[2307] わかりやすさと正確さは反比例する

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

標題の件。
以前にも書いたと思いますが、ちょっとしたジレンマに陥っているので、また、取り上げてみたいと思います。

きっかけは、骨の再生治療について取材したときのこと。
詳しく説明すると論文になってしまうので、ここでは、骨をくっつける接着剤のようなものがあったとしてください。
で、最新の接着剤は、液体ではなくて半固形状に加工することができるんだと。
だから、好きなところへパテのように盛れるし、糸で縫い付けることもできる。
これを自分は、「とろけるチーズ」に例えたわけです。
溶けたチーズは流れていってしまうけど、冷めた状態なら狙った場所にとどまっているじゃないかと。

これを先生は「正確じゃない」とおっしゃるんですな。
内容としては合っているんだけど、このままの表記じゃ載せられないとのこと。
そりゃ、チーズと医療素材は違いますよ。
それをわかりやすく伝えるのが「例え」なのっ。
まあ、いくら言っても伝わらないわけです。

手作りカレーピザ
余りものによる手作りカレーピザの茶濁

ペイドやサイトコンテンツの場合、最終的な校正は取材元が行いますよね。
そうなるとですね、得てして、わかりやすさより正確さが重視されます。
おそらく、変な誤解を持たれるのが、何より嫌なんでしょう。

さらに、編集者が業界ズレしていて、「出稿者がいいって言うならいいじゃないの」というスタンスを固持していると、もはや手が付けられません。
特にこの傾向は、医業や士業のような専門性の高い媒体で顕著になるようです。
もう、一見しただけだと、何が書いてあるのかわからない。

ライターとしては、意をくんでわかりやすく伝えたいわけですよ。
でも、Webのような無料のメディアでは、お金のやりとりを編プロと取材元でしか行いません。
すると、どうしても、お金の出所の意向を優先するようになります。
書籍でも、ページの販売で収支が成り立っているような仕組みだと、一緒ですよね。

そんなことで、最近、納得できない仕事ばかりしています。
少なくとも、ニホンゴを書いていないです。
私見ですけど、条件のいい案件ほど正確性を求めるので、ニホンゴから離れていきます。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

お仕事のお問い合わせ
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

最新記事
カテゴリ
お世話になっているサイト様
最新コメント
最新トラックバック
コトバカウンター
special thanks to
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR