FC2ブログ

[2357] 一原則と三大病、これだけで文章はきれいに整う

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

このところ細かいワーディングばっかりやってきたので、今回は、大きなところを取り上げます。
誰でもいっぱしのライターになれる、一原則と三大病です。
まず、一原則から。それは・・・、

「の」を除いて、同じ助詞を使わないこと

アマチュアにもっとも多くみられるのは「が」の多用です。
-歯周病が重症化すると顎の骨が溶けてしまうことがあります-
こんな日本語はありません。
-歯周病の重篤化により顎の骨を溶かしてしまうことがあります-
「名詞化」と「主客の目的格化」という技を使ってみたのですが、やりようは他にもあるはずなので、工夫してみてください。

もちろん、それなりに苦しみますし、時間もかかります。
でも、それが文章を書くということなのです。

「が」の重複を防ぐ新幹線のイラスト
親サイトで使っていたイメージ画像をそのまま流用

次は三大病に移りましょう。
その1 「しまうま病」。
これは、ひたすら「しまいます」を繰り返す病気です。
-虫歯になってしまうと、歯が痛くなってしまうだけでなく、歯を抜かなくてはいけなくなってしまう場合があります-
きっと、残念さみたいなニュアンスを打ち出したいんでしょう。
これ、まったく不要です。
-虫歯になると、歯が痛くなるだけでなく、いずれ抜歯を必要とするかもしれません-

その2「ルル病」。
ラ変の動詞をいくつも重ねる病気。
-制限する条件がある場合がある-
公文書でも良くみかけますが、一体、どういう了見なんでしょう。
-場合によっては諸条件により一定の制限を受ける-

その3「煮込み病」。
コトコト煮込んじゃっている病気。
-注意したいことは、言いなりにならないことで自分の意見が明確になることです-
是正例は省略します。「場合」とか「という事実」とか、言い換えはいくらでもあるでしょう。
ただし、場合そのものがかぶらないように注意してくださいね。

校閲の仕事をしていて手がかかるのは、主に、この一原則三大病です。
逆に言うと、これさえクリアできれば、セミプロになれる。
でも正直、少ないんだな。
たった、これだけでうまくなるのに。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

お仕事のお問い合わせ
カレンダー
11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール

てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

最新記事
カテゴリ
お世話になっているサイト様
最新コメント
最新トラックバック
コトバカウンター
special thanks to
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR