[553]小学校ニノキンⅡ「南足柄市立南足柄小」像

~ニノキン・クロニクル【二宮金次郎像オマケコラム】~

本ではなく、ワラジを持つ像というのが、いくつか確認できています。
508 で紹介した「神奈川県箱根町立湯本小」像もそうですね。
これらは、ニノキンが幼少時、世の中の役に立ちたいと考えてボランティアをしていたというエピソードを元にしています。

では、こうしたオリジナルをどうやって作ったのかというと、それこそ逆に、高岡へ頼らざるを得なかったわけです。
そんな技術とヤル気は、ニノキンの産地しか持っていませんから。

553.jpg
「南足柄市立南足柄小」像のケツには、制作者の名前が彫られている

この「丹長」というのは、富山県に住む原形師の慶寺丹長のこと。
ちなみにこの人は、小田原原像も製作しています。

同像の設立は1958年とのことですから、高度な製作技術が普及してもなお、「ニノキンは高岡で」という意識があったんでしょうね。
もしくは、丹長がある種のブランドのように扱われていたのでしょう。
「慶事家に在らずは、ニノキンと認めず」みたいなことになっていたとしたら、ちょっとおもしろいですよね。

この人が手がけると、ワラのディテールとか、ヒザの継ぎ当ての部分とか、結構いい仕事をしてきます。
で、オチがあって、ちゃんと「本」を懐に入れているんですね。
この、ジョークというかひねりというか、プロが持つ余裕がいい。
なるほど、ほかにまねできないわけです。
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Author:てつまる
神奈川県を中心にフリーで活動しているライターです。
超IT系を除き、医療・各士業・経営者・アスリートへの取材、アーティストプロモート(情報発信)、イベントレポなどを手がけています。

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