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[3612]20190622読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

20190622読売新聞
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[2758] 「花ブロック」収集-続・2個使い物件

~健康増進スキームとしての「花ブロック摘み」~

どうやら、付けていた連番が間違っていたようで。
現在、ぴったり70種の花ブロックが収集できています。

前回、その中でもっともビックリした、「組み抜き星入り十字」という物件をご紹介いたしました。
ブロック2面分を使っていて、2個使いを前提としたデザインなんですね。
そしたらその直後、同じような2個使いブロックを見かけたのです。

組み抜き星抜き円
「組み抜き星抜き円」・・・って、コレ、ブロックなの?

近づいて確認してみましたが、大きさといい素材といい紛れもないブロックでした。
うーん、審美性としては申し分ないんだけど、何だか立派すぎちゃって。
おそらくマニアになればなるほど、こうしたとがった物件を好むようになるのでしょう。
しかし、ここは、原点に戻りたいところ。
その原点とは、やっぱり1個使いの花ブロックですよ。
東舞鶴で見つけた花紋タイプのブロックが、自分の考える「華」になるんでしょうか。

だいいち、上記の物件って、花ブロックに見えないですよね。
・・・コレクターとして、勝手なことを言っていますけども。
レアだし、立派だし、目を引くところではある。
しかし、プロトタイプかと言われると疑問。

ニノキンも同様で、マスコミ受けするのは、座った金次郎さんなんですよ。
しかし、キホンのキとなるのは、「着物右足」と「モンペ左足」のプロトタイプ。
この両者を外すと、全体像が見えてこない。

ふむ。危うくスタンスを見失うところでした。
あくまでメインは、誰が見ても「花ブロック」だと思う物件です。
そりゃ、2個使いを見つけたら、驚きますけどね。収集もしますけどね。
それより、「抜き菱の左右に、鎖の抜き円を持ってきたか・・・」ってな発見が楽しい。
また、地域に共通した特徴を見いだすのもおもしろい。
次回、湘南エリアで多発する「5穴文化」を取り上げます。

[2499] 予防医療に健康保険を適用させる小技

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

今回は、記事に書けなかった事柄について。

健康保険というのは、タテマエ上、「病気の人」の治療費用を一部負担するものです。
健康な人の費用まで負担していたら、制度として持ちませんよね。
その一方、今の医療のトレンドは、「かかってから受ける」のではなく、「かからないように受ける」というもの。
つまり、予防です。むし歯なんかが、わかりやすいと思います。

じゃあ、「胃腸内視鏡検査でも受けてみっか」という場合、健康な状態で受診したらどうなるか。
もちろん保険は効かず、オール自費になります。
ところが、一部の医師は、保険をムリにでも適用するんですね。
なぜなら、継続して受けてほしいから。
お金儲けが目的なのではなく、せっかく根付いた健康意識を維持してほしいから。
いつも記事に書けないのは、この裏技です。
答えは簡単明白。さて、どうすれば、健康な人が保険を使えるようになるのでしょうか。

診察室まイメージ
診察室的な茶濁でございます

それはですね、「何かしらの自覚があった」ことにするんです。
胃腸内視鏡検査であれば、問診をして、なんとか「変なところ」を聞きだす。
例えば、「胃がムカムカする」などです。
こうなれば、健康な人ではありませんから、治療に入れます・・・つまり、保険が使えるのです。

さらに言うと、医師から「どうかしましたか」と聞かれたとき、「なんともありません」なんて答えるのは下の下もいいところ。
もちろん、予防のための検診を目的としている場合です。
なんでもいいから、調子の悪いところを告げる。場合によっては、ウソでも可・・・まあ、ウソはまずいか・・・例え半年に1回くらい起きることで今は平気でも、そのことを告げる。
そうすれば、保険診療になります。

なんでもいいんですよ。
食欲が(ときどき)ないとか、大腸検査なら、便秘に(年に1回)なるとか。
なかば医師も言わせたがってるんだけど、患者が気づいてくれないから、延々と問診を続けたりする。
一言「おなかが変だ」って言ってくれれば、双方ハッピーなのに。
でも、それは記事に書けないこと。

要は、予防的な検診を保険で受けたかったら、一言用意しておくこと。
それで、患者扱いになります。
「健康です」なんてのは言い損。少なくとも、今の日本の保険制度下においてはです。

[3312] 「ウェー」か「ウェイ」か

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

朝日新聞の副読紙に「核のハイウェー」という表記がありました。
副読紙ならではの表現かと思いきや、調べてみると、そういう書き方をするようですね。
ちなみに記者ハンは、すべてを全角で打つ「ハイウエー」を推奨しています。
試しに、新明解さんに確認したところ、この語句自体を扱っていませんでした(第五版)。

じゃあじゃあ、「アウェイ」はどうなのか。
なんと、記者ハンは、小文字を含む「アウェー」推しなんですね。
「アウエー」じゃないんです。
まあ、確かに、あうえーって変ですもんね。
なので朝日さんは、両者の中間を取って、「ハイウェー」にしたのかと思われます。

