[1172]むしろ、リライトのほうがやっかいなんですけど

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

「リライト」というのは、正式用語なんでしょうか。
とにかく、元になる原稿があって、それをパクリにならない程度に変えること・・・の話をします。
実は、正攻法で取材したほうが、ライターにとって楽なんですよ。
だって、頭に浮かんだことを、そのまま書けばいいだけだから。

「リライト」は、原義を生かしつつ、見た目だけを変化させるという作業です。
当たり前ですけど、中身を変えちゃったらダメ。
つまりですね、焼いたサンマを使ってほしいんだけど、「焼いたサンマにはするな」って話なんです。
難しいですよ、コッチのほうが。
あえて開きにしてみたり、どこからか谷中しょうがを探してきたり、そういうことをしなきゃなんない。
時間でいうと、むしろ余計にかかります。
実のところ、プロの調理人じゃなきゃできない、かなりな荒技だと思っています。
なのに、オリジナルで取材したわけではないから、フィーは低くなる。
おかしいって、絶対。

1172.jpg
ニンジンでエビを作るの図、時間かかるの当たり前じゃないですか

料理にたとえるのは、ちょっと乱暴ですかね。
でも、そういうことなんですよ。
あと、原作者のテニヲハに引っ張られるから、自然な表現が出てこなくなる。

例えば、
「旬のイチゴを丸ごと使用した生クリームを、ぜひ味わってください」
という元文があったとしましょうか。
真っ先に「を」のカブリを何とかしたいところですが、もはや、ニュートラルに考えられないんですよ。
「旬のイチゴが丸ごと使用された生クリームを」か? そもそも生クリームに丸ごと使うって何だ? クリームの中にイチゴが挟まっているってことじゃないのか?
なんて感じで、手が止まる。

「旬のイチゴをぜいたくにあしらった新鮮な生クリーム。そのバランスを、ぜひ味わってください」
リライトっていうのは、こういう作業なわけ。
採点して、添削しなきゃなんないの。
それだったら、最初っからストレートに書いたほうが早いわけ。
ニンジンでエビ作ってる場合じゃ、ないの。
そこんとこ、どうしてわかってくれないかな。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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