[1379]「が」の繰り返しについて、使い方再考

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

いままで、一つの文中に同じ助詞がカブることを、ひたすら避けまくっていました。
唯一「の」だけは例外みたいですけど、それすらも回避しようとしていたわけです。

いくつもの味覚「が」繰り返し味わえるの「が」、このスイーツ「が」持つ特徴だ

ところがですね、最近になって、あまり原理主義にこだわり過ぎるのもどうか・・・という気がしてきました。
文意優先、小手先二の次。
試しに、直近の原稿から、引っ張ってみましょうか。

多くの情報「が」飛び交い過ぎ、医師「が」正論を説いても、否定される場面すらあるほどです

おそらく以前なら、
あまりに多くの情報「が」飛び交い過ぎ、医師の正論を否定される場面すらあるほどです。
にしていたと思います。
ただ、これだと、後半がもたつくんですよね。
肝心な「医師が否定される」というニュアンスも、埋没してしまいます。

1379.jpg
繰り返しも美学になり得るという茶濁

もう一例。今度は「を」です。

目的「を」しっかりご理解いただいたうえで、満足のいくゴール「を」めざしましょう。

修正例
目的「を」しっかりご理解いただければ、満足のいくゴールが見えてきます。
ムリムリ直してます。
以前は、これが正解・・・というか仕事だと考えていました。
しかし、修正前は共同作業ニュアンスだったものが、修正後になると単独行になっちゃってますよね。
文字面を追いすぎると、インタビュイーの原義からかけ離れていく。
それは、やっぱり正解じゃ、ないんですよ。

もちろん冒頭のような「が」の重複は、悪文以外の何ものでもありません。
そうではなく、助詞を一つの連結器と見立てたときに、機関車と客車の両方がそろっているなら、複合的な車両編成もアリじゃないかと。
機関車が、機関車が、機関車が、客車・・・というのは頂けないわけです。
機関車が客車であり、そして機関車が客車なら、旅もまた楽し・・・これはこれでヨシではないかと。

まあ、難しいですよ。
ドッチも不十分であることがわかりつつ、妥協点を求めるっていうのは。
そのようなときは、原義を残すワーディングが一番。
なので、読みやすさでいうと、直近のスキルは落ちていると思います。
あえて「が」のカブリに甘んじていますから。
いったい、何が正しいんでしょうね。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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