になった片割れ」ではなくなっています。
意味のない挿入句というか、「メロンパンには中身がない。一方、野球中継はどうなっているだろうか」みたいな使い回しも可能っちゃ可能。
「さて」とか「ところで」に近い。
そうなっちゃうと、ますます「他方」と「一方」がセットである必要性は薄いわけです。
むしろ、比較が「他方」。
フリが「一方」。
そういう意識でいいんじゃないでしょうか。

[2213] わかったようで結局わからん「食欲の仕組み」

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

どうやら、脂肪が増えれば増えるほど、食欲をかき立てる傾向にあるようで。
日本の「基礎生物学研究所」が行った発表によれば、「PTPRJ」という酵素が脳へ働きかけると、「まだ食いてー」状態になるそうだ。
具体的には、食欲をセーブするレプチンの働きを弱めてしまうのだとか。

もともと、肥満体質な人ほどレプチンが「出ない」傾向は知られていたらしい。
つまり、食べれば食べるほど、食べたくなるわけだ。
しかし、「PTPRJ」を制御することで、この悪循環が断ちきれるのではと、イギリスの科学誌『サイエンティフィック・リポーツ』は報じている。

「PTPRJ」関連を報じた朝日新聞
『サイエンティフィック・リポーツ』の記事を紹介した、『朝日新聞DIGITAL』の記事

う~んと、ややこいことに、三段階あるわけですね。
整理してみましょう。
まず、食欲は「レプチン」が握っていると。ダイエットのカギは、コイツを活性化させること。
それでもって、「レプチン」の働きは「PTPRJ」が握っていると。コチラは停滞化させることがカギ。

じゃあ、どうしたら「PTPRJ」の分泌が押さえられるのかというと、記事では、そのことに言及していないんですな。
あくまで、「応用期待」段階だと。
ちなみに朝日本紙の見だしは「仕組み解明」。
ファイナルアンサーというか具体的な手法は、これからのようです。

恐らく、「PTPRJ」をコントロールする薬剤やらナニやらが必要なんでしょうよ。
そうなると、四段構えって話ですね。
「新薬」→「PTPRJ」減→「レプチン」増→肥満解消。
何というか、野菜の被害を減らすために、チョウの殺虫剤を研究しているような遠回り感。
「チョウの殺虫剤」→「イモムシをエサとする鳥類」減→「鳥を天敵とする野ネズミ」増→野菜壊滅。
・・・あっ、間違った。逆だった。
う~ん、わかりづらい。

[2113] ライターから見たジャンル研究その5「歯科医院」

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

■ 総論
士業と並び、丸投げをしていただいていい鉄板分野です。

とかく、専門用語が頻出する。
このうち、歯周病のことを「カリエス」と言うことがあるくらいの知識は、知っておかなきゃいけないレベル。
そうじゃないと、取材が成り立たない。
一方、骨の再生治療に「PRP」と「CGF」があるとかのウンチクなどは、「何ですか? それ」って聞いていいレベル。
この見極めが難しい。
だから、質を問わないメディアで、とにかく場数を踏むこと。
20院くらい経験すれば、おおむね専門用語が出そろうので、そうなってから専門性の高いメディアを狙う。
歯科医院の数はコンビニより多いとされ、競争が激しいので、仕事は困らない。

■ 発注元
医療系メディアか、サイトコンテンツの制作会社。
練習になるのは前者。
「治療のことはホームページに書いてあるから、それ以外の気持ちやメッセージを載せようよ・・・」というスタンスだと、専門性が低くなる。
加えて、フィーが低い案件なら、最初からライターのスキルを求めていない。
ここで、練習。
一方、サイトコンテンツになると、「メタルボンドは受けが悪いから、ハイブリッドとセラミックだけでいいよ」みたいな話が続出する。

歯科医院内のイメージ
どこだかわからないような茶濁でございます

■ 注意点
保険か自由診療か。
あるいは、厚労省の認可を受けていない治療方法なのか。
これらの3区分を、常に意識しながら取材する。
厚労省の認可を受けていない治療方法は、どんなに力を入れていようと、載せるべきではない。
国が認めていないのだから、事故の責任は医院にある。
しいては、その広告へ加担したライターにも、「道義的」責任が生じる・・・と思う。
自由診療は、できれば価格を入れたい。少なくとも、取材時は聞くこと。
歯科医院に限らないが、「歯周病とは」「むし歯とは」・・・なんてことをやっていても、読まれないバイナリデータを増やしているだけ。
なぜなら、他院との差別化が行えないから。
総論のページなら・・・
・理念・ポリシー
・なぜこの道を目指したのか
・実際に学んでみて、志とのギャップはあったか
・それを、どう、現在の治療に生かしているか
・患者とのコミュニケーション
・ハコ・設備の特徴
など。
各論ページなら・・・
・その治療で心がけていること
・そのために医院でしていること
・患者さんに知っておいてほしいこと
・自宅でできること
など。

