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[2447] 今度は網走、北海道

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

毎度、映画のロケ地でございます。
現在、仕事のメインが医療記事、それもライティングではなく編集業務なので、ネタが偏ってきましたね。
でも、夏の暑い間は、おウチでできる仕事に限る。
秋になったら、現場絡みの仕事を増やしていきます。

さて、お題。
映画は、ヘレン・ケラーのようなキツネの話。
北海道の網走市が舞台です。
やきそば巡りで行ったことがある街なので、土地勘やネタは大丈夫。とはいえ、網走監獄あたりが定番になるんでしょう。

博物館 網走監獄のエントランス
2009年、フリーになる1年前の写真

いろいろ調べてみると、映画のヤマ場は、能取岬という場所で撮られたらしいですね。
タンポポ畑で有名、ほかに、流氷スポットでもある。
ところが10月号の掲載なので、ともにシーズンじゃない。
秋のオススメは、通称「サンゴ草」が湖面を赤く染める能取湖だそうです。
一時、造成工事で見る影を失ったものの、近年、復活に成功したとのこと。
とりあえず、候補。

ラストシーンは、原生花園でのロケ。
ところが、ここに咲く花も、8月までが旬でした。
花目当てだったら、「フラワーガーデンはな・てんと」がギリギリ。
100パーセント天然の原生花園と違って、「フラワーガーデンはな・てんと」は地元ボランティアが手入れしているそうです。

そして、いよいよの網走監獄。
ここで書きたかったのは、鎖塚についての歴史だったんですね。
北海道を横断する道路建設には、労働力が必要だったと。
そのために、囚人を集めて安くこき使ったと。
現場で亡くなった囚人が埋められると、人骨は朽ち、金属の鎖だけが残る。いわく「鎖塚」。

さて、スポットが整ったところで、統一したテーマを何にしましょう。
何か、自然VS人工 的な対立軸が見えてきますよね。
サンゴ草の造成工事と自然保護による復活のくだり。
自然派の原生花園と、管理派のガーデン。
朽ちる人骨、残る鎖。もっといえば、道東の原野と、それを開拓する試み。
自然はときに完璧ではなく、人がそれを補おうとするけれども、それって自然といえるの?
ありのままの姿を楽しむ? それとも、人の手で整えられた形を鑑賞する?
ということで、ヘレン・ケラーのキツネにつなげると。
自然を受け入れるって、そういうこと。オフシーズンの網走だって、心持ち一つで楽しめるかも。主人公の少年はそう言っているよと。
多少の強引さが否めないけど、まあ、基本的な筋としてはいいんじゃないですかね。
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[2360] 見出しで省略できる「を」

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

「世界とつながり 活路さぐる」
朝日の副読紙で見かけた見出しです。
活路「を」さぐる
とはしてないんですね。
ほかにも、こんなタイトルが紙面を埋めていました。

外国の若者、夢持てる県に
若き担い手と、海外めざす農園
海渡る、被災地発ソーシャルビジネス

この記者の個性と見ることもできますが、まあ、あってもいいワーディングではないかと。
ただし、見出し固有のテクニックであって、平文では使えなさそうですね。

朝日「GLOBE」の表紙
もちろん、「を」付きのタイトルもありました

同様な助詞の省略は、しばしば「の」でも行われます。

二児母、叫び届かず
梨出荷、全国で始まる

みたいな感じで、これは意識の中にありました。
しかし、今回改めて気付きましたね。「を」も省けるんだと。
ケースによりけりですが、報道っぽい気分が出るようです。

リピーター稼ぐ、究極の方法
時短への取り組み、成績伸ばす
見る目変わる、越後屋のかき氷

うん、おもしろいですね。
クセになりそうです。
あっ、最後のは「が」の省略でした。
結構、なんでもいけるって話なんですかね。
ということは、主客の区別が付きにくくなるリスクをはらんでいそうです。

