[525]」逆ニノキンⅢ「高岡市美術館像」

~ニノキン・クロニクル【二宮金次郎像オマケコラム】~

着物なのに、左足が前のニノキン。
業界(何の?)的には、大正時代に寄贈された実質上の二号機、「愛知県豊橋市立前芝小学校像」が有名です。
彼の弟分である「愛知県豊川市立牛久保小学校像」も同様で、昭和初期の作。
ニノキンに限らず、まだ意匠がデフォルト化していない創生期には、こうした偏差が起きやすいものです。

1928(昭和3)年に「小田原原像」が作られると、その辺からプロポーションが固定化していきます。
では、その前はどうだったのか。

実は、「小田原原像」の故郷である富山県富岡市では、小学校という話を別にすれば、作品としてのニノキンは作られていたのです。
高岡市美術館のバックヤードで拝見させてもらったのがコチラ。

525.jpg
大正時代は、逆パターンだったんですね

そう考えると、前回紹介した「横浜市立子安小学校像」 は、キーファクターという気がしてくるんですよね。
大正時代に作られてないか? アレ。

細かいことを言うと、「小田原原像」の左膝に継ぎはぎがあるんですが、あれは高岡産の特徴といえます。一種の流行だったんでしょうね。
そして、「横浜市立子安小学校像」にもまったく同じものがある。
高岡で作られてないか? アレ。
そして、逆パターンということは・・・

う~ん、個人でできるのはここまで。
子安近辺でどなたかお金持ちの人がいたら、調査費用スポンサードしてくれませんか?
セッティングはこちらで全部整えます。
もしかしたら、「小学校に残る最古の金次郎像は子安にある」という史実が、世に残るかもしれません。
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神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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