■ 個人的な感想
「細かな情報をたくさん詰め込んでおくことが、ホームページの役割だ」
そう考えている編プロや医師が多い。
つまり、「こんなに、いろいろなことを知ってるゾ」というのが、強みになると誤解しているんですね。
そうではなく、集患を考えたら、「こんなに、あなたのことを想っていますよ」でなきゃいけない。
極論すると、患者へのラブレターなんですよ。
よくあるメリット・デメリット論も、「こんなに、良いこと・悪いことが起こります」が本意。
それを忘れて技術論に陥るくらいだったら、載せない方が好ましい・・・と思う。
指定文字数が未達だったら、そのときはじめて、ウンチクで文字を稼ぐ。

[2612]20170821朝日新聞

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20170821朝日新聞

[1758]「木々の名は。その10」ヤマボウシ

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

街中で見かける木々の名を知ろうという企画、第10弾。
今回は、「ヤマボウシ」です。

夏に見られる風車状の白いガクが風物詩。
秋には紅葉、晩秋になるとキイチゴのような赤い実を付けるそうです。
季節の変化を楽しめる実力派という感じがしますな。

特に葉っぱが特徴的で、ギザギザしていないものの、一見するとシソの葉に見えます。
葉脈に沿ってシワシワしているからでしょうか。
「鈴なり」という言葉がピッタリなくらい、ワサワサ生えている。

ハナミズキの白いガク
7月中旬のヤマボウシ

この真ん中にあるイガグリみたいなのが法師の頭で、修行時に着る白装束をまとっているようだから、「ヤマボウシ」なのだとか。
これに対して、同じ属の「ハナミズキ」は、白いガクの先が二股。ランのような形状をしています。
ミズキ科でハナのようなガクが目立つから「ハナミズキ」。
そう考えると、「ヤマボウシ」は、影武者なんですかね。
ちなみに、「ハナミズキ」はアメリカからの外来。
「ヤマボウシ」は、日本原産だそうです。

病気への耐性から好まれる一方、白いガクが落ちるので、掃除が大変。
一方、赤い実は食用可能で、ジャムなどに加工されることも多いのだとか。
掃除の手間を避けるか、秋の味覚を取るか。
いずれにしても、季節の変化が感じられるランドマークとして、近くに置いておきたい樹木。
ちなみに、花言葉は「友情」です。
この場合の花って、坊主頭の部分ね。

[1499] 日が短くなって思うこと

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

夏の午後3時に現場入りするのと、冬のそれとでは、明らかにできることが変わってきます。
冬の場合、外観撮影や外ロケは、午後4時が限度でしょう。
その時刻を過ぎると、画が青くなる「青っかぶり」という現象が起きるからです。

フィルムを使っていた時代は、ことにこの傾向が顕著でした。
コダック系のポジで撮ると、独特の「コダックブルー」が発生したりして、わざとそんな効果をねらったものです。
それはさておき・・・。

なので、15時集合という設定は、季節により「外ロケやらんぞ」ということを意味しています。
というか、そういう認識を持ってもらいたいんです。
夏なら、なんとか持ちこたえることができる。
でも、冬は、思っている以上にキビシイ。
そもそも斜光って、影が出てきちゃうのでやりにくいんですが。
やっぱり、ロケるなら、正午が最適。

みなとみらい21地区の夕景
9月下旬の18:02、もう、すっかり夜です

飲食店とかだと、「イルミネーションがキレイだから、夕方でも構わないよ」という方がいらっしゃいます。
あのね、どんな外観をしているのか映らないですけど、本当にいいんですか?
その写真を見て店の前に来ても、日中と違う姿だから、気付かれないですよ。
キレイな画を撮りに来たんじゃないんです。
現状を押さえに来たんです。

