[1293] 演歌調からアイドル系まで、新日本遺産を飾るコピー

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

文化庁は4月、新たに17件の「日本遺産」を認定したそうです。
同庁のサイトによると、重視するのは「文化・伝統を語るストーリー」なのだとか。
モノやハコの存在だけではダメで、バックグラウンドを語りなさいと。
世の中、おもしろくなってきましたね。
その肝心なストーリーですが、タイトルというのかキャッチコピーもまた、各団体の意向が示されていておもしろい。

「荒波を超えた男たちの夢が紡いだ異空間」
ド演歌で攻めてきたのは、東北から北陸にかけての北前船文化。
どうせなら、七五調に整えてほしかったですね。

「江差の五月は江戸にもない」
北海道ニシン漁は、謎かけです。
おそらく、「江戸には何でもそろっている」という前提があって、それを否定しているんでしょう。
難しいなぁ。
1293.jpg
日経の一例、17件のリストは載っていません

「きっと恋する六古薫」
中部から関西のやきものは、若年層を意識したと思われるポップ調。
確かに、年寄りの趣味みたいなところがありますからね。

「関門”ノスタルジック”海峡~時の停車場、近代化の記憶~」
これ、ゴロが良くて覚えやすいですよね。
旅と親和性の高い単語を使っているので、おでかけイメージも膨らむ。
福岡と山口は、今回の白眉。

「絶景の宝庫 和歌の浦」
和歌山さんは、手を抜きすぎ。
絶対に伝わらないですよ、こんな凡々コピーでは。手がかりすらないもの。

ということで、コピーライターのようなプロではなく、お役所が考えているんでしょうね。
コミュニケーションは「受け手の認識」がすべてなのに。
みなさん、発信者側のロジックになっちゃっているところが、何とも残念です。
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神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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