FC2ブログ

[2708] 「木々の名は。その24」ニセアカシア

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

街中で見かける木の名前すら知らずに、このまま人生を終えるのだろうか。
そんな思いつきから始まったこの企画。
今回は、前から知りたかった樹木、ニセアカシアです。

この鈴なりになった葉は、枝の根元からブルルっと引っ張ることで、たやすく集められます。
そうして手元に残った葉を、なぜか「葉っぱ爆弾」なんて言いながら、まき散らかしていたんですね。子ども時代の話です。
なぜ爆弾だったのかは、覚えていません。
たぶん、B29あたりのイメージが重なっていたんでしょう。
女の子からは、よく、「ざんこくー」なんて叱られていましたっけ。
そんな思い出の中心人物が、ニセアカシアだったんですね。

ニセアカシアの丸い葉
名前こそ知らなかったものの、割と身近な存在だった樹木

ところが、このニセアカシア。
日本の生態系を破壊しかねないワルモノらしい。
「日本の侵略的外来種ワースト100」に選ばれちゃってるみたいです。
そうか、オレは、ワルモノを成敗してたんだな。
40年もたって言い訳してますが。

おもしろいことに、我が町藤沢市でも、計画的な植え替えを実施しているみたいです。
かつて、育ちやすいことで街路樹にしたものの、その正体はワルモノだったと。
それに、根が浅いことから、台風などで倒れやすいと。
あれですね。
人気タレントのブラックなスキャンダラスで、一挙にスポンサーが降りちゃったみたいな。
これでも、以外と実力派だったんですよ。
ハチミツが取れたり、まきとして重宝したり・・・って、この辺は、すべてウィキを引っ張ってますが。

まあ、それはそれとして。
「葉っぱ爆弾」の正体と、その正当性が確保されて良かった。
和名をハリエンジュというのですが、エンジュというと、もっととがった葉なので、ニセアカシア一本でいいでしょう。
ニセってところが、もともとニセアイドルだったわけです。
スポンサーサイト

[2449] 「ブログに書くからタダメシ食わせろ」って、何かが違うと思う

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

飲食店取材に欠かせないのが料理の写真。いわゆる「商材撮影」です。
そのショーザイ。常にタダかというと、そうとも限りません。
一般的な流れとしては、取材が終わった後に、

「じゃあ、領収書切ってください」
「きょうのお代は、結構ですよ」
「えっ、すみませんね、何だか」

みたいな“わざとらしい”やりとりがあって、晴れてロハになるわけです。
もちろん、そうならないときもあります。
コチラとしては経費で落とせるので、どう転んでも痛くありません。
ただ、店舗メニュー総撮りみたいなときは、あらかじめ交渉しておきますけどね。

料理の撮影
「あわせてン万円です」って言われても、持ってないときがある

これは、あくまでお仕事としての話。
ところが今、影響力のあるブロガーが取材・・・というのか、ブイブイ言ってくるそうですね。
店としても、悪く書かれるとナニなので、サービスせざるをえない。
すると、味を占めた彼ら・彼女らが、また別の店でブイブイ言わせる。
これはね、れっきとしたタカリですよ。

「じゃあ、領収書切ってください」・・・以下ウンヌンがあって、お店の好意によってロハにしてもらっているならまだしも、タダメシを当たり前だと思っているんでしょ。そのブロガーとかいう人種は。
プロでも支払うことがあるのに、よく「シレっ」とできますよ。
もしかしたら一種の広告になっているのかもしれないけど、それは結果論でしょ。
タダにしてもらっているということは、店にとって対価が伴っているということ。
そうである以上、お仕事だとわきまえなさい。
お仕事というのは、関係者双方で中身を決めて行うものなの。
一方通行ではないの。

というようなことを、この間の取材先がおっしゃっておりました。
まあ、前からそんな人種がいるとは思っていたものの、一部のお店は迷惑しているようです。
もちろん全部が全部じゃないだろうけど、食べちゃってから正体明かすって、もう、どうしようもできないですよね。店舗側としては。
やっぱり、タカリだと思うけどな。

[2362] 読者のIQが30だと思って、文章を書いてください

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

先日、新しく立ち上げるメディアの打合せがありまして。
そこで言われたのが、標題の衝撃的な内容なんです。
何でも、いまの若い人は、文章を「わかろうとしない」のだとか。
タイトルも、「思いっきり、バカっぽくていいです」とのこと。

うーん。ここからは、自分の解釈なんですが・・・。
要は、左脳によるロジックな読み取りができなくなっているということなんでしょう。
全部、右脳の直感的な情報処理で済ませちゃっている。
右脳処理できないものは読まない・・・というか見ない。
これはね、文章そのものが意味を持たなくなりかけてますよ。

街路樹の説明書き
説明書きは単なるオブジェ

なぜ、こんなことになっているんでしょう。
あくまで「考えられる一因」にとどめておきますが・・・。
まず考えられるのは、マンガの影響。
マンガだって読解力が必要という意見、ごもっともです。反論するツモリはございません。
ただし、ビジュアル的な助けがないと、「わかろうとしない」傾向があるんだと思います。
次に考えられるのは、以前にも書いた、会話の短文化。
「すごーい」「やばーい」「たのしー」だけでコミュニケーションが進みますよね。
これも、どちらかというと、右脳直裁型の情報処理です。
左脳によって文章化されていない。

いやはや、IQ30ですか。
単語の多くを、文章にバラさないといけなそうですね。
例えば「情報処理」なんて言葉も、怪しくなってきます。
「自分の考えをまとめること」とかになるんでしょうか。
右脳直裁型は、もはや右脳の説明なんてしていられないので、「思ったままを行動に移すタイプ」などに書き換える必要がある。

単語を文章に置き換えると、助詞を使うんですよ。当たり前ですけど。
そうなると、助詞のカブリを親の敵だと思っている自分としては、ワーディングに制限が加えられます。

右脳直裁型の情報処理
思ったまま「を」行動に移すタイプが自分の考え「を」まとめること
ほら、「を」がかぶっちゃったでしょ。
→思ったままに行動するタイプが自分の考えをまとめること

右脳直裁型の情報処理が散見されます
思ったままに行動するタイプ「が」自分の考えをまとめること「が」散見されます。
今度は「が」がカブった。
→思い込みで突っ走る人が多く見受けられます。

これね、ものすごく、めんどくさいわけ。
簡単かつわかりやすくって、究極のテクニックなんですよ。でもって、自分の信条である助詞はカブらせない。
いやー、鍛えられるな、ある意味。