「画像処理して、青っ気飛ばせます?」
言いたいことはわかりますけど、単に「青っ気を飛ばす」のではなく、赤と黄色を乗せるって作業ですからね。
少なくとも、ライティングを主たる役務として提供している私の画像処理能力では。
だから、関係のないところが真っ黄色になったりします。

取材に協力いただいているわけですから、強いことが言えないんですれども・・・。
自分の都合がいい時間ではなく、「見栄えの好ましい時間」っていう発想、どうにか持っていただけないですかね。

[2312]「微妙」は、いつから否定表現になったのか

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

主な利用者は40代女性。
商品紹介のページを作る際、そんなサイト分析結果を受け取ったもので、思い切って文学してみました。
秋色をめでる散歩径・・・とかね。
あえて「道」じゃなく「径」。
そしたら、比喩はナシだと。
若い女性を意識して、もっと易しい文章にしてくれと。
話、違うじゃないですか。

加えて衝撃だったのが、「微妙」という表現について。
若い世代は、ビミョーをネガティブ表現として受け取るとおっしゃるんですよ。
「絶妙」にできないかと。
・・・オジサンは、ショックでした。

瀬戸物のビミョーにリアルな犬
ビミョーなリアルさ・・・はたして、ネガティブでしょうか

同じような例として、「ヤバイ」をポジティブな意味で使う場合があります。
使うというか、商業文では使いませんけど。
だって、それはそうでしょ。
何ていうのかな、公式じゃないし、本来の意味とは違うし。

ただ、微妙のような「本来の意味合いに別のニュアンスが加わったもの」については、よくよく吟味しないといけないようですね。
ほかに、何があるでしょう。
例えば「キビシイ」。
難しいもそうですけど、遠回しな拒否表現になっていますよね。
「稀有(けう)な存在」。
記者ハンで要注意に指定されているので使いませんが、これは本来、在り難い(ありがたい)と同義の、プラス表現なんです。単に珍しいということではない。

言葉は時間と共に変化するものなので構わないですけど、微妙がネガティブっていうのはビミョーだわ。

[2212]「優性と劣性」メンデルの法則に配慮の面デル

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

学校で教わった「遺伝の法則」、その表記が変わるかもしれないそうです。
問題とされているのは、「優性」と「劣性」というコトバ。
例の、インゲンマメですな。
日本遺伝学会によると、特に「劣性」のマイナスイメージが、対象者に不安を感じさせてしまうとのこと。
これを改め、「優性」を「顕性」に、「劣性」を「潜性」にしてはと呼びかけるそうだ。
呼びかけるそうだ・・・というのは、今月の中旬に、新たな用語集を出版する予定でいるから。
なので、いまのところ提言の域に過ぎないものの、今後の波紋が注目されるところ。
ライターとしては、いつ切り替わってもいいように、スタンバッておきます。

「顕性」と「潜性」の使用を呼びかける朝日新聞の記事
趣旨としては出版案内になる、『朝日新聞DIGITAL』の記事

また、同書では、「色覚障害」を「色覚多様性」にするとのこと。
えっ、ダイバシティですか。
てっきり、心理的不安を与えないワーディングなのかと思いきや、差別表現の回避が垣間見えてきました。
なんだかなあ。

第一、認知障害のことを認知多様性とは言わないでしょ。
身体障害も同様。
なぜなら、程度や症状を「個別に特定する」ことが大事であって、「いろいろあるよね」で片付けてはいけない問題だから。
アウトフォーカスされたというか、そもそも多様性って何。
「顕性」と「潜性」の言い得てる感と比べて、ストンと来るものがない。
「多様性」でけむに巻くより、「あなたは、オレンジと緑の判別が難しいですよ」と教えてあげた方が、安心するんじゃないだろうか。
また、生活上の注意も払えるんじゃないだろうか。
「あなたは、ダイバシティです」
・・・っていうか、健常もダイバシティの一形態なんですけどね。

[2112] 仕事を得るためには、とにかく「人と直接会う」こと

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

ジャンル研究は1回お休みして、久々にこの欄の本題、「食べていく方法」です。

夏から秋にかけて新規営業をしてみたところ、結構な収穫がありました。
具体的な仕事へ発展したのは、主に4社。
一つめは、コンテンツマーケティングを得意としている編プロで、ハナマルキやドコモ社などのオウンドメディアを受託。
二つめは、受けた編プロからダイヤモンド社の担当者を紹介され、書籍のライティングを手掛けることに。
三社目は代理店で、自分の手掛けた商品紹介ページが、はや、今週末にもUPされます。
四社目も同業の紹介で、BtoCのサイトコンテンツ制作が始まりそうです。