「ハイウェー」とする朝日新聞の用例
「GLOBE」8月4日号の紙面から

さて、どうしたもんですかね。
ちなみに、ロープウエーは大文字推奨でした。
マイウェイは、この書き方で小文字オンリー。
でたなっ、いわゆる「表記が定着しているときは、旧来に倣う」ってヤツですね。
それがわからんから、苦労しているのに。

記者ハンを盲信するなら、
アウェー(小文字)
ハイウエー(大文字)
マイウェイ(ヨミに近い表記)
という、3つの表記が存在することになる。

読売小町などの素人を対象にした意識調査は、そのほとんどが「ウェイ」派でした。
しかも、何を根拠にしてんだか、「ウェイ」が“正しい”とまで言い切ってますね。
これは、まったく当てにならん。
記者ハンに準じた個別判断とすべきか、朝日さんのように折り合いを付けて統一すべきか。
いずれにしても、「ウエー」か「ウェー」かですな。

あっ、「ノルウェイ」は「ノルウェイ」なんだ。
やめた、やめた。
結論。記者ハンに準じた個別判断。
多数の語句の揺れはいたしかたなし。まず、同じ語句の揺れを回避すべき。
暫時、それでいきますか。

[3212] 「全能感」があおり運転を生む

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

推測でモノを言って恐縮ですが・・・。
どうやら、車に対して全能感を覚える人ほど、あおり運転の傾向が強いと思われます。
ハンドルを切れば意のままの方向に進み、アクセルをふかせばイメージどおりのスピードが出る。
「オレ様に不可能なことなどない」
これが、全能感です。

ところが、全能なオレ様に対して、文句を付けるヤツがいる。
あるいは、邪魔立てするヤツがいて、意のままに進めない。スピードを出せない。
「よし、思い知らせてやろう」
そんなプロセスじゃないですかね、あおり運転の実態って。

悪質なあおり運転犯逮捕
報道一例としての「FNN PRIME」

何回も言ってきたことですが、こういう事件は、犯人捜しだけをやっていてもダメ。
制度に落としこむことを優先しないと。
そこで、仮に全能感説が合っているとして、どうしたら見つけられるでしょう。

これは、比較的容易なアンケートで、ふるい分けられると思います。
運転免許の取得時や更新時に、次のような質問をするだけ。

Q) あなたが運転に求めることは何ですか? 以下から選んでください。
1.普段行けないところへ行ける
2.人や荷物の移動に役立つ
3.思ったように操作できることが楽しい
4.運転よりも車そのものが好き
5.以下省略

このアンケートで「3」を選んだ人は、全能感の持ち主ってことです。
あのね、人口の多い日本で、「思ったように操作」なんてできないの。
そんな勘違いを抱えたまま運転していると、トラブルを起こすの。
ぜひ、モビリティ社会から退場してください。あなたの存在が迷惑です。

まあ、退場していただくのは早計にしても、内在リスクを警告するくらいだったらできそうじゃないですか。
ジコチュー講習を追加で受けてもらうとか。
ただし、質問内容と意図が知れわたっちゃったら意味ないので、随時、アレンジしないといけないですけどね。
あっ、そうだ、自動運転限定にしちゃえばいいのか。
運転に対する全能感はお門違い。ルールやマナーという制約を受けるのが当たり前。
だから、全能感指向の強いあなたは、自分で運転しちゃダメですよ。

うーん、そうしてもいいんじゃないの。
こんなバカにたびたび出くわしていたら、ドライブなんてできないって。
早く制度に落としこみましょうよ。犯人捜しは、後でいいです。
外来魚捜しは、池の水を全部抜いてから。水と魚が入ってこれないようにしてからでしょ。
それと同じで、犯人捜しは、次のバカを封じ込めてから。
タダ漏れ状態で、何ができんの?

[3112] 軽減税率の区分経理

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

税務署から、軽減税率に対応した納税ガイドみたいな書類が送られてきまして。
ざっと見たところ、仕入れの項目を8%と10%で分けないといけないみたいですな。

ライターに仕入れなんでねぇだろ。
せいぜい、グルメレポしたときの飲食代くらいか?
あれは店内飲食だから、10%固定じゃん。

そんなふうに考えていたものの、出納表をひっくりかえしたら、ありましたね。結構。
細かな項目は後述するとして、これを、出納表上では、分けておかないといけない。
確定申告の帳票は・・・おそらく・・・変わらないだろうから、経費的に合算でもいいと思うんですよ。
しかし、何かのときのために、分けておけと。
それに、こんな書類が送られてくるということは、自分を事業主と認めているということ。
まあ、年商1000万以下の個人事業主に税調が入る可能性なんて、ほとんどないんですが。
しょうがない、やるだけは、やっておきますか。

