[549]学校外ニノキンⅫ「高岡モンペ」像

~ニノキン・クロニクル【二宮金次郎像オマケコラム】~

何度も繰り返すようですが。
着物を着て、右足を前に出すのは、富山県に端を発する銅像の意匠。
モンペをはいて、左足を前に出すのは、愛知県の石材工らが始めた石像の意匠。
ところが、富山県の震源地でもある高岡にも、モンペ像はあるんですね。
しかも、民家の軒先。

549.jpg
足はほとんど平行、瀬戸物のように見えますが、金属製です

高岡市には金屋町(かなやまち)というところがあって、江戸時代に7人の鋳物師を招き、武器や農具の製造に力を入れたとされています。
後に、井上江花(いのうえこうか)という記者が『銅像論』を記し、木造からの脱却が図れたのは、こうした下地があったからなんですね。

「富山サッシ」といった金属加工メーカーがこの地に多いのも、この影響だと思われます。
最も、ここまで時代が近くなると、中国との貿易の便といったほかの要素も加わってくるのですが。

話は戻って、このニノキン。
帯ではなくて、腰ひもですね。結び目もない。
芝も大きく2束になっていて、なかなかユニークな造作がうかがえます。
総じて、オリジナル性が高いですね。

写真からはわかりづらいですが、足の後に、倒立を支える補助板のようなものがあります。
これは石像固有の特徴といえるもので、元になるデザインがあったんじゃないかと、私はにらんでいます。
それに、全体的に動きが無く、突っ立っているような感じ。つまり、高岡デザインの銅像ではなさそうです。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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