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[2150] リサーチで欠かせない、取材リスクの精査

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

執筆のオファーを受けたとき、その日のうちには即返しないようにしています。
なぜなら、リサーチしてみないと、どんな地雷が埋まっているかわからないから。
最近の例を出してみましょうか。

取材対象者は・・・検索エンジンにひっかかりたくないので、ボカシます・・・白い棒と黒い棒がたくさん並んでいる楽器の音を調整する人でした。
編プロから、具体的な人物が指定されています。
さて、一時間ほどリサーチを続けていくと、いくつか問題点が出てきました。

ホテルのロビー
本題の楽器は、この画のどこかにあります

その1点目は、国家資格がありながらも、腕・・・というか耳だけで勝負している人の存在です。
今回の対象者は、後者のタイプでした。
つまり、モグリとは言わないまでも、無資格に対する一定の反目が考えられるのではないかと。
読者の中には、そういうフィルターでモノを見る人が、少なからずいます。

2点目は、調整方法に関する地雷です。
この楽器の場合、1オクターブを12の棒で区切っているわけです。
1÷12は、0.8333・・・。
0.83333×12は、1に満ちません。
つまり、どこかのピッチを0.8333以上にしないと、厳密な1オクターブは作れないわけです。
本当はもっと細かな事情があるんだけど、ここでは、問題を単純化しました。
話を戻します。

この矛盾に対し、理想的なピッチを機械に計算させているのがデジタル派。現在の主流です。
他方、耳で聴き分けているのがアナログ派。
今回の対象者は、またもや後者のタイプでした。
つまり、「子どもの音楽教室と違う調整をやっている」と受け取られかねないわけです。
もちろん、プロ志向というか、アナログならではのメリットはあるんでしょう。
しかし、いま探しているのは、「どんな地雷が埋まっているか」。
記事にすることのリスクを考えなきゃいけない。
リスクはあと2点見つかったんですが、省略します。

さて、こうしたリスクの洗い出し。編プロがやるものなんでしょうか、ライターが気をつけるべきことなんでしょうか。
自分は、「言われたまま出て行って地雷を踏むのが一番の愚か」だと思っています。
その意味で、編プロに任せきりにするのは危険です。
一人でできることには限度があるでしょう。
「関わった人には誰にでも、ちょっとずつ、責任がある」
そういう話じゃないですかね。
結局、同じ職業の別人物へ依頼することになりました。

この編プロは、納期の1カ月半くらい前にオファーをしてくれるので、責任のシェアができます。
「納期3日後」なんて仕事は、「言われたまま出て行って、勝手に地雷を踏んでこい」ってことなんですよ。
そんなもん、怖くて請けられるわけがないじゃないですか。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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