[2262] 暴力があってもパワハラにはならない法的な説明

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

体操女子の宮川紗江選手絡みの問題。
パワハラと暴力行為をゴチャにしている場面が散見されます。
そこで、過去500件以上の弁護士に取材しているライターが、この両者を整理してみようと思います。

まず、「各種ハラスメントは、被害者意識によって成り立つ」ということを知っておいてください。
他人が目撃して「パワハラが行われていた」なんていうことは、絶対に、ありえません。
暴力とも限らないんですけど、とにかく何かしらの行為を受けて、それを「嫌だな、迷惑だな」と感じたとしたらハラスメント。
他人が見ていて、「嫌そうだな、迷惑そうだな」と思っただけでは、成立しないんです。
もちろん、本人が何とも思わなかったら、ハラスメントではありません。

これについて、「ハラスメント行為は、そもそも存在しない」という弁護士もいます。
なぜなら、常に“行為”が先行するからです。
最初に行為が単独で発生し、その次の段階で嫌な思いが湧き上がり、検証の段階でハラスメントと認定される。
つまり、最初の行為とハララスメントは、それぞれ別の時系列で起きているわけです。
話しが少しズレましたけど、とにかく、暴力行為とハラスメント行為は別物。

宮川選手のメッセージを報じる「日刊スポーツ」
報道一例としての「日刊スポーツ」

さて、その認識で、当該事件を振り返ってみましょう。
宮川選手が「パワハラには感じていない」と言った時点で、ハラスメントは不成立です。
ハラスメント行為などというものも存在し得ません。
コメンテイターが「ハラスメント行為」という言葉を口にしたら、それは、別の事件か何かということになります。

また、処分を受けたコーチも同様で、ハラスメントと切り離した解釈が必要でしょう。
具体的にどのような行為が行われたのかを検証し、その行為と処分が釣り合っているかを検証する。それが筋だと思います。
指導と暴力の境目について、「暴力的な指導を是認すると、一部の選手が泣き寝入りするはめになる」なんて意見は、全くの的外れ。
嫌な思いをしているなら、ハラスメントは成立しますから。
ごちゃになっている典型的な考え方といえるでしょう。

繰り返しますけど、行為とハラスメントは本来、パラレルなんです。それぞれ独立したもの。
ただしこの両者は、問題解決の方法として法廷に持ちこまれたとき、はじめて結び付けられる。

この件のオチとしては、宮川選手が個人的な関係で元コーチから指導を受けるという展開になるんじゃないですかね。正式なコーチという立場ではなく、「体操が上手なお兄さんからのアドバイス」というタテマエで。
プライベートな間柄なら、協会も口が出せませんから。

[2162] 仕事は人からもらうもの、クラウドのよくある勘違い

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

このコーナーは、「文章で食べていく方法」でしたね。
ときどき、忘れます。
じゃなかった・・・ときどき、思い出します。

さて、「クラウドなんてやっていても受注は伸びない」というのが、自分なりの結論です。
ライターの仕事は完全に二分化されていて、量重視ならクラウド、質重視なら人を介しての発注。
言い換えるなら、低予算がインターネット、高予算が人。
この傾向は、しばらく変わらないでしょう。
第一、クラウドという仕組みが、逆競りみたいなものですからね。
安い条件で大勢に振っといて、1人でも食いつけば、仕事が成立する。
完全に、売り手市場じゃないですか。

じゃあ、じゃあ、どうしたら、いい条件の仕事にありつけるのか。
その答えは、ひたすら、人に合うことです。

有楽町の街オブジェ
オフィス街で見かけた、「人の和」的な輪のオブジェ

ライターを募集している編プロでもいいですし、募集していない会社に面談を申し込んでもいい。
いっそのこと、クラウドの案件元に面会してみたらどうですか。
要は、顔の見えない相手だから、安く振らざるを得ないと思うんですよ。
だって、どんなライターだか、わからないもの。
それこそが、クラウドの仕組みであり盲点。
本来、仕事ってのは、人が信頼できる相手に依頼するものなんです。

自分の過去を振り返ると、こんな経緯がありました。
・ちょくちょく会っていた編プロの担当が転職し、その転職先で人脈を広げてくれた
・メディア主催のパーティで、初めて会う担当者と意気投合した
・ライターを募集していた編プロに面会したら、別の出版社を紹介してくれた
いずれも、今の仕事につながっています。

さて、面通しをしたとしても、すぐに仕事が振ってくるわけではありません。
クラウドの受注率と比べたら、実になる確立は低いでしょう。
ただし、実際に問い合わせが来たときのフィーは、そこそこいいと思います。だって、売り手市場じゃなくて、ご指名でしょ。
ぜひ、期待に応えましょう。
今度は、そのレベルの仕事がベースになるはずです。
例え単発で終わったとしても、他社へアピールできる実績にはなるんじゃないですか。

[2661]20180527読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

20180527読売新聞

[2707] 金足で盛り上がる地元を見て、ちょっとうらやましかったこと

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

いくら関心のない私でも、今年は見てしまいました。甲子園決勝。
こんなこと言ったら球児に殺されかねないけど、落ち着くべきところに落ち着いたのではないでしょうか。
農業高校だけに、敵を破り去って葬るというイメージがそぐわない。
ちまたでも、心の土壌を耕すウンヌンが言われてますし。

それより、地元をはじめとした東北の盛り上がりが凄かったです。
ああいう雰囲気って、東京にはないですからね。
東京を代表する甲子園校っていったら、早実になるのかな? 少なくとも、私の時代としては。
都を挙げて早実って感じじゃないもの。
たぶん、人口が多くて分散しちゃっているから、「この一校にかける」っていう雰囲気が希薄なんでしょう。
何より、早実だったら、巨人を応援するほうが早い。
ということで、甲子園熱が薄かったです、昔から。

文京区在所の某小学校正門
母校の小学校、1時間かけて通学してました

とかく東京は、「地元意識」ってものが醸成されにくいと思うんです。
3代前から住んでいる人より、通勤事情で引っ越してきた新参者が多い街。
しかも、10年先、いるかどうかわからない。
仮にいたとしても、東京都は別の故郷へ愛着を持っている。

だから、あの盛り上がりが、うらやましかったです。
地元の企業で、試合時間に臨時閉店していたところもあったんでしょ。
そんなこと、東京じゃ、考えられない。
逆に、どんなことが起こったら、店を閉じるんだろう。
もちろん、個人的な冠婚葬祭などは除きますよ。あくまで、地元の盛り上がりを前提とします。
うーん、考えつかん。あって三社祭か。