政府待つ、民間主導の動き

この場合、政府「を」待っているのか、政府「が」待っているのかが、判別できません。
やっぱり、ケースによりけりなんでしょう。
二義が起こり得るときは、省略しないで、きちんと助詞を入れる。
意味合いが明らかなときは、試みに直結してもいい。
あーでも、知っちゃうと、中毒性があるな。
今後、このブログで急増していく予感です。

[2260] 核兵器の定義とは、放射能汚染兵器なら多くの国が作れる

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

この夏、各紙で報じられた核の問題。
論点がイデオロギー化しちゃって、前へ進めなくなった典型だと思っています。
なぜ、核保有国と被保有国という対立軸になるんでしょう。

例えば、高速増殖炉「もんじゅ」で処理するはずだった核のゴミをですよ、HⅡAロケットに乗っけて任意の国へ飛ばせば、立派な核兵器じゃないですか。
爆発力こそないものの、放射能被害が長期間にわたって発生しますよね。
だから、この問題の本質は、「原子力エネルギーをいつまで使う気なのか」にあるはず。
トランプ大統領が言っていた「小さな核ミサイル」と、HⅡAに乗っけた核のゴミは、あまり変わらないと思うんです。
だから、核兵器禁止条約の批准ウンヌンも、自分にとっては意味を持たない。ドッチだっていい。
第一、その国の原子力発電所を通常ミサイルで撃っても同じでしょ。
問うべきは、核兵器禁止ではなくて、原子力禁止じゃないでしょうか。

ヒロシマ訪問関連の記事
報道一例としての「沖縄タイムス」

それに、安部首相のスタンスは、「いきなり核兵器をゼロにするより、できるところから減らす方が現実的」というものですよね。
CO2の問題でも、削減目標を立てて、段階的に減らしているじゃないですか。
なのに核兵器となったとたん、全廃アリキになってしまう。
そこが、イデオロギー化しちゃっている「おかしな部分」だと思うんです。
気持ちの問題が勝りすぎちゃって、むしろプロセス化の障害になっている。
気持ちを高めるために、ヒロシマ・ナガサキが変な使われ方をしている。

原爆の投下から、今年で73年でしたっけ。
いまだ解決をみないそのやり方、合っているんですかね。
仮に達成できたとしても、核のゴミってどうすんの。原子力発電所をどう守るの。
陸上イージスとか、現状と同じ防衛手段が求められますよね。やっていることは変わらないはず。
「ハンターイ」って言っている人は、何に反対しているんだろう。
仮に核ミサイルがなくなったとして、それで、どうするんでしたっけ。何か、達成できたんでしたっけ。

[2160] 委任契約後、ライターの仕事はどう変わったか

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

某社と試験的に始めた「委任契約」。
原稿あたりいくらという請負契約ではなく、いろんなことを月100時間まで固定額でこなすという受発注方法です。
さて、その最初の7月度。
どのような内訳だったでしょうか。

新規原稿作成 5:47
編集・校閲 57:16
メール・データ操作 8:25
リサーチ・取材準備 12:26
電話・取材・打合せ 19:47
合計 103:41 (単位は時間)

純粋に原稿を書いたのは6時間弱、はたしてコイツ、ライターなんでしょうか。

代々木公園からN局方面
貴重な外出機会だった、N局さんの打合せ

ちなみに、その会社以外の仕事は、こんな感じ。

ロケ地の連載x 2本 リサーチ・画像手配・ライティングで約10時間
商材のコピー付け 約5時間
タウンロケのリサーチと取材交渉 約8時間

結局、物書きは21時間しかしてませんでしたな。
7月と8月は、暑いしね。
ヘタな取材ものが来ても、断るツモリでいました。
だって、取材用のフルセットと三脚抱えて、この炎天下でしょ。
考えただけでも汗が出る。
仕事で外出したのって、7月は、わすが2回だけでした。
あとはひたすら自宅。ただし、図書館除く。

キャパとしては、あと40時間くらい取れたから、7割前後といったところ。
自分で言うのもアレですが、「優秀なライターの時間を、先に確保しておきたい」という発想から始まった委任契約。
初月としては、まず、こんなところでしょう。それに夏だしね。
まだまだ手探り状態です。