軽減税率のパンフレット
めんどくさくて、全体の2割くらいしか読んでいません

さて、区分整理が発生すると思われるブツについてです。

【飲食料品】
たとえば、ロケの差し入れで飲み物やお菓子類を買っていった場合、8%ですね。
打ち合わせで買っていったペットボトルも8%。
他方、喫茶店で打ち合わせをした場合の会議費は10%。
これらは、分けなきゃならん。
出金伝票も、税率ごとに分けて書く必要がある。
メンドクセーなー、もう。

【新聞】
定期購読をしている、いわゆる新聞の書籍代は8%。
週2回以上発行している定期誌も8%。
週1回とかの頻度になると10%。
自分が書いた記事の載っているムックを買うと10%。
これらも、分けなきゃならん。
メンドクセーなー、もう。

【一体資産】
ムックでも、お菓子付き冊子で食品の占める割合が3分の2以上なら、8%。
待てよ、お菓子のパッケージの広告を書いたら、売上はどうなるんだ?
そうか、売上は関係ないか。フツーのお仕事とおんなじか。
あくまで、参考資料として購入するとしたら、8%。

ライターが影響を受けそうなのって、こんな感じですかね。
頻度が高そうなのは、「差し入れだと8%、イートインだと10%」のパターン。
それと、自分の場合、定期購読をしている新聞が8%。
あとは、伝票を逐一チェックして、8%モノがあったら分ける。
で、出納表に、「※印」とか打っておくんだってさ。
メンドクセーなー、もう。

[3611]20190617読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

20190617読売新聞

[2757] 「花ブロック」のネーミング考-その6-組み

~健康増進スキームとしての「花ブロック摘み」~

「花ブロック」の収集目標を、年内で“100”、2020年末時で“300”と決めました。
あーだこーだするのは、それから。
とりあえず、今は暑いので、先週に引き続き「69種」にとどまっています。

さて、約70種の中で、もっとも驚いたブツがあります。
四の五の言うより、先に見てもらいましょうか。

組み抜き星入り十字
何がスゴイか、わかりますか?

まず、ブロック2面分を使っていることに気づくと思います。
別に、そのこと自体は、よく見かけるパターンです。
実はこれ。1個の花ブロックとしては成立していないんですね。
長辺の一端がないというのか、2個の真ん中が遮られていない。
つまり、2個使いを前提として、デザインしてあるんです。

また、「抜き星」と「入り十字」という、2つの異なる構成物でできています。
さらにいうと、上下・左右で、入れ違いになっていますよね。
つまり、抜き星のラインと入りの十字ラインが、線対称の同位置にくるよう作ってあるんです。
すごくないですか?
今までの分類方法が、全く成り立ちません。

まず、「異なる構成物」のサブマーカーを決めておきましょう。
組み合わせだから「組み」でいいかな。
問題は、「長辺の一端がない」部分です。
これは宿題として、同様の花ブロックが出たときに考えましょう。
とりあえず、「組み抜き星入り十字」。
いやー、ぶっ飛んでます。

はたして今後、4個使いとか出てくるんですかね。
それもあって、「長辺の一端がない」サブマーカーは保留にしています。
ちなみに、短辺のないものは、すでに「鎖」というサブマーカーがあります。横にずっと連続して展開しているパターンです。

ここまでスゴイと、見かけたときに驚かないものですな。
その代わり、ため息が出ます。
ものすごくおいしいグルメに出会ったときも、得てして「オイシー」とは叫ばないですよね。
度肝を抜かれてため息が出る。
あれと同じです。
いやはや、施主さんの顔が見てみたい。

[2498] 上皇后美智子さまの乳がん記事

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

宮内庁の発表によると、上皇后美智子さまに乳がんの発症が認められたようで。
例の医療メディアから、時事記事の依頼が来ました。

まず驚いたのは、美智子さまが10年来、乳がん検診を受けられていたこと。
乳がん検診の受診率は低く、20%程度なんですね。
それに何より、“庶民的”じゃないですか。
皇族は神様だから病気なんてしない・・・なんていう昭和的発想ではなく、予防医療を受けている人間なんだと。
その点を、ぜひ、ニュアンスに込めたいと思いました。

上皇后美智子さまに乳がん
報道一例としての「朝日新聞」、リンクは貼っていません

次に思いついたのは、上皇さまも、前立腺がんの発表をおこなっていたこと。
取材で聞いたんですが、前立腺がんのリスク判定をする「PSA検査」というのがあるんです。
これが・・・何年からか忘れました・・・あるときを境として、爆発的に広まりました。
そのきっかけが、上皇さまだったんです。

これも、記事に含めたい内容。
つまり、皇族って、いろいろな意味で注目されているわけですよ。それがいいことでも、病気のような内容でも。
なので、受診機会の向上につながったりするのかな・・・という期待はあります。
また、他紙が触れていない内容です。

