[1739] カメラを持たないカメラマンの話

~フリーランスライターがつづる、人生を楽しむヒント~

その人は、プライベートで出かけるとき、絶対にカメラを持たないそうです。
スマホやモバイルでも撮影しない。
なぜなら、「写真を撮ってしまうと、そのときの思い出しか残らなくなるから」。

彼の感覚では、シャッターを切ること = 対象を「記録」すること。
つまり、記録したものだけが、成果として残るわけです。
それと同様に、旅行などで風景を「記録」すると、それ以外の出来事が無かったものにされてしまう。
なるほどね。

そういえば、間違って押しちゃった写真を発見して、「こんなとこ、行ったっけ?」なんて思ったことはありませんか。
実は、それも事実なんです。
狙ったショットよりミスした一枚のほうが、得てしてリアルだったりする。

1739.jpg
ミスした例・・・某観光地の散策路には、枕木が使われていた

インスタを否定するわけじゃないですが、写真に熱中するあまり見逃しちゃっていることって、少なくないと思うんですよ。
何だろ。「撮る」っていう呪縛から解放されたとたん、いろいろなモノが見えてくるのではないでしょうか。

例えば、お目当ての飲食店があったとして、その両隣は何のショップでした?
ネコの島でネコを撮っているとき、現地の人は、どんな服装してました?
泊まった民宿はどんな立地に建っていたでしょう。記念撮影した外観しか思い出せないのでは?

そういう怖さが、写真にはあるのです。
いわく「カット」って言いますからね。写真以外の記憶がカットされるのもうなずける。
このG.W.。たくさんの思い出を作るつもりで、多くの真実がすり抜けていってしまうんでしょうね。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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