[2659]20180510読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

20180510読売新聞

[2705] 電話の折り返しに命をかけている人

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

良くも悪くも、自分の仕事に信念を持っている方がいらっしゃいまして。
電話の取次ぎなどで多いのが、全身全霊で「折り返し」を勧めてくるケースですな。
もう、それが自分の仕事の全てだと考えているんでしょう。
ちょっとした伝言すら頼まれてくれず、
「後ほど、こちらから折り返しましょうか」
の一本やりで攻めてくる。

その方が、楽なんでしょうね。
余計な仕事や責任を抱え込まないで済むから。
また、電話代行・・・というか、折り返し代行を雇っている場合なんかもあるようです。
でもね、折り返しだったら、アンタ、要らないのよ。
留守電と変わらないじゃない。

ギョーザの皮を折り返すと厚さの描写ができる
「折り返し」という茶濁でございます

ちょっとした気の遣いようというか、なんとかしてあげようという配慮で、事は相当に進展するんですけどね。
何時ぐらいだったら担当者がいるか教えてくれるとか、要件の趣旨を伝えといてくれるとか。
それだけで、ワンステップ進むんです。
なのに、頑として「後ほど、こちらから折り返しましょうか」だもんな。

「あいにくと○○は不在でして、後ほど、こちらから折り返しましょうか」
社内にいて不在なんですかね、それとも外出していらっしゃるんですか?
「あいにくと私ではわかりかねまして、後ほど、こちらから折り返しましょうか」
そしたら、取材の日時を打ち合わせしたいと、希望の日程を2・3メールしてくれないかと、そうお伝えいただけないでしょうか。
「○○がどう判断するかわかりませんので、後ほど、こちらから折り返しましょうか」
いやいや、取材自体は了承いただいてるんですよ。
「いずれにしても、こちらから折り返しましょうか」

もはや、持久戦を仕掛けられちゃってるもの。
でもってこの戦い、絶対、コッチが負けるもの。
しょうがないから折り返しを頼んでみたものの、結局、かかってこなかったりするんですよね。
そして、翌日。

「あいにくと○○は手が離せませんでして、後ほど、こちらから折り返しましょうか」
きのうもこんなやりとりだったんですけど、何時くらいだったら、○○さんお手すきになるんでしょう。
「あいにくと私ではわかりかねまして、後ほど、こちらから折り返しましょうか」
今、いるんだったら、ちょこっと伝言してきてくれないですかね。
「○○がどう判断するかわかりませんので、後ほど、こちらから折り返しましょうか」
別にあなたが怒られたりしませんから、日時を聞いてきていただくだけですから。
「いずれにしても、こちらから折り返しましょうか」

これ、一週間くらい繰り返したことがあります。
キミら、存在価値がまったくない。
かえって、迷惑。
中にはね、積極的に絡んでくれる人もいるわけですよ。
「どのようなご用件でしょうか。だったら私のほうで確認して、1時間以内にご返事できると思います」
すごい助かる。
電話対応の鏡。
20人に1人、いるかいないかでしょうけど。
もちろん、晴れて○○さんと話せたとき、その方を褒めちぎります。
だって、有能な人材ですから。いつまでも居続けてもらって、ボクらを助けてほしい。

[2446] 読まずに書く「書評」

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

前回、意味深なフリをかましました。
読まずに書く「書評」。
読んで字のごとくでございます。
3冊分、各600文字、納期は一週間、2万5000円で頼めないかと。

そのときは「図書館へ行きゃいいか」くらいに考えて、引き受けてしまったんですね。
ところが、藤沢市全市の公共図書館で貸し出し中。
近くのBook OFFにもないと。

2万5000円ってことは、時給3000円でやるとして、8時間前後ですよね。
1冊3時間。どのみち、きちんと読んでいる時間はないわけです。
映画評をやっていたときも、3割くらいは見てなかったですしね。
いいや、もう。インターネットであらすじ探そう。
ただし、他人の意見のパクリやリライトは御法度です。そんなことをしていたら、二度と振られないでしょう。
あくまで、読んだ状態と同じ程度の情報を詰め込んで、そこからオリジナルの書評を書く。
よし、やってみますか。

