[220] 皇室には、なぜお年玉がないのか

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

新年を飾る話題として、『週刊ポスト』がネタモトとされる「お年玉ない皇室 故高円宮殿下は同級生羨ましかったと語った」という記事が、各所に引用されています。
皇室ジャーナリストが故・高円宮殿下に直接伺ったという内容で、一般の風習とは違った文化が垣間見えます。

そこで、これはどうしてなのかを調べていったら、おもしろい説を発見しました。
つまり、「お年玉」はもともと「御年魂」と書き、訪問客に対して、その家に迎えた新たな年神様のご威光をお裾分けするという意味があったようです。
おせち料理やお神酒なども、お客さんをおもてなしする「お年玉」の一種。そして、最後にお餅を持って帰ってもらう習慣が転じて、いわゆる「子どもたちへのお小遣い」に変わっていったんですね。

220.jpg
年末に某メディアでやった、1000円で作る「おせち料理」

この説がおもしろいと感じたのは、皇室に「お年玉」がなかったという事実と結びつくからです。
天皇家はすでに神様なのだから、お裾分けをもらうべき上位神がいない。
それに、訪問する側ではなくて、される側ですよね。

前述の記事によれば、皇室にはそのかわりに「お万那料(おまなりょう)」という行事があるようです。
その年の干支が生まれ年の干支と同じ皇族に、両陛下からご祝儀が贈られるのだとか。

そういえば、キリスト教に出てくる「神様が天から授けた食料」のことを「マナ」と言いますよね。
「お年玉」とどっかでつながっていたりして。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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