まあ、そういう意味でも、感動を伝えてくれましたね。
人のつながりというか、心の通い合いというか。
買い物をするのはアマゾンじゃないと。地元の商店だと。
要らなくなったら、すぐメルカリでもないと。
そういう「人間不在社会」の反作用として、金足の存在が浮かび上がっていたんだと思います。

[2448] 歯のかみ合わせは、餅つきで考える

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

歯医者さんのインタビューで、「なるほどね」という話が聞けたので、ご紹介まで。
内容としては、歯のかみ合わせに関するものです。

かみ合わせを正確に説明すると長くなるんですけどね。
「上下の歯が、機能的に正しい位置で接していること。もしくは、それを可能にする歯並び」
といったところでしょうか。
例えば、左右どちらかが「高い」と、逆側の歯は完全に閉じないわけです。
それをカバーしようとして・・・中略・・・最終的に腰やヒザが悪くなることもある。
だから、バランスとともにピッタリ感が大切。
まあ、そんなところが、一般的な解釈だと思います。
ところがこの先生は、「餅つき」と同じだって言うんですよ。

ブリッジの歯形
茶濁の出元と今回のインタビューは、関係ありません

えー、お餅をつきます。きねと臼を用意しましょうねと。
この場合、「きね」が上の歯、「臼」が下の歯です。
従来の考え方では、この「きね」と「臼」がいかに正しくかみ合っているかを重視してきました。
でも、実際の餅つきって、そうじゃないよねと。
たたく瞬間、微妙にズラしてつぶすよねと。
だからこそ、粒感の残らないお餅ができあがる。
そこまで考えていかないと、正しいかみ合わせが実現できない。

また、餅つきには、横から「合いの手」が入るじゃないですか。
水を付けたり、餅をひっくり返したり。
口の中では、舌や頬が、ああいう動きをしているんだと。
つまり、いくらいい歯を入れても、それだけではダメ。
もっと、口の動かし方を意識しなさいと。できなかったら、練習しなさいと。教えてあげるから。

いやはや、ビックリ。
この先生が言っていることは正しいと、直感的にわかりますよね。
こういうときって、実は、ものすごく大切な瞬間なんですよ。
得ようとして得られるセリフじゃない。
やられた感、たっぷり。
しばらく、次の言葉が見つからなかったです。

こういう名言、結構、集まっています。
そのうち、本にまとめて出版しようかな。

[2361] 箇条書きや併置は、品詞をそろえる

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

標題の件。
まずは、好ましくない箇条書きの例です。

■おいしいベーカリーの法則
中身がモッチリ、外がカリッツと焼けている
住宅街立地
イートインが完備されている
奥さんが優しい

名詞・動詞・形容詞が入り混ざっていますよね。
これでは単なる感想の羅列です、項目の併記ではありません。
私文ならいいですけど、お仕事だったら、品詞をそろえましょう。

●名詞の例
中身がモッチリで、外がカリッツと焼けている食感
住宅街立地
イートインの完備
奥さんが優しいこと

●文体の例
中身がモッチリ、外がカリッツと焼けている
住宅街に立地している
イートインを完備している
奥さんが優しく対応してくれる

カボチャのカップル
理想的な併置としての茶濁でございます

次は、一つの文章の中に出てくる併置です。
「や」や「と」でつながれるワーディングも、品詞を統一しましょう。
それだけで、ものすごく読みやすくなります。
逆に、統一されていない文体は不安定で、主語や述語のかかり方がわかりづらくなります。

×考慮すべきは、住宅街という立地条件と、そのような店舗が少なくなっているので注意が必要です。

途中から項目の併置ではなくなってしまいましたね。
校閲をしていると、こうした文章をかなりの頻度で見かけます。
自分で何をやっているのかわかっていない。
例えば、平文で、

住宅街という立地条件を考慮しつつも、そのような店舗が少なくなっているので、よくよく探してみましょう。

ならいいんですよ。
そうではなくて、「考慮すべきは」に続く併置を書くなら、品詞を統一してください。

○考慮すべきは、住宅街に位置して買い求めやすい立地条件と、そのような店舗が少なくなっているという事実です。

箇条書きと文中の併記は、品詞を統一すること。
言われてみれば当たり前なんですけど、いわゆる「ライター」といわれている人でも、できていないことがあります。

[2261] とりあえず、セルフでサマータイムをやってみた

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

「とってつけた」とは、まさにこのことを指すのかもしれません。
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、東京五輪の暑さ対策として、「サマータイム」の導入を阿倍首相に申し入れたそうです。
仮に時差を2時間とした場合、マラソンのシミュレートでは、おおむね気温が30度になる前に競技を終えられる模様。
あくまで、シミュレーションですけどね。

他方、世論や専門家の意見では、反対の声が多いようです。
その主だったものを抜粋すると
・時間の調整がうまくいかず、システムに支障をきたす
・生活リズムが狂うことで、健康を損なう
・始業だけが早まる結果となり、労働環境の悪化を招く
といったところでしょうか。

サマータイムについての日経新聞の記事
報道一例としての「日本経済新聞」

実はワタクシ、2年前から、個人的にサマータイムを導入しています。
夏って、早い時間から明るくなるし、暑くて寝てられないじゃないですか。
なので、自然に目が覚めちゃう・・・っていうのが正直なところ。
それを2年前から、生活様式として取り入れたのです。
目覚まし時計を使っていないので、だいたいのところなんですが・・・

6月-8月
6時半ごろ起床 11時半昼食 7時夕飯 0時就寝
3月-5月 9月-11月
7時ごろ起床 12時昼飯 7時半夕飯 0時半就寝
12月-2月
8時ごろ起床 1時昼飯 8時夕飯 1時就寝

というようなサイクルで生きています。
実際にやってみて気付いたこととしては、当たり前ですけど、ほかの全員が同じようにシフトしていないと、かなり生活しにくいという事実です。
例えば夏時間では、こんなことが起こりました。

・朝、仕事を始めて、電話とかで確認したくなったときに、かける相手がいない」
・夜、パソコンを落としてオフってから、仕事の電話がかかってくる
・ランチで外食できるところが少ない(11時台に開店している店が少ない)

加えて、終電の時間も気になりました。
例えば、5時に始発、0時に終電という電車があったとしましょうよ。
サマータイム下では、3時始発、10時終電ってことですよね。
乗り遅れる人が続出するんじゃないでしょうか。
花火大会なんかがいい例で、あれを明るいうちにやられても困る。
開催時刻はどうしたって、夜の7時-9時でしょ。
終わったら即のお帰り。ビールを飲んでるヒマなんてない。
それに、世の中の飲食店が、軒並み夜7時ごろ閉店するわけでしょ。
地方都市じゃないんだから。観光地とか、どうするんだろ。