個人の蔵書イメージ
書評・・・というより単なる本の茶濁でございます

1冊目は、「自分の手のひらを眺める」といったようなタイトルです。
環境や他人に流されやすい主人公らの物語、7本の短編によるオムニバス形式の小説。
この場合の「手」とは、「思うがままになるもの」の象徴のように感じました。
自分で決断して動いているはずなのに、なぜか、そうならない。この手は、本当に自分の一部なのだろうか・・・と。
幸い、その点に触れている感想・書評は見当たりませんでした。
1本、クリア。

2冊目は、「最初の恋」を英単語にしたタイトルで、女子大生が父親を殺してしまうストーリー。
なぜ、この英単語がタイトルなんだろう・・・そこが、ずっと気がかりでした。
おそらく、他人からの期待や要望に応えている限り、本当の感情は発露しない。
自分の気持ちというのは、自分で考える力によって発動するんだと。
裁判をへて主人公が感じた、初めての自分の気持ち。
そう解釈しました。
日本の女性は、正しさの基準を他人の尺度の中に求めてしまうので、その辺の警告も込めて、2本、クリア。

3冊目のタイトルはお盆の習慣で、8月16日くらいに玄関先で燃やすヤツです。
これが一番、手間取りました。
やはり、タイトルと中身が結び付かなかったからです。
そこで、こう、こじつけました。
作品では、コインの表側だけが精密に描写されている。東北地方の景色や風習などですね。
ところが、自分でも気付かぬ間に、コインの裏側の描写が完成している。クライマックス近辺のダークな世界感です。
この、文章として書いていないのに誘い込まれる感覚が「迎え火」だと。
誘っておいて、アンタはアウトサイダーだねって突き放す部分がタイトルだと。
3本、クリア。

まあ、きちんと読んでいないわけですから、中身に関することは書けません。
3本のいずれも、本に関係しているようで実は無関係な、周辺領域のゴタクを並べています。
でも、ロジックさえ立っていれば、読み物としては成り立つでしょう。
「ほうほう、そういう解釈もありえるわな」と。
今回は緊急回避だし、もう、いいじゃん、それで。
次回からは、きちんと時間をもらいます。

[2359] 筆致とワーディング

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

「筆致」という言葉を、何かのメディアで見かけまして。
いつか使ってみようと、心に留めておいたんですね。
その機会が、ついに訪れました。
詳しくは、あすのブログで暴露します。
それはそれとして。

「筆致」の意味というと、「文章の個性」になるんですかね。
ワーディングは、テクニック的なニュアンスが強い。
「致」には「至るところ」、つまり、最終的な境地のような含みがあります。至芸なんて言葉も見かけます。
だから、「が」と「を」を取り換えるような平場のテクニックではないと思うんです。
その人なりの文章、読めば作者がわかるような文体、そのあたりが筆致にあたるんでしょう。

鎌倉宮の絵筆塚
筆の行き着くところ、「筆塚」の茶濁でございます

さて、商業文を前提とすると、「筆致」が顔をのぞかせる場面はありません。
基本的に、個性を殺した書き方ですからね。
やはり、小説のような作品が「筆致」の出番なんでしょう。
小説というか、「小説を論じる場」というか、とにかくそういう類いの文章です。
なので、書評でもないかぎり、あまり使われないんじゃないかな。

加えて、連用止めを多用しているとか短文が多いとかは、「筆致」と言えないかもしれません。
個人的な見解かもしれないけど、テクニックに含まれるものはワーディング。
繰り返しますけど、その人なりの文章、読めば作者がわかるような文体が「筆致」。
身近なものに例えるなら、ベッドの匂い・・・はちょっと違うか・・・まあ、オーラ的なものなんでしょう。
方針やスタイルとも違っていて、やはり「筆致」でしか言い表せない状態に対して使うべき。
次回は、その書評に関するお話です。