あと、気づいたこととしては、「死」を思わせる表現が、どのメディアでも使われていないこと。
例えば乳がんに絡めて、女性の部位別がん死亡率が5位であることや、毎年の死亡者数を書くということも、考えられますよね。
また、そうしたデータを日常的に扱っています。
それが書かれていないんです。どのメディアを見ても。
ははーん。これは禁じ手なんだなと。
メディアの編集が知らないで突っ込んでくるかもしれないので、コメントか何かで触れておきましょう。
よく気づいた。我ながらエライ。

医療メディアの時事記事だとすれば、いいロジックじゃないですかね。
事実関係は、コレコレこうですよ。
美智子さまも検診を受けていて、だから早期発見ができたんだね。
かつて上皇さまも、前立腺がんの全摘を受けて、それでPSA検診が広まったという経緯がある。
乳がん検診って、かかる人の多い割に、受診率が低いよね。
・・・「ぜひ、受けてみましょう」だと時事ではないので、ここまで。
うん、他紙にはない切り口だな、満足。文字尺も稼げた。

[3311] ポジティブに使う「かわいいかよ」

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

朝日新聞の記事を見て、初めて「かわいいかよ」という表現を知りました。
本来は否定ニュアンスですけど、いい意味で使われるみたいですね。

記事では、このような「かよ」の使い方について、専門家の解説を交えながら、
・疑問の強調
・ボケへの称賛
という2つの効果があると論じていました。
「かわいいの? どうなの? そうなんじゃないの?」
「どうせたいしたことないと思っていたら、予想以上じゃん、そうくるかよ」
そんな論旨なんでしょう。
うーん。そこまで深いかな・・・このコトバ。

市場の定食屋が出すデカ盛り丼
「普通盛りでこの量かよ」的な茶濁でございます

思うに、「名詞+かよ」って、すでにポジティブニュアンスなんですよね。
「14歳で博士号かよ」とか、「高校生なのにMAX164キロかよ」とか。
または、「可能+のかよ」。ポジティブじゃないけど、否定でもないんですね。
「並ばなくても食べられたのかよ」とか「なんだ、手ぶらで行けるのかよ」とか。
つまり、もともとあやふやだったところにきて、じゃあ、形容詞と結びついたらどうなるの・・・って話だと思います。

例を出してみましょうか。
「やっぱ、天然の氷って、ここまで冷たいかよ」
「Win10に買い換えたら、こんなに早いかよ」
あるんですよね。ポジティブに使う例は・・・もしかしたら、「の」を省略した形なのかもしれませんけど。
いずれにしても、ストレートに「感嘆」の使い方があるってことで、いいんじゃないでしょうか。

もちろん、商業文では使いませんよ。
二義を生みますから、ほかのワーディングにします。
とくに「かわいいかよ」は、コトバとして“なってない感”があります。

まっ、今回は、「かわいいかよ」の是非ではなくて、ポジティブ「かよ」の考証です。
Web上は賛否両論みたいですけど、白黒付けられないんじゃないの。
もともと、あやふやなんですよ。
あやふやっていうか、心が大きく動いたときの接尾語みたいなものですから、どっちにも動く。
例えるなら、「のだ」みたいなもの。
「かわいいのだ」「おいしくないのだ」
是非を問うような話じゃない気がします。
どっちのパターンが多いのかという、マジョリティの話なんでしょう。

[3211] 韓国が気づかせてくれた憲法9条の虚構

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

まず、こんなペルソナを設定させてください。

この人は、日本人じゃありません。
日本はお金持ちで、スゴい技術力に支えられていると、今でも信じています。
ところが、日本がどこにあるのか、あまりよくわかっていません。
極東で起きていることより、自分の国で起きていることのほうに関心があります。

まあ、平均的な外国人像ってところじゃないでしょうか。
その人が、こんなニュースを見かけました。

日本の近海に、ロシアと中国の爆撃機がチームを組んで侵入した。
日本の国境近くの小さな島で領土問題が起きている。
日本の空軍機に、他国から威嚇レーザーが照射された。
日韓で、貿易戦争が起きようとしている。

さて、この人。どう思いますかね。
「日本って、物騒な国だ」と思わないですかね。
少なくとも、「もめ事の種になっている」と感じないでしょうか。

エスパー長官はエスパーなのか
火消しに入った米国防長官の様子を報じる「中日新聞」

つまりですな、日本人が自国のことを「平和な国だ」と思っていても、外国人にそう映るとは限らないってことなんですよ。
いくら「護憲」「憲法9条改正反対」と叫んだところで、その実が失われつつある。
なぜなら、もはや武力による戦争なんて、丸山議員くらいしか考えていないからです。

例えば、自分が大金持ちだったら、株価の大暴落した韓国企業を買収します。
10社くらい買っちゃえば、韓国の経済を実質的に支配できるんじゃないでしょうか。
そうなれば、政治にも進出できる。
いまさら命をかけなくなって、金でモノが言えるんです。
「憲法9条」で禁止されている武力を使わなくたって、戦争に勝てる。
・・・というように、冒頭のペルソナの人は考えないでしょうか。あー、仕掛けてんなーと。

