[1280]モンスターならぬフレンドリーペアレントが法廷に出現

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

我が子の取り合いになると本質から外れ、つい、アピール合戦を始めかねないというお話。

事件の筋としては、離婚時の親権を、父母のどちらが得るかというもの。
この問題。一般的には「母性有利」といわれ、特に小さい子の場合、お母さんの存在が欠かせないとされてきました。
ところが最近、お弁当を作ったり幼稚園へお出向かいしたりする「イクメン」が登場しましたよね。
そのせいか現在では、父か母か・・・という尺度ではなく、「実際に育てているのはドッチなんだ」という視点が重視されています。
さらにこの上を行くのが、今回取り沙汰されている「フレンドリー・ペアレント・ルール」です。

1280.jpg
「テレ朝news」より

おもしろい判断の仕方ですよね。
「どちらの親が相手に対して友好的なのか。ケンカ腰の親に子どもを渡すのは、養育の観点からよろしくない」というルールなんです。
本件の場合、母親側は、「月一回、年にすると12回、別れた父親に会わせる」としています。
対する父親側は、「約3日に一回、年にすると100回、別れた母親に会わせる」と主張。
その差は8倍以上ですから、父親のほうが、より「フレンドリーなペアレント」であると。
笑っちゃいますよね、こういう数字争いって。

実際、年100回なんて、子どもからしたら迷惑なだけなんですよ。
塾だって通わなくちゃいけないし、部活の合宿、修学旅行、クラスメイトのお誕生日会、ちょっとした友だちとのお出かけ、個人的な買い物・・・これ、全部行けなくなります。
だって、学校に加えて、3日に1日はつぶれるんでしょ。例え数時間だとしても。
そういうことがお互いにわかっていて、なお、回数を争う。
付いている弁護士、バカじゃないの。

「オレ、プラモデル100個持ってるぜ」
「オレなんて、1万個だもーん」
「オレは1兆億個だい」

みたいなもので、現実味がない。
さすがに高裁は認めませんでしたが、そういう世界っていうかルールって、あるんですね。
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神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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