そうだ、チェックインやチェックアウトも早まるんですよね。朝の7時にホテルを追い出される。
ゴールデンタイムは夕方の5時。
ドラマは月9じゃなくて月7・・・何て読むのかわかりませんが。ニュース帯も5時ってことですよね。
いやはや、キリがないので、この辺で。

[2161] 撮影禁止のはずの書店棚を公開している方へ

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

8月末、春から手掛けていた某書籍が書店へ並びます。
フルフルで担当した全国誌は、かれこれ4冊目になるのかな?
単発の記事を合わせると、もっとあった気がします。
それはそれとして。

よくブログなんかで、「書店に並びました」的な投稿ってあるじゃないですか。
あれ、基本的にNGのハズなんですよ。
自分もやってみたくて、書店へ問い合わせました。
写真を撮ってもいいですかって。
でも、絶対と言っていいほど、許可は降りません。
ディスプレーは、販売戦略というか、一種のノウハウですからね。
「見たらわかっちゃうじゃん」という気もしますが、記録や資料として残すのは御法度らしい。
それが、書籍部分のアップだけだとしてもね。
なので、公開しちゃっている人は、知ったうえでのダマテンか、常識知らずということになる。
いずれにしても、いただけません。

コンビニの書店棚
ウチの近くの、気の知れたコンビニで許可済み

ことに大手の書店ほど、撮影を嫌がるようです。
なので、コンビニにも流通している場合、顔見知りのコンビニで撮らせてもらってます。自分の場合。
早めに行かないと売り切れちゃうので、発行日にダッシュ。
週刊誌だと、冊数そのものを入れていないですから。3日でさばけるくらいの量しか配られないわけです。
えと、本論から外れました。

書店のディスプレーは、原則として撮影禁止。
それを公開するということは、自らの犯罪を公開しているということ。
しかも、おそらくは、知っていてのダマテン。
きっと、コソコソ撮ってたりするんでしょう。最初のカットが手振れで、もう1回撮り直したりして。
そう考えると、ちょっと笑えます。
もし広告展開しているなら、そのゲラをもらえばいいじゃんね。もちろん、使用目的を明かしたうえで。
あるいは、出版社の該当サイトをハードコピーするとか。
ブラウザ画面そのものに著作権は働かないはずなので、よっぽど楽。
でも、やっちゃいたいんでしょう。書店の盗撮を。
それ、犯罪ですから。

[2660]20180515読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

20180515読売新聞

[2706] 災害避難を、お祭りやイベント化してみる

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

なかなか周知の進まない、災害時の避難。
思ったんですけどね、「避難」じゃなくて、「イベント」にしてみたらどうでしょう。
「台風の日は、集会所でゲーム大会」
みたいな。

備蓄品に、ボードゲームや射的なんかがあったりして。
もちろん、自分のゲームも持ち込み自由。
お菓子は500円まで。
楽しいと思うんですけどね。

ゲームに限らず、コンサートやライブだっていい。
何だったら、パソコン教室を開いても可。
いっそのこと、「台風の日は、各カルチャー教室を無料で開催」にしたらどうでしょう。

射的の屋台
ホンモノのテキ屋に来てもらってもいい

要は、

「行ってみて楽しかったね」
「また台風来ないかな、今度はもっとうまくなるぞ」

的な要素に持っていきたいわけです。
「行くのがメンドクセー」、あるいは、「行かなくても大丈夫じゃないか」にしない。
「楽しそう」「来年も参加したいな」が目的。
もちろん、家庭の浸水対策などは、あらかじめやっておく必要があるでしょう。場合によっては。
でも、楽しいイベントが控えていたら、積極的に取り組むんじゃないでしょうか。

このイベントのミソは、仮に災害が起こらなかったとしても、楽しい思い出を残せること。
空振り感のないこと。
そして、ご近所の交流が進むこと。
モノポリー大会とかね、かなり盛り上がるんじゃないかな。記念に台風のコマを作って、持って帰ってもらったりして。
藤沢市でやってくんないかな。
オレ、絶対、行くけど。台風来なくても。

予算が付くんだったら、その手の団体に安くしてもらって、本格的な謎解きゲームを仕組んだりね。
無作為抽出のチーム制にしたら、知らない人と仲良くなれるかも。
ドキドキっていうのは、疑似恋愛体験になるんでしょ。
台風のドキドキもあいまって、少子化対策につながったりして。

[2447] 今度は網走、北海道

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

毎度、映画のロケ地でございます。
現在、仕事のメインが医療記事、それもライティングではなく編集業務なので、ネタが偏ってきましたね。
でも、夏の暑い間は、おウチでできる仕事に限る。
秋になったら、現場絡みの仕事を増やしていきます。

さて、お題。
映画は、ヘレン・ケラーのようなキツネの話。
北海道の網走市が舞台です。
やきそば巡りで行ったことがある街なので、土地勘やネタは大丈夫。とはいえ、網走監獄あたりが定番になるんでしょう。

博物館 網走監獄のエントランス
2009年、フリーになる1年前の写真

いろいろ調べてみると、映画のヤマ場は、能取岬という場所で撮られたらしいですね。
タンポポ畑で有名、ほかに、流氷スポットでもある。
ところが10月号の掲載なので、ともにシーズンじゃない。
秋のオススメは、通称「サンゴ草」が湖面を赤く染める能取湖だそうです。
一時、造成工事で見る影を失ったものの、近年、復活に成功したとのこと。
とりあえず、候補。

ラストシーンは、原生花園でのロケ。
ところが、ここに咲く花も、8月までが旬でした。
花目当てだったら、「フラワーガーデンはな・てんと」がギリギリ。
100パーセント天然の原生花園と違って、「フラワーガーデンはな・てんと」は地元ボランティアが手入れしているそうです。

そして、いよいよの網走監獄。
ここで書きたかったのは、鎖塚についての歴史だったんですね。
北海道を横断する道路建設には、労働力が必要だったと。
そのために、囚人を集めて安くこき使ったと。
現場で亡くなった囚人が埋められると、人骨は朽ち、金属の鎖だけが残る。いわく「鎖塚」。