本当に日本が平和国家だと思われたいなら、経済版「憲法9条」を制定しなくちゃ、ダメ。
というか、改憲論や憲法9条論が無意味。
「まだ、そんなこと言ってんのか」って思っちゃいますよね。
イデオロギーに終始しているから、いつの間にか、日本が経済戦争の旗手として見られている。
やることは、他にいっぱいあるのに。

[3111] 「ワタシ、文章書けますよ」という人への試金石

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

研修を終えた新人が、現場へ配属されてくるこの時期。
「ワタシ、結構、文章書けますよ」と豪語する子がいたので、その実力を探ってみることにしました。
以下、そのときの例題です。
別の機会で使うかもしれないので、いくつか加えて、まとめておくことにしました。
内容としては、このブログでさんざん紹介してきた、「初歩中の初歩」です。

【質問】 以下の文で、手直しすべき箇所があれば、修正してください。
助詞編
1.歯周病が重症化すると顎の骨が溶けてしまうことがあります。
2.鶏肉を小麦粉でまぶすと、トロミが付きます。

名詞編
3.金額のもっとも近かった方には、ニヤピン賞をご用意しています。
4.レントゲン撮影による画像診断で判明することがあります。

動詞編
5.急いで旅支度を整えるようにしてください。
6.この件については、上司から信用され、一切を任せられています。

読点・句点編
7.お願いしたいのは、他人への中傷と、乱暴な言葉づかいをやめていただくことです。
8.「成績を残したい。絶対に勝ってみせる。」というセリフが印象的でした。

作りたての活字
「一刻千金」という茶濁でございます

【解説】
1.歯周病が重症化すると顎の骨が溶けてしまうことがあります。
回答例
歯周病の重篤化により顎の骨を溶かしてしまうことがあります。
ポイント⇒同じ助詞「が」が連続していて、構造的に不安定。

2.鶏肉を小麦粉でまぶすと、トロミが付きます。
回答例
鶏肉に小麦粉をまぶすと、トロミが付きます。
ポイント⇒まぶすのは小麦粉。この場合の助詞「で」は、手段と受けとられる。

3.金額のもっとも近かった方には、ニヤピン賞をご用意しています。
回答例
金額のもっとも近かった方には、ニアピン賞をご用意しています。
ポイント⇒「ヤ」と「ア」の違い。慣用句となっていない単語は、原則として「ア」。

4.レントゲン撮影による画像診断で判明することがあります。
回答例
X線撮影による画像診断で判明することがあります。
ポイント⇒「レントゲン」は、発見者である人名の場合のみ可。医療用語としては禁則。

5.急いで旅支度を整えるようにしてください。
回答例
急いで旅支度を調えるようにしてください。
ポイント⇒「整える」と「調える」の誤用。「乱れたところをなくす」のが整えるで、「そろえる、まとめるは調える。

6.この件については、上司から信用され、一切を任せられています。
回答例
この件については、上司から信用され、一切を任されています。
ポイント⇒「せられて」は使役受身、無理やりさせられているニュアンス。

7.お願いしたいのは、他人への中傷と、乱暴な言葉づかいをやめていただくことです。
回答例
お願いしたいのは、他人への中傷と乱暴な言葉づかいを、やめていただくことです。
ポイント⇒例題の読点位置だと、中傷をお願いしたいと受けとれる。

8.「成績を残したい。絶対に勝ってみせる。」というセリフが印象的でした。
回答例
「成績を残したい。絶対に勝ってみせる」というセリフが印象的でした。
ポイント⇒閉じカッコの直前には句点を打たない。一部の広告表現などは例外。

8問中、最低でも6問、できれば7問以上正解していないと、「ワタシ、文章書けますよ」とは言えません。
真のライターは日々、紙面などから用例研究を積み、適切なワーディングに努めています。
また、それこそが、文章で食べていく方法です。

[3610]20190616読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

20190616読売新聞

[2756] 「花ブロック」のネーミング考-その5-フルール・ド・リス

~健康増進スキームとしての「花ブロック摘み」~

毎度、「花ブロック」です。
8月6日時点で「69種」集まりました。

うち、63種が幾何学模様で、残る6種は・・・なんていうか、抽象図形なんですね。
例えば「葉に茎」といったように、モチーフとなった元ネタがあります。
今回ご紹介するのも抽象図形のひとつで、ヨーロッパの古城の旗で見る紋章みたいなヤツです。

最初はその名前を知らなかったんですけど、調べていくと、「フルール・ド・リス」と呼ばれるデザイン群らしいですな。
「フルール」は花のこと。
「リス」はアヤメらしいんですが、諸説あるそう。
暫時、こうした紋章系を「フルール・ド・リス」としておきます。
長いから、「フルール」かな。

