[1179]商業カメラマンと商業ライターの、とある会話

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

1月某日、都内某所

ラ) カメラも文章も、誰でもやれちゃうから、ボクらの立ち位置って難しいですよね。
カ) そうそう。わかる人にはわかるけど、「シロートでいいじゃん」という人もいる。
ラ) 自分にとっての「うまさ」って、読みやすさなんですよ。感動するような文章を書くのは作家の仕事。
カ) なるほど。
ラ) 逆に、Aさんの「うまさ」って、何ですか?
カ) やっぱり、見やすく写っているってことかなぁ。必要以上にボカして切る人がいるけど、商業写真じゃ、あり得ない。
ラ) ほとんど目にしかピントがいってない。
カ) 誰が写っているのかわからない(笑)。

1179.jpg
茶飲み話的な茶濁でございます

ラ) 商業的なプロって、芸術性は求めないんですよね。写真にしろ文章にしろ。
カ) 必要なものが、過不足なく収まりきっている。そこが一番難しかったりするんですけど。
ラ) まったく同感です。盛ればイイということでもないし、ボカすのが味ってわけでもない。
カ) 良く受ける指示に、「とりあえず、入れておいて」っていうのがあるんですけど、「とりあえず」って何。
ラ) ビールじゃないんだから。
カ) そう。ビールを入れておいて、後になってから画像処理で消すって、カメラマン要らないじゃん。
ラ) テキストもそうです。ビールがあること前提で文章を作るのと料理単品では、中身が全然違う。なのに、後からビールを削除されても、構成がゆがむんですよね。
カ) 編集や制作が、その辺をきちんとわかっていれば、ゆがまなくて済む。

ラ) でも、「とりあえず」って発想は、現実のものとして起こり得ますよ。
カ) 先に構成イメージができていれば、それに合わせて撮っていくだけなんですけどね。
ラ) 実際は、できあがった物を見てからネチネチやりだす。そのほうが簡単だし。
カ) 困ったもんですね。
ラ) 困ったもんです。だから、レベル下げになるような指示って、従っちゃ、いけないと思うんですよ。
カ) 言えてる。実は撮ってあるんだけど、最後まで出さない。「聞いてないよー」ってゴネる。
ラ) そんなことしているんですか。
カ) 再撮になったら意味がないので、奥の手です。
ラ) そっか。ライターは最悪、電話の追っかけができちゃうからな。やりたくはないけど。
カ) 単なる素材屋にはなりたくないですから。
ラ) 逆に、素材屋が全体をコントロールするって、アリですよね。コッチの理想としている素材だけで「作れ」と。
カ) そんなことができたらいいですね。
ラ) 本当にそうですね。時間だし、そろそろ現場へ入りますか。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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