[2105] アンケート回収方式の記事で気をつけること

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

記事のなかには、広告費のかからないものと、出稿するタイプのものがあります。
前者の代表例としては、事件の記事など。
あれは、犯罪者がスポンサーをして書かせているわけじゃない。
よって、ある程度、ライターの意のままに書けます。
「自分がベストだ」と思う文章でいいわけです。

一方の後者。
お金が絡んできますから、「自分がベストだ」ではなく、「スポンサーがベストだ」と思うものを書かなきゃいけない。
取材が伴う場合はまだ良くて、対象者の温度が体感できるため、そんなに難しくありません。
しかし、アンケート回収などで進める場合は、意外と手こずるんです。
「こんな情報、要らないだろ」と思われる内容が、多々あったりします。

この「要らないだろ」という判断は非常に微妙で、スポンサーからしたら、その一文を入れたいがために、お金を払っていることがある。
かつてあったのは、「お年寄りに、大変喜ばれた」といういきさつでした。
自分としては、そんなことにクドクド文字数を割くより、一般読者から見たメリットを入れ込むことの方が、重要に思えたのです。
しかし編集は、「これが言いたかったんでしょ」という判断をしました。お年寄りのいきさつに、費用をかけたんだと。
この視点、ペイドには欠かせない配慮かもしれませんよね。

野原に放置されたボーリングピン
無意味と思われるものでも、費用をかけているなら、意図があるはず

お金が絡む記事の場合、ライターのベストを目指してはいけない。
少し前にはやった、「忖度」をする必要がある。
スポンサーが望んでいる内容をほんのちょっとだけ上回るあたりが、満足につながるゴールとなるのでしょう。

じゃあ、じゃあ、アンケート丸まんまで、多少美化してあげればいいのかというと、そういうものでもない。
スポンサーはヨシとするかもしれないものの、編集者が黙っちゃいません。
なぜなら、スポンサー目線に偏った記事ができてしまうから。
何のために、フィーを払っているんだと。

難しいですよ、コレ。
フィーが低い事案なら、そこまで考えている編集なんていませんから、どうにでもなる。
そうじゃなくて、文字あたり10円ももらっている媒体だと、10円なりのクオリティを出さなきゃいけない。
ちなみに、今回のブログの文字数にして、約1万円もらっている計算です。
丸まんまじゃ、さすがにヤバかろうと。
そこで、スポンサーの公式サイトをのぞいて意をくんだりするんですけども、そうすることによって再び、「こんな情報、要らないだろ」感が醸し出されてくる。

正解なんて、たぶんないです。
非常にキビシー、頭がパンクしそう。
ひどいときなんて、1000文字に5時間かかりました。
まあ、だからこそ、フィーがいいんでしょうけど。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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