さて、スポットが整ったところで、統一したテーマを何にしましょう。
何か、自然VS人工 的な対立軸が見えてきますよね。
サンゴ草の造成工事と自然保護による復活のくだり。
自然派の原生花園と、管理派のガーデン。
朽ちる人骨、残る鎖。もっといえば、道東の原野と、それを開拓する試み。
自然はときに完璧ではなく、人がそれを補おうとするけれども、それって自然といえるの?
ありのままの姿を楽しむ? それとも、人の手で整えられた形を鑑賞する?
ということで、ヘレン・ケラーのキツネにつなげると。
自然を受け入れるって、そういうこと。オフシーズンの網走だって、心持ち一つで楽しめるかも。主人公の少年はそう言っているよと。
多少の強引さが否めないけど、まあ、基本的な筋としてはいいんじゃないですかね。

[2360] 見出しで省略できる「を」

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

「世界とつながり 活路さぐる」
朝日の副読紙で見かけた見出しです。
活路「を」さぐる
とはしてないんですね。
ほかにも、こんなタイトルが紙面を埋めていました。

外国の若者、夢持てる県に
若き担い手と、海外めざす農園
海渡る、被災地発ソーシャルビジネス

この記者の個性と見ることもできますが、まあ、あってもいいワーディングではないかと。
ただし、見出し固有のテクニックであって、平文では使えなさそうですね。

朝日「GLOBE」の表紙
もちろん、「を」付きのタイトルもありました

同様な助詞の省略は、しばしば「の」でも行われます。

二児母、叫び届かず
梨出荷、全国で始まる

みたいな感じで、これは意識の中にありました。
しかし、今回改めて気付きましたね。「を」も省けるんだと。
ケースによりけりですが、報道っぽい気分が出るようです。

リピーター稼ぐ、究極の方法
時短への取り組み、成績伸ばす
見る目変わる、越後屋のかき氷

うん、おもしろいですね。
クセになりそうです。
あっ、最後のは「が」の省略でした。
結構、なんでもいけるって話なんですかね。
ということは、主客の区別が付きにくくなるリスクをはらんでいそうです。

政府待つ、民間主導の動き

この場合、政府「を」待っているのか、政府「が」待っているのかが、判別できません。
やっぱり、ケースによりけりなんでしょう。
二義が起こり得るときは、省略しないで、きちんと助詞を入れる。
意味合いが明らかなときは、試みに直結してもいい。
あーでも、知っちゃうと、中毒性があるな。
今後、このブログで急増していく予感です。

[2260] 核兵器の定義とは、放射能汚染兵器なら多くの国が作れる

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

この夏、各紙で報じられた核の問題。
論点がイデオロギー化しちゃって、前へ進めなくなった典型だと思っています。
なぜ、核保有国と被保有国という対立軸になるんでしょう。

例えば、高速増殖炉「もんじゅ」で処理するはずだった核のゴミをですよ、HⅡAロケットに乗っけて任意の国へ飛ばせば、立派な核兵器じゃないですか。
爆発力こそないものの、放射能被害が長期間にわたって発生しますよね。
だから、この問題の本質は、「原子力エネルギーをいつまで使う気なのか」にあるはず。
トランプ大統領が言っていた「小さな核ミサイル」と、HⅡAに乗っけた核のゴミは、あまり変わらないと思うんです。
だから、核兵器禁止条約の批准ウンヌンも、自分にとっては意味を持たない。ドッチだっていい。
第一、その国の原子力発電所を通常ミサイルで撃っても同じでしょ。
問うべきは、核兵器禁止ではなくて、原子力禁止じゃないでしょうか。

ヒロシマ訪問関連の記事
報道一例としての「沖縄タイムス」

それに、安部首相のスタンスは、「いきなり核兵器をゼロにするより、できるところから減らす方が現実的」というものですよね。
CO2の問題でも、削減目標を立てて、段階的に減らしているじゃないですか。
なのに核兵器となったとたん、全廃アリキになってしまう。
そこが、イデオロギー化しちゃっている「おかしな部分」だと思うんです。
気持ちの問題が勝りすぎちゃって、むしろプロセス化の障害になっている。
気持ちを高めるために、ヒロシマ・ナガサキが変な使われ方をしている。

原爆の投下から、今年で73年でしたっけ。
いまだ解決をみないそのやり方、合っているんですかね。
仮に達成できたとしても、核のゴミってどうすんの。原子力発電所をどう守るの。
陸上イージスとか、現状と同じ防衛手段が求められますよね。やっていることは変わらないはず。
「ハンターイ」って言っている人は、何に反対しているんだろう。
仮に核ミサイルがなくなったとして、それで、どうするんでしたっけ。何か、達成できたんでしたっけ。

[2160] 委任契約後、ライターの仕事はどう変わったか

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

某社と試験的に始めた「委任契約」。
原稿あたりいくらという請負契約ではなく、いろんなことを月100時間まで固定額でこなすという受発注方法です。
さて、その最初の7月度。
どのような内訳だったでしょうか。

新規原稿作成 5:47
編集・校閲 57:16
メール・データ操作 8:25
リサーチ・取材準備 12:26
電話・取材・打合せ 19:47
合計 103:41 (単位は時間)

純粋に原稿を書いたのは6時間弱、はたしてコイツ、ライターなんでしょうか。

代々木公園からN局方面
貴重な外出機会だった、N局さんの打合せ

ちなみに、その会社以外の仕事は、こんな感じ。

ロケ地の連載x 2本 リサーチ・画像手配・ライティングで約10時間
商材のコピー付け 約5時間
タウンロケのリサーチと取材交渉 約8時間

結局、物書きは21時間しかしてませんでしたな。
7月と8月は、暑いしね。
ヘタな取材ものが来ても、断るツモリでいました。
だって、取材用のフルセットと三脚抱えて、この炎天下でしょ。
考えただけでも汗が出る。
仕事で外出したのって、7月は、わすが2回だけでした。
あとはひたすら自宅。ただし、図書館除く。

キャパとしては、あと40時間くらい取れたから、7割前後といったところ。
自分で言うのもアレですが、「優秀なライターの時間を、先に確保しておきたい」という発想から始まった委任契約。
初月としては、まず、こんなところでしょう。それに夏だしね。
まだまだ手探り状態です。

[2659]20180510読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

20180510読売新聞

[2705] 電話の折り返しに命をかけている人

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

良くも悪くも、自分の仕事に信念を持っている方がいらっしゃいまして。
電話の取次ぎなどで多いのが、全身全霊で「折り返し」を勧めてくるケースですな。
もう、それが自分の仕事の全てだと考えているんでしょう。
ちょっとした伝言すら頼まれてくれず、
「後ほど、こちらから折り返しましょうか」
の一本やりで攻めてくる。

