[2303] 最大限の努力って、もう、誰も信じないから

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

政治家がたびたび使う「最大限の努力」。
これって、実質、「手を抜かない程度に、そこそこやってます」くらいの意味しか持たないと思いませんか。
だって、本当に最大限だとしたら、ほかのことへ手が回らないはずでしょ。
余力があるということは、最大限じゃない。

この、鼻白み感があるもんで、商用文でも避けるようにしています。
「当院は、衛生管理に最大限の留意を図っています」
→まあ、病院だからね。当局から刺されないくらいのことはやってます。
この程度のニュアンスしか、込められないと思うんですよ。

じゃあ、どうしているのかというと、ごく普通の言葉を書いています。

春の芽生え
自然な姿こそ、力強さを感じることもある

患者さんに気持ち良く通ってもらうには、清潔さが何より。
特に、始めて来院される方は、衛生面を気にされるのでないでしょうか。
「ここなら安心」と実感していただきたくて、わたしたちは、目に見えない部分にもこだわっています。

文字数が増えますけどね。
でも、それに比例したメッセージが伝わるはずなんです。
やってもいない前提の「最大限」を使うより、気持ちや理由を置いておくことが大切。
器具の使い捨てウンヌンとか、患者さんごとに取り換えるとか、そういう細かな話は、むしろ要らなくなってきたりする。
というか、どこもやっているので、置く意味がないわけです。
少なくとも、それが「最大限」ってことじゃないだろうと。
コアにくるのは、あなたたちの気持ちだろうと。

話は戻って、政治家の「最大限」。
何か、こう、見ていて目を伏せたくなってくるわけですよ。
気持ち入ってねぇなと。
よく、そんなこと言ってられるなと。
慣れちゃってフォーマット化しているんでしょうね。
その時点で、最大限じゃないわけですが。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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