[503]ニノキン初号期「明治神宮と掛川駅前像」

~ニノキン・クロニクル【二宮金次郎像オマケコラム】~

小学校の校庭でおなじみの二宮金次郎像は、そもそも誰が作り始めたのでしょうか。
答えは、岡崎雪聲(おかざき せっせい)という、明治から大正時代にかけて活躍した芸術家です。

彼は、小学校に建てようなどという気持ちは、さらさら持ち合わせていませんでした。
1910(明治43)年、「東京彫工会」という彫刻業界の技術大会のようなコンテストに、作品として出品したのです。

ところが明治天皇がこれをいたくお気に召し、御用品として買い上げることになりました。今では、明治神宮の宝物殿に保管されています。
なお、このレプリカが、JR掛川駅の駅前に設置されています。掛川には、二宮尊德の全国的なファンクラブ「大日本報徳社」の本部が置かれているからです。

503.jpg
掛川駅前に建つ、ニノキン初号機のレプリカ

初号機は、はかまタイプですね。
さて、岡崎雪聲はここで、重大な過ちを犯しました。
それは、金次郎に本を右手で持たせたこと、つまり左利き仕様にしてしまったんです。
後生、ニノキン像は、本を左手に持つのがデフォルトとなっていきます。したがって、「右手本」は、初号機を含めた初期特有の年代判定基準となります。その意味で雪聲は、貴重な手がかりを残してくれたようです。

次回は二号機を追って、愛知県へと行きます。
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神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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