[2259] 男女差別を問う前に、東京医大の入試操作問題

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

東京医大が女子受験者の点数を一律に減点していたという問題。
まずわからなかったのは、なぜ「大学」がそんなことをしたのかということ。
現場の医院が傾斜をかけていたならまだしも、入試で行う意味ってあるのかな。最終的には、優秀な人材だけが優秀な医師になれるわけだし。
そう思って調べてみたら、系列医院からの要望があったらしい。
もっと、男の学生を増やせと。
是非はともかく、真の黒幕が見えてきましたな。

わからない点は、まだまだ続きます。
実際の現場では、女性が産後復帰しやすいように、業務時間の少ない仕事や軽い業務などで調整を図っているそうじゃないですか。
それって、別の意味で男女差別なんじゃないの?
男と女に差を設けない原理主義からすれば、男女間の業務内容に偏りのあること自体がおかしな話。
そうではなく、意図的な操作・調整を認めるなら、現場か入試かの違いってことになっちゃいますよね。大きなくくりとしては。
男性の業務量が増える・・・それはイイこと。
だから男性の学生数を増やす・・・それはワルイこと。
なんか、矛盾してないですか。

東京医大の入試操作問題を報じる読売新聞
報道一例としての「YOMIURI ONLINE」

さらに言うと、入試段階の調整として、「地域枠」のようなことが行われてきたそうです。
地元で就職・開業することを前提に、該当者の合格ラインを下げるのだとか。
男女問題ではないにしても、れっきとした差別・区別ですよね。
地元で働いてくれる学生をひいきする・・・それはイイこと。
長く働いてくれる男性をひいきする・・・それはワルイこと。
なんか、矛盾してないですか。

とかく、男女というフィルターが持ち出されると注目をあびる。
よく、わからんですよ。
まず、時代の流れからして、原理主義は通用しないんでしょうね。
かといって、「地域枠」の例を認めているように、機会の平等でもない。
医療現場がやりやすいような工夫を認めるわけでもない・・・だって、認めちゃったら、そもそもこの事件が事件として成りたたないじゃないですか。
何ていうのか、ゴールが定まっていない感じを受けます。

基本的に、ある程度の操作は認めるべきなんでしょう。地域枠、やむなし。
ただし、男女が絡むと問題になりがちだから、そこんとこだけ注意しておく。
そんな、変なルールがまかり通りそうです。
何が正しいんだか、さっぱりわかりません。この問題。

[2159] チャットとメールの使い分け考

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

仕事でチャットワークを使う機会が多くなってきました。
複数のメンバーと情報共有できますし、かつ、同時進行・並列処理が行える。
CCメールでもできなくはないんですが、慣れると、チャットのほうが楽だったりします。
ただ、何でもかんでも書き込めばいいかというと、そこはやはり、ケース・バイ・ケースでしょう。
個人的な皮膚感覚ですが、以下のような場合は、チャットがなじまないと思います。

○個人と個人の連絡
実例として、社員総会みたいな催しのお誘いを受けたことがありました。
ほかの外部メンバーもお誘いを受けているならいざ知らず、特定個人だけを対象とした連絡は、メールにすべきでしょう。
じゃないとやっかまれますし、新規参入者に高いハードルを与えてしまいかねません。

逆の相談もしかりで、他のメンバーに関係ない内容・・・たまたまあした近くへ寄るけど、15時ぐらいっています?・・・みたいなのはメールがふさわしい。

チャットの投稿画面
いま使っているチャットの一例

○センシティブな内容
クレーム、あるいはそれに近い内容も、メールマターだと思います。
例えば、
「外部の委託先からいきなり連絡が来るって、どうなの。まずは、担当者から一方がほしいよね」
みたいなことをクライアントが言っていたとしたら、こっそり、メールでご注進すべきでしょう。
これもニュアンスによりけりで、
「担当者から一報がほしい」
程度だったら、チャットでもいいかな。
むずかしいですけど、注意して扱うべき情報は、メールにしましょう。
単に業務連絡レベルなら、チャット推奨。