これらに共通しているのは、きちんとした面会をはさんでいること。
クラウドのような、[登録-案件待ち]のスタイルではないんです。
人と会うと、半分くらいの確率で、何かしらの結果が伴います。ホント。

フェイス・トゥ・フェイスのオブジェ
顔を合わせるという茶濁でございます

この業界、仕事は、見かけよりあると思います。
ただ、コネというかルートのないライターに、オイ・ソレとは発注しないだけ。
それが、例え1回でも顔見知りになると、突破口が開ける。
仮に自社案件がなくても、知り合いや他社を紹介してもらえるんです。

この動き、笑っちゃうくらい早い。
会って3日後に、案件が振られてきたりします。
[登録-案件待ち]じゃ、考えられないスピード感。

ですから、前にも書きましたけど、ライターの取り扱われ方って二層構造になっていると思うんですよ。
下層は、人や内容を問わない、「誰でもいいゾーン」。
一応、登録した得意分野に沿って発注したりするものの、別にその人じゃなくてもいい。
対する上層は、会ったことのある相手を見込んで仕事を振る、「アンタに任せたゾーン」。
仕事があるのは、おそらくコチラのゾーンです。
ですから、同じ営業をする場合、登録型は避け、個別面会型を選びましょう。
ギャラ交渉も一からするし、何より、人として扱ってくれますよね。

[2611]20170123読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

20170123読売新聞

[1757] 秋は別れの季節

[1757] 秋は別れの季節

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

誤解のないよう、早めに行っておきますけど、クモの話です。今回。
イエグモっていうんですかね。
調べもせずに書いていますけど。

夏の早い時期に現れる、1センチくらいのクモ。
巣を張るわけでもなく、生ごみにも関心を寄せず、何を食べているのかわからない。
部屋で見かけても、基本、素通りの方針です。カンタダの影響でしょうか。
だから、去年見かけたヤツが戻ってきたりする。
そんな彼・彼女らとも、せいぜい、あと1カ月のお付き合い。
名残惜しくなってきますな。

壁沿いに歩くイエグモ
目が大きくて、なかなかにかわいい

フト気付くと、ディスプレーによじ登っていたりする。
体が黒いので、保護色になるんでしょうか。
そんなときは、マウスのポイントを近づけてあげると、向きを変えたり飛びかかったりしてくれる。
ちょっとした癒やし。
一服させられるコメディ。

あとですね、なぜか「フッ」と息を吹きかけると、飛び降りてしまうんですね。
自然な風が当たっても、そうはならない。
なぜだろう、生き物の息に対し、「食われるゾ」ってな反射が染み込んでいるんですかね。
ジャマなときに、重宝します。

あっ、いま改めて調べたら、益虫のようですね。
自分より小さい虫を捕食してんだ。
一部のイエグモは亜鉛製の毒を持っていて、刺されるかかまれるかすると、皮膚がただれるとのこと。
オレを食おうとするなよ。頼むぞ。

[1498] ウィキは、信頼できる参照情報たり得るか

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

取材を伴わない記事では、周知の事実といえない事柄に対し、参照元の明記を求められる場合があります。
このとき、一般人のブログなどは論外として、ウィキもNGとする版元が多いようですね。
これは、もともとウィキの設計思想が、「一刻千金」に基づくからだと理解しています。

ことわざでいう「一刻千金」とは、「一字でも修正する部分があれば大金を払うよ」と周知して、世の中に精査を求めたもの。
ウィキも同様で、
「多くの目にさらして修正を積み重ねれば、いずれ、正確な内容になっていくだろう・・・」
という編集方針。
よって、常に、発展途上の余地を残すことになる。
専門家の知恵より数の理論というのか、少数の真理より多数の誤解というのか。
そんな可能性もあって、参照がNGになっているんだと思います。

曽我墓に関するウィキ
「曾我兄弟の仇討ち」についてのウィキ・・・これって、ネタモトが山ガハじゃんね

「山ガハ」がいいかげんだったとは言いませんよ。
確かに、『富士ニュース』を見つけて、曽我墓を追いかけました。
でも、それをもって、「曽我墓は14箇所」というのは乱暴なわけです。
参照元が明らかだから正しいとは、断言できない。
少なくとも、百科事典の呈を名乗るメディアでは。

