[1378]「承れません」は正しいのか 謙譲と否定表現のミスマッチ

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

最近、謙譲語の否定表現に、違和感を覚え始めています。
かしこまっているにも関わらず「ハッキリNG」って、何なんだろうと。
顔は笑っているけど、言うことキツイよね・・・みたいな。
そこで、暫定的ですが、ワンクッションを入れるようにしました。

承ることはできません。
承ることは、いたしかねます。
承ったとしても、ご期待に添えない場合がございます。

ストレートに否定せず、「承ること」としたうえで、その可能性をボカすというのかな。
むろん、否定が弱まるぶん、「もしかしたら押し通せるんじゃないか」といったニュアンスは出ます。
どのパターンでいくかは、ケースによりけりでしょう。

1378.jpg
Sorry we couldn’t 的な茶濁でございます

そもそも謙譲+否定ということは、目上の人に対する「反抗」なんですよ、力関係で言えば。
そこをですね、あからさまにレジスタンスしちゃうのは、いかがなものかと。
とくに商業ライティングの場では、こうした気遣い・心遣いが求められると思うんです。
もっと根本的なワーディングがありそうな気もしますけど、残念ながら、思い浮かびません。

個人的な理由から、ノーベル賞を賜れません・・・違和感100
プライベートなことは、申し上げません・・・違和感70
女性社員だからといって、接待出動はいたしません・・・違和感10

申し上げ「られ」ません・・・にしてもいいんですが、賜れ「られ」ませんや、承れ「られ」ませんだと、どうも相性が良くない。
舌をかみそうです。
やっぱり、

個人的な理由から、ノーベル賞を賜ることはできません

になっちゃうんじゃないですかね。
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神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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