[1377]「・・・」と佐藤さんは言う。とのこと。らしい。の繰り返しをなくす方法

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

「ホッチキスは、紙と分別しなくてもいいんです」と、佐藤さんは言う。
佐藤さんによれば、「とじてある部分だけ切り取って、別に処理できますから」とのこと。
「そこだけ燃やして、残った灰を遠心分離器にかけます」というのが、佐藤さんの回答。
「ユーザーにできるだけ負担をかけたくないですから」と、佐藤さんは力を込める。

佐藤さん、続出。
でも、多かれ少なかれ、こうなっちゃいませんか。
自分も、慣れていないころはそうでした。
語尾の言い回しを工夫して、できるだけかぶらないようにするものの、佐藤さんの存在自体は変えられない。
また、必然的に「と」も連発しますよね。
このようなインタビューベースの文章って、どうすればいいんでしょうか。

1377.jpg
「と」が多いという茶濁でございます

自分が対応策として多用しているのは、会話文だけ独立させて、佐藤さんを付けないやり方。
もちろん最初だけ、誰に聞いたのかを示しておきます。

・・・そこで、佐藤さんに、具体的な方法を伺ってうかがってみた。

「ホッチキスは、紙と分別しなくてもいいんです。とじてある部分だけ切り取って、別に処理できますから」

なるほど。いままでの苦労は何だったのだろう。

「そこだけ燃やして、残った灰を遠心分離器にかけます。ユーザーにできるだけ負担をかけたくないですから」

こんな感じです。
これは、対象者が一人の場合のみ使える方法で、田中さんがくっついてくるとアウトです。
発言者の名前を、それぞれの会話文にかぶせていく必要があるでしょう。
もしくは、佐藤パートと田中パートを作っちゃうかですね。
本当は交互に話していたとしても、編集でわける。
最初に佐藤特集をしておいて、「一方、田中さんはこう続ける」みたいな持っていき方をする。

慣れないうちは、発言者が見えないあやふや感を覚えるかもしれません。
しかし読者にしてみたら、田中さんでも佐藤さんでも構わないのです。
どちらか知りたいときに、きちんとしたロジックでつながっていれば、全く問題ないでしょう。
会話文だけ独立していたほうが読みやすくて、自分は好きですけどね。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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