その方が、楽なんでしょうね。
余計な仕事や責任を抱え込まないで済むから。
また、電話代行・・・というか、折り返し代行を雇っている場合なんかもあるようです。
でもね、折り返しだったら、アンタ、要らないのよ。
留守電と変わらないじゃない。

ギョーザの皮を折り返すと厚さの描写ができる
「折り返し」という茶濁でございます

ちょっとした気の遣いようというか、なんとかしてあげようという配慮で、事は相当に進展するんですけどね。
何時ぐらいだったら担当者がいるか教えてくれるとか、要件の趣旨を伝えといてくれるとか。
それだけで、ワンステップ進むんです。
なのに、頑として「後ほど、こちらから折り返しましょうか」だもんな。

「あいにくと○○は不在でして、後ほど、こちらから折り返しましょうか」
社内にいて不在なんですかね、それとも外出していらっしゃるんですか?
「あいにくと私ではわかりかねまして、後ほど、こちらから折り返しましょうか」
そしたら、取材の日時を打ち合わせしたいと、希望の日程を2・3メールしてくれないかと、そうお伝えいただけないでしょうか。
「○○がどう判断するかわかりませんので、後ほど、こちらから折り返しましょうか」
いやいや、取材自体は了承いただいてるんですよ。
「いずれにしても、こちらから折り返しましょうか」

もはや、持久戦を仕掛けられちゃってるもの。
でもってこの戦い、絶対、コッチが負けるもの。
しょうがないから折り返しを頼んでみたものの、結局、かかってこなかったりするんですよね。
そして、翌日。

「あいにくと○○は手が離せませんでして、後ほど、こちらから折り返しましょうか」
きのうもこんなやりとりだったんですけど、何時くらいだったら、○○さんお手すきになるんでしょう。
「あいにくと私ではわかりかねまして、後ほど、こちらから折り返しましょうか」
今、いるんだったら、ちょこっと伝言してきてくれないですかね。
「○○がどう判断するかわかりませんので、後ほど、こちらから折り返しましょうか」
別にあなたが怒られたりしませんから、日時を聞いてきていただくだけですから。
「いずれにしても、こちらから折り返しましょうか」

これ、一週間くらい繰り返したことがあります。
キミら、存在価値がまったくない。
かえって、迷惑。
中にはね、積極的に絡んでくれる人もいるわけですよ。
「どのようなご用件でしょうか。だったら私のほうで確認して、1時間以内にご返事できると思います」
すごい助かる。
電話対応の鏡。
20人に1人、いるかいないかでしょうけど。
もちろん、晴れて○○さんと話せたとき、その方を褒めちぎります。
だって、有能な人材ですから。いつまでも居続けてもらって、ボクらを助けてほしい。

[2446] 読まずに書く「書評」

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

前回、意味深なフリをかましました。
読まずに書く「書評」。
読んで字のごとくでございます。
3冊分、各600文字、納期は一週間、2万5000円で頼めないかと。

そのときは「図書館へ行きゃいいか」くらいに考えて、引き受けてしまったんですね。
ところが、藤沢市全市の公共図書館で貸し出し中。
近くのBook OFFにもないと。

2万5000円ってことは、時給3000円でやるとして、8時間前後ですよね。
1冊3時間。どのみち、きちんと読んでいる時間はないわけです。
映画評をやっていたときも、3割くらいは見てなかったですしね。
いいや、もう。インターネットであらすじ探そう。
ただし、他人の意見のパクリやリライトは御法度です。そんなことをしていたら、二度と振られないでしょう。
あくまで、読んだ状態と同じ程度の情報を詰め込んで、そこからオリジナルの書評を書く。
よし、やってみますか。

個人の蔵書イメージ
書評・・・というより単なる本の茶濁でございます

1冊目は、「自分の手のひらを眺める」といったようなタイトルです。
環境や他人に流されやすい主人公らの物語、7本の短編によるオムニバス形式の小説。
この場合の「手」とは、「思うがままになるもの」の象徴のように感じました。
自分で決断して動いているはずなのに、なぜか、そうならない。この手は、本当に自分の一部なのだろうか・・・と。
幸い、その点に触れている感想・書評は見当たりませんでした。
1本、クリア。

2冊目は、「最初の恋」を英単語にしたタイトルで、女子大生が父親を殺してしまうストーリー。
なぜ、この英単語がタイトルなんだろう・・・そこが、ずっと気がかりでした。
おそらく、他人からの期待や要望に応えている限り、本当の感情は発露しない。
自分の気持ちというのは、自分で考える力によって発動するんだと。
裁判をへて主人公が感じた、初めての自分の気持ち。
そう解釈しました。
日本の女性は、正しさの基準を他人の尺度の中に求めてしまうので、その辺の警告も込めて、2本、クリア。

3冊目のタイトルはお盆の習慣で、8月16日くらいに玄関先で燃やすヤツです。
これが一番、手間取りました。
やはり、タイトルと中身が結び付かなかったからです。
そこで、こう、こじつけました。
作品では、コインの表側だけが精密に描写されている。東北地方の景色や風習などですね。
ところが、自分でも気付かぬ間に、コインの裏側の描写が完成している。クライマックス近辺のダークな世界感です。
この、文章として書いていないのに誘い込まれる感覚が「迎え火」だと。
誘っておいて、アンタはアウトサイダーだねって突き放す部分がタイトルだと。
3本、クリア。

まあ、きちんと読んでいないわけですから、中身に関することは書けません。
3本のいずれも、本に関係しているようで実は無関係な、周辺領域のゴタクを並べています。
でも、ロジックさえ立っていれば、読み物としては成り立つでしょう。
「ほうほう、そういう解釈もありえるわな」と。
今回は緊急回避だし、もう、いいじゃん、それで。
次回からは、きちんと時間をもらいます。

[2359] 筆致とワーディング

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

「筆致」という言葉を、何かのメディアで見かけまして。
いつか使ってみようと、心に留めておいたんですね。
その機会が、ついに訪れました。
詳しくは、あすのブログで暴露します。
それはそれとして。

「筆致」の意味というと、「文章の個性」になるんですかね。
ワーディングは、テクニック的なニュアンスが強い。
「致」には「至るところ」、つまり、最終的な境地のような含みがあります。至芸なんて言葉も見かけます。
だから、「が」と「を」を取り換えるような平場のテクニックではないと思うんです。
その人なりの文章、読めば作者がわかるような文体、そのあたりが筆致にあたるんでしょう。

