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[2436] ライターというポジションは、バッターというよりキャッチャー

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

「感情的で、少しクセのある人なので、気をつけてくださいね」

取材前、担当からそんなアドバイスを頂戴することがあるものの、苦手じゃないんです。そういう人。
良く「釣り」に例えることがあって、むしろ、どういうエサを投げると効果的なのかがわかりやすい。
ワームだと反応が鈍いけど、クランクベイトなら100パー食いつくな・・・ってな感じですかね。

また、感情的イコール怒りやすいってことでもないようです。
表現がストレートなだけ。
だから、「なるほど、そこは逆なんですね」みたいに、そのまま受け入れば問題なし。
単にスピーカーが壊れていて、大きな音しか出ないだけ。

まあ、そんなふうに説明しても、なかなか理解してもらえなかったのです。いままでは。
ところが、ある日のこと。
どうやら彼ら担当は、バッターの心理でインタビュイーを見ているんじゃないかと。
そんなことに気付きました。

野球の道具イメージ
何も申しません、茶濁です

改めて、インタビュイーがピッチャーだとします。
「緩やかなカーブだったら何とかなるんだけど、ストレートが来たら怖えぇな」
そんなふうに考えるのは、バッターなんですね。

対するライターは、
「緩やかなカーブだと意味が取れないから、ストレート投げてくれないかな」
って考えます。
微妙なスライダーの場合は返球して、ストレートを要求する。
「それは、誰に対する誠意なんですか、お客ですかスタッフですか」
「スタッフなわけねぇダロ」で、ズバーンと答が見える。
球筋、走ってます。反応バツグン。

次は、外角低めに投げてもらいましょうか。
「一言で誠意って言ってもいろいろありますが、手を抜かないってコトですかね」
「手を抜かないなんて当たり前なんだよ。そうじゃないの、客の要望していることを言われる前にヤルってことなの。それが誠意なの」
ズバーン。いいですね。
「言い換えるなら、共感力を軸にした先読みする力でしょうか(誠意じゃねぇじゃん)」
「そう。だからね、ボクたちはクドクドクドクド・・・」

この辺までかみ合ってくれば、一丁上がりってなもんで。
だから、全然、怖いと感じたことはないんです。
球が速ければ速いほど、いいインタビューだなと思います。
何せ、キャッチーですから。
ライターはピッチャーに投げさせるのが仕事で、打ち込もうとは考えていません。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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