[1386]手が止まったテキスト実例と最終稿

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

以前にも書きましたが、助詞のカブリについて、あまり以前ほど気にしなくなりました。
真意を優先すべきで、テクニックは二の次。
とはいえ、ニュアンスが変わらない範囲であれば、何とか重複を避けたいものです。
例えば、次のような文。

面会交流権の充実「を」大前提としたうえで、新たな家族の形「を」模索していくことになりました。

身動きすらできず、しばらくフリーズしてしまいました。
どうやっても、脱出できないんです。
新たな家族の形「の」模索に注力しました・・・まあ、「の」はカブッてもいいんですが、美しくはない。それに、ちょっとくどい。

1386.jpg
親権を決める際の要素、「兄弟不分離」的な茶濁でございます

以前紹介したのは、
君「が」家を出るというなら、ボク「が」家族を守ろう
みたいな、それぞれが独立した文になっている場合の「カブリ」でした。
これは、無理に直す必要がない。

一方、前述の「を」は目的を表す助詞なので、独立せずに二分してしまう。
これは、自分的にマズイわけです。
とりあえず蛍光ペンを塗っておいて、後でもう1回考え直してみましょう。

はい、戻りました。
元文を読むと、また、落とし穴にはまってしまうので、同じ意味のテキストを新規に考えてみます。
「断捨離」ですね。

新たな家族の形について十分話し合ったうえで、面会交流の中身を充実させていくことになりました。

あれ? 何を悩んでいたんでしょう。
こういうことは得てして起こりがちで、「を」をさけるとか、「の」でいけないかとか、助詞の問題にこだわりすぎるからはまってしまうんです。
大切なのは、ジレンマを「断ち」、思い込みを「捨て」、元文から「離れる」こと。
自然体こそが「断捨離」の本質であって、部屋を掃除することとは何の関係もありません。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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