鎌倉宮の絵筆塚
筆の行き着くところ、「筆塚」の茶濁でございます

さて、商業文を前提とすると、「筆致」が顔をのぞかせる場面はありません。
基本的に、個性を殺した書き方ですからね。
やはり、小説のような作品が「筆致」の出番なんでしょう。
小説というか、「小説を論じる場」というか、とにかくそういう類いの文章です。
なので、書評でもないかぎり、あまり使われないんじゃないかな。

加えて、連用止めを多用しているとか短文が多いとかは、「筆致」と言えないかもしれません。
個人的な見解かもしれないけど、テクニックに含まれるものはワーディング。
繰り返しますけど、その人なりの文章、読めば作者がわかるような文体が「筆致」。
身近なものに例えるなら、ベッドの匂い・・・はちょっと違うか・・・まあ、オーラ的なものなんでしょう。
方針やスタイルとも違っていて、やはり「筆致」でしか言い表せない状態に対して使うべき。
次回は、その書評に関するお話です。

[2259] 男女差別を問う前に、東京医大の入試操作問題

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

東京医大が女子受験者の点数を一律に減点していたという問題。
まずわからなかったのは、なぜ「大学」がそんなことをしたのかということ。
現場の医院が傾斜をかけていたならまだしも、入試で行う意味ってあるのかな。最終的には、優秀な人材だけが優秀な医師になれるわけだし。
そう思って調べてみたら、系列医院からの要望があったらしい。
もっと、男の学生を増やせと。
是非はともかく、真の黒幕が見えてきましたな。

わからない点は、まだまだ続きます。
実際の現場では、女性が産後復帰しやすいように、業務時間の少ない仕事や軽い業務などで調整を図っているそうじゃないですか。
それって、別の意味で男女差別なんじゃないの?
男と女に差を設けない原理主義からすれば、男女間の業務内容に偏りのあること自体がおかしな話。
そうではなく、意図的な操作・調整を認めるなら、現場か入試かの違いってことになっちゃいますよね。大きなくくりとしては。
男性の業務量が増える・・・それはイイこと。
だから男性の学生数を増やす・・・それはワルイこと。
なんか、矛盾してないですか。

東京医大の入試操作問題を報じる読売新聞
報道一例としての「YOMIURI ONLINE」

さらに言うと、入試段階の調整として、「地域枠」のようなことが行われてきたそうです。
地元で就職・開業することを前提に、該当者の合格ラインを下げるのだとか。
男女問題ではないにしても、れっきとした差別・区別ですよね。
地元で働いてくれる学生をひいきする・・・それはイイこと。
長く働いてくれる男性をひいきする・・・それはワルイこと。
なんか、矛盾してないですか。

とかく、男女というフィルターが持ち出されると注目をあびる。
よく、わからんですよ。
まず、時代の流れからして、原理主義は通用しないんでしょうね。
かといって、「地域枠」の例を認めているように、機会の平等でもない。
医療現場がやりやすいような工夫を認めるわけでもない・・・だって、認めちゃったら、そもそもこの事件が事件として成りたたないじゃないですか。
何ていうのか、ゴールが定まっていない感じを受けます。

基本的に、ある程度の操作は認めるべきなんでしょう。地域枠、やむなし。
ただし、男女が絡むと問題になりがちだから、そこんとこだけ注意しておく。
そんな、変なルールがまかり通りそうです。
何が正しいんだか、さっぱりわかりません。この問題。

[2159] チャットとメールの使い分け考

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

仕事でチャットワークを使う機会が多くなってきました。
複数のメンバーと情報共有できますし、かつ、同時進行・並列処理が行える。
CCメールでもできなくはないんですが、慣れると、チャットのほうが楽だったりします。
ただ、何でもかんでも書き込めばいいかというと、そこはやはり、ケース・バイ・ケースでしょう。
個人的な皮膚感覚ですが、以下のような場合は、チャットがなじまないと思います。

○個人と個人の連絡
実例として、社員総会みたいな催しのお誘いを受けたことがありました。
ほかの外部メンバーもお誘いを受けているならいざ知らず、特定個人だけを対象とした連絡は、メールにすべきでしょう。
じゃないとやっかまれますし、新規参入者に高いハードルを与えてしまいかねません。

逆の相談もしかりで、他のメンバーに関係ない内容・・・たまたまあした近くへ寄るけど、15時ぐらいっています?・・・みたいなのはメールがふさわしい。

チャットの投稿画面
いま使っているチャットの一例

○センシティブな内容
クレーム、あるいはそれに近い内容も、メールマターだと思います。
例えば、
「外部の委託先からいきなり連絡が来るって、どうなの。まずは、担当者から一方がほしいよね」
みたいなことをクライアントが言っていたとしたら、こっそり、メールでご注進すべきでしょう。
これもニュアンスによりけりで、
「担当者から一報がほしい」
程度だったら、チャットでもいいかな。
むずかしいですけど、注意して扱うべき情報は、メールにしましょう。
単に業務連絡レベルなら、チャット推奨。

○長文の場合
説明がややこしくて長くなりそうな場合です。
画面の半分を埋めちゃうような連絡だったら、メール・・・というか、電話だな。
それだけ複雑だと、どこか一箇所見落としただけで、別の話になっちゃいますからね。

○時間的余裕がない場合
チャットのメリットは即時性だろうけれど、やはり「相手が見ていない」というリスクをはらみます。
すぐやって・・・というときは電話。
これと関連して、チャットが落ちているときもありますからね。
コッチは書き込み済みでも、相手が見られない。
急ぎ案件こそ、チャットに頼ってはダメだと思います。

いま、ざっと考えただけで書いていますが、要は、
~チャット・メール・電話それぞれの特性を理解してから使いこなしましょう~
ということです。
何も考えず、形式的に過ぎると、トラブルを招きかねません。

[2658]20180503読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

20180503読売新聞

[2704]「木々の名は。その23」ポプラ

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

ポプラというと北海道を連想してしまうのは、私だけでしょうか。
校庭で「整列っ」と言われたかのような、直立したポーズ。
でもこれ、ヤナギ科なんですってね。

事実、日本で良く見るようなポッキーではなく、横に広がったフツーの樹形をしているポプラもあるそうです。
ただ、シロートを前提とするなら、「ポプラとはポッキーのことである」としてもいいんじゃないでしょうか・・・ナッツ付きのポッキーだと、より気分。