花ブロックのフルール・ド・リス
上は関西で、下は関東で咲いていました

上の紋章については、別のコーナーでも発表しましたね。
ラインを盛っているというのか、立体感のある造作。
ひとつひとつ手作業なんだろうか。

下は、複数箇所で見かけました。
ライン的には平坦ですけど、こういうモノを取り入れようって心意気がいいじゃないですか。
一言で言って、「粋」。
花ブロックの見る目が変わりますよね。

うん。
やっぱりアヤメじゃないような気もしてきたから、「花紋」にしましょうか。
「花ブロック」のネーミングには、原則、和名を付けているんです。
ですから・・・あっ、ここまで書いてきて思いつきましたが、これこそ、“花”ブロックじゃないのっ・・・「花紋」に決定。
そうか、そうか。
「化粧ブロック」などの言い方もあるようですけど、「フルール・ド・リス」あっての、「花ブロック」ですよね。

さて、これらは原則として、一つひとつが独立しています。
次回は、2個使いでデザインしている、ぶっ飛んだ「花ブロック」をご紹介します。
題して「組み抜き星入り十字」。

[2497] 医療ライターなんて、誰でもできる

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

「医療について書けるライターが少ないので、いつも助かります」
なんて重宝がられていますが、そんなに言うほど難しい分野じゃないと思っています。
すべて、自分に当てはめて考えられますから。

例えば、次の取材が、
「大腸内視鏡の痛みを緩和する方法」
についてだとしましょうか。
Webで、「大腸内視鏡 痛み」などと検索すれば、論点はすぐに見つかります。
つまり、

・ケツに刺すときの痛み
・「S状結腸」という通過しにくい部分を通るときの痛み

です。
あとは、これを膨らませればいいだけ。
医学的に・・・なんてことは考えず、シロート頭でいいと思います。だって、読者もシロートですから。
「ケツに刺すときの痛み」には、おそらく麻酔を使うんでしょうよ。
でも、麻酔を使ったら、その後にタダ漏れしないんですかね。
また、スコープの消毒ってどうしているんでしょう。まさか使い捨て?
そういう観点で、まったく構わないでしょう。

事前リサーチに欠かせない検索結果
「大腸内視鏡 痛み」の検索結果

「S状結腸」という通過しにくい部分を通るときの痛み・・・についても、Webを調べれば、論点が見つかります。
ある種のテクニックを用いるみたいですね。
ってことは、上手なセンセーと、下手にセンセーがいるということ。
どうやって見わけるのか、知りたくないですか。だって、下手なセンセーはイヤだもの。
何でも、スコープで、大腸を突き破っちゃった症例なんかがあるとのこと。
また、「介助人」なるスタップが、大腸をゴリゴリ押して通す“ことも”あるそうです。

その一方で、達人クラスのセンセーはどうしているのか。
その方法を、どうやって編み出したのか。
ホントに大丈夫なの? いままでの事故例は?
時間や費用が、かえってかかったりしないの?
シロート頭でも、十分に膨らませます。

なので、「医療 = 難しい」という概念は、当てはまらないと思うんですよ。
むしろ、エライセンセーの言うことだからといってうのみにせず、「疑いの目」を持つことが重要。
たぶん、シロートほど、「疑いの目」を持てないと思います。
医者が言っているんだから、そうなのだろうと盲信してしまいがち・・・。

そこかな、あえて言えば。
「医療について書けるライターが少ない」んじゃなくて、「医師という存在を疑ってかかれるライターが少ない」んだと思います。
あるいは、既存の治療方法をハスに見られるライター。
バカなことを質問すまいなどと思わず、「麻酔をしたら、タダ漏れするんじゃないですか」と聞けるライター。
そういう人材が少ないんでしょう。
「疑いの目」さえ持てれば、医療ライターなんて、誰でもできます。

[3310] おすすめ、オススメ、お勧め、お薦め

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

標題。レコメンドの場面で、どれを使うかという問題。
商業文の場合、よほどのことがない限り「オススメ」は使いません。軽いノリになっちゃうから。
「お勧め」か「お薦め」かについては、さまざまな解説を見たんですけど、

オマエ、ホントに意味がわかって書いてんのか

というレベルのものが多いので、絞りきれていません。
そこで「お薦め」を封印し、「お勧め」の一本で通していました。
ところが・・・。
朝日さん、やってきましたな。

紙面の「おすすめ」表記
内容としては、「リクナビの内定辞退推測機能」についての記事

そうか、そうか。
ひらがなで通しちゃえば、「お勧め」か「お薦め」で迷う必要はありません。
一応、他例も押さえておきたいので、「おすすめ」でニュースを検索してみましょうか。
ただし、固有のブツやサービスを「おすすめ」しているものは外します。得てして「売り」だったりするので。
「おすすめ10選」などの類いも除外。
誘導色が薄い表現を選んでみました。

