[1183]10の情報を10にして伝えるには

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

最近、多少の「盛り」は必要不可欠なんじゃないかと思うようになりました。
もちろん、ライティングの話です。

例えば、取材対象者の頭にあるイイタイコトが「10」だとしますよね。
うまくしゃべれない人もいるでしょうから、想いを口に出した段階で「8」になる。
ライターの理解度が良くて「7」。
正直に書けない事情もあったりして、テキストレベルで「5」。
それを読んだ側の把握が「3」。

つまり、放っておいたら、3割しか伝わらんのですよ。
これで十分と思っていても、その実、三分。
過半数以上の情報がスルーされることになります。

1183.jpg
神奈川名物、厚木の「ジュー」という茶濁でございます

では、標題。
10の情報を10にして伝えるには、どうしたらいいのか。
答えとしては、どこかで「盛る」必要があるということです。

取材対象者の頭にあるイイタイコトが「10」。
想いを口に出した段階で「8」。
これを、「極論すると、こういう意味ですか」なんて誇張して、「10」に戻す。
テキストで色を付けて「12」くらいに盛る。
それを読んだ側の把握が「10」。

これぐらいやらないと、「10」が維持できないということなんです。
2割増しが2回だから、40%増し。
当然、取材者の意図していない「盛り」も含まれるでしょう。
勝手に誇張したら怒られますが、同じ延長線上なら、行き過ぎぐらいがちょうどいい。
ただし、この説得は、非常に困難です。

自分はメンドクサイので、
「優秀な読者でも8割の理解、3日たったら2割忘れる。なので、そのまま書いても64%しか伝わりません」
って説明しています。
・・・ライターが免責になっているの、気付きました?
それはそれとして。

5割増しで書いて64%伝われば、「9割以上残ります」よねと。
なので、言った覚えのない例えや、大げさな見だしは、もとから織り込んどいてクレと。
やってないことを「やった」というのはウソだけど、「バリバリ得意としている」くらいで普通に見られるんだと。
正直に「頼まれればやります」なんて書いたら、誰も見向きませんよと。

実際はそこまで理解が得られないし、自分にも倫理観がありますから、5割増しなんてのは無理です。
でも、多かれ少なかれそういう図式が必要なんだなと、そのことをちゃんと説明しておかないといけないんだなと、いまにして思います。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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