[321]土地感、土地鑑、土地勘

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

霊感、ヤマ勘、第六感。
この場合のヤマ「勘」は、戦国時代に活躍した武田軍の軍師、山本勘助(やまもとかんすけ)に由来するといわれているので、これでいい訳です。

ところが、ヤマ勘以外にも「勘」を使う表記がありまして、土地勘なんかが代表例です。
もちろん人名ではなく、季節感など一般的には「感」を用いるコトバが多いので、土地感でも間違いではないようです。
ちなみに、「共同通信社のハンドブック」では、『土地勘』を推奨。マスコミで統一すべきという立場を取っています。

ところが、ある日読売新聞を見て、ビックリしました。

321.jpg
例の暴行犯の脱走事件、内容よりコッチの方が気になってしまった

「鑑」は鑑定や図鑑などに使われるように、玉石が混ざっている複数の状態から、1つの正解を「見つけ出す」ときに使われます。迷子になって正しい道を探していたとしたら、まぁ、なくもない使い方。でも、このときは違う(と、自分では思っています)。

「勘」は、地図によらず、人間の感覚や記憶でロケーションをかぎ分けるニュアンス。「共同通信社のハンドブック」も推奨しているし、最もスッキリする(と、自分では思っています)。

「感」になると、地理感というように、訳知った事情がありそう(と、自分では思っています)。故郷であったり長く住んでいたりしたら、使ってみてもいい。

なのに、読さん、ズバっとやっちゃった。
うーん、悩んだ上で使ったのか、何か意図したところがあったのか、ぜひ記者に聞いてみたいですね。

ちなみに、開放感を感じるなどのように感がダブルときの必殺技は、「覚える」です。
違和感を覚える、シズル感を覚える。
そう考えると、土地感は違うかな。覚えないもんな。
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神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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