では、キーワードの検索結果を見て、多くの人が同意見を寄せている場合はどうか。
このケースでも、リスクは残ります。
なぜなら、固有の著名な媒体に引っ張られている可能性があるから。
ガリレオが宗教裁判にかけられたのは、数の理論ですよね。

他方、版元が一次情報の出元を確認し、「この人なら信用できるな」と判断した上で参照するのはアリでしょう。
やはり、正確さの裏付けには、専門家の知見が欠かせないと思うんです。
問われるのは、数じゃない。
ですから、現段階でのウィキは、リサーチの出発点やとっかかりに過ぎないのでは。
少なくとも、プロのライターとしては、そう思います。

[2311] 悩ましい、縦書き英数表記

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

新しいメディアでモノを書く際、「です・ます」「だ・である」の別と共に確認したいのが、英数の表記方法です。
ほかにもいろいろあるでしょうが、まず、この二つを押さえるべきでしょう。
ことに縦書きの媒体では、必要不可欠です。

新聞の場合、一桁を全角「2人」などにして、二桁は「16人」とすることが多いようです。
縦書きでは、両者が同じ文字数になるんですね。
ちなみに朝日新聞は、三桁以上を、半角横書き・縦並べにしていました。
一方、ダイヤモンド社のビジネス書で、オール全角の指示を受けたことがあります。
ほかにも、考えられるパターンを並べてみましょうか。

縦書き英数のパターン
数字三桁以上は、横書き・縦並べのケースもあります

これらを後から直すのはやっかいなので、事前に知っておいた方がいいという訳です。
もしかしたら、関数か何かを使ったやり方があるのかもしれませんが・・・。
特に、自分のような「かな入力」オールドタイプは、全角英数に泣かされます。
ちなみに、「えむあんどえー」は「M&A」一発でした。
一方、「まいどきゅめんと」なんてのは無理。

あ・・・いまやっていて気付いたんですが、「カタカナひらかな_ローマ字」キーを使うと、全角英数が打てるんですね。
きのうまで、言語バーの設定をクリックしていました。
それはそれとして。

個人的には、横書き縦書きに限らず、オール半角が好ましいと思っています。
なぜなら、半角英数がワールドワイドだから・・・っていうか、横書きが世界標準だから。
縦書きを横書きメディアに変更するとき、モノによっては、変なことになるんですよ。
これは、配信や拡散を妨げる大きな要因になりかねない。
特に、新聞固有の「1桁全角・2桁半角」はいただけない。
テレビの横書きテロップで出て来ることがありますが、そもそも意味ないでしょ。
そういうことが起こり得るんです。
・・・といいますか、ホンネを言えば、いちいち打ち分けるのが面倒ってことです。

[2211] 加工食品の原産国表示が変なコトに

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

この1日から、食品ラベルの表記ルールに変更が加えられたようですね。
全加工食品を対象に、原材料の原産国表記が義務付けられるとのこと。
例えば「すし」なら、マグロ、米、ワサビなどがそれぞれ考えられるものの、このうちもっとも重量割合が大きい原材料だけでいいそうです。
なんじゃ、そりゃ。

そうなると、青汁なんてのは、どうなるんでしょうね。
恐らく、最も重い原材料は「水」でしょ。
仮に、ヤバイ国から正体の知れないアシタバを輸入していたとしても、
[原材料名 : 水(日本)、アシタバ、ホーレンソウ]
などで済むことになる。
重量より、主成分にした方がいいんじゃないの?

原材料の原産国表記報道例
一般論としての「NHK NEWS WEB」

ほか、仕入れ先が複数あるときは、「または」を使った例外表示が許されているとのこと。
「又は」という時代錯誤なワーディングをしているところもあるようですけど・・・。
それはそれとして、明確に特定できない場合、国名ではなく、単なる「輸入」とかでもいいそうです。
なんじゃ、そりゃ。
[原材料名 : 水(輸入)、アシタバ、ホーレンソウ]
全然、わかんないって。
全然、意味ないって。
いくらでも、すり抜けられる。
せめて、最頻地とかにできないんですかね。
この場合は、重量で決めてもいいでしょう。
年間を通して一番使っている水がガンジス川水系なら、
[原材料名 : 水(最頻地・インド)、アシタバ、ホーレンソウ]
この、主成分と最頻地の組み合わせが、一番安心できるんじゃないかな。
[原材料名 : アシタバ(最頻地・ヤバイ国)、ホーレンソウ、水]