 熱中症対策の「おでこに冷却シート」がおすすめできない理由
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検索結果TOP100を追ってみたものの、たったの3つ。
ほか97件は“誘導”でした。
うーん。ということは、97%の確率で「売り」に使う表現なんですな。「おすすめ」ってヤツは。
なんだか、コトバの信用性に欠けるような気がしてきました。

推奨か、この間やった勧奨か、やはり、その辺のコトバを使っておいたほうが無難でしょう。真意を込めるなら。
ただ、ひらがなで逃げるという手がなくもないと。
とりあえず、「お勧め」の一本使いはやめて、状況により考えます。

[3210] 「風疹の流行」と「ワクチン接種の谷間世代」に明確な関係はない

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

風疹が、関東地方を中心にはやっているようで。
本格的な流行は昨年から起きていて、今年はさらに、その勢いを増しそうとのこと。
この件について、時事記事を依頼されました。

いち早く取り上げていたのは読売新聞でした。
参考にはするものの、一応、数値絡みの裏取りをしておいたほうがいいでしょう。
中でも気になったのは、
「患者の約8割は男性が占めている。このため厚生労働省は今年から3年間、公的に予防接種を受ける機会がなかった1962年4月2日~79年4月1日生まれの男性が、免疫の有無を調べる抗体検査や予防接種を原則無料で受けられるようにした」
という部分です。

2019年の風疹流行
ベース記事として参考にした『読売新聞』

まるで、風疹をはやらせているのは、「ワクチン接種のはざま世代ともいえる、40歳から57際の男性である」とでも言っているみたいじゃないですか。
じゃあじゃあ、風疹患者の年齢ピークはどうなっているのかというと、20代から40代でした。
そして、50代を過ぎると極端に少なくなってきます。
つまり、はざま世代のせいではなく、“若い世代”がワクチン接種そのものに否定的ということなんです。

無料の施策は事実としてあるんだけれども、「このため」という部分がつながってきません。不要な4文字。
一方、「若い世代がワクチン接種そのものに否定的」な理由はというと、一時期、行政がワクチン接種の公的負担をやめたから。
また、ワクチンによる副作用を、メディアが過度に取り上げた時期もありました。
その結果、「ワクチン接種は害」という認識が広まってしまったのです。

この事実をどこまで入れるか悩みました。
絶対に必要なのは、「谷間世代と実患者の年齢は違う」ということでしょう。
また、行政ミスについても、簡単に触れておきたいところ。
風疹の機序や合併症の話は、むしろ不要かな。
文字数制限から、それくらいのボリュームしかつくれませんでした。

今回、52歳である自分自身が悪者にされているような気になりました。
いずれにしても、数値を扱う記事は、裏取りが大切。
実患者のデータは、簡単に入手できます。
読売の記者は、やってなかったんですかね。

[3110] 新規営業案件のその後

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

何回か前にご紹介した、新規営業の件。
受注にごぎつけたものの、初回から、京都府の舞鶴市へ行かされたのでした。
ちなみに、この案件の商流は、エンドクライアント→代理店→制作会社→編プロ→自分となっています。
現地へ赴いたのは、代理店と制作会社と、飛んで、自分。
制作会社いわく「クセのある代理店」とのことで、かつ初回ですから、かなり慎重に進めました。

制作会社の担当が言うには、「大きな戻しが出るとしたら、7月下旬あたり」とのこと。
無事、8月に突入したということは、事なきを得たのでしょう。
また、最近になり、お盆前後の予定を聞かれました。
つまり、「継続発注」ということなんだと思います。

京都府北部の海岸
京都府の日本海側という茶濁、現地ではありません

さて、どんな点を「慎重に進め」たのか。
別のコーナーでも書きましたが、取材前に、想定されるプロット案を提出しました。
書くことは同じでも、その順番が異なると、得てしてNGを出されるからです。
この記事の流れはこうで、この部分を取材して埋めるんだよと。
結果、代理店からひっくり返されることになるのですが、そのおかげで、事前のコンセンサスを得られました。

次に現場ですが、インタビュイーと代理店の反応を、平行して確認しながら進めました。
のみ込み具合というのかな。
とにかく、「自分だけがわかっていて、代理店がわかっていない」事態を防ぎたかったんですね。
後で、「そんなこと言ってたっけ?」なんてことになりかねません。
また、随時、代理店から入れる質問の時間も作るようにしました。
「彼らは、そこが気になっているんだ」という視差を得るためです。
ライター目線だけで物事を進めない。その場にいる全員を巻き込む。
全員の総意が原稿になっていれば(そして、プロットの順番も一致していれば)、文句は出ないでしょう。

これはね、かなりなテクニックですよ。
電車に例えるとしたら、乗客全員の意見を聞きながら、行き先を決めて運転するようなものです。
人によっては正反対な事を言うし、場合によっては線路がつながってないし。でもって、車掌の役割も受け持つ。
ライターであり、ファシリテーターであり、インタビュアーであり、今回おまけにカメラマンと。