○長文の場合
説明がややこしくて長くなりそうな場合です。
画面の半分を埋めちゃうような連絡だったら、メール・・・というか、電話だな。
それだけ複雑だと、どこか一箇所見落としただけで、別の話になっちゃいますからね。

○時間的余裕がない場合
チャットのメリットは即時性だろうけれど、やはり「相手が見ていない」というリスクをはらみます。
すぐやって・・・というときは電話。
これと関連して、チャットが落ちているときもありますからね。
コッチは書き込み済みでも、相手が見られない。
急ぎ案件こそ、チャットに頼ってはダメだと思います。

いま、ざっと考えただけで書いていますが、要は、
~チャット・メール・電話それぞれの特性を理解してから使いこなしましょう~
ということです。
何も考えず、形式的に過ぎると、トラブルを招きかねません。

[2658]20180503読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

20180503読売新聞

[2704]「木々の名は。その23」ポプラ

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

ポプラというと北海道を連想してしまうのは、私だけでしょうか。
校庭で「整列っ」と言われたかのような、直立したポーズ。
でもこれ、ヤナギ科なんですってね。

事実、日本で良く見るようなポッキーではなく、横に広がったフツーの樹形をしているポプラもあるそうです。
ただ、シロートを前提とするなら、「ポプラとはポッキーのことである」としてもいいんじゃないでしょうか・・・ナッツ付きのポッキーだと、より気分。

また、葉の形が「スペード」していることも特徴です。
そういえば、「ハート」の代表格はカツラでしたね。
「クラブ」は樹木じゃないけど、クローバーでいいでしょう。
そうなると、「ダイヤ」がほしいですよね。
ひし形か、ステルス爆撃機みたいなカットした形の葉っぱって、あるんでしょうか。
今後の課題です。

カロリナポプラの木
画面中央、「カロリナポプラ」という種類だそうです

まあ、見た目で十分、わかるでしょう。
低木だったり、断言できなかったりした場合に、「スペード」で確認を取ると。
樹皮は、スギとクスノキの中間のような状態。
ただし、細かな枝はツルンツルン。

成長が早いので、企業イメージには持ってこいの樹木。
それこそ中堅のコンビニや個店の名前に用いられています。
そういえば、コンビニのポプラでお弁当を買うと、その場で暖かいご飯を詰めてくれるんですよね。
大盛りを頼むと、フタが閉まらないくらいの量が出てきましたっけ。
あれ、まだ、続いているのかな。
どうでもいい話でした。

調べていて初めて知ったんですが、北半球にしか分布していないそうです。
あと、燃やした後の炭が、火薬の原料として使われていたのだとか。
おっかないな、ポプラ。
単にたき火をしていて「はじける」ってことはないですよね。
ショウセキとかイオウとか、その辺と組み合わせての火薬なんでしょう。原材料名までは、良く知りませんが。

とにかく、すっくと立った姿が特徴的なポプラ。
やっぱ、北海道のイメージがどうしてもにじみ出てきますね。

[2445] 【番外編】過去のメディア歴

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

今回、ネタ切れです。
暑い夏に外ロケなんてやっていられないので、電話取材ばっかしこなしています。
そうなると、観光モノか医療モノに限られてくるわけで。
それぞれ、あまり「コレ」という案件が思い付かず、このような次第となりました。

過去のメディア歴。
ライターに成りたてのころは、かつて所属していた出版社から、おこぼれをいただいておりました。
「アド付きの自転車に乗り、関東近郊のエコを探す」なんて、ワケわからん仕事もありましたな。
内容・文体ともに恥ずかしいものなので、紹介はここまでとさせてください。
成長度は、いまを100とすると「ゼロ」です。

