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[3483] 地雷かもしれない、素人相手の闘病体験記

~記事はどのようにして作られるか【取材現場の裏話】~

ドクターへのインタビューではなく、素人相手の「闘病体験記」。
おかげさまで好評みたいで、本数を増やしていくそうです。
担当するメインのライターは、不肖、ワタクシ。
詳しくは言えませんけど、この編プロ、オニのようなことを考えてます。

その一方、打ち合わせで出ていたのは、「聞き手側の質」ですよね。
例えば、マスコミからの取材歴があったり、自分のブログなどを書いていて目に止まったりした方は、おおむね順調に進みます。
いきさつの整理が、自分の中で付いているからです。
他方で、「他人に初めて話した」クラスだと、どうしても論旨がまとまらない。

よくあるのは、こちらが聞いた質問に答えない人。
答えないというのか、質問の中に含まれたキーワードに反射して、意図と関係のないことを言いだすんですよね。
フツーにいます、こういう人。
そして、こういうタイプに限って、話しだすと長い。
だからね、整理が付いていないんですよ。

手彫りのミニ地蔵
100人いたら100人違うという茶濁でございます

その点で医師の場合、やはり資格というボーダーラインがありますから、最低限のところは一緒。
下方向のバラツキが出ないんですね。どんな医師でも、一定レベルが保てる。
もちろん、上方向は青天井です。話を聞いていて「この人すげぇな」と思うことしばし。
まあ、上積みは、しておけばいいんでね。
問題は、素人だと一定レベルが保てないということです。話を聞くまでギャンブル。

仮に百歩譲って、質を伴わない記事ができたとするじゃないですか。
それ、校正段階で、怒らないでくださいよ。
こちらとしては、「なんとか読み物にしている」んですから。
というか、怒るんだよね、確実に。

だって、素人なんですよ。
プロでもなく、アマでもなく、“インタビュー”とも無縁の世界で、「気ままなおしゃべりをしていた人」。
もっといえば、自分の言動に責任をもっていなかった人。
メディアの趣旨とか方針なんかに配慮しないもん、絶対。
友だちと電話するような内容を文字にして、それ読んで、どう思うかだな。
きっと、「あれもしゃべろう、これもしゃべろう」とか考えてたんだろうね。それ、全部要らないから。
聞きたいことに答えてくれればいいから。
プラス、付加情報として、おしゃべりはあってもいいよ。でも、おしゃべりがメインテーマじゃないんだな。
メディアなんですよ。意図があるの、方針も決まってるの。

量の対応をするようになったら、絶対に地雷踏むって。
きょうの打ち合わせでも言っておきました。
コチラ合わせができるインタビュイーを、事前に精査すべきでしょう。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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