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[2164] ライターの資質-もう、その何回目かⅢ-

~ライターとか、やってます【文章で食べていく方法】~

最近、月曜日のこのコーナーを閲覧している人が多いようなので、繰り返しになるかも知れませんが、まとめておこうと思います。
ライターの資質についてです。

まず、書くことというより、話を聴くことが好きな人。
オシャベリが好きな人じゃありませんよ。
オシャベリは、会話の中に出てきた単語への条件反射です。
「話を聴く」というのは、そうじゃなくて、相手の言っていることを整理して聞き取る能力のこと。
つじつまが合ってなかったら、当然、理解するために聞き返します。
「炭火焼きと自然保護が自分の中でつながりきってないんですけど、どういう関係なんですか?」

次に、相手の言うことを“うのみ”にしない人。
キレイな言葉が出てきても、それでヨシとせず、真意や裏取りをしたいですよね。
「お客さんのために全力を尽くすって、具体的にどういうことですか? ほかと違う点は何でしょう」

要は、何一つ知らない読者に対し、具体的な項目や例を挙げて詳細に知らしめられる「材料集め」なんですよ。ライターに最も欠かせないスキルは。
書くのは、それができてから。

飲食店の取材風景
某飲食店の取材風景、3年前になりますか

さて、材料が集まったら、それをわかりやすいロジックで並べる。
ライターはすでに「事情を分かっている」側ですから、そのまま書くと、ロジックが一足飛びします。
あくまで、何一つ知らない人の立場で、緻密なロジックを練る。
結論先出しの演繹なのか、事象を並べてから結論に導く帰納なのか。
ちなみに自分が得意なのは、演繹です。
取材中、もっとも印象に残ったセリフを、記事の最初に置いていました。

「車の査定って、直前に洗車とか掃除をしても、あまり上がらないんですよ」

そうやって驚かせておいてから、周辺情報を膨らませるっていうのかな。
まっ、これは資質というより、テクニックですね。
資質に戻ります。

書く段階で必要なのは、とにかく「助詞力」。
「が」とか「は」とか「を」のような助詞を、1つの文の中でダブらせない。
ライターに求められるの「が」、助詞「が」かぶらないような文章「が」書ける能力・・・こんなのは論外です。
一見すると主語がわからず、読みにくいでしょ。
どうしたらカブらずに書けるのか。そこは苦しんでください、お仕事なんですから。

また、新聞を読みあさって、用例研究を積み重ねておきましょう。
メインなのかメーンなのか。
合わせてなのか併せてなのか、それともあわせてなのか。
とにかく、助詞や単語の一言一句に、それでなければならない理由がある。
少なくとも、誰かから聞かれたら、その理由が説明できる。
そこまでできたら、周りが放っておかないと思います。
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てつまる

Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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