[1279]希望が見えなかった小田原市のジャンパー職員

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

小田原市の生活保護担当職員が、S生活・H保護・A悪を撲滅する・Tチームの頭文字を取った「SHAT」ジャンパーを着用していた問題。
弁護するわけではないですけど、事件の見方に注意が必要だと思います。
なぜなら、職務の性質が、「良くて普通、悪くてマイナス」という特殊な状態だからです。
加点評価というものが一切存在せず、減点評価で行動している。
何て言うのか、「世界的に表彰されるような受給者」なんて存在せず、ルールに沿っている人が最優秀者。
かれらはプラス的に評価されることがない。良くて0点な世界。
クラスの平均点は、常にマイナスなのです。

同じような例として、違法な路上駐車が挙げられます。
これも、「社会的に意義のある路上駐車」なんてない。
なのに、「道路が空いているんだから、いいじゃないか」と言いがかりを付けられる。
何というのかな、ダークフォースなんですよ。世界は。
それでいて、救いとなるフォースは存在しない。
やっぱり、何かしらバリアのようなモノが必要になってくるんじゃないでしょうか。大義名分と言うのかな。

1279.jpg
大義名分ジャンパー、カナロコより

例えば、ミシュランがおいしい店を顕彰する場合は、お互いにモチベーションの上がる「ウィン・ウィン」の関係。
しかし、良くて0ってことになると、少なくともウィンが成り立たない。へたしたら「ロス・ロス」。
こういう場面では、自分のしていることが「プラスにつながることなんだ」と信じたいわけですよ。
少なくとも、ムダな税金の使われ方をチェックしているんですから。
その象徴が欲しかったんじゃないかな・・・と思っています。
じゃなきゃ、やってられんて、「ロス・ロス」の世界だもの。やればやるほど、クラスの点数か下がっていく。

モチベーションの上げとして、やり方は間違っていますけど有効なのが、他人の批判です。
それに正義感がおっかぶさってくると、得てして行き過ぎる。
これはね、何かほかの場面でも起こり得る話だと思っています。
何だろ、禁煙地域を取り締まるオッチャンたちかな。

「エリア外での喫煙行為は、禁止されています」
「あなたの煙が、他人に迷惑をかけています」
「有害物質をまき散らすな、ボケ」

これ、程度問題でしょ。
やっていることは、どれも同じ。
キレイで差し障りのない言葉なら許されるのか・・・何か、本質からズレていますよね。
平均点がマイナスの世界で、どう職員のモチベーションを維持していくのか。
4400円で64着売れたというのも、わからなくもなくもないです。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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