[239]18歳のオトナ問題、選挙権と投票権はどう違う?

~その記事、論点ズレてませんか?【ニュースの視点】~

集団自衛権問題など、憲法改正に若い世代の意見を取り入れようという、国民投票法改正案。
このまま行けば、参院でも可決されそうですね。
特に問題とも思えないし、いいんじゃないですか。
この前までは、そう思っていたんです。

ところがこれを、国民投票法の改正ではなく、選挙権で捉えているメディアがあるのです。
なぜかというと、オトナの境目については以前から議論が続けられていたこともあり、今回の国民投票法改正とは別個に、話題の投げかけをしているようです。

239.jpg
この場合は、2012年の放送であることに注意

いわく、諸外国の選挙権は、ほとんど18歳。
先進国で20歳以上となっているのは日本ぐらい。
だから、日本も18歳でいいんじゃないのというロジックです。

そういう話だと、根本が違ってきます。
若者に政治への関心を抱いてもらうことが必要だと。
現在の選挙は高齢者の投票率が高く、議題も介護や福祉に流れやすい。なので、約240万人いるといわれる18から19歳の世代を取り込んで、シルバー世代に対抗できるようにしようと。
そこまではいいと思うんですよ。

であれば、被選挙権の引き下げとセットで考えなくてはおかしい。
若い人が立候補できてこそ、そのターゲットが関心を持てる議題が掲げられるはずです。
ちなみに現行制度では、衆議院議員が25歳以上、参議院議員は30歳以上となっています。
選挙権を引き下げただけでは、ジェネレーションギャップが広がるだけですよね。

一方、ひとつの議題の是非を直接国民に問うのが、国民投票。
話が全然違っているわけです。
これをごっちゃにしているメディアがあるので、侮れない。
むしろ一般のメディアも、かつてから議論が行われていたことを前提に記事を書かないと、誤解を与えてしまうような気がします。
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神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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