[1477]アイスブレークで、へそをつかむ

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

インタビューに入る前の雑談って、手土産みたいなものだと思うんです。
例えば、ドリアンを持っていったとしましょうよ。
気に入られるかどうかは、まさにバクチですよね。
それと一緒で、記事の方向性をガチガチに決めていっても、なじまない場合がある。
やっぱり、あんころ餅あたりで腹をさぐりつつ、「もしかしたら、甘めドッシリでも行けるかな」みたいな方向性を探るわけです。

というのも、以前の自分は、「受けを広くすること」しか考えていませんでした。
100人が見たとしたら、せいぜい10人には、何かしらのアクションを起こしたい。
ところがですね・・・、
「生半可な興味で来る人は要らないんです。固定客がかなりいるので、これ以上やじ馬を増やしたくない」
という人が、一定割合いるんですな。
彼らは、受けを広くするんじゃなくて、間口を狭めたがっている。
こういうボタンの掛け違いがあると、原稿に対する満足度は上がらないでしょう。
なので、アイスブレークというのか、ベクトル合わせの時間が、欠かせなくなってきました。

1477.jpg
特に意味の無い、ティーブレーク的な茶濁でございます

ただ、いきなり主題に入ることもあり得ますので、雑談といえど、テープを回しておいたほうがいいでしょう。
ベクトル合わせのつもりでいたのに、
「要点は三つ。相続、資産運用、フランチャイズ展開。この三つが入っていれば、ほかは要りません」
なんてことが良く起きます。
単語ぐらいだったら覚えていられますが、中身の話になってくると、もう無理。
「さっき、重要な点が三つあるって言っていましたよね。いったい、何でしたっけ」
とならないよう、気をつけてください。
先方も、覚えていなかったりするので。

「録音していなかったがためのロス」は、正直、悔しいです。
せっかくベクトル合わせでイメージが膨らんでいたのに、もはやシュリンクしちゃって、糸の切れたたこ。
手応えなんて、全くなし。
さっきまでビンビン来ていたのに、もう、二度と戻れません。

ということで、名詞を交換したら、すぐテープ。
鉄則です。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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