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[2435] 物語より腕自慢

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

最近、ネタが偏ってきましたね。
だって、仕事のほとんどが、歯科の書籍とAGAですから。
あと1カ月は、こんな状態が続くと思われます。

さて、歯科の書籍で取り組んでいるのは、「医療本をおもしろくする」ライティング。
医療内容より、現場で起きている物語を掘り下げていこうという内容です。
書籍自体の置き場も、一般誌のコーナーをねらっていきます。

取材時における各センセーの反応は、おおむね好意的。
とくに歯科の場合、健康な人がその状態を守るために通院しはじめているので、治療のことを書いても刺さらないわけです。
フツーの人には、フツーの物語が利く。
その一方で、「物語より腕自慢」というセンセーが、どうしてもいらっしゃるんですよね。

眞葛焼の置物
腕自慢という茶濁でございます

わかんないかなぁ。
フツーの人がこうした精緻な置物をもらったって、かえって困っちゃうわけですよ。
同様に、無切開インプラントが受けられるって言われても、ピンと来ない。
そんなことより、「へー」という驚きとか、「そういうことなんだ」みたいな気付きが重要だと思うんですけどね。

例えば、カリフォルニア州の人たちは、自分の家よりキレイなクリニックにしか足を向けないそうです。
なぜなら、患者じゃないから。
なんでわざわざ、劣悪な場所へ行く必要があるのか。
フツーの人がお金を払ってまで腰掛けるソファって、病院チックな業界ソファじゃないだろ。
つまり、すべてにおいて、「comfortable」さ・・・日本語だと「快適」なんですけど、「費用に見合う」「それ相応」というようなニュアンスが混ざります・・・が求められるんです。
施設側も、友人として隣人として、お出迎えする。もはや、医師と患者の関係ではありませんよね。
日本でも、いずれ、そうなっていくんでしょう。

にも関わらず、無切開インプラントなんかを推してきますからね。一部のセンセーは。
技術は最新でも、発想が遅れてるなぁって思います。
そういう医院に限って業界ソファだし。
もちろん、書籍に収納しているのは、カリフォルニアのような物語とそれを実践している医院の話です。
読んでいておもしろいでしょ。
少なくとも、無切開インプラントよりは。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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