[2205] 横浜市長選の投票率低迷は、旅人と観光客が多いから

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

この間、人を「住人」「観光客」「旅人」で分類する方法についてご紹介しました。
地域に縛られている人・・・例えば、この道50年も続く中華街の店主なんかは「住人」。
たまたま住んでいる人・・・都内に勤めていて、町田でも浦和でも良かったんだけど、何らかの理由で横浜に住んでいるような人が「観光客」。
通過途中の人・・・実家が九州で、合格した横浜の大学寮に住んでいるような学生は「旅人」。
さて、彼らは、どれだけ政治に関心を持つでしょうか。

わかりやすいのは、通過途中の「旅人」。
カジノ法案なんて、在学中には具現化しない話ですから、論点になり得ない。
彼らにとっては、かなりどうでもいい話題。
次に、たまたま住んでいる「観光客」ですが、彼らは2通りに分かれると思うんです。
それは、転勤や子どもの進学などの可能性を残す「純観光客」と、ある程度のライフステージが固まってきた「住人予備軍」。
比較的若い「純観光客」は、政治に関心を持たないでしょう。
最後の「住人」は、自分の住む場所がすべて。

さて、ベッドタウンかつ観光地の側面を持つ横浜って、「住人」がどれだけいるんでしょう。
横浜市長選の投票率は、そのまま「住人比率」だと思うんですよね。

横浜市長選の投票率推移グラフ
グラフと記事の内容は『カナロコ』参照

09年の投票率が高かったのは、衆院選と絡まっていたから。
「旅人」や「観光客」も日本人なので、国策を問う選挙に出向いたのでしょう
一方、地域性を問う市長選には、関心が無い。
そんな推測が、容易になり立ちます。
つまり、「住人の心」をいかにつかむかが大切。

なのに、今回の選挙対策は、若い世代の流動票を囲い込む方向らしいんですよ。
つまり、「観光客」「旅人」ファーストだと。
もし地方都市なら、地元の大学や地元の企業を選ぶ人もいるでしょうから、「観光客」「旅人」ファーストが成り立つかもしれない。
しかし、横浜は違うでしょ。
本当に横浜が好きで、横浜を選び、横浜の将来に関心のある層は、「住人」ですよね。
カジノに賛否しているのも「住人」だし、子育ての安否を分けているのも「住人」。
国政選挙とは、そもそものロジックが違うんです。
「住人」やその勤務先が多い都知事選とも異なる。
これはね、もともと3割しかないパイの取り合いなの。そこが当落を分ける。
当たり前のことだと思うんだけどな。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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