[1291] 震災を忘れるなではなく、起きたことを覚えておけ

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

熊本地震から1年の経過が報じられるなか、「震災を忘れるな」という意見に、どうも付いていけないのです。
あまりにいろいろな事柄を詰め込みすぎて、むしろ、意味があいまいになってませんか。

地震が起きると、こういう現実に突き当たるよ。
まず、やらなきゃいけないことはコレコレ。
逆に、やらないほうがいいのはナニナニ。

そういう能動的な教訓を一義にすべきですよね。
もちろん寄付や支援なども必要なんだけど、それは、教訓と平行した「別個マター」という気がします。
そのそれぞれに対してポジティブな関わり方をしていけばいいだけでしょ。
「出来事を忘れるな」で伝わりますか、それ。
総花過ぎて、逆に、ハシゴを外されちゃってないですか。

1291.jpg
『エキサイトニュース』が引用した、一例としての報道

民間企業や官公庁では、教訓を生かすプロセスが実行可能。
でも、個人の場合って、よっぽど意識が高くない限り無理ですよね。
せいぜい、防災グッズを整えるぐらい。

例えば仮設住宅に入った場合、生活費はいくらぐらいかかるのか。
被害を受けた街並みや施設は、誰が音頭を取って再生していくのか。
年金や健康保険の納付が一時的にできなくなったら、どのような対応を期待できるのか。
そういうノウハウって「ゼロ」じゃないですか。
また、それらを知ることで、支援やボランティアの糸口になる場合だってある。
なのに、「震災を忘れるな」で喚起できるのかなぁと、そう考えてしまうわけですよ。

本質は、「いろいろと知っとけ」というプラスの話でしょ。
「記憶の減退を防げ」っていうマイナス防止の話じゃないでしょ。
福島や熊本に限らず、日本のどこでも起こり得る事柄なんですから。
教訓・・・というか、極論すると「前例を示してくれている」という見方が、正直なところなんじゃないかと考えます。
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神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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