[1169]持ち込み企画の通し方

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

「人間の血管の中で直接写真に撮れるのは、眼底の毛細血管だけ」
この間、眼科のセンセーが、そうおっしゃっていました。
手だろうが足だろうが、MRIに通すか直接切開しないと、血管を見ることはできないわけです。
ところが、眼底写真なら一発なんですね。
そこから、糖尿病などの生活習慣病が類推できると。
目で行う、体の健康診断。
この発想に、衝撃を得たものでした。

取材をしていると、毎回と言っていいほど、驚きがあります。
しかし、編集者には、そういう体験がないわけです。
彼らは、テーマを浮き立たせたりフォーカスを絞ったりする力があっても、とっかかりのフックを持っていない。
現場の場数でいうなら、ライターにはかなわないわけです。

1169.jpg
直面した事実をどう受け止め、いかに使える知識として保持していくか

話を標題に戻します。
持ち込みの原稿や企画は、常に通る余地があります。
ただし、論旨が単にその人の「考え」だけでは、かなり厳しい。
やはり、事実やインタビューによる裏付けが必要でしょう。

さらに、メディアが特集しようとしている企画やテーマにガッチャンコすれば、後は詰めるだけです。
いくら「目で行う、体の健康診断がスゴイよね」って騒いでいても、それだけの単品では、引っかかりが弱い。
しかし、生活習慣病特集とかトクホ食品のまとめなどが企画された段階ならどうでしょうか。
持って行き方によっては、「ハイ、採用」となるかもしれません。

なので、企画を通すのに必要なことは2点。
一つは、取材などで得られた事実が何に使えそうなのか、あるいはどの分野に発展可能なのかを、日ごろから膨らませておくこと。
もう一つは、メディアに顔を出して、今後の特集予定を知っておくこと。
この二つが結びついたとき、かなり良い確率で、持ち込みが通ります。

これは、何らかの企画を毎号組んでいるメディアの場合で、紙を前提にしています。
Webは何ていうのかな、特集してこないというのか、細部まで詰めた後でライターに渡すじゃないですか。
そうなると、少し話が違ってくるんですよね。
むしろ、「ハイ、採用」までのストーリーが見えない。
意外と紙のほうが、想像しているよりフレキシブルです。
ただ、それなりのレベルは求められますけど。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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