また、葉の形が「スペード」していることも特徴です。
そういえば、「ハート」の代表格はカツラでしたね。
「クラブ」は樹木じゃないけど、クローバーでいいでしょう。
そうなると、「ダイヤ」がほしいですよね。
ひし形か、ステルス爆撃機みたいなカットした形の葉っぱって、あるんでしょうか。
今後の課題です。

カロリナポプラの木
画面中央、「カロリナポプラ」という種類だそうです

まあ、見た目で十分、わかるでしょう。
低木だったり、断言できなかったりした場合に、「スペード」で確認を取ると。
樹皮は、スギとクスノキの中間のような状態。
ただし、細かな枝はツルンツルン。

成長が早いので、企業イメージには持ってこいの樹木。
それこそ中堅のコンビニや個店の名前に用いられています。
そういえば、コンビニのポプラでお弁当を買うと、その場で暖かいご飯を詰めてくれるんですよね。
大盛りを頼むと、フタが閉まらないくらいの量が出てきましたっけ。
あれ、まだ、続いているのかな。
どうでもいい話でした。

調べていて初めて知ったんですが、北半球にしか分布していないそうです。
あと、燃やした後の炭が、火薬の原料として使われていたのだとか。
おっかないな、ポプラ。
単にたき火をしていて「はじける」ってことはないですよね。
ショウセキとかイオウとか、その辺と組み合わせての火薬なんでしょう。原材料名までは、良く知りませんが。

とにかく、すっくと立った姿が特徴的なポプラ。
やっぱ、北海道のイメージがどうしてもにじみ出てきますね。

[2445] 【番外編】過去のメディア歴

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

今回、ネタ切れです。
暑い夏に外ロケなんてやっていられないので、電話取材ばっかしこなしています。
そうなると、観光モノか医療モノに限られてくるわけで。
それぞれ、あまり「コレ」という案件が思い付かず、このような次第となりました。

過去のメディア歴。
ライターに成りたてのころは、かつて所属していた出版社から、おこぼれをいただいておりました。
「アド付きの自転車に乗り、関東近郊のエコを探す」なんて、ワケわからん仕事もありましたな。
内容・文体ともに恥ずかしいものなので、紹介はここまでとさせてください。
成長度は、いまを100とすると「ゼロ」です。

翌年になると偶然、横浜のローカルメディア「はまれぽ」の立ち上げメンバーになることができました。
ここでは、文字どおり、あらゆる分野をやり尽くしました。
報道、警察まわり、イベント、店舗・企業紹介、現地調査・・・などなど。
基本は「探偵ナイトスクープ」のような読者投稿を元にした記事作成で、「山ガハ」のノリに近かったことから、すんなり入っていけましたね。
記事文の書き方、納得させるロジックの立て方、基本的なロケの進め方など、それなりに修行させていただいた気がします。
また、フリー度が大きかったので、いろいろなチャレンジもできました。
音や匂いを表現してみようとか、連続写真でマンガのような見せ方をしてみようとか。
成長度「30」。

築地印刷の記事
一番印象に残っている、活字印刷の企業の記事

ほぼ同時期、医療メディアをはじめて経験しました。
当時は分野的に初心者でしたが、難易度の低い媒体だったので、専門知識をそれほど問われなかったのです。
ここで磨かれたのがヒアリング力。
項目を羅列するような一問一答式ではなく、一連の会話の中に「すべての要素が含まれている」ような聞き方。そんなことが、自然とできるようになりました。
盛り上がった会話内容を原稿にしてみると、押さえるべき点が網羅されている。
今の自分の基本スタイルになっています。
成長度「30」。

さらに翌年、「はまれぽ」を辞めた編集が、別の会社で自分を引っ張ってくれました。
同様の流れはこの後、しばらく続くことになります。
今、手掛けているサイトコンテンツ系や観光系は、実のところ「はまれぽ」つながりです。
弁護士と医療の知識は、猛烈に増えましたね。
この分野なら、どんなヤマでも怖くありません。
応用力が付いたという意味で、成長度「20」。

じゃあ、残りの成長度「20」をどこで磨いたかというと、この「コトバの作法」です。
少なくとも自分では、そう思っています。
新聞の用例研究や文章上の禁則、助詞力などを地道に研究してきましたからね。
2013年の秋に初めて、そろそろ6年目。
この積み重ねはダテじゃないです。立派なメディア歴なんじゃないかな。

[2358] 新聞の事例研究-その7-ぶつかってない場合の「あたる」

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

いまさらですけど、「あたる」の応用範囲って、むちゃくちゃ広いんですね。
はじめて気付きました。
頭と頭があたる、抽選があたる、事にあたる、二番目のケースにあたる、日があたる・・・。

きっかけは読売新聞なんですが、ほぼ全てにわたって「あたる」とひらくようです。
じゃあ、他の新聞はどうなんだってことで、「あたる ○○新聞」で検索してみました。
結論からすると、各社の中でもまちまちで、統一しきれていないようです。

読売新聞の「あたる」表記
ある意味で読売のほうが統一されている

最もバラ付きのあるのは日経新聞で、ほぼ半分半分といったところ。
実際のひらがな用例として、「業務などにもあたる」「5千円分があたる抽選」「官民協調であたる必要性」などが散見されたものの、同じ内容を「当たる」という表記でも書いていました。

毎日新聞の場合、基本は漢字派で、ときどきひらがな。
見うけられた例は、「勝者とあたる」「光があたる」「豪華賞品があたる」など。
産経は、ほとんど漢字。
それでも、「渡り鳥の飛来ルートにもあたる」「体重の1割にもあたる餌」なんかがありました。
最も少ないのは朝日新聞。
ざっと調べたところでは、「初戦であたる」の一文しか発見できません。
繰り返しになりますけど、同じ抽選でも、「あたる」だったり「当たる」だったりしているってことです。

さて、困りましたね。
変遷期なんでしょうか。
数ある意味合いのうち、どれか一つを「あたる」とするなら、やはり全てで統一したいところです。
一方、ぶつかるの「当たる」と抽選の「当たる」は、漢字の勢いを生かしたいですよね。
とくに、広告のコピーは絶対「当たる」じゃなきゃいかんだろうという気がします。
「あたる」っていわれても、へなへなですしね。

暫時、ぶつかると抽選は「当たる」、それ以外は「あたる」。
そう、マイルール化しました。
そのうち表記統一されてくるでしょうから、そうなったら、全面ひらがなにしますか。
お仕事のお問い合わせ
カレンダー
07 | 2018/08 | 09
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
プロフィール

てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

最新記事
カテゴリ
お世話になっているサイト様
最新コメント
最新トラックバック
コトバカウンター
special thanks to
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR