[1374]「判別と区別」の峻別は、グループ化で識別する

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

標題にいろいろ書いてますけども。
取り上げたいのは、「判別と区別」の使い分けです。
自分は、グループ化の問題じゃないかと、考えています。

まずは「判別」。
これは、一つのモノを、元からあった属性に照らし合わせて「選定」すること。
ヒヨコのオス・メスを、一匹ずつ判定していく作業なんてのが、イメージですね。
一方の「区別」。
こちらは、すでに属性が付いている集団を、他から別にしてグルーピングする作業。
何ていうのかな、潮干狩りした中から、アサリだけ抜き出すイメージ。

つまり、「判別」はグループ化の前さばきなんです。
「区別」は、グループ済みのものを整列させる作業。ちょっと、わかりづらいですかね。

1374.jpg
有田焼を「判別する」場合は、まだ、鑑定ができていない
有田焼を「区別する」場合は、すでに、鑑定が行われている

例を出しましょう。
飲食店で、喫煙か禁煙かを聞いて、それぞれ別の席に誘導する。
これは「判別」です。区別を使いがちですけどね。事前にわかっていないわけですから「判別」。
梨の出荷。
大きさを目で見て、箱詰めの個数を分けていますよと。
これも「判別」。

同じく梨の出荷。
「幸水」と「二十世紀」は別の箱だよと。
鑑定が難しい場合は微妙ですが、別品種なので「区別」ですかね。
タオルと雑巾は「判別」しています・・・見た目の違いが微妙。
タオルと雑巾は「区別」しています・・・一方は明らかにボロい。

あっ、そう考えると、グルーピングじゃないな。
差が歴然かどうかだな。
「食べられるキノコと、それ以外のキノコ」は、専門家でも難しいので、区別とはいわない。
「アサリと、それ以外の貝」は、見た目でわかるので、区別が使える。

でも、母集団を持たないモノに対し、区別はできないと思うんですよ。
フラグが立たないっていうのかな。
ネコの集団の中から、気に入ったヤツを「判別」するですよ。
だって、気に入らないネコばっかりってこともあるし。
好みのネコが一定数いたら、そこで初めて「区別」に変わる・・・変わるってのもナニですけど。

すでに色が付いていたら区別、これから色を付けるなら判別。
これらを使い分けるのは判別。
ところが、もう理屈がわかっちゃったから区別。
そんなところですかね。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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