翌年になると偶然、横浜のローカルメディア「はまれぽ」の立ち上げメンバーになることができました。
ここでは、文字どおり、あらゆる分野をやり尽くしました。
報道、警察まわり、イベント、店舗・企業紹介、現地調査・・・などなど。
基本は「探偵ナイトスクープ」のような読者投稿を元にした記事作成で、「山ガハ」のノリに近かったことから、すんなり入っていけましたね。
記事文の書き方、納得させるロジックの立て方、基本的なロケの進め方など、それなりに修行させていただいた気がします。
また、フリー度が大きかったので、いろいろなチャレンジもできました。
音や匂いを表現してみようとか、連続写真でマンガのような見せ方をしてみようとか。
成長度「30」。

築地印刷の記事
一番印象に残っている、活字印刷の企業の記事

ほぼ同時期、医療メディアをはじめて経験しました。
当時は分野的に初心者でしたが、難易度の低い媒体だったので、専門知識をそれほど問われなかったのです。
ここで磨かれたのがヒアリング力。
項目を羅列するような一問一答式ではなく、一連の会話の中に「すべての要素が含まれている」ような聞き方。そんなことが、自然とできるようになりました。
盛り上がった会話内容を原稿にしてみると、押さえるべき点が網羅されている。
今の自分の基本スタイルになっています。
成長度「30」。

さらに翌年、「はまれぽ」を辞めた編集が、別の会社で自分を引っ張ってくれました。
同様の流れはこの後、しばらく続くことになります。
今、手掛けているサイトコンテンツ系や観光系は、実のところ「はまれぽ」つながりです。
弁護士と医療の知識は、猛烈に増えましたね。
この分野なら、どんなヤマでも怖くありません。
応用力が付いたという意味で、成長度「20」。

じゃあ、残りの成長度「20」をどこで磨いたかというと、この「コトバの作法」です。
少なくとも自分では、そう思っています。
新聞の用例研究や文章上の禁則、助詞力などを地道に研究してきましたからね。
2013年の秋に初めて、そろそろ6年目。
この積み重ねはダテじゃないです。立派なメディア歴なんじゃないかな。

[2358] 新聞の事例研究-その7-ぶつかってない場合の「あたる」

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

いまさらですけど、「あたる」の応用範囲って、むちゃくちゃ広いんですね。
はじめて気付きました。
頭と頭があたる、抽選があたる、事にあたる、二番目のケースにあたる、日があたる・・・。

きっかけは読売新聞なんですが、ほぼ全てにわたって「あたる」とひらくようです。
じゃあ、他の新聞はどうなんだってことで、「あたる ○○新聞」で検索してみました。
結論からすると、各社の中でもまちまちで、統一しきれていないようです。

読売新聞の「あたる」表記
ある意味で読売のほうが統一されている

最もバラ付きのあるのは日経新聞で、ほぼ半分半分といったところ。
実際のひらがな用例として、「業務などにもあたる」「5千円分があたる抽選」「官民協調であたる必要性」などが散見されたものの、同じ内容を「当たる」という表記でも書いていました。

毎日新聞の場合、基本は漢字派で、ときどきひらがな。
見うけられた例は、「勝者とあたる」「光があたる」「豪華賞品があたる」など。
産経は、ほとんど漢字。
それでも、「渡り鳥の飛来ルートにもあたる」「体重の1割にもあたる餌」なんかがありました。
最も少ないのは朝日新聞。
ざっと調べたところでは、「初戦であたる」の一文しか発見できません。
繰り返しになりますけど、同じ抽選でも、「あたる」だったり「当たる」だったりしているってことです。

さて、困りましたね。
変遷期なんでしょうか。
数ある意味合いのうち、どれか一つを「あたる」とするなら、やはり全てで統一したいところです。
一方、ぶつかるの「当たる」と抽選の「当たる」は、漢字の勢いを生かしたいですよね。
とくに、広告のコピーは絶対「当たる」じゃなきゃいかんだろうという気がします。
「あたる」っていわれても、へなへなですしね。

暫時、ぶつかると抽選は「当たる」、それ以外は「あたる」。
そう、マイルール化しました。
そのうち表記統一されてくるでしょうから、そうなったら、全面ひらがなにしますか。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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