[336]街作り、町づくり、まちづくり

~正解なんてない!日本語の選び方【文章作成のコツ】~

今回、いろいろと突っ込みドコロがあるんですが、まず「まち」。
多くの媒体社では、行政単位のように器質的な内容というか、住む人が感じられないものに「町」、
人が集まる場所を意味するときに「街」を使います。
中には、どっちでもいいから街と町が混在しないように、などという乱暴なところもありますが。

このことを前提にすると、「まちおこし」や「まちづくり」は、やはり「街」だろうと思うんですね。
ところが、実際のケースでは、オールひらがなにすることが多いようです。

336.jpg
「街造り」という使い方はしないが、そんな感じがする画の一例

これはどうしてだろうということを考えてみると、「街づくり」よりも「まちづくり」の方が、親しみやすいことに気付きます。
つまり、行政の事なかれ主義、つまり反対を封じ込めるワーディングとして定着してきたんじゃないかと、私は思っています。
5文字というのも、全体にバランスがいいですしね。

転じて「ものづくり」も平仮名で書くようになってきました。
そうなると、次に考えられるのは「ひとづくり」。夫婦の営みと教育を分ける意味でも有効ですね。
では、ヒト、モノと来たついでに、「かねづくり」はどうなんでしょう。

「収益性を高めるシステム」なんて堅い言葉を、「かねづくりにじっくり取り組む」に変えたとしても、逆に生々しいだけですよね。
それに、金閣寺のような「金造り」には、すでに異なったニュアンスがあるので、分化しないかもしれない。

結局、何が言いたかったかというと、辞書が役に立たなくなってきているということ。
コトバの変化が早すぎて、辞書に載るころには、別の表記になっている。
なので、気になるワードがあったら、「街作り、町づくり、まちづくり」のように並べて検索するようにしています。
それで、比較的多数のものを選ぶ。つまり、日本語に正解なんてないんです。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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