残念ながら書籍案件なので、このブログでは、中身を紹介できません。
っていうか、見本誌が来るのかな。どれくらい、最終的な手入れが入ったんだろう。
まあ、進め方とライティングに関しては、合格点をもらったと。
まだまだ、手探り運転状態が続きそうです。

[3609]20190706読売新聞

~新聞全面広告ギャラリー~

20190706読売新聞

[2755] 「花ブロック」のネーミング考-その4-「重ね」と「合わせ」

~健康増進スキームとしての「花ブロック摘み」~

毎度、「花ブロック」です。
7月30日時点で「61種」集まりました。

名を見て体を知る・・・とでも言いますか。
図がなくても、テキストから既存種か新種かを判別できないものだろうか。
その方法として、ネーミング考をあーだこうだやってます。
もちろん、正式なものではありません。お遊びです。

さて、花ブロックのネーミングで重要なのは、「上下」の動きを示すものなのか、「左右」のそれなのかという観点です。
補助線が入っている場合の「吊り(上下)」と「支え(左右)」もそうでしたね。
今回は、「重ね」と「合わせ」について。

花ブロックの分類ルール④
20190710ルール(仮)-第④項

④「重ね」と「合わせ」
同種の模様が「交差して」「横方向」に展開しているものは「重ね」
「連」との違いは、交差しているか否か
同種の模様が「交差して」「縦方向」に展開しているものは「合わせ」
ともに、 「サブマーカー(2)」

右下の「抜き円合わせ半円」は、タテ方向の「連」という見方もできそうです。
しかし、半円が半ばで接しているということは、交差ですよね。
まあ、この辺は、オイオイです。

さて、大きな分類法はここまで。
細かなものまで含めると、現在8項目あります。
これらを紹介すると、さすがに眠たくなってくので、次回は「驚いた造作」についてです。
その名も「フルール・ド・リス」。
名前が長いので何とかしたいんですが、現在、検討中。
企業や大学の記章・エンブレムなんかにありがちなアレです。

[2496] 「むらさき」と「黄色」に着目した書評

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

どういうタイミングで振られてくるのかはわかりませんが、定期的に書評を依頼されます。
今回は、第161回直木賞・芥川賞の受賞作でした。

一応、5ケタのフィーをいただいているので、読書感想を書いてもしょうがないでしょう。
何より、「ほかの人が書いていない内容」が必要です。
そこで、Web上のおおざっぱな読書感想を追ってから書くようにしています。ダブリを防ぐためです。

まずは、「パープルの腰巻き女子」みたいなタイトルの作品。
すぐに思いついたのは、「イエローの羽織」と対比関係にあることでした。
紫色と黄色は、いわゆる反対色なんですね。
本来、相いれない色なのに、似たようなイメージとして扱われている。
つまり、単なる「猟奇的な物語」と解するべきではなく、「世間が貼るレッテルの不確かさ」への皮肉が込められているのではないかと。
だって、奇異の目で見られていたパープルさんは、思いの外、普通の女子だったでしょ。
対して、普通と思われていたイエローさんは、犯罪に走っちゃっている。そのうえ変人願望がある。
でも世間は、色メガネで見ちゃっているから、それに気づかない。

利き酒用の杯
「反対色」の性質を生かした杯

ちなみに、杯って、こういうマークや色が付いていますよね。
これには、日本酒の持つ黄色っぽさを際立てる効果があるそうです。
紫じゃないですけど、似たような紺でも、色の判別がしやすい。
それはそれとして。

紫色と黄色の反対色。
この作品の書評や読書感想では、ざっと調べた限り、使われていませんでした。
でも、確実でしょ。作者がモチーフにしているのは。
だとすれば、イエローさんだけの猟奇的なストーリーでは“ない”はずなんです。
大方の人は、そう、読み取ってますけど。
パープルの実は無色、無色の実はイエロー。世間のレッテルはイイカゲン。

よく、犯罪報道でもあるじゃないですか。
「あんなマジメな人が、犯罪を犯すなんて」みたいな類いが。
その延長線上的な世界感なのかなと。

ということで、レッテル貼りのぜい弱性みたいな内容の書評にしたら、一発OKでした。
よしよし、誰もそこに気づいてないもんな。
しかも書評だから、ある意味、言いたい放題。必ずしも事実を扱わなくていい。

もう一方の「渦」。
ここまで長くなっちゃったので圧縮すると、注目したのは、もちろん「渦」です。
そして、渦から発生する“泡”を、次々と現れては消える浄瑠璃の作品群に見立てました。
渦の中でぐるぐる回っているうたかたの魂を、作品で「結んだんだよ」と。
泡に言及している書評や読書感想は皆無。
こちらも一発OK。

ともにタイトルの分析が中心で、中身のネタバレはほとんどしていません。
「こう読んでみたら」的なはなむけの書評。
よしよし、自分で言うのもナニですが、お金をいただいて書く内容になりました。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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