まあ、そういうごまかしも考えられるわけだから、ラベルの行間を読まなきゃいけないですよね。
最初に書かれている食品があまり関係なさそうだったら、表示義務をごまかすために混入した可能性もあると。
冷凍マンゴーなのに、「レモン果汁(アメリカ)」なんかで始まっていたら、こりゃ、来たなと。
うん、別の意味で、おもしろくなってきた。

[2111] ライターから見たジャンル研究その4「スイーツの商品紹介」

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

■ 総論
文章の中身よりも、「リズム」が問われる仕事だと考えています。
考えさせるのではなく、イメージを染み込ませられるテキスト。
「こんがりと焼き色を付けたパウンドケーキの中には・・・」
とかじゃなくて、
「秋色を探しに収穫の散歩径を歩けば・・・」
みたいな、フワフワした書き方が好まれる。
ただし、テキトーじゃダメで、フワフワした中にも、しっかりとした訴求ポイントが含まれてなきゃいけない。
最もレベルとセンスが問われる分野だと思います。

■ 発注元
究極はメーカー直ですが、代理店をはさむことが多いかな。
メーカーありきで、それを狙って受注するのは難しいでしょう。
スイーツの実績がある編プロや代理店に行き、おこぼれをもらうことからスタート。
後述する書き方のコツをつかめば、後は・・・相性や文のセンスがマッチするかどうかですね。

追分まんじゅう
茶濁としての、きな粉を使った和まんじゅう

■ 注意点
ぜひ、図書館へ行って、グルメ本を手に取ってみてください。
レシピ集とかじゃダメですよ。
名のある人が、評論・紹介をしている本。
彼らのボキャブラリーは非常に豊かで、大変、勉強になります。
ただし、なぜか「しっとり、なめらか」だけは共通している。
逆に言うと、「しっとり、なめらか」の確認できる本が、テキストとして参考にすべき本ということ。
一方、感性や勢いで書いちゃっている人の文章には、品が感じられません。
この差は、比較してみると、ものすごく違う。
自分が商品紹介として発注するなら、間違いなく前者です。

■ 個人的な感想
イメージの紡ぎ方に尽きますな。
法律用語や家電製品の取説を書いているのとは、訳が違う。
難しいことをわかりやすく・・・という筋ではないんですね。
訴求要素を詩にするというのかな。かといって、ポエムに走り過ぎるのもダメ。
難しいですよ。
700字の原稿に、丸1日かかったりする。
フワフワしたイメージだけで書いていると、ロジックが立っていなかったりすることも。
「味覚の変化がもたらす、季節の移ろい」
・・・もたらさないって。
「季節の移ろいを感じさせる味覚の変化」
ですよね。
結局、リクツっぽくてNGにしましたが。

[2610]20150521読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

20150521読売新聞

[1756] 立ち去り際の美学

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

20代・30代のころと比べて、明らかにうまくなっていることのひとつが、商談や取材が終わった直後の所作でしょう。
当たり障りのない話題で間を持たせつつグッズ類をカバンにしまう、一連の流れのことです。
若い頃は、なぜかあせるんですよね。
余計なことを言われたくないというのか、待たせるのが悪く感じちゃうというのか。
それこそ、宝石泥棒のようにして、筆記具やノート類をカバンへ流し込んでいました。

それがいまでは、「間」を怖いと思わない。
怖くないから、世間話ができる。
ときには裏話で盛り上がったりして、ロケが延びたりする。
そういうのが、全然、平気になりました。

ロケ直後の現場
撤収直前の現場、一例

取材やインタビューという仕事は、対象者の実の姿を伺ったりして近しい存在になりますから、その分、余裕ができるのかもしれないですね。
きのう・きょうの間柄じゃないんだと。
実際は、きのう・きょうの間柄なんですが。

それに、ロケの撤収で一番長引くのは道具類の多いカメラスタッフなので、あせらなくていい。
逆に、彼らをかばうというのか時間をかせぐというのか、そういう第三者感がある。
第三者感のこなし技術がだんだんうまくなって、一人のときでも応用できるようになる。
「さっきの、『人の行くところに弁当アリ』って、強いコトバですよね」
とか、
「こういう取材、結構、入るんですか」
みたいな。

向こうも、間延ばしだなってことは、わかっているんでしょうね。
いつの間にか、オトナになりました。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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