[1185]「ライターに得意分野は必要なのか

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

自分の関わったパソコンメーカー老舗のサイトが、無事、立ち上がりました。
主要なテキストは、すべて自分が担当しています。
IT系のリテラシーなんて持っていませんし、使っているOSはいまだに「Win7」ですけど、そんなことは全く障害にならなりませんでした。
代表取締役へのインタビューにしろ、現場の取材にしろ、大切なのは「聴き方」ですよね。

話し手の表面的なセリフをうのみにするのではなく、「で、結局、どうなんですか」というところまで掘り下げる。
取材の論点整理を通じて、むしろクライアント側に、「ウチの会社って、そういう存在だったんだ」と気付いてもらう。
情報を羅列するたけでなく、読んでいる側の「関心」をマインドセットする。
そうした作業に「得意分野ウンヌン」なんて、要らないと思うんですよ。

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ビスケットに詳しくなくても、魅力的に盛りつけることはできる

もちろん、「グラハム」という言葉や「クッキーとビスケットの違い」などを知っていたほうが、話は早いと思います。
でも、必要条件じゃないでしょ。
わからなきゃ、臆さずに聞けばいいだけの話ですから。
「このライターは、イイトコロ突いてくるな、信頼できるな」
と思ってもらったら、何でも聞けます。喜んで答えてくれます。

それと、「サイトの役割」は、詳しい情報を全部載せすることではありません。
断言しますけど、絶対に違いますからね。
サイトの目的は、アクションを起こさせるためのマインドセット、その1点です。
余談として「クッキーとビスケットの違い」があってもおもしろいけど、だからといって、注文が増えるわけじゃない。
肝心なのは「どういう想いを伝えたいか」、そして「どうやったら伝えられるのか」。

実際、士業と医業は、自分なりに鉄板だと思っています。
だけど、身についた専門的な知識が何に役立つかといえば、「取材が早く済むこと」くらいです。
仮に、
「昨今、親権獲得の場面で注目を集めているフレンドリー・ペアレント・ルール、今後の方向性はどうなんでしょう」
なんて質問したところで、一般読者は付いてこれないネタですよ。
「お互いの好き嫌いだけで決めず、子どもの立場を考え、相手にも一定の理解を示さないと、裁判の心証を悪くしますよ」
で十分じゃないですか。
要は、こうしたツボを引き出せるかどうか。
専門分野の有無じゃ、ないんです。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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