[1468]紹介はいいけど、誘客はダメ

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

映画村のような施設があったとしてください。
「名画で見たあのシーンが、目の前に展開!」
みたいなコピーを付けて、いかにもなテキストを書きゃいいんだなと。
まあ、そんなふうに軽く考えていたわけです。

ところが、施設責任者に問い合わせてみると、「誘客に結びつくようなことはしたくない」とおっしゃるんですな。
観光地じゃ、ないんです。
アトラクション的な方向を期待されると、コッチも困るんです。
だって、ロケ施設を一般公開しているだけですから・・・と。

つまりですね、ガイドがいないとか、飲食店がお粗末とか、そういうクレームを言い出す「観光客」が多いのだとか。
また、リアルな撮影が行われている間は規制がかかるので、それを迷惑に受け取る一般人もいるらしい。
なるほどね。

1468.jpg
同施設とは無関係の茶濁でございます

ただ、紹介してもらうこと自体はご自由なんで、拒否できませんと。
条件として、誘客にならないよう気をつけてください。
さて、どうしたもんでしょう。

まず、
「名画で見たあのシーンが、目の前に展開!」
のようなアオリは、避けることにしました。
純粋な事実しか書かない。
あと、観光地と勘違いするな・・・という書き方も微妙ですよね。
ネガティブなのに、ポジティブな言い方で表現しないといけない。

結局、
「テーマパークというよりも撮影を目的としたセットですので、ぜひ『見て学ぶ』楽しさを追求してみてください」
としたものの、意図が伝わるだろうか。

まあ、身勝手な人たちって、何言ってもダメですからね。
性格の問題なので、テキストで防波堤造っても飛び超えちゃいますし、これで先方が校了出したらOKとしましょう。
そもそもこういうのって、ライターが知恵を絞るというより、単なるチョイスミスって気がするんですが、どうなんでしょうか。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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